KINTO Tech Blog
Creative

KINTOテクノロジーズの「一体感」を作るノベルティ制作の舞台裏

Cover Image for KINTOテクノロジーズの「一体感」を作るノベルティ制作の舞台裏

こんにちは!KINTOテクノロジーズのクリエイティブ室でデザイナーをしているmayuです。
私は普段、アプリのUI/UXデザインをメインで担当していますが、今回は会社のイベントで社員に配布するノベルティの制作を手掛けました。
この記事では、ノベルティ制作の企画からデザインまでの舞台裏をお話しします。
ノベルティ制作に携わる方々のヒントになれば嬉しいです。

ノベルティの選定

テーマは「一体感を感じられるもの」

今回のイベントでは「一体感を感じられるもの」を大前提としたノベルティを目指しました。
そこで、以下のような条件をもとにアイデアを出しました。

  • 普段話さない人とコミュニケーションを取るきっかけになる
  • 団結意識を高める
  • イノベーションを促進する
  • 年齢・性別を問わず、誰でも嬉しいもの
  • 複数人のニーズがある
  • 誰でもすぐ利用できる手軽さ
  • 予算は数百円〜千円程度/人
  • 長く価値が続く

さまざまな案が出ましたが、最終的に「マグネットカードスタンド」と「オリジナルネームカード」を制作することに決定しました。

「マグネットカードスタンド」と「ネームカード」を選んだ理由

マグネットカードスタンド:

  • デスクに置いて使うことで、自然と声をかけやすくなりコミュニケーションの促進につながる。
  • KINTOテクノロジーズのロゴや車の形を取り入れることで、会社への愛着やモチベーション向上が期待できる。
  • シンプルなデザインで、日常的に使いやすく、誰でも活用できる。

ネームカード:

  • 社員一人一人に名前を入れたネームカードを作ることで、初対面でも話しかけやすく、社内の交流を促進。
  • 「見切れKTCデザイン」によって、会社全体としての一体感をデザインで表現。
  • 当日は名札として、イベント後はデスクに置いて使い続けられる。

マグネットカードスタンドの制作

1. 業者選定と依頼

マグネットカードスタンドの制作は、オリジナルグッズ専門サイト「MOKU」に依頼しました。
MOKUはカスタマイズ性が高く、デザインデータを入稿するだけでオリジナルのマグネットカードスタンドが作れることが決め手でした。

moku

2. プロトタイピング

紙を使って簡易的なプロトタイプを試作し、サイズ感や使い勝手を確認しました。
実際のデスクに置いてみて、視認性や実用性を検証します。

prototyping

3. マグネットカードスタンドのデザイン作成

Adobe Illustratorを使って、規定のテンプレートにロゴを配置したデザインデータを作成。
KINTOテクノロジーズのロゴが際立つシンプルなデザインに仕上げました。

stand_design-1

4. 取扱説明書のデザイン作成

使い方が分かりやすいように、オリジナルの取扱説明書も作成しました。
こちらもAdobe Illustratorを使って、規定のテンプレートに沿ってデザインデータを作成。

stand_design-2

5. データ入稿&納品

デザインデータを入稿し、約3週間で納品されました!(数量は500個で発注)

card-stand

ネームカードの制作

1. ネームカードのデザイン作成

Figmaで名前、部署、そしてSlackで使っているアイコンを配置したオリジナルデザインを作成。
マグネットカードスタンドとサイズが合うよう、プロトタイプを作って確認しました。

card_design-1

こだわりポイントは、この「見切れKTC」。KTCは「KINTOテクノロジーズ」の略称です。
並んでいる小さな四角は社員を表現しており、「社員一人一人が集まってKTCになる」という意味を込めました。
黒を基調としたシンプルでスタイリッシュなデザインで、テックカンパニーらしさも演出しました。

card_design-2

2. データの自動生成

全員分のデータを手作業で作るのは大変なので、社内のエンジニアさんに協力してもらい HTMLでデータを自動生成しました。
CSVファイルから社員情報を取り込み、テンプレートに自動反映させる仕組みを構築しました。

html

3. 印刷・カット作業

会社のプリンターで印刷し、ひたすら手作業でカット。
大変でしたが、その分かなりのコストカットに成功しました!笑

cutting

プロジェクトの結果と学び

ノベルティ配布後、社員の皆さんからは以下のような嬉しいフィードバックをいただきました。

  • 「声をかけやすくなった!」
  • 「デザインが可愛い!」
  • 「Slackのアイコンが入っているので愛着がわく!」

ノベルティを通じて一体感が生まれ、私自身も大きなやりがいを感じました。
また、「ただデザインするだけではなく、どう使われるか?」を考えながら制作する大切さを改めて実感しました。
目的に沿ったデザインの力 を発揮できたと思います。

さいごに

今回のプロジェクトを通じて得た学びを、これからのデザイン業務にも活かしていきたいと思います。
もし「KINTOテクノロジーズって楽しそう!」と感じていただけたら、ぜひ採用ページもご覧ください!お話しできるのを楽しみにしています。
ご覧いただき、ありがとうございました!

Facebook

関連記事 | Related Posts

イベント情報

P3NFEST Bug Bounty 2025 Winter 【KINTOテクノロジーズ協賛】