読書会はじめました

こんにちは。創造開発部 兼 ものづくり推進部の森竹です。

バックエンド開発を担当しています。その他にもアジャイルの推進や BIT VALLEY -INSIDE- のコミュニティ運営に参画しています。

今回は毎週開催している読書会について、記事にさせて頂きました。

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出典:カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

なぜ読書会を開催するのか

今回は読書会の題材として、「カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで」を選びました。

この書籍から、目的のために自分から行動して行くことを改めて学びました。またアジャイルを推進したり、自分が楽しいと感じることを共有して伝えたいとも思いました。読書会を通じて、「自分と同じように感じて欲しい」、「アジャイルを推進するのに最適な書籍だ」と考えたためです。

読書会の内容

読書会のやり方ですが、⻘木将幸ファシリテーター事務所 『「8分読書会」の進め方を参考にさせて頂きました。

こちらのやり方ですが、2018-10-31(水)にヴァル研究所にて開催された、DevLOVE主催のイベント、「組織での読書会の開き方」に参加し、知見を得ることが出来ました。

8分読書会の特徴は下記となります。

  1. 事前に読んでこなくていいので楽!
  2. 当日8分だけよんで、皆と意見交換できるので、手軽
  3. 他の人の視点をもらえるので、複合的にこの本を楽しめる。本を読み進める楽しみが増す

読書会参加者ですが、今回は様々な職種でエンジニア、デザイナー、プロダクトオーナー、ディレクターなどです。

読書会の手順

  • 読む8分
    • 書籍を1話ずつ読んでいきます。1話毎にページ数は異なりますが、読む時間は変更しません。読み方も1話内であればどこからでも構いません。
  • 書く5分
    • 付箋とペンを用意し、思ったことや感じたこと、気になったことや疑問点など、なんでも付箋に書きます。
  • 語る8分
    • 付箋をホワイトボードに貼りながら、付箋に書いた内容を自分の言葉で語ります。
  • 全体討議
    • 付箋が貼られたホワイトボードを眺めながら、参加者同士で話します。

読書会を開催した感想

8分間限定で読書することも大事だと思いますが、読んだ直後にアウトプットする、アウトプットしたものを自分の言葉で語るのが重要だと感じました。

アウトプットや語ることで理解が深まったり、新たな気付きがあったりします。一度読んだ書籍でも自分の視点を見直したり、他の方の様々な視点に気付きがありました。またお互いの価値観を知ることで、チームビルディングにも役立ちそうに感じました。実際のスクラムチームなどで読書会を開催するのも良さそうです。

全体討議では、実際のプロジェクトの話まで踏み込むこともあり、良いカイゼンの場になればと思いました。そのような時は、自分なりのアジャイルなエッセンスを加えてお話しするように心掛けています。

読書会のカイゼン

最初のうちは固定メンバーで開催していましたが、途中からゲストの方をお招きして読書会を体験してもらう取り組みを始めた。

既存メンバーにとっても更に異なる視点に気付きがあったり、ゲストの方本人にも効果があるように感じています。

最後に

読書会のやり方や手順、感想やカイゼンについて紹介させて頂きました。

題材である「カイゼン・ジャーニー」ですが、まだ読み終えておらず引き続き読書会を開催して行きます。

今後はもっと読書会の魅力を伝えたり、より多くの方に参加して頂いたり、読書会の文化を作って行きたいと思っています。

宣伝

BIT VALLEY -INSIDE- Vol.9 を下記日時・場所で開催します。

  • 日時:2019-6-4(火) 19:30 ~ 21:30
  • 場所:株式会社mediba 内 カフェスぺース「8cafe」

テーマは「正しいものを正しくつくれているか?」〜経産省プロジェクトでのアジャイル開発〜 となりますので、是非ご参加下さい。

※今回は DevLOVE との初共催となります。