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【花卉PJT続編】「できないとは言わない」1つの町を巻き込むプロジェクトの出張奮闘記


はじめに

こんにちは!ビジネスサポート部(通称ビジサポ)の岩下です。
以前、ビジサポで行っている花卉PJTについてブログに書かせていただきましたが、今回はその続編となります!

▼過去の記事はこちら


今回、私たちは2月5日から7日にかけて、花の栽培をしている神石高原町へ行ってきました!

主な目的は、大きく3つ

  1. 新たな栽培農地の賃貸契約に向けた土地の調査・選定

  2. 雇用拡大に向け、自治体や就労移行支援事業所へ相談と施策検討

  3. 日頃現地でお力添えいただいている各所へPJT活動報告

気温0℃前後、雪が降ったり止んだりの中、上記目的のために町内を駆け巡りました!

1.新たな栽培農地・事務所の賃貸契約に向けた土地の調査・選定

前回ブログ投稿後、昨年の夏から今年の冬にかけて、ひまわりやカラー、チューリップなど、さまざまな花を栽培し、社員へのプレゼントやイベント、社内の装花など、さまざまな場面で活用してきました。

神石高原町の冬は気温が0℃以下になる日も少なくなく、花も凍るような栽培には厳しい環境ですが、なんとかお客様や社員、そのご家族に届けたい一心で、現地の人もびっくりの事務所内をハウスに近い状態に整備し栽培するなど、思考錯誤を重ねながら育ててきました。

が・・・
なんと、今使っている農地と事務所の契約が今年の3月で終了予定・・・!
今後の活動のためにも、新たな土地と事務所を探さなくては・・・!

ということで、今回、役場の方々にもご協力いただきながら、お借りできそうな土地を何件も見させていただきました。

農地を選ぶうえでの条件として、

  • バスなどの公共交通機関を含め、通勤がしやすいこと
    車社会の神石高町ですが、雇用の多様性を鑑み、交通の便が重要になります。

  • 栽培に十分な水が通っていること
    比較的山に近い環境下のため、必ずしも水が通っていなかったり、水利権が発生したり、するのです。

  • 土地が3反(約3,000㎡)以上あること
    社内の花の需要の増加を鑑みた際に、少なくとも年間10,000本以上の栽培が必要となるため、その栽培のために拡大(現在の約40倍)を検討しています。

なかなか上記条件を満たす土地は珍しいですが、そんな中でも、役場の方をはじめ、神石高原町の皆さまが口にするのが「できないとは言わない」というSHIFTのクレド(行動指針)のひとつです。

現在使用している土地も、雪が降るような冬の寒さだったり、地盤にコンクリートが埋まっていたりと、もともとは花の栽培には適さないといわれてきた土地でした。

地元の方々にも育てるのは難しいと、何度もご助言をいただきながらも、
私たちは「できないとは言わない、できると言った後にどうやるかを考える」と口にしながら、 育つ可能性のある花や土に必要な栄養、土壌を耕すための機材など花農園さんや農協の方、役場や観光協会のみなさままで何度もご相談しながら、なんとか花を育てる環境を整えてきました。

その行動の結果として、町の皆さまとも「できないとはいわない」という共通認識を持ち、プロジェクトを動かせるようになったのです。

今では、使用していないハウスを譲ってくださるという方がいらっしゃったり、水利権を持たれている方が湧水の利用許可をくださったりと、町の皆さまが同じ思いでこのプロジェクトにご協力してくださり、改めてSHIFTと町が一丸となってプロジェクトを進めているという実感を持てた瞬間でもありました。

そして、どの農地・事務所をお借りするかを決めたらあとは1日でも早く契約に向けて動くのみ!ということで、急遽ではあったものの、農地・事務所の持ち主の方にもお時間をいただき、契約を進めていくための相談・交渉も直接させていただきました。

今後はより詳細の部分を詰めながら、最終的な農地契約を進めていく予定です!

2.雇用拡大に向け、自治体や就労移行支援事業所へ相談と施策検討

ありがたいことに、社内の花の重要が増えてきていることもあり、新たな土地の契約に合わせて面積も拡大予定です。

現在、2名で栽培を行っていますが、当然2名だけでは足りず・・・
雇用の拡大をしていかなくてはいけません。

もともとこのプロジェクトを始動した目的の1つにも雇用をあげており、
地域活性化にも貢献すべく、さらなる雇用拡大をしていきます!

1年間神石高原町で採用活動を行う中で大きく課題となっているのが、

  • そもそもターゲットとなる求職者の母数が足りないこと、

  • 交通の手段が限られていること

でした。

上記課題について、直接、町長ともお話しをさせていただく機会をいただき、求職者を他地域から呼び込むための住居の確保や交通手段についてなど、ご協力いただける部分などのご相談もさせていただきました。
(今回トップ画像として使用している写真も、その時に町長と役場の皆さまと撮らせていただいたものです!)

SHIFTが雇用拡大することで、町のさらなる活性化につながり、町への貢献もしていけるよう、今後は上記の点も含め、町との雇用に関する協定も視野にいれています。

さらに、周辺地域にある、福祉施設・就労移行支援事業所にも直接お伺いさせていただき、雇用のご相談をさせていただきました。
栽培に興味をお持ちの方に積極的にお声がけしていただだけるとのことで、
個別に求職者様との面談の機会や説明会の場を設けていく予定です!

3.日頃現地でお力添えいただいている各所へPJT活動報告

これまで述べてきたとおり、プロジェクト始動当初、まったくの素人だった私たちがここまで活動できているのは、現地の方々のお力添えがあるからこそでもあります。

その御礼も込めて、神石高原町で育った花が実際どのように活用されているのか、これまでのイベントや企画、装花の実績をもとにご報告させていただきました。

お話しさせていただく中で、地元のたくさんの方がこのプロジェクトを応援してくださっていることを聞き、改めて地域活性化のための一役を担っているプロジェクトであること、そしてこの活動をもっと拡大させ、地域の方々にも貢献をしていきたいという想いを強く感じました。

おわりに

このプロジェクトは、社会課題(雇用創出・地方創生など)の解消と
従業員の満足度向上に向け、本気で向き合い、不可能を可能にすべく、
1つの町さえも巻き込み動いている
ところにSHIFTらしさがあります。

泥臭いこともありながらも、解決に向けて自分たちの手で動かしていける、
今回はそれを直接実感できた出張でもありました。

まだまだふりかかる数々の課題・・・
それをこれからどう乗り越えていくのか・・・!

今後の活動をつづった続編もぜひお楽しみに!


執筆者プロフィール:岩下
教育業界での営業、IT業界での人事・採用を経験後、2022年4月SHIFTに入社。1社目で障がいのある生徒と関わった経験と2社目で採用担当として
目の当たりにした日本における雇用の実態への違和感から、雇用の概念を
変えたいという思いで入社し、現在は障がい者雇用の企画・採用を担当。

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