個人情報保護法への企業の対応

IoTDX

書籍情報

発売日 : 2021/12/20

著者/編集 : 島田 裕次

出版社 : 日科技連出版社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 224p

書籍説明

内容紹介

 AIやIoTの活用など、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進によって、データの重要性が高まっています。なかでも個人データは、企業が新商品・新サービスの開発や営業活動などを行う上での重要性が高まっています。
 個人情報保護法の改正によって、個人情報を保護しつつ利活用しやすくなりました。個人情報を取り扱う実務者やそれを管理・監督する経営者・管理者は、個人情報保護法や各種ガイドラインを理解することが必須になっています。
 本書は、個人情報保護法のみならず番号法(マイナンバー法)や欧州(EU)のGDPR(一般データ保護規則)にどのようにすれば適切に対応できるか、著者の実務経験から個人情報保護をリスクマネジメントの視点から解説したものです。

目次

第1章 デジタル社会と個人情報保護
第2章 2020年・2021年改正個人情報保護法
第3章 安全管理措置(個人情報保護対策)
第4章 マイナンバーの概要
第5章 GDPRの概要
第6章 個人情報に関わるインシデント
第7章 個人情報保護とリスクマネジメント
第8章 実務上の管理ポイント
第9章 効率的な個人情報保護を目指して
付録1 個人情報保護チェックリスト
付録2 マイナンバー保護チェックリスト

著者情報

島田 裕次
東洋大学総合情報学部教授。東洋大学産学協同教育センター センター長 川越市個人情報保護審議会会長(2019 年〜) [略歴]  1979 年早稲田大学政治経済学部卒業。同年東京ガス株式会社入社。情報通信部、経理部などで勤務し、2000 年から監査部で勤務(情報システム監査グループマネージャー、業務監査グループマネージャー、会計監査グループマネージャーを歴任)。 2009 年4 月より現職。日本大学商学部非常勤講師(コンピュータ会計論)を兼務 [資格]  公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、経済産業省システム監査技術者