BASEプロダクトチームブログ

ネットショップ作成サービス「BASE ( https://thebase.in )」、ショッピングアプリ「BASE ( https://thebase.in/sp )」のプロダクトチームによるブログです。

BASEに入社してから初リリースするまでに経験した事を紹介します

はじめまして、2023年1月4日に入社しました遠藤(@Fendo181)と言います。
所属は Cart Dev というチームでバックエンドエンジニアを担当します。
Cart DevチームはBASEの決済開発を担当しているチームになり、主にショップオーナー様や購入者の決済、カート機能周りの開発を担当しています。

入社してそろそろ1ヶ月経つタイミングですのでこの記事では初リリースまでに行った事や実際にBASEに入社してから経験した事をご紹介します。

初リリースできるまでに経験した作業内容について

自分がはじめてリリースした機能は、ある処理が完了した際のログを追加する軽微な変更でした。
以下に入社してからリリースするまでに行った具体的な作業内容を時系列順にご紹介します。

  • (1)GitHubやOneLoginなどの業務で使うアカウントを作成する
  • (2)オンボーディング用のドキュメントを参考に作業内容を確認する
  • (3)BASEでショップを開設しながらサービスの仕様を把握する
  • (4)開発環境を構築する
  • (5)具体的な作業内容をメンターの方と相談しながら実装する
  • (6)PullRequestを作成してDevelopment環境にデプロイする
  • (7)Development環境で検証後に問題なければメンターやチームメンバーにレビューをしてもらう
  • (8)レビュー後にApprovedを貰ったらPullRequestをマージしてStaging環境にデプロイする
  • (9)Staging環境で問題なければProduction環境にリリースする
  • (10)Production環境に動作確認をして問題ないか確認する

上記で紹介した作業以外にも PhpStorm の設定や、アーキテクチャの方針や、ドメインモデル図の紹介だったり細かい作業もありました。
紹介した作業の中で自分が特に掘り下げて説明したい内容は以下の2つです。

  • (2)オンボーディング用のドキュメントを参考に今後の業務内容を確認する
  • (3)BASEでショップを開設しながらサービスの仕様を把握する

オンボーディング用のドキュメントがとにかく充実している

オンボーディング用のドキュメントには組織図の紹介からチームメンバーのプロフィール、グループでの活動、開発に入るまでの準備等、作業内容が丁寧に記述されていました。
また、Slackでオンボーディング専用のチャンネルが出来ておりドキュメントを読んでも分からない事があったとしてもチャンネルで質問をなげるとすぐにメンターやチームメンバーからフォローが入り1人で悩むというのが無かったです。

また、オンボーディング期間中は上長と1週間に1回、1on1のMTGで作業の進捗具合を相談する機会があります。
この時に「30days入社モニタリングシート」というのを使って進捗を確認するのですがオンボーディングで想定している作業と実際に行っている作業で大きな差が生じないよう1つ1つ状況を確認しながら相談にのっていただいたのが良かったです。モニタリングシートを使ってのふりかえりを行う事で次の1週間の動きが明確になり安心して業務に集中する事ができました。

このようにオンボーディング用のドキュメントが丁寧にまとまっていたり、30days入社モニタリングシートが用意されている等、BASEでは リモート環境で入社してもすぐに会社の環境に慣れる配慮 がされているのが個人的に素晴らしいと感じました。

オンボーディングについては Owners Marketingチームの竹本 さんが書かれた記事もあるので是非こちらもご覧ください。

devblog.thebase.in

BASEでショップを開設しながらサービスの仕様を把握する

BASE社内ではこの研修の事を「プロダクト習熟トレーニング」と呼んでいます。
この研修の目的は「新入社員・中途入社・業務委託向けに、BASEのプロダクトに対する理解を深めてもらう。」というコンセプトで用意されています。
最初にBASEでアカウントを作って商品を登録したり、Appをインストールして実際にショップ作成を体験する研修になりますが、作業内容がとにかく細かく書かれております。
以下に実際の作業内容をご紹介します。

商品を登録する。
商品にカテゴリを設定する。
1つの商品ページ内で、種類(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ)を登録する。※サイズごとに値段の変更は不要
登録済みの商品を複製して、別の商品を登録する。
登録している商品を一括で非公開にする。
登録している商品を任意で選択し、同時に削除する。
登録している商品を全削除(一括削除)する。
CSVで複数の商品を同時に登録する。
CSVで複数の商品へカテゴリを同時に登録する。
...

これは一部分で他にも同様なステップが続きます。
自分は空き時間を活用しながら作業してたのですが2~3日程かけて終えました。
この研修の素晴らしい所はただショップを作成して終わりではなく作成しながら「改善したい所も書く」というのがあり研修を通じて サービス利用者側から当事者側への意識 に変わりました。

開発業務外で経験した事について

次に開発業務外でBASEに入社して良いと思った文化や制度についてご紹介します。

Uniposで褒め合う文化について

BASEでは Uniposという従業員同士が感謝したい事やお礼を伝えたい時に少額のインセンティブを贈り合うことができるサービスを活用しています。
自分が機能を初リリースする際にもこのサービスを使ってメンバーからポイント貰い嬉しかったのですが、相手への感謝の気持ち気軽に伝えられるのが個人的には素敵な取り組みだと感じました。

メンターランチ制度を使って他部署の方と交流する

メンターランチ制度とはBASEに入社された方がいち早く会社に馴染んでいただけるようランチ代の補助する制度になります。 詳細はBASE Bookでもご紹介していますのでご覧ください。

basebook.binc.jp

普段仕事していると自分が所属しているチームメンバーとの交流がメインになるのですがこの制度を使う事で他部署のエンジニアやグループマネージャーの方と交流できるきっかけになり良かったです。

まとめ

自分がBASEに入社して初リリースするまでに経験した内容をご紹介しました。

オンボーディング用のドキュメントが充実している事やメンターランチ制度が揃っているなどBASEではリモートで入社してもすぐに組織に馴染んで開発に集中できる環境が整っていると感じました。 またこの記事では紹介できなかったのですが頻繁に社内で読書会が開催されたり、ブロク記事や勉強会への登壇を推し進めるチャンネルがあったり組織の中で活発にインプットとアウトプットに取り組んでいる事も素敵だと感じました。

この記事を読んでBASEに興味を持った方はYoutubeBASE Bookでも事業内容や現在取り組んでいる内容についてご紹介していますのでご覧ください。

この記事を読んでBASEに少しでも興味を持っていただけると幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

binc.jp