2024年3月22日（金）から24日（日）の3日間にわたり開催される、try! Swift Tokyo 2024にて、LINEヤフー株式会社はGOLDスポンサーを務めます。協賛ブースでは「Code Review Challenge」企画に参加できたり、Swiftを毎日の業務で利用しているエンジニアとのコミュニケーションもできるので、ぜひご来場ください。
また、今回LINEヤフーのエンジニア3名のプロポーザルが採択されました！ どれも、日々Swiftの最新技術などを追い求めているLINEヤフーのエンジニアの、それぞれの熱量が伝わるセッションなのでお聴きください！
その他、LINEヤフーのエンジニアが講師・メンターのメンバーとして、オープンソースSwiftに関 するワークショップを開催する（抽選不要）ので、そちらにもご参加ください。
本ブログでは、LINEヤフーから登壇する3名の発表者の登壇やワークショップ、当日協賛ブースで実施予定の内容についてご紹介いたします！
セッション紹介：3月22日（金）day1
タイムテーブル: https://tryswift.jp/#timetable（外部サイト）
try! Swift Tokyo 2024でのLINEヤフーからのセッションを紹介いたします。
Swiftの最新技術やコアな使い方、アプリに至るまでさまざまな種類のセッションをお届けできるのを楽しみにしています。
各発表の概要に加え、発表者ごとのコメントを掲載していますので、ぜひご覧ください。
「Parallel Socket Communication in Swift」
皆さんはソケット通信アプリを作ったことはありますか？普段のアプリ開発では触らないレイヤーを学びアプリとして実際に使った時の達成感は格別です。しかしソケット通信アプリにはPOSIXソケットの知識が必要で、複雑な通信を行うなら並列処理を前提とした実装も必要です。
本トークではSwiftでソケット通信と並列処理を実装します。私たちが使い慣れているSwiftであれば慣れない分野にも気軽に挑戦できますし、ソケット通信や並列処理の実装でSwiftの機能を生かせる場面がいくつかあります。この機会にソケット通信を楽しく学びSwiftの魅力を再発見してください！
- 発表日時：2024/03/22 11:05（セッション）
- 発表者：SHIMOTORI Shigure / S_Shimotori_pub
- 発表者からメッセージ：新しい人と出会い新しい分野の勉強を始めるきっかけになるのがカンファレンスです。私からはネットワークプログラミングの話題を提供します。
「健康第一！自分専用の個人アプリ開発」
在宅ワークが始まって早数年。
ほぼ家にいるが、健康のためにも1日1万歩の歩数を確保したい。
そこで、ストアにもあげず、ただただ自分が今何歩歩いているかを気軽に知るために自分専用のアプリを開発して使っています。
Swift Chartsを使ってみたiOSのアプリは結局開かなくなったり、
WatchOSのWidgetで直接歩数を見られるようになったのでWatchのWidgetで見るようにしたりとOSのアップデートとともに自分のためだけに改善していった様子とアプリを使ってからの生活環境の変化を話します。
- 発表日時：2024/03/22 15:00（ライトニングトーク）
- 発表者：Kazuhiro Kamakura / yoyokkTT
- 発表者からメッセージ：((┗(^o^ )┓三 アプリ作成楽しいよ┗(^o^)┛休憩がてら気軽に聞いてください〜三┏( ^o^)┛))
「ゲームのSwift移植から見えたC++ interoperabilityの展望」
本セッションでは 、SimutransというゲームをSwiftで書き換えるプロジェクトを通じて得た知見をもとに、C++ interoperabilityの実用性と今後期待される発展についてお話しします。皆さんも、このトークで学べることを生かして、C++プロジェクトのSwift書き換えにチャレンジしてみませんか？
- 発表日時：2024/03/22 16:35（ライトニングトーク）
- 発表者：Akimu Hirai / himeshi_tech
- 発表者からメッセージ：WWDC23以降ホットトピックとなったC++ InteroperabilityについてのLTです。C++を知っている人も知らない人も楽しめるLTになるようにがんばります！ Swiftエンジニアが活躍できる新たなフィールドを一緒にのぞいてみましょう。
ワークショップ紹介：3月24日（日）day3
「Open Source Swift Workshop」
このワークショップでは、Swiftのコンパイル過程とその部分について学びます。LLVMの基礎知識を少し学び、bugs.swift.orgを使って修正すべきバグを見つけ出し、変更を加えたビルドを作ってテストを行う方法についても扱います。このワークショップの目的はプルリクエストをマージすることではありませんが、参加後は始めるために必要な知識を身につけ、さらに学ぶべき方向性を理解できるようになるでしょう。
もしC++が得意であるか、LLVMに関する経験が少しでもあれば、Swiftコンパイラの作業をすぐに開始できます。
C++の経験がなくても大丈夫です。Swift標準ライブラリやSwiftSyntaxは主にSwiftで書かれており、PythonとSwiftのハイブリッドファイルである「.gyb」ファイルも存在します。また、Foundation、Swift Package Manager、その他のファーストパーティライブラリなど、Swiftファミリーのプロジェクトへの貢献も歓迎しています。
準備するものは、最新の安定版Xcodeを搭載したノートパソコンです。Swiftコンパイラのビルドが推奨され、そのための指示は事前に提供されます。
- 日時：2024/03/24 14:00（ワークショップ）
- 講師の一人としてgiginet / giginet 、メンターの一人としてfreddi / ___freddi___ が参加しています
- 講師からメッセージ：世界中から有名なOSSコミッターが集まる中、彼らと交流しながら貢献の方法が学べる、またとない機会となっています！ 一緒にSwiftコミュニティを盛り上げていきましょう！！！
LINEヤフーの協賛ブースで、try! Swift Tokyo 2024をもっと楽しもう！
try! Swift Tokyo 2024では22日（金）と23日（土）の2日間、LINEヤフーの協賛ブースにて、iOSDC JapanやDroidKaigiで好評だった「Code Review Challenge」を行います。LINEヤフーのエンジニアが作成した問題を、全部で7問ご用意しました。2時間ごとに入れ替える予定なので、何度でもお楽しみいただけます。
また、ステッカーなどのノベルティもご用意していますので、ぜひLINEヤフーブースにお立ち寄りください。
イベント概要
- try! Swift Tokyo 2024
- 日程：2024年3月22日（金）から24日（日）（24日はワークショップ）
- 場所：ベルサール渋谷ファースト 東京都渋谷区東１丁目２−２０
- Link：https://tryswift.jp/