はじめに
こんにちは、レバレジーズ株式会社の林です。
本記事ではレバレジーズグループ全体のエンジニアが参加するテックフェスの様子を紹介します。杜甫々氏による基調講演、社員によるトークセッション、その他コンテンツについて書いていますので、ぜひ最後までご覧ください。
テックフェスとは
レバレジーズグループに所属するエンジニアを対象に、社内で半年に一度行われる技術の祭典です。
エンジニアが新しい技術に興味を持ち、勉強するきっかけを作ることを目的とし、組織全体の技術力向上を目指します。
2月5日に行われたテックフェス2025Winterでは、「Be a Wizard 〜高き頂へ〜」というテーマで開催されました。
基調講演
概要
今回は杜甫々氏に「「とほほのWWW入門」を29年間継続してきた秘訣とは」という題名で、技術の歴史と当時のトレンドを絡めつつお話ししていただきました。
登壇者紹介
杜甫々 氏
- 「とほほのWWW入門」管理者
- 著書:「すぐひける・よくわかる HTMLハンドブック(インプレス)」
「CGI&Perl 究極のレシピ 350(技術評論者)」
学び、感想
大きく二つに分けてお話ししていただきました。
一つは、杜甫々氏の人生に IT がどのように関わっていたかでした。
マイコンに触れる幼少期を過ごし、社会人になり、ネットワークに精通するなど、コンピュータ黎明期での経験を説明されました。
二つは、杜甫々氏がライター「とほほ」に至った背景と、その秘訣でした。
初心者でも学べる学習リソースがないことに危機感を感じ、入門記事を執筆され、今に至るまでの29年間、多種多様な記事を描き続けられる秘訣を教えていただきました。
それは、「好きになること」だそうです。
個人的には、「好きではないことでも、好きになったと自分を騙してやってみる」という考え方に深く感銘を受けました。
セッション
セッションには、7名の方に登壇していただきました。
発表者の皆さん、ありがとうございました。
Dimensional Modelingによるデータモデリング改善
(レバレジーズ テクノロジー戦略室 于原駿さん)
アクターモデルによる効率的な分散システム設計
(レバレジーズ レバテック開発部 山川太一さん)
Terraformによる運用効率化の取り組みと最新のテストアプローチの紹介
(レバレジーズ テクノロジー戦略室 中野竜之介さん)
OpenFGAで拓く次世代の認可制御
(レバレジーズ NALYSYS開発部 桐生直輝さん)
リソース・管理効率の向上だけでない、分散システムとしてのTiDBの魅力
(レバレジーズ レバテック開発部 前原宗太朗さん)
作ってわかる!非同期処理ランタイム
(レバレジーズ メディアシステム部 野中柊さん)
竹下さんやらかし歴
(レバレジーズ テクノロジー戦略室 竹下義晃さん)
*機密情報を含むためタイトルのみとさせていただきます。
LT
セッションには、4名の方に登壇していただきました。
発表者の皆さん、ありがとうございました。
以下にタイトルと発表者をご紹介します。
クライアント/サーバー状態に関する他の考え方、HTMXの紹介
(レバレジーズ ソリューション開発部 フランク・カラバージョさん)
強化学習の入り口:MAB問題について
(レバレジーズ システム本部 坂本眞太郎さん)
改めて「型」について考えてみよう
(レバレジーズ レバテック開発部 瀬尾光希さん)
コンテナと仲良くしたい人生だった
(レバレジーズ ソリューション開発部 青野圭哲さん)
Code Quest
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
今回は参加者の皆さんにプログラミングで競っていただきました。
点差が出るようにと、問題数をかなり多めに設定していたのですが、皆さんレベルが高くあまり点差の出ない熾烈な戦いが繰り広げられていました。
また、皆さんに前向きに取り組んでいただくことができ、良い雰囲気の中、開催することができました。
懇親会
テックフェス終了後には、懇親会も開催。
乾杯の音頭は、基調講演登壇者の杜甫々氏が行ってくださいました。
さらに、レバレジーズ株式会社技術顧問の加藤潤一さんも参加してくださいました。
2名のスペシャルゲストを交え食事をし、事業部の垣根を越えた交流が生まれていました。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の記事では、テックフェスのレポートを書かせていただきました。
エンジニア界のWizardである杜甫々氏、弊社のWizard達のハイレベルなトークセッションは、技術面での圧倒的な差を感じさせられると共に、今後の自己変容の大きな足掛かりになったと感じました。
レバレジーズでは、社内で技術ノウハウの共有を行うイベントはもちろん、外部から著名な方をお呼びして貴重なお話を聞く機会を積極的に設けております。
レバレジーズに少しでも興味を持っていただけた方は、こちらからエントリーをお願いします。