ワンキャリア×PR TIMES Tech Talk Night振り返りレポート
こんにちは!
DevRelチームの中西(@nana_nigiiro)です。
2023年9月29日に、株式会社PR TIMES様(以下、PR TIMES)とワンキャリアとで2回目の合同勉強会「ワンキャリア x PR TIMES Tech Talk Night」を開催しました。
今回はオフラインかつ、社外の方も参加可能な形で実施いたしました。
1回目の勉強会に関しても、記事にまとめていますので、もしご興味あればご覧ください。
今回の記事では、イベントレポートとして振り返りを行いたいと思います。
ライトニングトークのサマリや、運営目線での振り返りについてまとめております。
勉強会の概要
1回目の勉強会と同様、PR TIMESから4名、ワンキャリアから4名の合計8名がライトニングトークを行いました。
発表は各自、①AI関連、②AWS関連、③日々の業務での知見や経験関連、の3つのテーマの中から選択する形式で実施いたしました。
弊社側の発表内容について順に振り返ります。
「LLM登場までの深層学習の歴史を振り返ってみる」 長谷川
テーマ「AI」では、弊社データサイエンティストの長谷川が登壇しました。
2018年の事前学習モデル(GPT・BERT)の登場から、2020年のスケール則の発見を中心に、深層学習の歴史を振り返りました。
発表内容に関しては、テックブログにて後日まとめる予定です。
2018年以前の深層学習の歴史に関しては既にテックブログで公開しているため、興味のある方はこちらをご覧ください。
「AWSのコストを正しく把握するためには?〜AWSのコストの種類についてまとめてみた〜 」 野田
テーマ「AWS」では、弊社コーポレートエンジニアの野田が登壇し、
Reserved Instanceや Savings Plansの購入時のコスト表示について解説しました。
具体的には、AWSコスト管理カテゴリやコスト分析サービスの使い分けなどについて言及しました。
休憩時間や懇親会の時に数名の方が質問に来るなど、参加者に非常に好評でした。
「「Shisho Cloud」を使って、AWSリソース設定のリスク診断をした話 」 蟹
「日々の業務で得た知見・経験」のテーマ枠では、セキュリティエンジニアの蟹が登壇しました。
AWSのセキュリティ対策の一つである、リソースの設定不備防止をテーマにお話ししました。
その中で、Cloud Security Posture Management(CSPM)の一つである「Shisho Cloud」を実際に使ってみた使用感などについて合わせて説明しております。
詳細は以下テックブログをご覧ください。
「トランクベース開発を推進した結果、チームの生産性と開発者体験が向上した話」田中
同じく「日々の業務で得た知見・経験」のテーマ枠では、テックリードの田中が登壇しました。
生産性を向上させ、デプロイまでのサイクルを短くすることを目的に、トランクベース開発を取り入れてみた結果についてお話ししております。
トランクベース開発を取り入れる中でルール化したことや、実際どのような結果になったのかなどを解説しました。
詳細が知りたい方は以下のテックブログをご覧ください。
DevRel(運営)としての振り返り
参加申し込みも多く、当日も交流会含めて盛り上がったため、イベントとして無事に成功を収めることができたと感じています。
一方で、今回はオフラインかつ外部の方も参加可能な形式で開催したため、思った以上に準備が大変でした。
実施場所の提供や設営をPR TIMES様が担当してくださったため、当日の負担は少なかったものの、飲食物の手配や外部の方にも興味を持ってもらえるようなテーマ設定など、イベントが良くなるようにどうすればいいのかは常に悩んでいました。
また、外部の方も招くため、登壇者の資料や発表のクオリティを担保したく、早い段階から入念に準備を進めていました。
今回のイベントに際して、特にやって良かったなと思っていることがあります。
それが、外部登壇用のスライドテンプレートの作成です。
今までも個人でイベント登壇するメンバーはいたものの、組織として自社イベントや共催イベントを実施していくことになったのは、2023年の7月ごろからです。
そのため、エンジニア用のスライドテンプレートはなく、各自、自由なフォーマットでスライドを作っていました。
そのため、どうしても組織としての統一感が無い状態でした。
弊社のブランドイメージを外部に発信していくためにも、まずは使用頻度の高いスライドのテンプレートから改善することから始めてみました。小さな変更ではあるものの、組織としての一体感が生まれ、「ワンキャリアらしさ」が自然と生まれるようなスライドテンプレートができたのではないかと思います。
私自身、今まで何度かイベント登壇させていただく機会があったのですが、企業全体、もしくはエンジニア組織で統一したスライドを使っている方を度々拝見し、非常に洗練されているように感じていました。
特に、同じ企業から複数人登壇する場合は、組織としての一体感を感じやすいため、聞き手の印象に残りやすいです。
実際に、今回のイベントではスライドを統一して実施してみたところ、社内からも「スライドのレイアウトをいつも悩んでいた。テンプレートのおかげで制作時間が短縮できた。」など良かったとの声を多くいただきました。
もし、今後イベント登壇といった組織で外部発信を積極的に進めようと考えている担当者の方は、早い段階で検討いただくと良いかもしれません。
終わりに
まずはじめに、共同でイベントを実施してくださったPR TIMESの関係者の皆様にあらためてお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
また、ワンキャリアでは今後も自社開催、他社共同でのイベントを実施していく予定ですので「ウチとも何か一緒にやりませんか?」という企業様がいらっしゃれば、中西(@nana_nigiiro)までお声がけください!
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