こんにちは、エンジニアの中島です。
この記事は2024年9月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。
この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。
目次
サービス改善
本期間中の改善取り組みのターゲットはLIFULL HOME'S 賃貸・流通マネージャーサイトです。
こちらはLIFULL HOME'Sをご利用いただいている会員様(不動産会社様)が、物件を掲載する際にお使いになる管理画面になります。
諸事情で発表できないものもありますが公開可能な取り組みを紹介させていただきます。
売買物件登録画面の各コントロール・グループへの名前設定
前回のお知らせでは賃貸の物件登録画面におけるコントロールの名前設定についてご紹介しましたが、売買物件登録画面についても同様の作業を行いました。
名前のないコントロール・及びグループに適切な名前を設定し、支援技術ユーザーにとってもコントロールの目的が理解しやすいように修正を行いました。

育成・啓発の取り組み
LIFULL Creative School
弊社のデザイナーや広報・企画職の一部を含むクリエティブ本部のメンバーは、LIFULL Creative Schoolという一回2時間程度の勉強会を不定期で行っています。
9/13に行われた会では、啓蒙活動の一貫としてアクセシビリティ推進WGのメンバーが講師を担当し、アクセシビリティに関する基本的な知識を共有しました。
用語の整理から始まり、弊社ビジョンや品質基準、Design Philosophyとの照らし合わせ、障害当事者のUT動画の視聴、WCAGの簡単な解説、すぐに身につけられるチップスの共有・自社事例を交えた座談会などを行いました。
WCAG輪読会
アクセシビリティやっていき勢向けにWCAGの輪読会を隔週で行っています。
本期間中は9月19日に行われました。
範囲は達成基準1.4.6〜1.4.7です。
アクセシビリティ1on1
本期間中はフロントエンドエンジニア1人、アプリケーションエンジニア1人、デザイナー1人に対して行いました。
過去の育成対象者が育成する側に回るといった循環ができるようになってきました。
内容はWCAGの解説、APG(aria authoring practices)の解説、coga-usableの解説、実際のアプリケーション開発時でのアクセシビリティ配慮に関する相談などが主なものとなり ます。
お知らせ
LIFULLではともに成長していける仲間を募集しています。よろしければこちらのページもご覧ください。