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スクラム初心者でも楽しめた!「Regional Scrum Gathering Tokyo」について紹介


はじめに


こんにちは。SHIFTの末藤と申します。
2023年9月にSHIFTにIT未経験で入社し、アジャイルサービス部に所属しています。

前職では6年間ほど接客業に従事しており、ITに関しては全く無知の状態で入社して約5カ月目に突入いたしました。

今回は、そんな初心者の私がRSGT2024に運営サポートとして参加させていただきましたので、イベントの感想や学んだことについて紹介いたします!

RSGTとは


そもそも、私が今回RSGTの運営のサポートをすると決まった時は 、RSGTってナニ?どんなイベント...? と、恥ずかしながら詳細を全く知りませんでした。

イベント詳細

  • Regional Scrum Gathering Tokyo 2024

  • 開催日:2024年1月10日~13日

  • 開催場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター

RSGTとは

スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場です。

[参考]Regional Scrum Gathering Tokyo 2024

つまり、普段アジャイル開発やスクラムに関わっている人が集まって 交流・意見交換をしましょう!という場です。

現地だけでなくオンラインでも開催されていて、セッションの様子が配信されており、後からセッション内容を見返すことも可能です。

DAY1からDAY3の3日間開催でしたが、私はDAY1とDAY2に参加させていただきました♪

会場の様子


各セッションの間の時間や、休憩時間には参加者の方が廊下やホールで 皆さんわちゃわちゃと交流していてとても賑やかな印象でした!

セッション中は、オンライン会場のチャット内でセッションの感想や意見がセッションと同時進行で ぶわぁーっとすごいスピードで投稿されていて、現地で参加できない方でも会場と同じ雰囲気で楽しめそうだなと、驚きました。

参加者の層は幅広く私のように初心者からベテランの方まで、年齢関係なくみなさん交流されていました。中には大学生の方もちらほら!

それぞれバックグラウンドは違いますが、アジャイル開発やスクラムに対する 熱意は同じだからこんなに盛り上がっているんだなぁと、思いました。 参加者は首から名札をぶら下げていて、名札の下には自分のことをアピールできる タグを付けることが出来ます。

私は初めての参加なので「First Time Attendee」のタグを!

他にも持っている資格や自分の役割、住んでいる地域のタグがあり 初めましての方でも、このタグを見ると会話が広がりますよね😊

私は自分と同じ「First Time Attendee」タグをつけている方を見かけると 勝手に親近感を感じていました(笑)

私が参加した講義


たくさんのセッションがあり、どのセッションなら自分にも理解できるかなーとスケジュールを確認すると各セッションに「Beginner session」(初心者セッション)または「Intermediate session」(中級セッション)の表記があり、見分けやすかったです。

私はBeginner sessionの中から、 風間 裕也さんの「シフトレフト、シフトライト 両面から商品開発に取り組んでみた」 というセッションを聞くことが出来たのでそこで学んだことをまとめます。

講義詳細は下記からも確認いただけます。

できるだけ大きなアウトカムが得られるように、シフトレフトとシフトライトの両面から製品開発に取り組んだお話   

まず私は、このセッションを聞くまでシフトレフト・シフトライトってなんだ、、、?状態でした。

シフトレフトテストとは
開発サイクルの早い段階(実装する前や設計段階)でテスト活動を実施すること。 これによりバグを未然に防ぐことが出来て、手戻り作業や追加コストを発生しづらくすることが出来ます。

シフトライトテストとは
テスト活動を開発・リリース後に実施すること。リリース後の調査やユーザーからのフィードバックをもとに、品質を改善することが出来ます。

この画像のPlan,Blanchの際に行うテストをシフトレフトテスト Release以降に行うテストをシフトレフトテストと呼びます。

機能を開発したところで、それが本当にユーザーの問題改善につながっているのか?という疑問点を解消するために、風間さんたちはシフトレフト・シフトライトのどちらかではなく、両方を取り入れて開発を進めたということでした。

アウトプット(機能をリリースすること)を重要視してしまいがちですがアウトカム(価値を提供すること)を意識するには、 テスト活動を1つのフェーズとして行うのではなく チーム全体で開発をしながらテストも共にに実施していき これらを個々に行うのではなく、ループさせることが大切とのことです。

驚いたのは、シフトライトテストでは実際にユーザーが機能を使っている場面を観察して 気になった点をメモして改善されたそうです。

ユーザーが暗黙的に使いづらいと感じた点や、データだけでは気づけない情報を この方法で調整することができ、結果的にリリース数か月後も、障害発生0件、お問い合わせも数件のみだったそうです!

このセッションを聞いた感想

SHIFTに入社してからテストという存在を知り、テスト=1つのフェーズだという風に認識してしまっていました。 今回学んだのは、テストは1つのフェーズというよりも、シフトレフトテストで問題の早期発見により時間の短縮が実現できたり開発を効率的に進め、シフトライトテストで気づきやフィードバックを次の開発に活かすというのをループして行うことが大切であり、「機能による価値の提供」といったものを早く・継続的にというアジャイルのポリシーに繋がるのだということを学びました。 不慣れな私は、「価値の提供」という部分をうっかり見失ってしまいそうなので気を付けます!

RSGTに参加してみて


参加する前は、こんな入社したての自分がイベントに参加して良いのかな楽しむことが出来るのかな、と不安な気持ちでいっぱいでしたが 結果、とっても楽しめました!!

日本だけでなく、海外でも活躍されている方の貴重のお話を聞くことが出来ました。 これまで、社内でしかアジャイル、スクラムについて学ぶ機会がありませんでしたが RSGTに参加してみて、たくさんの企業・人がスクラムに対しての考え・熱意があることに感動しました。

そのうちの1社として、SHIFTが存在していて自分も今後関わっていけることが嬉しいですし、まだまだ初心者な私ですが皆さんのように活躍できるアジャイルQAになるぞ~と思えました。

最後に


まだアジャイル開発に携わってないけど興味のある方、初心者の方でも 誰でも、参加するとスクラムの魅力に引き込まれると思いますので 機会があれば是非参加してみてください✨

最後まで読んでいただきありがとうございました。


執筆者プロフィール:末藤 雅子
6年間航空会社で接客業務を経験し、IT未経験でSHIFTに入社。 前職で培ったお客様目線をSHIFTでも活かせるよう、日々勉強中です。 最近は料理にはまってます。どこでもすぐ寝れちゃいます。

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PHOTO:UnsplashJonas Jacobsson

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