こんにちは。takadaです。
サーバーワークスの試用期間が終わりました。
長かったような短かったような、壇蜜 濃密な時間を過ごすことができました。
仕事でRDS(mysql)を触る機会が比較的多いのですが、今回は、「おっ」と思ったParameter Groups関連の機能と仕様をご紹介します。
Compare Parameters(パラメータの比較)
マネージメントコンソールの「RDS ダッシュボード」-「パラメータグループ」を開きますと、メニュー上部に「パラメータの比較」というボタンがあります。比較したいパラメーターグループを2つ選択して、このボタンを押すことで、差異がある部分を表示させることができます。(diffですね)
パラメータ値を変更したい場合、既存のパラメータグループをコピーして、新規のものをつくり、そちらを変更した後に、この機能を使って変更箇所を適応前などに確認することができますので、適応前の確認に使えます。また、トラブルシューティング時にデフォルトのパラメータグループと違う箇所を特定するなど、意外と使うことが多い機能です。
「職人が磨きあげた勘を駆使し、熟練の目つきでRDS Management Consoleの画面と睨めっこする」目diffとサヨナラするには、使わない手はありません。(引用元はこちら)
init_connect初期化パラメータの値
前回、RDS(mysql)では、タイムゾーンの指定ができず、init_connectパラメータにSET文で指定するという手法をご紹介していました。が、2015年12月に、新たにtime_zoneパラメータで、日本時間"Asia/Tokyo"を指定することができるように改善されました。
ということで、この機能を使い、既存のパラメータグループを変更してみようとしました。
init_connectパラメータを空に変更してパラメータグループを保存しようとすると。。。
応答がかえってこず、保存できません。(エラーも表示されません)
社内Slackに泣きついたところ、Zabbixおじさんからコメントが、
そなのね。さすが、Zabbixおじさん。
ダミーをいれるのも気がひけたので、新たに新規にパラメータグループを作りなおして、変更部分を反映させました。(実際は、ここで紹介されているAWS CLIを使ったコピー時にinit_connectパラメータの指定を除外することで対応しました。)
まとめ
今回は、RDS(mysql)のParameter Groups関連の機能と仕様で気になったことを、とりとめもなく書いてみました。今後も、実際に触って気になった機能や仕様を書いていければと思います。