【エンジニアの日常】エンジニア達の自慢の作業環境を大公開 Part6

こんにちは。Findy Tech Blog編集長の高橋(@Taka_bow)です。

この記事は自慢の作業環境を大公開シリーズの第6弾になります。今回も、3名のエンジニアの作業環境を紹介します!

トップバッターは安達さんです!

■ 安達さん / プロダクト開発部 / SRE ■

みなさんこんにちは。SREチームの安達(@adachin0817)です。

僕は週2出社とリモートワークでハイブリッドな働き方をしていますが、エンジニアガジェッターでもあります。それでは作業環境を紹介していきたいと思います。

デスク周り全体

マシン

  • 個人
    • Mac mini(M2 Pro)
    • Mac mini(Intel i7)
    • MacBook Air(M1)
    • iPad
    • iPad mini
  • 会社
    • MacBook Pro(M3 Max)

機材構成は上記のようになっています。なぜ個人でMacBook AirもあるのにMac miniも持っているの?とよく質問されますが、Appleオタクという理由だけではありません。ラップトップのバッテリーは数年で劣化してしまうため、交換時にコストがかかってしまいます。また、MacBook Proはコストも高いので、コストパフォーマンスが良いMac miniをメインとして利用しており、外で開発する場合はMacBook Airを利用しております。Intel Mac miniの利用用途としては、BootCampでWindows 11が動作するようにしています。仕事柄SREといったことから、環境依存が発生しないように個人の開発環境周りの検証を日々行っています。

デスク/ディスクシェルフ

最近、デスク周りを改善し、COFO Desk Premiumを購入しました。椅子もCOFO Chair Premium でCOFOに統一をしています。昇降デスクは裏面が全てマグネットになっているため、配線をきれいに仕上げられるのと、COFOマグネット用オリジナルアイテムも販売されています。モニター台であるFengeのデスクシェルフを置くことで、見えない配線を隠すことができます。

ディスプレイ

ディスプレイはBenQウルトラワイドモニター38インチ/EW3880Rを利用しています。BenQといえば台湾を拠点とする電気製品メーカーですが、ディスプレイの鮮やかさはダントツだと思います。また、このディスプレイはtreVoloスピーカーが内蔵されており、高音質と迫力ある低音で、ゲームや映画にも最適です。

また、モバイルディスプレイ/kksmart 16インチ(WQHD) も活用しています。このディスプレイにはSlackやChatGPTを表示させて素早く返信や検索ができる環境を構築しました。以前はワイドモニターのみで作業していましたが、コマンドタブでの頻繁な切り替えに煩わしさを感じていました。結果として、低価格な小型ディスプレイの導入により生産性向上を実感できています。

このように素晴らしい理想のデスク環境が整いましたが、次はこだわっているアイテムの紹介をしていきましょう。

キーボード/トラックボール

キーボードはHHKB StudioでトラックボールはKensingtonを利用しています。トラックボールはマウスと違って、手首が痛くならず、手全体で操作できるので、非常に便利です。キーボードの前に謎のスイッチングが見えていると思いますが、こちらについて解説していきたいと思います。

こだわりのアイテム紹介

自作充電マジェットスタンド

iPhoneの充電を整えるにあたり、色々と考慮する必要がありました。元々はRORRY ワイヤレス充電器 を利用していましたが、スマホ、Apple Watch、イヤフォンと1つに充電ができるものの、アイテムが大きすぎるといったデメリットがありました。また、Magsafeで充電すると、取り外す際に必ず両手を使わなければならないのも不便でした。

こうした教訓から、リスペクトしているYouTuberツヨシさんの動画を参考にして、デスクシェルフの裏にステンレスカット版を両面テープで固定し、マジェットスタンドの上にTHREEKEY Qi2 充電器を磁石で貼り付けています。この自作マジェットスタンドにより、充電中のiPhoneを片手で簡単に取り外せるようになりました。

同じ仕組みを応用し、モバイルディスプレイもマジェットスタンドでデスクシェルフに取り付けているので、角度調整が非常に便利になりました。

分配器について

このスイッチングは個人PCと会社PCを瞬時に切り替える分配器です。以前まで、会社PCを切り替える場合、毎回HDMIやUSB-Cを抜き差ししていましたが、この分配器があることで、簡単に行き来できるようになりました。

リモートワークでの工夫

リモートワークを快適にするには、昇降デスクは欠かせません。自分は午後になると集中力の低下を感じるため、スタンディングデスクを活用し、MTGやペアプロをより楽しくこなせるようにしています。(ちなみにスタンディングしていると愛犬がデスク下で眠りにつきます)

また、基本的なことですが、「仕事したい」と思えるデスク環境を整えることが何より重要です。自分はガジェット好きなので、日々改善点を探しながら環境をアップデートするのも、リモートワークの楽しみのひとつになっています。

今後導入したいもの

購入しつくした、と言っても過言ではないですが、しいてあげるならiPadのアームです。それ以外は妻もリモートワークをしているため、昇降デスクを購入しようか検討しております。機会があれば個人ブログでも紹介したいと思います。

デスク環境はかなり費用がかかってしまいましたが、以上が僕の作業環境となります。もっとアイテムを紹介したいですが、長くなってしまうので、個人的に色々と聞きたい!という方にはぜひ、ファインディのイベントやXでのDM等お待ちしております!ありがとうございました!

安達さんは、Mac miniを活用し、コストパフォーマンスと環境依存を考慮した構成が印象的でした。また、自作の充電スタンドや分配器の導入による快適な環境構築が参考になりますね!

では、次は土屋さん行ってみましょう!

■ 土屋さん / CTO室 / データエンジニア ■

データエンジニアの土屋 (しゅんそく)です。私の所属するデータソリューションチームはFindyのデータ基盤の設計、開発、運用を担当しています。

所属チームにあわせて、週2-3日のペースで出社しています。土日は家で作業していることが多いため、作業環境は私の最も大きな関心事の1つです。

デスク周り全体

机は作業スペースが広く、昇降機能が付いているFlexispot E7 Proを利用しています。天板はカーブ型にしています。手の届く範囲が増えるのでお勧めです。

デスクのモニターの高さを調節可能にしています。自分の目線とモニターの良く見る位置が同じ高さになっていてほしいので高さ調整ができるアームにしています。

モニター

JAPAN NEXT WUXGA のモニターがお気に入りです。特徴は縦横比です。

コードを読むときにそれなりの高さがほしいですが、単純にサイズを大きくすると横が長くなり首を振る必要がでてきます。このモニターは24インチ、解像度1980x1200と縦長でコードが読みやすいです。

キーボード

Mistel Barocco MD600 Alpha RGB BT Black(英語配列)を利用しています。キーボードは一日触るので体に負担の掛けないことを意識して選んでいます。肩を痛めない左右分離型でタッチが軽めのキーボードを探していたところ、Mistel Baroccoに行き着きました。

キートップは趣味の麻雀仕様にしています。Vimを使っているのでhjklが東南西北です。ただ、jに突起がついていないため若干使いにくいです。

マウス

Kensington ケンジントン Slimblade Proを利用しています。通常のトラックボールマウスとは異なり、指への負担を軽減する特徴を持っています。ブラウザなどの戻るボタンは右前に配置されており、この位置は非常に使いやすく感じられます。

こだわりのアイテム紹介

iPad Air

iPad Air。ほぼGoodNotesKindle, ラムダノートで利用しています。

GoodNotesはメモアプリで、メモや頭の整理として紙に書く感覚でノートを書けます。

(※ 画像は業務と無関係です)

エンジニアは油断すると物理本により家が埋もれます。KindleやLambda Noteを通じた電子書籍購入のおかげで床抜けの心配から開放されました。ただ、積読が増えてしまうのが難点といえます。

リモートワークでの工夫

家具、色彩

家の中で作業することが多いので、自分の趣味にあったものにこだわっています。具体的にはカフェやホテルのような見た目が好みなので、書斎は木製の素材と観葉植物をふんだんに利用しています。

作業するにあたって、光は重要です。白や青色の光を浴びていると目がすぐに疲れてしまいます。ブラウザやターミナルをダークモードにしたり、間接照明を黄色みがかったオレンジのライトにするなど工夫をしています。

冷凍庫

リモートワーカーは家に籠りがちであるため、食料庫も重要です。大量の冷凍食品、生鮮食品を保存するために冷蔵庫とは別の冷凍庫を購入しています。

今後導入したいもの

先日購入したサンワサプライ ワイヤレスカメラ CMS-V65BKのマイク機能が微妙なため、独立したマイクの購入を検討しています。

土屋さんは、縦長のモニターや分離型キーボードの活用など、身体負担を減らすことを重視した構成が特徴的ですね。さらに、家具、色彩の雰囲気作りが素敵です!

では、最後になりますが秋田さんお願いします!

■ 秋田さん / プロダクト開発部 / フロントエンド ■

Findy(転職サービス)のフロントエンド開発を担当しています、秋田と申します。週1〜2日で出社しており、リモートワークが多めのため作業環境は落ち着く雰囲気を大事にしています。

デスク周り全体

デスクはFlexiSpot昇降式デスクにDIYで作成した天板を載せており、チェアはErgohumanのものを利用しています。座り作業・立ち作業のどちらでも快適に使えるので助かっています。 また、ファインディではオフィスでErgohumanのチェアが利用できるので出社時とリモートで同じチェアが利用できるのは嬉しいポイントです。

マシン

  • 会社貸与 16インチMacBook Pro
  • 私物 12.9インチ iPad Pro

ディスプレイ

ディスプレイはPHILIPSの27インチ4Kディスプレイをメインに利用しつつ、MacBook Pro16インチのディスプレイをサブに利用して開発しています。また、時々iPad Proでメモを取りたい場合があるので手元に置いてあります。

キーボード/マウス

HHKB Professional HYBRID Type-Sにキーキャップをサードパーティのものでカスタマイズしています。メカっぽい色味が気に入ってます。 マウスについてはMacのTrackpadの操作感が好きなので、Magic Trackpadのみで作業をしています。

こだわりのアイテム紹介

ERGOTRON モニターアーム

モニターアームにはERGOTRONのアームを利用しています。昇降デスクのおかげで立ったり座ったりすることが多いためディスプレイの位置は頻繁に調整したくなるのですが、このアームはディスプレイやMacBookの位置を自由自在にスムーズな移動ができるためとても便利です。またシルバーな見た目も気に入っています。

belkin MagSafe 3-in-1 充電器

ガジェットの充電器はbelkinのワイヤレス充電器を利用しています。私はiPhone、Apple Watch、AirPodsなど小型ガジェットにはApple製品を多く使用しているため、この充電器1台で気軽にワイヤレス充電できる点に満足しています。Apple製品を複数お持ちの方におすすめです。

リモートワークでの工夫

作業に集中するときは音楽を流すことが多いので、iPhoneからBluetoothでTEACのUSB DACアンプに接続し、DALIのスピーカーで出力しています。

スピーカーは天井近くに設置しており音が自然に広がるため、部屋のどこにいても違和感なく聴くことができます。スピーカーの位置を工夫するだけで音の響き方が変わり、高音から低音までバランスよく鳴るので気に入ってます。長時間聴いていても耳が疲れにくく気分転換にもなるので、仕事の効率を上げるためにも良い環境を整えたいと考えています。

今後導入したいもの

HHKBのキーボードも気に入っているのですが自作の分割キーボードに興味があり、HHKBの配列に似たChoco607sProあたりで組み立てを検討しています。チーム内にも詳しいメンバーがいるので教えてもらいながら導入したいと考えています。

秋田さんは、DIY(!)で作成した天板を活用した昇降デスクや、オーディオ環境への強いこだわりが印象的でした。スピーカー配置と音響効果の工夫は、作業空間をより快適にするヒントとなりそうですね!

おわりに

3名それぞれが、自分の働き方に合わせて最適な作業環境を整えており、エンジニアがどのように生産性を高めているかが垣間見える内容でした。デスクやデバイスの選定だけでなく、作業の効率化や快適さを追求する工夫が随所に見られ仕事に対する熱意が感じられます。

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