この記事はBASE Advent Calendar 2022の22日目の記事です。
こんにちは! BASEでエンジニアをやっている大津(@cocoeyes02)です。
BASEではエンジニアが外部へとアウトプットする文化があり、その中の一つに技術イベント・カンファレンスへの登壇があります。
2022年もBASEから様々な技術イベント・カンファレンスへ登壇したので、今回の記事ではその振り返りをしたいと思います。
直近3年間の登壇サマリー
まず2022年の技術イベント登壇を定量的に振り返ってみます。比較のため2020年と2021年のサマリーも用意するとこのようになりました。
年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|
登壇したイベント数 | 9 | 17 | 17 |
各イベントでの登壇回数の合計 | 16 | 35 | 41 |
→うち1番登壇が多かった人の合計登壇回数 | 8 | 7 | 5 |
→うち1人あたりの合計登壇回数の中央値 | 2 | 1 | 2 |
ユニーク登壇人数 | 8 | 20 | 17 |
→うち去年登壇した人の中で今年も登壇した人 | 4 | 3 | 11 |
登壇した回数は毎年増えており、良い傾向にあります。
数字から読み取れるのは、段々と年に2回以上登壇している人が増えてきていることと、2021年に登壇した人で2022年も登壇している人が半数以上いるということです。
これは登壇が1回限りではなく、日々のアウトプットの機会として登壇を選択している人が徐々に増えていきていることを示しています。
登壇を文化として根付かせる上では、登壇「したことある」人だけでなく、登壇「している」人が増えていることが重要になってきます。その点において言えば、好ましい結果になったと言えます。
ユニーク登壇人数は2021年と比べると人数が減ってしまったので、iikanji-conference-toudanチームのメンバーとしては来年の目標としても追っていきたいです。
ちなみにiikanji-conference-toudanチームの活動については、去年のアドベントカレンダーの記事をご覧ください。
2022年はどのような分野の登壇が多かったか
2022年はバックエンド、アジャイル、フロントエンド、SaaSツールなどをテーマにした技術イベント・カンファレンスの登壇がありました。
去年までと比べると、比較的フロントエンド分野の登壇が増えてきました。特定の分野だけではなく、多方面の分野でアウトプットしていく文化があるのはとても良いことですね。
いくつかフロントエンド分野における登壇のイベントレポート記事がございますので、よければご覧ください。
また、2022年は協賛や招待による技術イベントの登壇が増えました。
今年は例年よりも「一緒にイベント開催しませんか?」「イベント登壇しませんか?」と声をかけて頂いた回数が多かったように感じます。この場を借りてお礼申し上げます。
こちらに関しても登壇のイベントレポート記事がございますので、よければご覧ください。
登壇によって変わったことがあったか
面接や面談の場で「登壇によるアウトプットを見た!」という声がだんだん増えてきました。
他にも内定承諾のきっかけの一つに、登壇によるアウトプットを挙げていた方も現れました。
登壇によるアウトプットが採用のアトラクトに貢献できていて、大変嬉しい限りです。
ブランディングにおいて最も重要なことは、とにかく継続することだと思っています。
今後も技術ブランディングの向上をしていく上で、BASE外に継続したアウトプットが出ているかが重要であると再確認ができました。
最後に
とはいえプロポーザルを出したけど採択されなかった人が出てきたなどまだまだ課題はあります。
プロポーザルが採択される上で重要な観点を社内kibelaにまとめるなど、2023年も引き続きエンジニアの登壇をサポートしていきたいと思います。
ちなみに、今回紹介した記事以外にも登壇のイベントレポート記事がたくさんあります。
カテゴリ「イベントレポート・スポンサー・登壇」の一覧を見ると一通り読むことができますので、ぜひご覧ください!
明日は @FUJIIMichiro さんの『BASEのUXライティング/コピーライティングについて2022』と @Linda さんの『経営戦略室と僕たちが信じる未来』のお話です。お楽しみに。