CROOZ TECH BLOG

~読んだらわかるSHOPLISTの裏側~

CROOZ TECH BLOGとはクルーズ株式会社の開発チームが技術について共有するブログです
開発の中での発見や知識を広めてオモシロカッコイイ〇〇をツクリます。

未経験からエンジニアになって思うエンジニアを経験するメリット

こんにちは。新卒2年目のKEN☆YAMAGUCHIです!

今回は「未経験からエンジニアになって思うエンジニアを経験するメリット」というタイトルでお話をしたいと思います。

僕自身、未経験からエンジニアになり1年間エンジニアをして開発部に所属しておりました。その後は事業部に異動となり現在に至ります。

そこで今回は、エンジニアという技術職を経験したのちにビジネス職に転向した際に感じたエンジニアを経験することのメリットについてお話しさせていただきます。

駆け出しエンジニアの方はもちろん、エンジニアを目指している方、エンジニアに少しでも興味がある方にとってためになるのではないかと思うので、最後まで読んでいただければ幸いです!

そもそもエンジニア人口ってどんなもん?

僕自身、エンジニアを経験した人間の1人ですが、そもそも日本のエンジニア人口ってどれくらいあるのか気になって調べてみました。

日本のIT人材の人口は、ヒューマンリソシアによる国際労働機関(ILO)の公表データや各国の統計データの集計によると「およそ122万人」とされており、アメリカ・インド・中国に次いで世界4位ということでした。また、総人口に対して0.97%の割合でIT技術者が存在している計算になります。

現状もIT人材の不足が叫ばれていますが、2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表しています。

やはり、エンジニア不足はさらに課題となってくるのではないかと思います。

エンジニアを経験して身についたこと

さて、実際に僕がエンジニアを経験したことで身につけることができたことは何かをご紹介させていただきます。

1つ目は「ヒアリング能力」です。ヒアリング能力とは相手の話を丁寧に聞いて理解することですが、開発をする上で依頼主が何を実現させたいのかを認識齟齬なく理解する必要があります。

ここで認識齟齬が生まれたまま侵攻してしまうと、いざ実装完了し確認を行ってもらうときに依頼主が思っていたものとは違うものであり、作り直しになる可能性が非常にいです。

そんな悲劇を起こさないためにも、依頼主と同じ目線で立ち、専門用語をわかりやすく噛み砕きヒアリングすることが必要になります。そんな経験をしたことでヒアリング能力を身につけることができたのではないかと思います。

2つ目は「問題解決能力」です。エンジニアとして開発を行なっていると、一発で思い通りの挙動にはならないことがほとんどで、エラーが出てくるためそのエラーを解決するための問題解決能力が問われると思います。

何が問題でエラーが出ているのか、どうすればそのエラーを解消できるかという解決策を見つけることの日々だと思います。そんな日々を繰り返していくうちに問題解決能力を身につけらることができたと感じています。

身につけた専門知識は活かせるのか

前章では、正直エンジニアでなくても身につけることができるスキルを紹介しましたが、実際にエンジニア特有のITに関する専門的な知識も多少なりとも手に入れることができました。

そんな知識をビジネス職に移ってから本当に活かせるのか?という問いが出てくるかと思います。この疑問は自分自身エンジニアの頃から感じていました。

結論、エンジニアを経験して身につけた知識は活かせます。

弊社自体がファッションECサービスを運営しており、開発が付き物であるため、自ずと開発の方とコミュニケーションを取る機会が多いためです。実際にエンジニアを経験していることである程度システムの仕組みがわかっているのでコミュニケーションが円滑に進めることができます。

用語もいちいちわかりやすい言葉にしてもらわずにコミュニケーションが取れるため、どのように実装すればいいのかが具体的になり認識の齟齬も起きにくいです。

また、昨今はどの企業もIT化を推し進めているかと思うので、エンジニアを経験していることで、全くシステムがわからない人に差もつけられるかもしれません!笑

本当に必要とされる人材とは

これまで、技術職とビジネス職を分けて考えていましたが、双方で必要とされるスキルを身につけたら最強の人材になれるのではないでしょうか。

これからの世の中を想像すると、今よりもっとデジタル人材の需要は高くなると考えられます。デジタル人材とは、データサイエンスやエンジニアリングといった「技術的・分析スキル」と、マクロ視点や課題解決能力、リーダーシップといった「ビジネススキル」の双方を持っているを人材だと考えます。そんな両刀使いができる人材はこれからも必要とされ続けるのではないでしょうか。

僕もそんな人材になれるように、エンジニアを辞めて今でもITの知識のインプットは欠かさずに行なっています。そしてビジネススキルを身につけるべく日々の業務にあたっています。

最後に

今回は「未経験からエンジニアになって思うエンジニアを経験するメリット」をお話しさせていただきました。

エンジニアの経験は絶対に無駄にならないものだと考えており、経験できたと心の底から感じています。この経験を活かして成長していけるように頑張ります!

最後にTwitterアカウントの宣伝をさせてください!

「s-flo」という名前で活動していますのでぜひフォローのほどよろしくお願いいたします!

s-flo【CROOZ SHOPLIST株式会社】 (@s__flo) / Twitter

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう!