社外からMySQLのデータにアクセスできるスマホアプリをノーコードで簡単に作ってみる(2)

スマホアプリをのーコードで簡単に作ってみる

ノーコードってなんとなく簡単そうなイメージはあるけど、いざやってみると結局制限が多くてやりたいことが実現できなかったり、逆に無理やり実現しようと思うと高額な費用が必要だったりで却って大変なんじゃないの?よくある話題先行のバズワードですぐに廃れるのでは?本当に使えてる人っているの?って思いますよね。

そんなあなたのために、今日はいますぐアプリを作りはじめたい気持ちをグッとこらえて、ノーコードのアプリを実際に導入するまでのステップや導入前に検討すべきことについて紹介したいと思います。ノーコードに対して半信半疑でいまいち本格的な検討に踏み出せないという方にもおススメです!

ノーコードってそもそも何?という方は 前回の記事 もご覧ください。

本当にノーコードでできる?

前回解説した通り、ノーコードは基本的にパーツの組み合わせですので、どのようなパーツが用意されているかによってできることが変わってきます。

例えば前回もご紹介した Unifinity では、現場業務に適したパーツが揃っています。具体的には、在庫や備品などに貼付けたQRコードやバーコードの読み取り、外で作業する際の位置情報の取得や地図の表示、オフラインで作業するためのアプリ内データベースなどは用意されています。そして、これらを組み合わせた入力画面、入力結果を一覧表示したり検索したりできる一覧画面、他システムにデータを送信したり印刷したりするための出力画面などを作ることが可能です。

逆に、Unifinityはデータの管理や集計、ワークフローなどは不得意です。そういった機能にニーズがある場合は、Unifinityのようなアプリ型よりも、kintoneやSmartDBなどといったデータベース型のノーコードを検討するとよいでしょう。まずはこのように、ノーコードのジャンルと得意不得意をざっくり把握できるとよいと思います。現場でのデバイス機能活用やシステムのオフライン対応ならUnifinityです!

セキュリティとか大丈夫?

新しいサービスやツールを導入するとき、気になるのはセキュリティですよね。特にアプリを既存のデータベースや社内のマスタデータに連携させる場合、お客様の個人情報などの秘密情報が外部に漏れてしまっては大変ですので、しっかり対策することが必要です。

MySQLなど社内のデータベースにモバイルアプリからアクセスできるようにする場合のセキュリティについて考えてみましょう。

まず、社内データベースのデータにアプリがアクセスできるようREST APIを生成する必要がありますので、社内データベースにアクセス可能なポートを開放します。どこからでもアクセスできてしまっては問題ですが、APIを生成するAPIサーバーのIPアドレスからのアクセス「だけ」を許可するようにすれば安心です。

また、APIサーバーが開放するAPIには、特定のユーザーのみがアクセスできる必要があります。ユーザーIDやパスワードが漏洩してしまうリスクも考慮し、端末識別子などによって特定の端末からしかアクセスができないようにすることが大変有効です。

あとはアプリとAPIがインターネットを介して通信しますので、通信を傍受されるなどのリスクへの対処として、通信の暗号化は必要です。

Unifinityに関して言えば上記のようなポイントは網羅していますが、会社様によってはさまざまなセキュリティ上のポリシーが存在するものと思われます。万が一のことがないように、事前にしっかり確認しましょう。

現場の人でも使える?

意外と忘れがちな論点として、現場で本当に使えるか?というものがあります。必要な機能を全て詰め込んでも、実際に現場で使ってみるとどうにも使いづらい、最初は無理して使っても次第に使われなくなって、結局紙での業務に戻ってしまった、などというのはよくある話です。

こうした「実際使ってみたらやはりこうしたい」に対応できるのがノーコードの醍醐味と言えるでしょう。

Unifinityでは最大1か月間、実際のアプリを無料でお試しいただくことが可能です。

まずは必要なデータ項目をこちらでテンプレートに設定しますので、いまお使いのエクセル管理表や帳票などをご用意いただいたうえで、簡単なヒアリングをさせてください。お試しいただいたアプリはご契約いただいてそのままご利用いただくことも可能ですし、さらにカスタマイズを加えていくこともノーコードなので簡単です。

ということで、今回はノーコードのスマホアプリを実際に現場に投入してみるまでのステップを、Unifinityを例に紹介しました。

上記をご覧になって実際にアプリを試してみたくなった方は、まずは以下の資料などをぜひご確認ください。

次回、果たしてノーコードでどこまでできるのかということでカスタマイズの方法や実際のツールの使い方について紹介したいと思います!

ではでは!!