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新卒3年目社員の働き方紹介(GMS事業部)

こんにちは、GMS事業部グループ経営コンサルティング第1ユニットの安田しおりです。 この記事では、ISIDに興味を持ってくださっている就活生の皆さんに向けて3年目(2021年入社)の私の働き方を紹介したいと思います。

仕事内容について

まずは、私がどんな仕事をしているのか仕事内容を簡単に紹介します。 私が所属するグループ経営コンサルティング第1ユニット(GMC1ユニット)ではSTRAVISという連結会計ソリューションを扱っています。私はSTRAVISのコンサルタントとして様々な業務に関わっています。ここでは、主な3つの業務についてご紹介します。

1. 導入プロジェクト

導入プロジェクトでは、STRAVISをお客様にご利用いただくためのシステム導入作業として、要件定義や設定、検証、トライアル支援等を実施します。要件定義のフェーズではお客様から業務内容をヒアリングし、必要な機能や設定内容を検討します。設定フェーズでは、要件定義フェーズで整理した内容に基づいて実際にSTRAVISを設定します。基本的にSTRAVISは導入時にコーディングの必要がなく、画面操作によって基本情報や処理の設定を行うことができます。検証フェーズでは、設定内容を確認するためのテストケースを作成し、テストを実施します。トライアルフェーズではシステムの試験稼働をサポートします。

2. セールス支援の案件

新しく連結会計システムの導入を検討しているお客様への提案や、既存のSTRAVISユーザーへの追加提案活動を行います。 セールス支援でのコンサルタントの役割は、お客様にSTRAVISの特徴やSTRAVISを導入するメリットを理解していただくことです。そのために、お客様の前でSTRAVISを操作しながら機能紹介をしたり、実際にお客様にシステムを触ってもらいながら操作をレクチャーしたりします。また、具体的な提案内容を提案書にまとめ、プレゼンします。お客様へのプレゼンや機能紹介は「上手く伝えられるか」と緊張する瞬間ではありますが、提案後にお客様からSTRAVISに対して良い評価のコメントをいただけるととてもやりがいを感じます。

3. BPOアウトソーシングサービス)

ISIDでは、STRAVIS導入後のお客様に対してSTRAVIS関連の連結決算業務の一部を支援するアウトソーシングサービスを提供しています。私はBPO案件の中で、STRAVISの設定のメンテナンスを行ったり、データ確認や仕訳作成の一部作業を担当したりしています。実際の決算業務の中でSTRAVISを使うことができるため、自分の成長に大きくつながったプロジェクトだと考えています。

上記の3つの案件以外にも、STRAVISオンラインセミナーの講師を務めるなど幅広く活動しています。

1週間の流れ

 仕事内容の紹介で複数案件に参加していると書きましたが、どのような1週間を過ごしているかスケジュールを紹介します。月によって案件の内容は変わりますが、1週間の中でセールス支援がメインの日もあれば導入作業やBPOの作業がメインの日もあります。お客様とのミーティングの予定も多く、常に複数のお客様と関わりがあります。他にも部内の活動として、グループ会や1on1が週に1回程度あります。グループ会では案件状況の報告や、メンバ間でのノウハウ共有を行います。 また、部長やグルプマネージャーと1対1で会話する機会として週に1回15分程度1on1を実施しています。1on1を定期的に実施していることで、業務の中での相談などもより気軽にできていると思います。 終業後は、同期に会ったり、美容院に行ったりとプライベートの時間を確保して気持ちをリフレッシュしています。

GMC1ユニットでの働き方の特長

次に、私が考える「この部署での働き方の特長」についてです。私がGMC1ユニットで働く中で、自分に合っていると感じたポイント2つについて説明します。

私が考える特長の1つめは「幅広さ」です。 私は入社3年目ですが、様々な案件に関わってきました。複数の案件に同時に関わることが多いため、次々と新しいことに挑戦できますし、スキルアップできる機会も豊富にあります。そして単に新しいことに挑戦する機会が多いだけでなく、性質の異なる案件を経験することで様々な角度から知識やスキルを習得できる点もメリットに感じています。例えば、導入プロジェクトを経験していたことでセールス支援の時に具体的な導入事例を紹介できた、というように幅広く経験して良かったなと思うことが多いです。このように得た知識を発揮できる場が多いと自分の成長を実感でき、モチベーションの維持にも繋がっています。 また私の場合、この部署での幅広い業務経験が「特にどのスキルを伸ばしていきたいか」「どういう事に特化した人材を目指すのか」という選択肢を拡げることに繋がりました。入社直後はやりたい事のイメージが掴めていませんでしたが、今では選択肢の中から将来のキャリアをイメージできています。 このような理由から、GMC1ユニットの「幅広さ」が私にとってマッチしていたと考えています。

2つ目の特長は、若手のうちからお客様との関わりが多いという点です。 「新規提案中のお客様」「一緒にSTRAVISの導入を行っているお客様」「BPOで関わるSTRAVISユーザー」など様々な立場のお客様とプロジェクトを通して接することができます。お客様の反応を直接確認できるので、良い反応を貰えると嬉しいですし、それがモチベーションにもつながっています。逆に、お客様の反応から自分の改善するべき点に気づく場合もあります。例えばお客様からの指摘や質問に一人では対応できず、どの部分の理解が不足しているのか気付くこともあります。お客様からの評価と気づきをあらゆる角度から得ることが出来るという点が顧客との関わりが多いメリットだと思っています。 また若手のうちから、セールス支援でも導入プロジェクトでもメインスピーカーとして参加できるので「プレゼン力を身につけたい」「社外でも通用するビジネススキルを身につけたい」といった人にも向いていると思います。学生時代、私は人前で話すのがとても緊張するタイプでしたが、今ではスピーカーとして会議に参加することも徐々に楽しめるようになってきました。

入る前のイメージと入った後感じたこと

私は学生時代、ITとも会計とも無縁の専攻でした。そのため、配属前は自分に会計やシステムの事が理解できるのか、チームのメンバの一員として役に立つことが出来るのか不安を感じていました。また、「若手のうちから挑戦できる」=「放置される」なのではないかという不安もありました。 こんな風に不安を感じながら配属された私ですが、GMC1ユニットでは一人一人のレベルにあった新人教育がされ、先輩からのサポートも手厚いため不安なく働くことができました。具体的に、私が配属後一番初めに行ったのは「STRAVISを知る」事でした。GMC1ユニットではユーザー向けのeラーニングやセミナーを多数用意しているので、それらを受講して勉強することができます。さらに導入案件やセールス案件に参加して、実際のプロジェクトの流れや会計の知識、STRAVISの機能や操作について学ぶこともしました。 私のように、入社前・配属前の段階で会計やITの学習経験がない場合でも不安に感じる必要はないです。GMC1ユニットでは自分のスキルに合わせて学んでいくことができます。もし、少しでも興味を持ってくださった方はまずはISIDやSTRAVISを知ることから始めていただけると嬉しいです。

最後に

就活生の皆さんの中には私のようにIT系の専攻ではないけれどISIDに興味を持ってくださっている方もいるかと思います。 GMS事業部GMC1ユニットでは既にITや会計に詳しいという方はもちろんですが、今はまだ興味を持ち始めた段階だという方も大歓迎です。私の働き方紹介が皆さんの将来を考える材料になればうれしいなと思います。 以下採用ページへのリンクです。興味を持ってくださった方は、ぜひご応募ください。 www.isid.co.jp

執筆:@yasuda.shiori、レビュー:Ishizawa Kento (@kent)Shodoで執筆されました