みなさんこんにちは。
テクニカルグループの山田です。
技術評論社さんから「独習 Linux専科」 サーバ構築/運用/管理 を弊社に献本していただいたので、ひと通り読んだ感想を書かせていただきます。
目次
目次は以下の通りになります。
Linux初心者を対象にした入門書と書いてある通り、一年目の私でもスラスラと理解しながら最後まで読み進めることが出来ました。
第1章 はじめてのLinuxサーバ
(Linuxの生い立ち/Linuxのインストール/Linuxの操作を初体験/Webサーバ構築を体験)
第2章 Linuxの基本操作を学ぶ
(プロセスとジョブ操作の基礎/テキスト処理の実践活用/シェルの機能と活用法/ディスクとファイルシステムの基礎)
第3章 システム管理の基礎知識
(ユーザとファイルの管理/パッケージとサービスの管理/ファイルのバックアップ)
第4章 サーバ構築・管理に挑戦
(Linuxサーバのネットワーク環境/sambaで構築するファイルサーバ/PostgreSQLで構築するデータベースサーバ/Ruby on RailsでWebアプリケーションを体験)
第5章 Linuxの動作原理を学ぶ
(プロセスの状態とシグナル操作/メモリ管理とスワップ領域/Linuxのセキュリティ機能/(付録)RHEL6とFedora17の差分)
感想
私自身、今までも何冊か「Linuxの構築本」は読んだことがありましたが、「中身がどんな仕組みで動いているのか」「なぜその設定するのか」がその本には書いてなく、細かい内部の動きが理解出来てないままだったことにこの「独習 Linux専科」を読んで気付きました。
それほど分厚くなく(384ページ)手に取りやすいサイズでありながら、Linuxサーバの設定方法、実際のコマンドを実行した例などが非常に丁寧に細かく、かつ初学者の私にとても分かりやすく書かれてあります。Linuxの中身をもっと知りたいと思わせてくれる本だと思いました!