JAWSとNRUGのSRE支部を設立した思い出

mediba Advent Calendar 2022SRE Advent Calendar 2022の15日目の記事です。

はじめに

medibaでSREをしている北浦(@kitta0108)です。

今回は、JAWS-UG SRE支部やNRUG SRE支部の設立に至るまでの裏側の話を雑に語っていこうと思います。 

先にお断りしておくと、何かしらの知見を得られるようなものにはなっていない気がしていましてw

ユーザーコミュニティの立ち上がりってどんな感じなのかというベクトルから、 読み物としてお楽しみいただくようなコンテンツになるよう意識しています。

なんなら、これをきっかけにエンジニア界隈のユーザーコミュニティ活動に 興味をもってくれるような人が出てきたら、この上なく嬉しい気持ちになる気がします。

そんなモチベーションで頑張って書いていきます。

JAWS-UG SRE支部設立のきっかけ

ことの発端は、弊社にはslackにtimesチャンネルを作る文化があるのですが、 その場でJAWS-UGにSRE支部あったらいいのになーとぼやき始めたところになります。

この時点では95%くらいの冗談寄りで設立しちゃおっかなみたいなことを言っていますね。

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元々、弊社の課題感として、 AWSの各リソースを使ってSREのプラクティスを実践していくという事の関心や、 社外の方との意見交換を欲していたこともあり、そのせいもあってか、 社内からは設立に関しては後押しされる声をいただきました。

追い風のように、社外の親しくさせていただいているエンジニアや、 1on1にお付き合いいただいているメンターからも、ポジティブな声をいただくなどして、 いよいよもってして、本当に設立しちゃおっかなという気持ちの昂りがあったことを今でも覚えています。

設立の決断

この時点で、設立に関して、かなり前向きになっている状態なので、 日頃の発言も設立に関することが多くなっていたような気がします。

そんなこともあってか、弊社の板谷さん(@mary_tuba)が ホントにやるなら手伝うよと声をあげてくれたり、

当時、New Relicの技術コンサルとして支援いただいていた瀬戸島さん(@tossi_104)との雑談から あんどぅさん(@integrated1453)を紹介いただいたり、

元、弊社でSREチームのマネージャーをしていた沼沢さん(Twitterやってないヨ)にも手伝ってもらうことになったり、

あれよあれよと運営メンバーが集まることになりました。

幸いにも、日頃からJAWS-UGの出入りが多かったメンツだったこともあり、 設立の手筈なども、もたつくことなくコミュニケーションがとれ、そして設立宣言に至ります。

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緊張の第一回目開催

非常に嬉しい誤算なのですが、 当時、参加者数50人集まったらいいよねみたいな話をしていた矢先、 まさかの430人集まるという事態になりました。

やっぱりみんな、SRE支部欲しかったんだなと改めて感じたのと本当に設立してよかったと思う瞬間でした。

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話はじめてしまえばどうということはないのですが、 開始10分前とかは、緊張しすぎて小鹿のように足を震わせてた思い出ですw

そんな第一回目は以下からアーカイブ視聴が可能なので、よかったらみてやってください。

SRE支部第一回目アーカイブ

反響もよく、アンケート結果はもちろん、 個人としても、他のSRE界隈のコミュニティでもSRE支部で取り上げた内容の参照がされていたり、 有意義なコンテンツを提供できた手応えを感じました。

余談ですけど、いただいたアンケートは穴が開くほどよくみているので、 勉強会に参加された方でアンケート求められたら、運営している方のためと思って協力してあげてください。 泣いて喜ぶことになるでしょうw

そして、運営メンバーもこのタイミングで4名追加になって一気に華やかになりました。

ユーザーコミュニティというと、勉強会の開催をメインにやっていく集まりのように見えるかもしれませんが、 割と普段から技術面の意見交換だったり、時には恋バナ?wなどでも盛り上がれる最高のメンバーで構成されてます。

ちょうど昨日、SRE支部運営メンバーで今年の成果報告会やろうぜなどといって、 お互い発表しあって楽しい時を過ごすなどをしましたw

今のメンバーと取り組みはこんな感じです。

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NRUG SRE支部設立のきっかけ

JAWS-UG SRE支部設立から時は経ち、 一方で、SRE業務の関心軸として、開発者体験の向上やサイト信頼性向上といった文脈から、 o11y導入のモチベーションが高まっていました。

そんな中、NRUG Vol.0の懇親会にお邪魔した際に、 清水さん(@photographed)からNRUGでもSRE支部設立どおっすか?と お声かけいただく機会がありました。

その後、NRUG Vol.1に登壇させていただき、その際の資料にNRUG SRE支部一緒に設立したい人募集!と軽い気持ちで一文書いておいたところ、 Tocyukiさん(@Tocyuki)とkazumaxさん(@kazumax55)が 手をあげてくださり、その場でのいきおいwで設立することになりました。

ドキドキの第一回目

JAWS-UGのときもそうだったのですが、第一回目の開催前は、 コミュニティの意義、参加想定者、僕らは何に貢献していくのか、などを整理していく過程を踏んでいくことになります。

その整理にいたっては、 運営3名 + New Relicさん側から、大平さん(@joe_yuzupi)と清水さんのサポートがあり、 手前味噌ながら、高い完成度の指針を作り込めた気がします。

そんな中で迎えた第一回目のテーマは「俺たちのNew RelicとSRE」です。 参加者数も192名と、当初想定のおおよそ4倍近い方々からの参加をいただきました。 SNS上の拡散などで応援してくれた方々も多かったので、その点は大変に感謝です。

そんな皆様のご支援もあってか、JAWS-UGと同様、参加者は思ってた以上に集まり、ォィォィZoomの参加可能枠超えちまうよみたいな謎テンションの心配事をした記憶がありますw

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運営3名がちょうどSREのフェーズ感が違っていたというのと、 それぞれが発表できそうなネタがあるということで運営3名が登壇したのですが、 こちらもアンケート結果や当日のTwitterの賑わいなどからも、手応えとしてグッとくるものがありました。

NRUG SRE支部 Vol.1アーカイブ

o11yとSREは親和性の高さを感じるものがあり、 今後も継続して良質なコンテンツを提供できるように頑張っていきたいものです。

まとめと所感

思ってた以上に、自分ごとを書き連ねてしまった反省はあるのですが、 いかがでしたでしょうか。

思い返してみれば、コロナ禍という向かい風があった中でしたが、 たくさんの人に支えあって、やりとげられたことのような気しかしません。 運に極振りしたような人生ですねw

色々と書きましたが、「ユーザーコミュニティは参加するのも運営するのもいいゾォォ。」 こんな雰囲気が伝わったならいいかなと思います。

ちょっとだけ宣伝

各ユーザーコミュニティのリンクです。 興味ある方は是非Watchいただけると嬉しく思います。

JAWS-UG SRE支部は次回1月開催 NRUG SRE支部は次回2月開催・・・ができたらいいなという温度感で取り組んでいます。

JAWS-UG SRE支部

NRUG SRE支部

本件とは別のコミュニティですが、北浦個人として以下のコミュニティ運営も携わらせていただいてます。

JAWS-UG コンテナ支部

Tech-on

2022/12/20はコンテナ支部#22 re:Cap会やります! リモート参加もOKですし、現地ではBeer Bashをやります。飲もうぜ!!

JAWS-UGコンテナ支部 #22 re:Cap