はじめに
技術広報のitoken1013です。こんにちは。
今回はScrum Fest Osaka 2020に登壇しました新卒エンジニアの樋口(@YokoHiguchi1)からの登壇レポートを紹介させていただきます!
Scrum Fest Osaka 2020について
スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場 として毎年開催されているScrum Fest、今年は初のオンライン開催となりました。
当日はDiscord上で運営が行われ、登壇者はZoomから発表を行う形式でした。
www.scrumosaka.org
イベント詳細はこちらで紹介していますので、参考にしていただければと思います。
ちなみにラクスもスポンサーとして、イベント協賛をさせていただいておりました。
tech-blog.rakus.co.jp
樋口のイベント後記
今回のイベントに登壇しようと考えたきっかけ
今回Scrum Fest に登壇しようとした"きっかけ"は
自分で得たものをアウトプットすることで、悩んでいる人でも、何かを感じてほしい
と思ったからです。
以前の私はスクラムに関わらず、「ふりかえり」と呼べるもの全てに対して何故必要なのか、そもそも「ふりかえり」が何なのか分からない状態でした。
でも、分からないと思ったものは自分の中に落とし込むことが大事と考え、様々な人と会話してアウトプット・インプットを繰り返し、自分にとってふりかえりとは何かを考えてきました。
その際に得たものはきっと自分だけのものではないし、私のように悩んでいる人がいるのなら、私が発信することで何かを感じ取ってもらえるのではないか。
そう思い、登壇を決意しました。
発表テーマ「ふりかえりが重要ではない!?ふりかえりの活用方法について」を選んだ理由
「ふりかえりが重要ではない」という文字が、今回の登壇に至るきっかけでした。
私は合宿イベント LED-Camp の運営に携わっています。
ここでは参加者にふりかえりを重点的に教えたのですが、LED-Camp が終わった後の参加者アンケートの中に「ふりかえりは重要ではないと考えている」と回答がありました。
その回答が私の中に残り、「何故、ふりかえりは重要ではないのだろう?」と考えていたら、ふりかえりは何故必要か、ふりかえりはそもそも何であるか、が私自身も全く分からなくなってしまいました。
この「ふりかえりが重要ではないと考えている」という言葉が
ふりかえりとは何かを改めて考える機会となり、このタイトルを選ぼうと決めました。
初めてのオンライン登壇
初めてのオンライン登壇は、ひとことで言うと”楽しかった!”です。
オフラインでは相手の顔を見ることができるため、その場の空気感によって話すスピード等を調整することができますが、オンラインだと1人で喋っている感覚があり、本当に相手に伝わっているのか?という疑問がずっと付きまとい、初めての感覚で最初は不安と緊張しましたが、 とても新鮮でいい経験ができました。
また発表中に参加者の方々からの意見がチャットで見られ、フィードバックをその場で受けるという感じはすごく面白く、その際はオフラインよりも参加者と距離を近くに感じ取れたのがとても良かったです。
今回の登壇を通じた学び・発見
たくさんの学びがあった取り組みでした。
まず登壇が決まってから、私にとってのふりかえりは何かをより一層考えるきっかけにもなり、資料を作成しながらもふりかえりについて考えることもできて、すっごく楽しかったです!
登壇後は参加者の人達にJamboardの付箋でアウトプットしていただいたのですが、付箋にはびっしり私の話から学んだこと、疑問に思ったことが書かれていました。
それを見て、発表して本当によかったなって。
アウトプットすることの大切さを改めて実感できたイベントでした!
終わりに
入社間もないタイミングでScrum Festへ挑戦した樋口の取り組み、いかがでしたでしょうか?
今回樋口が発表しました内容については、7/13(月)に開催される以下のイベントで再演される予定となっています。
ご興味のある方は、是非イベントへご参加いただけますと幸いです。
当社はこれからもイベント登壇やブログ発信など、エンジニアのアウトプット活動を活発に行っていきます!