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ファスティング合宿に参加をしながら開発をする。ミイダスだからこそ実現できるワーケーションのスタイル

リモートワークが普及し働き方が多様化している昨今、観光地やリゾート地で働きながら休暇を取る過ごし方「ワーケーション」が注目されています。ミイダスではセキュリティの側面からある一定の制限は設けてますが、その制限をクリアすれば自由にワーケーションが可能です。今回はワーケーションを経験したメンバーの事例をいくつかご紹介していきます。
仕事の想像力を生み出すと言われているワーケーション。ぜひ皆様も参考にしていただけると幸いです。

ーー 自己紹介をお願いします。

2020年5月にミイダスに入社して、今年で3年目になります。入社当初からバックエンドの開発を担当しています。コロナ禍で入社したので、東京に住んでいますが基本はリモートワークで働いています。出社したのは入社時の1度きりですね。ミイダスには東京以外で働くメンバーも多く、オンライン上でコミュニケーションがうまく取れているので、プロジェクトの進行には全く支障がありません。

リモートワーク中心の生活から健康を意識

ーー これまでにワーケーションをしたことは?

これまでワーケーションはしたことがなくて、今回のファスティング合宿が初めてです。リモートワーク中心の生活になってから健康に気を使うようになって。そこからウォーキングを始めました。朝起きてから仕事を始める9時までの間に、近くの公園で1時間くらい歩いたり、お昼休みも出来るだけご飯をさっと済ませて1時間弱外を歩きます。
仕事は毎日19時から20時には終えるので、最寄駅の2つ先の駅まで往復ウォーキングをして就寝します。長い時で一日トータル20キロほど歩いていましたね。

ーーすごい距離ですね。体の変化はどうでしたか?

リモートワークが始まった時点から通勤時間をとにかく歩くようにしていて。そのおかげで2年間のトータルで15キロも体重を落とすことができました。
さらにファスティング期間中に3キロ落としたので、最終的には18キロ落としたことになります。

ーー健康志向になったきっかけは?

ミイダスで働く前は、自分でベンチャー企業を立ち上げて働いていました。その当時、私生活は全部仕事に捧げるような状態で。パソコンデスクの前に布団を敷いて寝て、起きたらすぐにパソコンを触り始める生活だったんです。
自分自身のプライオリティは仕事が一番高かったので、運動したいと思ってもそんな時間があるなら仕事をしていたいと思っていたんですね。
その時「運動したい」と思っていた気持ちが、ここぞとばかりに爆発してしまいました。笑
思いっきり運動をはじめたのが約2年前です。
ちょうど転職もして、コロナ禍ということもありリモートワーク中心の生活にもなって。自分自身の仕事とプライベートの時間のバランスを見直すきっかけにもなりました。
私の性格は結構極端なタイプではあるので、やりたいと思ったことには全てを捧げたいんですよね。笑

社内発表会で感化された働き方

ーーファスティング合宿に行こうと思ったきっかけはなんだったのでしょう?

私がファスティング合宿に行こうと思ったきっかけは大きく分けて2つあります。

1つ目は、まずウォーキングを始めてから、ダイエットのために効果的になるように炭水化物を摂るよりは肉などのタンパク質を中心に取るようにしていました。
そうすると、基本的には腸内環境があまり良い状態じゃなくなってしまうんですよね。タンパク質を摂るためにプロテインジュースを飲みすぎていて、お腹が詰まった感じになっていたんです。これはどうにかしないといけないなという状況に陥ってしまって。妻といつかファスティングやらないとねと話していました。
いよいよ寝るのも苦しい状況になってしまったので、これはすぐにでもやらなくてはいけないタイミングに来たなと思いました。

2つ目は、毎週金曜日に社内発表会でメンバーの色々な話を聞く機会があって。元CTOの大谷さんが小さなバンで全国を旅行しながら仕事をしているよという発表を聞きました。これは自分もすぐに何かやりたいな!と思い、自分だったらどんなワーケーションのスタイルができるかな?というのを日々考えていたんです。
ちょうどファスティングをやらなければいけないタイミングが来たので、これは仕事しながらやってみよう。とワーケーションとして働くことに決めました。

自然豊かな環境で得られる最高の充実感

ーー実際にファスティング合宿に行かれてどうでした?

伊豆高原のアイウェルネス伊豆高原という施設で1週間ファスティングをしたのですが、山の中にあるのでネット回線が大丈夫かどうかが不安でした。
たまたまお正月に愛知にある実家に帰省するタイミングがあり、車で伊豆高原の近くを通ったのでPocket WiFiでどれくらい速度が出るかを事前に確認しておきました。この事前確認ができないとぶっつけ本番になるので、本当にヒヤヒヤしました。笑
ネットワークはワーケーションにとって難題の一つですね。

ファスティングの合宿がある場所は、本当に自然が豊かな良い環境でした。鳥の鳴き声がすごくクリアに聞こえてくるんです。
前半3日間が水・補助ドリンクのみの断食、後半3日+半日が徐々にボリュームを増やしていく回復食の合計1週間のファスティングを行いました。
朝は鳥の鳴き声とともに起き、海で日の出を見て、ひとっ風呂浴びてから仕事ができる。お昼を食べないので山道を散策してリラックスし、終業後も露天風呂で夜空を仰ぎながら「今」の時間を楽しむことができます。
しかも1週間連泊なので隅々まで満喫できるんですよ。リモートワークでないとこれほどの公私両方の充実感は味わえないなと強く感じました。消灯が21:00だったので睡眠時間も十分です。

仕事が終わってパソコンを閉じても、現代だとテレビやスマホをすぐに見ちゃうじゃないですか。デジタル漬けの毎日。そこからちょっと隔離されたような状態で、強制的にゆっくりするしかないような状況に置かれるんですよね。
なので、自然をひたすら楽しめて、めちゃくちゃ良かったですね。

ーー自然が楽しいから仕事やりたくないとならない?

むしろ逆で自然を楽しめるからこそ、仕事にも気合が入って、仕事もオフタイムも濃厚な時間を送ることができました。自然もそうですが、なんと言っても今回はファスティング合宿です。毎日の体調チェックとマッサージもあるんですよ。
最初はファスティングということもあって、体調が途中で悪くなったり、仕事の集中力が切れたりしたらどうしようという不安もありました。
なので、きちんと毎日体調チェックやマッサージをしてくれる場所を選びました。

ーーファスティング合宿に行って変化はありましたか?

3月〜4月ってスギ花粉のシーズンなんですよね。出発前まで花粉症がひどかったのですが、ファスティング中は環境がとても良かったからか、すっかりなくなっていました。もちろん花粉の終わりかけだったということもありそうですけど、体の中の毒素や悪い循環がなくなった感じがあってスッキリしています。

またファスティングでは、ご飯を極力食べない状態にするので、食べた時の1口1口のありがたみを感じるようになりました。
特にベンチャー企業を経営していた時は、パソコンを触りながらなんかピザとかジャンクフードなど、ちょっと健康に悪いものをパソコンの画面に集中しながら食べていて。何も味わっていない状態で食べていたんです。
ファスティング後は、それとは全く真逆で1口1口が「あ〜美味しい」って言いながら食べられるようになった。これが一番変わった点ですね。
食べる量も必然的に少なく出来て、それでもお腹がすいた感覚は特にないんですよね。満腹感もちゃんとある状態になったので、非常に健康的な食べ方ができるようになったし、食べ物の味に集中できるようになったんです。
あと、集中力もおそらく高まったかなと思っています。まだそれが仕事の具体的な結果に出ている訳ではないですが、おそらく仕事でも集中力を増してやれてるんじゃないかなと思いますね。

それから今回行ったファスティング施設は杉の木で出来ていて温かみのある建物で、すごくキレイなところでした。帰ってきてからは、自分のリビングや寝室とかをできるだけキレイに保って気持ちいい毎朝を迎えるようにしたいなと思って。掃除を結構頑張るようになりましたね。
空気の入れ換えをできるだけこまめにして。都会なのでそんなに空気が伊豆高原ほどキレイなわけではないですが、できるだけ新鮮な空気を吸うようにしています。
ファスティングに行ったおかげで、ライフスタイルが変わりましたね。

自分がやったことのない180度逆のことをやってみろ。そこから広がる自分の視野と気付き

ーー今後やってみたいワーケーションや働き方はありますか?

実はこの前、自然がとても素晴らしい場所に行ったんですよ。埼玉の嵐山っていうところがあって、そこで川の音を聞きながら森林浴をしました。
そこでそのまま川に足をつけながら、パソコンで仕事ができたら最高だななんて思ったりはしています。ただ屋外なので、ちょっとセキュリティ的に問題があるので、ミイダスでも許可は降りないと思うのですが。笑

ーー最後に一言お願いします。

私がベンチャー企業を経営していたときの投資家が海外の方で。その方が土日とか休みがある時は、しっかり休んで全く自分がやったことのない180度逆のことをやってみろ、と言っていたんです。当時は残念ながら「休みなんてないよ」と思ってたんですけれど。
実際にやっと自由な時間をとれるようになった時、その言葉を思い出したんです。エンジニアという仕事は、どうしても長時間椅子に座ったり、パソコンとにらめっこしたり、休みの日もずっと作業してしまいがちなので。
その真逆といったら、当然体を動かすこと。そして自然の中でのんびり休むことが大切だと思い、体を動かしたり休むことを始めました。

実はその方が「休んで真逆のことをやってみろ。」と言っていた理由が2つあるんです。

1つは、しっかり休むとその後が集中できるということ。
他の投資先の話で、行き詰まったプロジェクトがあったそうです。やるべきことが山積みでしたが、それらをいったん忘れて強引にその投資家が社員全員で旅行を敢行したそうです。はじめ仕事を止めたら後がやばいから休めない、というのが大勢の意見でしたが、休み明け、仕事の効率が高まり、スケジュールどおりに終えられたそうです。
「いい仕事をするためにしっかり休め」「休むというのは平日と同じことをしないことだ」と教わりました。

もう1つは視野が広がって新しいヒントになるということです。ずっと同じことをやっていると視野が狭くなってしまうので、その視野を強制的に広げるために真逆のことをした方がよくて。さらに視野を広げたときに、全然違う気づきが当然出てくると思うんですよ。そして気付きに対して全然違う頭の部分を使っていたりします。
その気付きが将来何かに繋がることかもしれないし、何かのヒントになるかもしれない。こういうものを逐一どこかにストックしておいて、繋がった時ににここぞとばかりに使うんです。そうすることで、仕事の広がりも良くなると思っています。

この2つの理由から普段やっていることとは全く真逆のこと、休日には自然がたくさんある場所に遊びに行くのがいいかなと思っています。
ワーケーションもたくさん活用して仕事をしながら自然の中でたくさんリフレッシュしてほしいですね。

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