【Cloud9】could not connect to the EC2 instance. ステータスエラーで使用できない

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エンジョイ AWS!
サーバーワークス エンジニアの伊藤Kです。

実に1年半ぶりのブログ投稿です。
小ネタですが、自分が少しハマった & 意外とサーバーワークスで誰も書いていないので書きます。

Cloud9 環境作成時にエラーが出た話です。

ステータス「エラー」で使えない

公式ドキュメントの要件を満たしていることを確認します。
※ 今回の事象の原因についても、ドキュメントの要件に書いてあったかもしれません。私は気づけませんでした

マネジメントコンソールから [環境を作成] ボタンをクリックして Cloud9 環境を構築します。

パブリックサブネットを指定して、作成のボタンをクリックしました。

ずいぶん出来上がるまで長いな、と思ってましたが気長に待ち、気づいたら ステータス : エラー で失敗となっていました。

「ライフサイクルステータス」の「作成に失敗」にカーソルを当てると、図のメッセージが表示されました。

Cloud9 could not connect to the EC2 instance. 
Please check your VPC configuration and network settings to troubleshoot the issue.

「CloudFormationに移動」のリンクをクリックして CloudFormation コンソールを見に行くと、スタック自体はエラーなく CREATE_COMPLETE になっています。

原因と対応

構築先として指定したサブネットの「パブリック IPv4 アドレスを自動割り当て」が「いいえ」だったのが原因でした。

サブネットの「アクション」メニューから「サブネットの設定を編集」を選択して、パブリック IPv4 アドレスを自動割り当て を有効にします。

有効にした後は、エラーとなっている Cloud9 の環境を削除し、再度新たに環境を作成します。

今度は正常に作成されました。

ちょっとやってみたこと

わざわざ作り直さなくても、サブネットの設定を変えた後に、停止している EC2 インスタンスを起動させればエラーが消えるのでは? と試してみましたが、EC2 インスタンスが起動された後もエラーは消えませんでした。
詳しく調べてはいないのですが、ENI が作成される際にエラーとなる設定が既にされてしまっているのかなと推察。

それでは、楽しいAWSライフを!

伊藤K (記事一覧)

おっさんエンジニア。

甘いお菓子が大好きですが、体重にDirect Connectなので控えています。

「エンジョイ AWS」を合言葉に、AWSを楽しむことを心がけています。