電通総研 テックブログ

電通総研が運営する技術ブログ

中学生でも分かる「Salesforce」

おはようございます!こんにちは!こんばんは!電通国際情報サービス X(クロス)イノベーション本部 デジタルエンゲージメントセンター 1年目社員の根本康平です。

今回は「Salesforce」が一体どういうものなのかを簡単な言葉だけで紹介する記事です。難しい言葉は一切使いません! 中高生でも分かるように紹介します。

Salesforce 聞いたことあるけど何ができるか分からない』という方向けの記事です。『業務で Salesforce を使う機会無いから・・』という方も是非ご覧ください。課題解決の手段の1つとして知っておくに越したことはないと思います!IT業界に興味のある「就活生」の方々もぜひご覧ください!

Salesforceの概要

まずは「Salesforce」という単語について。Salesforce とはアメリカに本社を置くITの会社のことです。Salesforce が提供しているサービスは世界中の様々な会社で使われています。 では「Salesforce が提供しているサービス」とはどういうものでしょうか。今回はイメージしやすいように我々に身近な「ネット通販」で Salesforce が利用されたことを想定して紹介します。

Salesforceがどのように使われるのか?(ネット通販編)

まずは登場人物・登場する会社についてです。「A会社」が「A通販」を運営しています。A通販を利用するお客さんが「佐藤さん」と「田中さん」です。A会社に勤めている社員は「兵藤社員」と「利根川社員」です。

では「Salesforce」の説明に戻ります。Salesforce が提供しているサービスは「お客さんの情報を一元管理・社員の営業活動を支援するシステム」です。 「お客さんの情報」というのは佐藤さんや田中さんの「名前」「住所」「性別」「年齢」「購入した商品」「A会社への問い合わせ履歴」・・・などの情報を指します。 「社員の営業活動」というのは兵藤社員や利根川社員が行った「会議の記録」や「取引情報」・・などを指します。 これらの情報を1か所にまとめて管理(一元管理)するシステムを提供しているのが「Salesforce」です。

一元管理されたお客さんの情報を社員が見るとこのような感じで確認できます。

情報は一元管理されていますので、佐藤さん・田中さんに関する情報は全てここに集約されます!全ての情報が一か所に集まっていてスムーズに情報を閲覧できることは非常に大事なことです。

ここまで理解できれば Salesforce の7割を理解できたといっても過言ではないと思います!

Salesforceを使うとどのようなメリットがある?

  • 情報共有が容易

例えば、佐藤さんの「プリンターインクの不備について」という問い合わせ対応を利根川社員が担当したとしましょう。利根川社員が調べた結果、その問い合わせの情報・やり取りを別部署の兵藤社員に報告する必要が発生しました。こういう時に情報を一元管理していると、佐藤さんの氏名や住所、購入履歴や問い合わせ履歴を簡単に兵藤社員に共有できます。 このようにいろいろな部署や部門間でスムーズな情報共有ができます。

  • 情報分析とニーズの予測

例えば、兵藤社員から利根川社員に「A通販の食料品の売り上げに関するレポートを作ってください」と依頼があったとしましょう。利根川社員はどうすればいいでしょうか? なんと、Salesforce を使うと数クリックの簡単な操作だけで食料品に関するレポートを作ることができるんです!月ごとの売り上げグラフを作ることも、食品別の売り上げ割合もとても簡単に作ることができます!これも Salesforce で情報を一元管理しているおかげです。 兵藤社員からの依頼を超スピーディーにやり遂げることができれば利根川社員の評価もうなぎ登りですね。

  • 営業活動の効率化

Salesforce は社員の情報も管理できます。 例えば、利根川社員は兵藤社員から「A通販は洋服商品が全然ないから、洋服を売っている色々な会社に『A通販でも販売しませんか?』とお願いしてきてください」と依頼されたとしましょう。利根川社員は洋服を売っている色々な会社に行って、打ち合わせや取引の手続きをします。その打ち合わせの情報やお客さんの会社の情報を Salesforce に入力して記録を残します。

そうすると、Salesforce利根川社員の活動状況について、画像のように分かりやすく確認できます。兵藤社員は Salesforce利根川社員の活動状況を確認して「11/29 青木洋服に声かけてからすごく時間が経っているけど大丈夫?」「契約できそうなのが2件あるんだね!順調だね!」などコメントできます。また、全営業パーソンの状況を確認すれば、今期の契約数の予測も簡単に出せそうですね! このように、Salesforce を用いると営業活動の効率化が期待できます。

  • アプリケーション開発が容易にできる

Salesforce ではアプリケーション開発が簡単にできます。例えば、「A会社独自のスケジュールアプリが必要」という要望も Salesforce を使って独自に開発できます。イメージとして、 Apple StoreGoogle Play ストアにあるような便利アプリを Salesforce で作れる!Salesforce で利用できる!というような感じです。

  • その他

他にも様々なメリットがあります。セキュリティ対策がある程度できている・マウスをクリックするだけでほとんどのことができる・iPhone/PCなど様々な端末に対応しやすい・簡単にWebサイトや問い合わせサイトを作れる・・・まだまだ出てきそうです!

まとめ

何となく Salesforce が何か、何ができるのかをご理解いただけたでしょうか? Salesforce は「お客さんの情報を一元管理・社員の営業活動を支援するシステム」ができるものでしたね! 少しでも Salesforce に興味を持っていただけていたら嬉しいです。

Salesforce を導入してみたい・話を聞いてみたい!という方は 電通国際情報サービス(ISID) デジタルエンゲージメントセンター までお問い合わせください!

興味を持ってくださった就活生の方々、ISIDは新卒採用も積極的に行っています!ぜひ下のリンクから確認してみてください!

私たちは一緒に働いてくれる仲間を募集しています!

【全社集約】CRMソリューションコンサルタント

IT業界に興味のある就活生の皆さま、ぜひご応募ください!

【新卒採用】ISID リクルートサイト

執筆:@nemoto.kouhei、レビュー:@yamashita.tsuyoshiShodoで執筆されました