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iOSエンジニアの祭典、Apple WWDCを最大限楽しむ5つの方法

こちらの記事は以前にNewsPicks Tech Guideに投稿された記事をインポートしたものです。元の記事はid:kohei1218によって書かれました。

こんにちは!iOSエンジニアの齋藤です! 5日間にも渡って開催されたWWDCもついに終了してしまいました。
寂しさもある反面、今年は特に内容が濃く、参加できてとてもよかったと思います。

そんな本日は初参加の自分がどのように過ごしたかを紹介していきます。

チェックインは前日に

今年の開催は6月3~7日の5日間でした。ただWWDCへのチェックインは前日2日から始まります。
朝から並ぶ方もいますが自分は昼の13時ごろに向かいました。並ぶこともなく、10分ほどでさらっと終わりました。
公式アプリから購入したチケットをiPhoneのウォレットに入れることができ、それをリーダーに通すだけだったのでとてもスムーズです。
チェックインをしたら今年はリバーシブルのMA-1とピンバッチ、会場に入るために必要なバッジをもらえます。

今年はこのMA-1の中の色が数種類あり、ランダムで配られていたので会場内もカラフルでした。とてもAppleらしい。
なぜチェックインを前日に済ませた方がいいかと言うと、初日の朝10時から行われるKeynoteに備えるためです。

1日目のKeynoteは朝から並ぶべし

いよいよ当日、10時からのKeynoteに備えて長蛇の列ができます。
自分も最前をとったるという強い気持ちで朝6時に並びに行ったら、すでに何百人もの人が並んでいました。早い人だと日付が変わる前から並んでいる模様。
並んでいる途中に朝ごはんが出るのでそれを食べながら4時間ひたすら待ちます。

入場したらやはり真ん中くらいの位置でした。

Keynoteの動画はこちらから。
Keynote

発表された内容で気になったものはこちら
今世紀最大の盛り上がり!!WWDC2019で発表された、すぐにでも使いたい3つの新技術

Keynoteが終わったら作業スペースで発表された新しいXcodeとMacOSをいれながら昼食、14時半から始まるPlatforms State of the Unionを待ちます。

ちなみに昼食もアメリカンサイズが毎日出ます。

Platforms State of the Unionとは Keynoteで発表された新しい技術を深掘りできるセッションです。今年のメインはやはりSwiftUIでした。

アーカイブはこちら Platforms State of the Union

このあとはApple Design Awardsという優れたデザインのアプリの表彰式が行われて1日目は終了です。

Apple Design Awards

2日目からはセッション、ラボにいきまくるべし

2日目からは前日のKeynoteで発表された内容を中心に多くのセッションが行われます。
WWDCアプリでスケジュールが公表されますので毎日目当てのセッションを確認しましょう。

今回のおすすめのセッションはこちら

1日目

What's New in Xcode 11
(Xcode11の新機能)

What's New in Swift
(Swift5.0のレビューとSwift5.1の紹介)

What’s New in iOS and macOS Design
(ダークモードなど新たなUIの最良なUI設計)

Introducing ARKit 3
(ARKit3の詳細)

2日目

Introducing Sign In with Apple
(Sign In with Appleの詳細)

Implementing Dark Mode on iOS
(iOSでのダークモードの詳細)

SwiftUI Essentials
(SwiftUIでのアプリ作成の詳細)

Adopting Swift Packages in Xcode
(Xcode11でのpackagesの詳細)

Modernizing Your UI for iOS 13
(iOS13でのUI設計)

3日目

Data Flow Through SwiftUI
(SwiftUIでのデータフロウ)

Testing in Xcode
(Xcode11でのテスト)

Modern Swift API Design
(モダンなAPI設計)

Combine in Practice
(combineの詳細)

Integrating SwiftUI
(既存UIとSwiftUIの統合)

Mastering Xcode Previews
(Xcode11のpreview機能)

4日目

Building Custom Views with SwiftUI
(SwiftUIのCustomViewの設計)

SwiftUI On All Devices
(SwiftUIの全デバイス対応)

ラボとは

Appleの技術者の方に直接疑問をぶつけることができるものです。
こちらも時間によって開催されているラボが異なりますのでWWDCアプリから確認して向かいましょう。

またDesign Labという自分のアプリのデザインに直接フィードバックをもらえるラボは超人気で、予約が必須になります。
毎朝7時~7時30分の間にアプリから必ず応募しましょう。
(※年によって前後する可能性もあるので必ず時間は確認してください)
ちなみに自分は全敗でした、行きたかった。

4日目はbashで大騒ぎすべし

毎年4日目にはbashというフェスのようなものが行われます。これが本当に楽しいので絶対いきましょう。
会場では無料でご飯とお酒が振る舞われ、アーティストによるライブも行われます。

様々な国のエンジニアの方と一番仲良くなれる場所はここだと思います。
ただbashに参加するとWWDCの終わりを感じて寂しいですね。

WWDCをとにかく楽しむべし

上では自分の過ごし方を紹介しますがこれはほんの一例で、結局は楽しめればなんでもOKです。
自分の唯一の心残りは、会場内で色んなアクティビティやラボに参加するとピンバッジがもらえるのですが、これをもっと集めたかったなぁ。
ただ、心からきて良かったと感じますし、絶対に来年も行きたいです。 Thank you WWDC!!

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