こんにちは、技術広報の櫛井です。
カケハシでは隔週で「エンジニアLT会」を実施しています。枠は30分、LTは5分なので最大6枠としています。テーマは自由で、開発組織の皆に共有したいことなら何でもOK。毎回4個程度のLTが行われています。
開発者の間では、この半年から1年ほどの間で急速に「生成AIをどのように業務に組み込んでいくのか、個人開発ではどうしているのか」が熱いトピックになっています。カケハシでも生成AIを使った顧客向けツールを開発したり、各種AIを業務で利用するべく検証を行ったり、有志による勉強会や研究会が立ち上がるなど様々なジャンルで活発に動いています。
カケハシからは昨年このようなプレスリリースを出しており、専属の研究開発チームを立ち上げて現在も絶賛開発中です。(来月の人工知能学会ではデモをお見せする予定です) prtimes.jp
カケハシのエンジニアは、日々医療体験をよりよくするべく開発を行っています。 業務としても勿論ですが、興味関心も含めて共有しようという意図で「普段どのようにAIを活用しているのか発表しあいましょう」と LT会 生成AI活用法スペシャルとして実施してみたのでご紹介したいというのがこちらのエントリです。
発表されたのは約10個ほどで、LT会ではいつもSlackでワーワー言いながら盛り上がっているのですが、この日のコメントの勢いは凄まじかったです。(特に150万円のMac)
- LLMで実践する要求分析・要件定義高速でRDRAを実践し、関係者の認識を即座に揃えよう
- エンジニアリングにおける生成AI活用2025
- 生成AIを使う時のTips
- LLMで子どもの宿題カリキュラム考えるエージェント作ってるけどちょうたのしい
- 150万円のMacを安いと思わせたい
- kindleハイライトをもとに書評ブログ書いてもらったら圧倒的学びを得た
- 生成AIチャットをベースとしたインデックス付与
- Cursorで遊んでるやつを見せながら適当に5分喋る
- これからのAI、正しい付き合い方と使い方(Co-Intelligence:LivingandWorkingwithAI)、という本の紹介
LT会は気軽に社内で共有できるという点が素晴らしいなと毎回思っているのですが、今回は特に「普段同じ課題に向かって仕事をしている同僚がどのように活用しているのか・どう向き合っているのか・情報収集しているのか」を具体的に知ることができたのは有意義でした。
また、カケハシでは「研究会」という社内コミュニティ制度があり技術を軸とした社内コミュニティで技術領域ごとに発足しています。「AI活用」についても活発にディスカッションや情報共有がされており、生成AIをはじめとしたAI技術について組織全体で取り組んでいっています。
今後も社内の取り組みをブログなどを通じて共有していく予定です。