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シンクライアント環境への取り組み

インフラチームに所属しております松本と申します。
当社のお客様サポートセンター内の業務作業環境は、
情報漏洩やセキュリティ強化を考慮し、約15年前から
タイトルにある環境を採用しております。

接続元機材は環境初期より、下記4点の特徴【コンセプト】
がある端末(筐体)を用いております。

1.記憶装置を搭載せず
2.単体で起動するOSでは業務遂行ができない
3.【画像転送型】シンクライアント方式に特化
4.端末ごとのキッティング作業が不要

また上記機材から接続する先は、時代とともに
オンプレミス環境のBladePCから仮想デスクトップ、
そして現在はDaaSへと変化しております。

接続元機材や接続先環境自体は、H/WやHyperVisorの
EOLもしくはEOSLごとにリプレースや見直しを行い、
事業継続を最優先に計画されますが、デスクトップOSの
寿命もこのリプレース計画に影響を与えます。

直近の当社は、これから約一年程度で以下対応を
順次進めるリプレース期間に突入します。
※以下の丸数字と色は、イメージ図に対応しています。

① 接続元機材更新(約7年ぶり要因はEOL)
  ※【コンセプト】に変更なし

② 接続先環境更新(約5年ぶり要因は利用中DaaS提供終了)
  ※約8年ぶりにオンプレミス+設計~構築も内製化
  ※自社資産化による柔軟なスケール変更への対応
  ※完全内製化による技術力の向上から、日々の安定した
   運用・保守だけではなく、迅速な障害対処を目指す   

③ デスクトップOS更新(Windows10のEOLまでに)
  ※無償期限:2025年10月14日
  ※有償期限(ESU):2028年10月(無償期限から最長+3年間)
  ※ESUとは「拡張セキュリティ更新プログラム」のことです

ご興味がある方、一緒にリプレースしましょう。

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