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テレワークと育児について私が思うこと

本記事は  子育てウィーク  最終日 の記事です。
👶  6日目  ▶▶ 本記事 🍼

はじめに

はじめまして、山田です。
普段はWebアプリケーションの開発やチームの運営を担当しています。
最近は新卒採用のお手伝いもさせてもらっています。

2歳の息子と0歳6ヶ月の娘と妻と私の4人で暮らしています。
義実家が徒歩圏内、実家が車で30分程度の距離にあり、日頃から育児にも協力してもらっています。

妻は育休中ですが4月からフルタイムで復帰することが決まっており、最近は復帰後の家事の分担などのシミュレーションをしながら試行錯誤しています。

今回はテレワークをしながら育児をしてみて、私が思ったことについて書いていこうと思います。

テレワークの状況について

私はフルリモートという訳ではなく、可能な範囲でテレワークを利用しています。
チームビルディングのタイミングや、対面での打合せのときなど、状況によってはオフィスワークのときもあります。
今のテレワークの割合は9割程度です。

余談ですが、第一子が生まれたときは100%オフィスワークでした。

テレワークをどのように活用しているか

仕事をしながら子どもの面倒をみれる?

最初に結論となりますが、テレワークをしながら育児をするのは難しいです。
これはSNSなど見ていると、多くの人が言及しているかと思います。が、改めて私が感じたことについて書いておきます。

仕事と育児は同時にできない

私も子どもと同じ空間で仕事をしてみたことがありますが、やはり集中できません。
子どもは大人にかまってほしいし、大人がそれを無視し続けると子どもが怒りだして最終的に無視することができなくなりました。
もちろん子どもに悪気があるわけではありませんし、こうなることはやってみる前から薄々気がついていることでした。

今は割り切って、私が仕事をしている間は妻や実家などに任せるようにしています。
部屋を分けることはもちろん、物理的に部屋に入れないようにベビーゲートなども設置しています。
とはいえ、音までは遮断できずにいて、泣き声が聞こえてくるとやっぱり気になってしまいます。

テレワークのメリットって?

育児できる時間が増えた

ではテレワークって何が良いの?ということになりますが、まずはじめに通勤時間の削減が思いつきます。

オフィスワークの場合、通勤のための時間が発生しますが、育児においてこの通勤時間がなくなるというのは非常に大きいと思います。

同じ18時に業務を終了したとしても、オフィスワークとテレワークでは育児にかけられる時間が通勤時間にかかる分だけ異なってきます。
妻に聞いてみても、私がテレワークのときの方が負担が少ないと言ってくれています。

また、テレワークだと一時的に18時に業務を中断して、子どもをお風呂に入れたりご飯を食べさせ、寝かしつけのタイミングで妻にバトンタッチし、再度業務に戻るといったこともできます。
やることが立て込んでいるときはこのパターンになります。

逆もまた然りで、朝の時間に余裕があるので、焦ることなく子どもにご飯を食べさせることができますし、少し早めに業務を開始して、いつもより早めに仕事が終えられるように調整することもできます。

家族と過ごす時間が増えた

家族と過ごす時間が増えたということもメリットとして感じています。

お昼ご飯を家族と食べることもできますし、早めにご飯を食べ終わることができたら、近所の公園で一緒に遊ぶこともできます。

通勤時間やお昼の休憩を家族との時間に使えるようになったのは、本当に良かったと思っています。

テレワークは業務遂行のための手段の一つである、ということ

テレワークという働き方について、私が思うことについても触れておきます。

大前提として、テレワークは業務遂行のための手段の一つです。
なので、会社から出社が要請される場合や自宅で業務ができないときは、出社するべきだと私は思います。

また、オフィスワークにしかないメリットがあることも実感しています。
特にセレンディピティといったところは、対面でないと得られないものではないでしょうか。

私はテレワークの方が育児などの点においてメリットが大きく、可能な限りテレワークで仕事をしたいと思っています。
そのためには、仕事の進め方を工夫したりツールを導入したり、カイゼンが大事です。

また、オフィスワークのときでも育児や家事が回るようにしっかり準備しておくことは必要です。
 ※そういう意味では、第一子のときにそのあたりのノウハウを得ることができて良かったと思います。

おわりに

会社員である以上どのような状況であれ、一定の成果は求められるものです。そのためには相応の時間が必要となってきます。
その一方で育児や家事をする時間を確保する必要があります。

その課題解決のために、テレワークは非常に有用な手段であると感じています。
引き続きテレワークを継続できるように努力していければと思っています。