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自社製ローコード開発製品の開発に勤しむ新卒5年目の働き方

こんにちは!コミュニケーションIT事業部5年目の石田です。
普段は、iPLAssというローコード開発プラットフォームの企画・開発・利用者サポートを主に担当しています。

この記事では、「若手による仕事の紹介」シリーズの一環として、私の業務内容や働き方についてお話しします。

自己紹介

まずは、簡単に自己紹介です。

2019 年に新卒入社し、2023 年で 5 年目を迎えました。
大学時代は情報科学を専攻しており、コンピュータやネットワークに関する知識・技術を系統的に学びつつ、C言語Javaを用いたプログラミング・研究開発といった実習も行っていました。

就職活動時点での方向性としては、専門性(技術力)を高めていくというよりは、ビジネス応用(IT・システムを手段として、如何に顧客の課題を解決していくか)により興味・関心がありました。
そこで、多種多様な業種・業態の顧客と接するチャンスがあり、システム開発の上流工程にも携わることのできると捉えていたシステムインテグレーターSIer)をターゲットに就職活動を進め、最終的には縁あってISIDに入社を決めました。

ところが、、、。
入社後に行われたシステム開発研修において、「実際に世の中で使用されているような実用的なWebアプリケーションを複数人のチームで開発する」という大学時代は得られなかった経験を通じて、すっかり「ものづくり」の面白さに魅了されてしまいました。
そこからは、専門性を磨き上げ、「自分で手を動かしてものづくりがしたい」、「高度な専門性をもって事業に貢献したい」という就活時点とは全く異なるキャリアを志すようになりました。

これから業務内容に触れていきますが、そんな私にぴったりの業務を今は任せられており、毎日楽しく充実して働くことができています。
そして、SIerという枠にはとどまらないほど、ISIDには多様な仕事があるということを入社して改めて知ることができました。各社員の強みや適性に合った業務があり、まさに今の私はその恩恵を受けることができているのだと思います。

製品開発という仕事

iPLAssとは

冒頭で述べた通り、配属後から一貫して「iPLAss」を軸に業務を行っています。

iPLAssとは、簡単に言えば、「複雑なシステムを早く作る」を実現するISID製のローコード開発プラットフォームです。公共分野や金融分野を中心に幅広い適用実績を持つ製品です。
iPLAssの詳細が知りたい方は、是非、iPLAssのホームページハンズオン記事をご覧ください。

業務内容

製品開発の仕事は多岐に渡ります。例えば、チームマネジメント、新規機能の企画・開発、バグ報告への対処、品質向上、ホームページや開発者ドキュメントの整備、対外発信活動(技術記事の執筆など)、利用者サポート(問い合わせ対応、不具合調査など)が主な業務内容になります。

製品開発に終わりはなく、iPLAssは日々進化を続けています。iPLAssの利用者(iPLAssを利用してシステムを開発し、顧客に提供するチーム)は、現状、ISID社内のプロジェクトチームであることがほとんどです。その為、開発者と利用者とで密にコミュニケーションを取り、利用者が求める機能を迅速に開発したり、利用者から得られたフィードバックを基に製品の改良を重ねています。iPLAss開発チーム内でも、iPLAss利用者の利便性向上を目的とした機能追加や開発プラットフォームとしての機能充実化・既存機能の強化を日々検討し、改善に取り組んでいます。

また、iPLAssの開発を通じて得られたソフトウェア開発に関する知識や経験を、技術課題の解消やプロトタイピングなどといった形でプロジェクトチームに還元するといったことも自身の役割として上司からは期待されています。

やりがい

やりがいは大きく2つあります。

1つ目は、iPLAssを利用して開発されたアプリケーションが世の中に公開され、多くの方に利用されていることが実感できた時にやりがいを感じます。やはり、自分の作ったものが広く利用されれば嬉しいものです!

2つ目は、技術的な探究です。iPLAssの開発には、高度かつ幅広いプログラミングスキル・設計スキルが要求されます。また、クラウド連携など、技術トレンドに追随する能力も求められます。このように技術を突き詰める環境にいられることは、専門性を高めたいと考える私にとっては大きなやりがいとなっています。

働き方

業務の性質上、顧客と直接関わる機会は多くありません。また、社内外問わず、会議の頻度も他の社員と比べて多くはなく、どちらかと言えば1人でもくもくと作業をする時間が多いです。
ただ、毎週グループ内で雑談や情報共有を行う機会があったり、毎月上司と1on1ミーティングを実施していたりとコミュニケーションの不足をそれほど感じてはいません。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
ISIDでは、新卒・中途関わらず一緒に働く仲間を募集しています!
この記事を読んで、ISIDに少しでも興味を持っていただけたら、是非新卒採用サイトを覗いてみてください。
www.isid.co.jp

執筆:@ishida_yuma、レビュー:Ishizawa Kento (@kent)
Shodoで執筆されました