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新卒6年目PLMパッケージ導入のお仕事

こんにちは!製造ソリューション事業部6年目の小林です。
製品開発プロセスで発生する様々な情報を一元管理するPLM(Product Lifecycle Management)システムの導入、セールス支援をしています。
この記事では、私の仕事内容と仕事の楽しいポイントをご紹介します。

簡単な自己紹介

通信系の大学を卒業後入社し、製造ソリューション事業部に配属され、6年目になります。
就職活動では、メーカーに対するITソリューションを軸に活動をしていました。
他の企業説明会などにもたくさん参加をしましたが、最終的にはインターンに参加した時の雰囲気から、とても刺激的な毎日が送れるのではないかと直感的に感じるものがあり、入社を決めました。

仕事内容

私の所属する製造ソリューション事業部 東日本技術ユニットでは、製品開発プロセスで発生する様々な情報を管理するPLMシステム、製品開発設計で扱うCADシステムを軸とした製造ソリューションを扱っています。
そこで私は主に、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーといった役割で仕事をしています。

※PLMシステムに興味がある方は以下リンクをご参照ください。
製造業DXサイト 製品> PLM(Product Lifecycle Management)
https://mfg.isid.co.jp/product/plm/

私の仕事のやりがい

PLMシステム導入プロジェクトは最終的な目標(新システムが本番運用している状態)達成まで約1~3年ほどの期間がかかります。
この仕事の一番のやりがいを感じる時は、やはり、プロジェクトを完遂後、ユーザーよりお礼の言葉をいただいた時です。
ただ、このピークでやりがいを感じる機会は、数年に1回あるか、ないか、ですので、この記事では、プロジェクト遂行中にやりがいを感じるポイントを2点ご紹介します。

①見えないものを頭をフル回転させて見ようとする

プロジェクト発足時に最初に来るフェーズは”計画フェーズ”です。
製造ソリューション事業部では、基本的には、プリセールスで担当したエンジニアがプロジェクトマネージャーになります。
そのため、導入するシステムに期待することなどを、お客様の想いを理解した上で、目的・目標・計画をすり合わせを行います。
ただ、この時の計画は予測ですので、正解(実績)は、やってみないと誰にも分かりません。

何もモノがない状態で、頭をフル回転させて、
あらゆるリスクを予測しスケジュールを組んだり、精度が荒い部分、不明な部分に対して社内外にアクションを働きかけているとき、仕事を創造しているような楽しさがあります。

また、「お客様のシステム導入にリスクのある計画になっていないか」という顧客視点は、もちろん、「自社の後続フェーズを踏まえて何をいつまでに完了しないといけないか」といった自社内作業の視点を含めた2つの視点で頭を使うところがコンサルタントにはない、プロジェクトマネージャーの役割の醍醐味です。

②実現したいことを把握した上でロジックを組み立てる

計画フェーズが終了すると、"要件定義・基本設計フェーズ"に移ります。
このフェーズでは、お客様の実現したいことに対して、システム要件として文書化して整理をし、仕様確定します。
製造ソリューション事業部では、ITシステムコンサルタントシステムエンジニアの役目を両方を担当する社員が多いです。
お客様の実現したいことを自身でヒアリングし、仕様・ロジックに落とし込んでいくといった一連の流れをすべて把握しながら要件定義・基本設計をする楽しさがあります。

一日のスケジュール

9:30始業で、週2で客先訪問、週3でテレワーク業務です。
客先訪問の前後は、近くのサテライトオフィスを利用し、社内業務をします。
基本18:30には終業していますが、技術調査の探求心が止まらない場合は、遅い時間まで仕事を進めることもあります

学生の時にやっておいた方がいいこと

なんでもよいので、”真剣にやって、楽しむ”という経験を一度するとよいと思います。
今回の記事では仕事の楽しいポイントを書きましたが、「やりたいこと」と同時に、「やらなければいけないこと」も付いてきています。
ただ、私の場合は、「真剣に仕事で楽しいこと」を追求しているので、ほぼ無意識にその「やらなければいけないこと」は知らず知らずクリアしているケースがほとんどです。

最後に ~就活生の方へのメッセージ~

私も就活生の時は、製造業界に向けて何かで寄与したいという強い想いはありましたが、「本当に自分がやりたいこと」は明確に分からず、悩みを持っていた時期がありました。
そんな悩みを抱えていた時に、ISIDの説明会などに参加するという手段を使い、「やりたいこと」の精度を上げ、悩みを解決することができました。
私たちは今、同じチームで働いてくれる仲間を探しています。
既にITに興味があるという方はもちろんですが、○○業界に寄与したい強い想いがあるという方も是非ISIDの門戸を叩いてみてください。

私たちは一緒に働いてくれる仲間を募集しています!

ISID 募集職種一覧

www.isid.co.jp

執筆:@kobayashi.takahiro、レビュー:Ishizawa Kento (@kent)
Shodoで執筆されました