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【チーム編】コンポーネントの共通化でSHEmoneyを爆速開発した話

皆さま、こんにちは!SHE採用チームの永田です!SHEには業務委託で採用人事として関わっております。

先日「コミュニティテックをもっと身近に。」をコンセプトに「SHEテックノート」と題してSHEの開発チームの魅力をお届けてしていく取り組みをスタートしました。

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▼ポッドキャスト「SHEよもやま」も始まりました!

「コンポーネントの共通化でSHEmoneyを爆速開発した話」と題して、前回は【技術編】をお届けしましたが、今回は【チーム編】をお届けいたします。

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今回も前回に引き続き、未経験からSHEのエンジニアとなり入社3ヶ月でMVPを取るなど大活躍中の矢貝(通称:おはる)にインタビューしました!

開発チームを支える「チーム>個人」の文化。一体感と柔軟性の融合で開発速度が向上

ー開発チームの魅力を教えてください。

いいところがいっぱいあるので迷いましたね(笑)
まず特に魅力だと思う点を2つ考えてきました。

①一体感
開発作業は基本的に1人で行うため、1つのチームというよりは個の集まりになってしまうことが多いと思っています。しかしSHEの開発チームは個人ではなく、チームとして一つのまとまりになっており、一体感があると感じています。毎日「朝会」という、進捗共有やスプリントゴールに対してうまく進んでいない部分などをカジュアルに相談する時間を作っています。「自分の担当してる範囲がOKなら他の人のことは関係ない!」というような雰囲気はありません。定めているゴール自体もチームとして達成すべきゴールであるという考え方で仕事をしています。

その認識がしっかりと揃っているため、ゴール達成が難しそうなメンバーがいたら「何があればそれを達成できるだろう?」「この後ちょっとペアプロの時間作ろう!」というように、チーム全体でゴール達成にコミットしていく動きがあり、非常に助かっています。気になる点は互いにフィードバックしあい、チームでゴール達成していこうという結束力があると強く感じています。

②柔軟性
前提として、チャレンジすることへの不安が少ないです。チャレンジに対してみなさん肯定的で非常にお仕事がしやすい雰囲気があります。
だからこそ、「コンポーネント共通化は一定リスクがあるけれどチャレンジしよう!」という判断になったと思っています。リスクを認識しつつ「どうしたらそれを達成できるか?」というところに全員の視点があるため、建設的なディスカッションをして、いい方向にどんどん変わっていけるなと強く思っています。

加えて、振り返りから反映までのスピードもとても早いです。1週間に1回「KPT」※1という振り返りワークをやっています。ワークで出てきたProblemに対して、その次の1週間何をするか?というTryを出していきます。それを毎週繰り返しているので、常に先週より今週の方がパワーアップしているという状態を作れています。だからこそどんどんいい方向へ変化していくんですよね。開発チームには柔軟性がとてもあるなと日々感じながら、お仕事をしています!

 ※1
KPTとは下記のような3つの要素に分けて現状分析を行うもの
K:keep = 良かったこと(今後も続けること)
P:problem= 悪かったこと(今後はやめること)
T:try = 次に挑戦すること

生産性アップのコツは小単位のチーム

ー「チームビルディング」という観点で大事にされていたことはどのようなものだったのでしょうか?

チームの中にさらに小さい単位のチームを作って進めていました。
当時は6名のエンジニアで開発を進めていましたが、1つのチームにすると他のメンバーの進捗が見えづらくなり、個の集まりという感覚が強くなってしまいます。加えて自分自身が困ってるときも「どのメンバーに声をかければいいのかわからない」という危険な状態になってしまいます。

しかし、2人〜3人の小さいチームにすることで最初に声をかける相手が明確になり、ペアで一緒に実装していくイメージを持つことができます。そのため自分以外のメンバーが何をやっているか?ということも見えるようになり、密にコミュニケーションを取れるきっかけとなっています!

コミュニケーションが密になるとその結果開発スピードも上がるといういい発見がありました。
小さいチームに分けることで合意を取る相手がチームメンバーだけで良くなり、非常に早い意思決定をしながら開発を進めることができた実感がありましたね。今後のプロジェクトでも継続してチーム分けを行い開発を進めていきます!

ー小さい単位で分けて生産性が上がった具体的なエピソードがあれば教えてください。

例えば6人1チームで実装を進める場合について考えてみましょう。
設計面でメンバーの合意を取る必要があった場合、自分以外の5人全員に確認したり、5人分の意見を取り入れたりするのは大変ですよね。しかし2~3人のチームであれば、1人か2人に確認をし、意見を取り入れるだけで済みます。その結果設計を素早く終わらせることができ、スムーズに実装に着手できるようになりました。
またレビューもチームメンバー同士で行うことが多く、普段のコミュニケーションでチームメンバーの開発内容や方針についてキャッチアップできているため、結果的にレビュースピードも向上しました。

心理的安全性を高める「ペアプロ制度」と「レビュー会」

ーチームを作る上での「コミュニケーション」という観点では、何か工夫されていましたか?

前提、開発チームは基本的にフルリモートで勤務しています。そのため、いかに心理的安全性を高めて、業務を進めることができるか?という点にこだわっています。大きく分けて2つの取り組みを今回では紹介したいと思います。

①ペアプロ制度
SHEでは、「ペアプロ」という2人1組になり一緒にコードを実装する制度があります。ペアプロは基本的に毎日決まった時間に行われますが、「ペアプロ大歓迎!」という文化があるので、指定時間外でもカレンダーが空いていれば、すぐに招待して問題解決ができ、非常に助かっています。ツールは、discord を活用しています!

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ペアプロの様子

②レビュー会
エンジニアの仕事は開発だけではありません。レビューして世に出すところまでをやりきる必要があります。しかし、開発してプルリクエストを出したあとなかなかレビューされずにずっと残ってしまう時期がSHEにもありました。そのようになってしまうと、せっかく作ったものを世の中に届けることができなくなってしまうし、その後に開発されるもののレビューもどんどん遅れてしまいます。このような問題を解決するためにレビュー会と呼ばれる時間をSHEでは用意しています。
1時間チームメンバー全員で同じdiscordに集まって、「その時に出ているプルリクエストを全部無くす勢いでレビューしていこう!」という取り組みを行っています。
その結果、プルリクエストを0件にできた日もありました。この取り組み自体がリリース速度にも大きく影響してくるので、とてもいい文化だと思っています。

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レビュー会の実際の画像

変化・チーム・サービスが好きな方はぜひSHEへ

ーこれからどのような方と一緒に働きたいと思われますか?

絶賛仲間を探しているので、アピールさせてください!笑
大きく分けて3つあります。

①変化を楽しめて、開発プロセス自体の改善にコミットしたい方
やはり変化を柔軟に受け入れる会社・チームのため、新しい技術やプロセスを試すことに抵抗がなく変化を楽しめる人はSHEにマッチすると思っています。後は、開発プロセスの改善にも非常に力を入れているので、開発だけでなくプロセスの改善やチームビルディングに興味のある方も楽しく働いていただけるのではないかと思っています。

②チーム開発を経験したい方
日々エンジニアの方とのカジュアル面談をさせていただいると「チーム」としての一体感を感じながら働けていないことに対するモヤモヤを抱えていらっしゃる方にも多くお会いします。SHEの開発チームは先述の通り、個人ではなくチームとして開発している実感があるため、一体感のある「チーム開発」を経験したい方はとてもマッチすると思います。

③サービス愛があり、ユーザー視点で開発を進めたい方
SHEのメンバーは、それぞれのサービスに対する愛が非常に強いです!
ただ言われたものを作るだけではなく、「どうしたらよりユーザーのためになるか?」という視点で考えている方が多いです。加えて、意見を伝える場を用意してくださっているので、自分の意見をサービスに反映させていただける機会もたくさんあります。そのため、ただ開発するだけではなくプロダクトやユーザーの視点を大切にして開発を進めたいという方とも是非一緒に働きたいと思っています。
私自身も本当にサービスが大好きで、毎日楽しく幸せに働けています。もっと魅力を伝えていきたいと思っているので、SHEの開発に興味がある方はぜひお話させてください!

ー様々な取り組みでチームビルディングをされており、大変参考になりました!今後サービスも拡大してく中で、さらにチームとして強くなるSHEの開発チームがすごく楽しみです!


ーSHEからのお知らせ🔔

①すごいベンチャー100選出企業との合同イベント開催!
すごいベンチャー100選出の急成長スタートアップの技術チャレンジを各社のCTOが集結し話します!スタートアップに興味があるエンジニアの方は是非ご参加ください!

②エンジニア情報ポータルサイト:SHE Engineering News

エンジニア情報ポータルサイトの中に、エンジニア採用に関する最新の情報をアップデートして参ります。SHEのエンジニアに興味のある方はぜひご覧ください。

③SHE Recruiting Site
SHEでは共に働く仲間を絶賛探しております。少しでも興味のある方は是非お話しましょう!


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