CLO: DIGITAL MODELISM
書籍情報
発売日 : 2023/02/01
著者/編集 : 長見佳祐/HATRA
出版社 : ビー・エヌ・エヌ
発行形態 : 単行本
ページ数 : 288p
書籍説明
内容紹介
ファッションデザイン向け3DCAD・CLOで"遊ぶ"ための実践的解説書!
アパレル業界だけでなく、ゲーム・CG・アニメ業界からも多大な注目を集めるソフトウェア、CLO。2Dの型紙(パターン)編集と3Dのモデリングを行き来しながら衣服を形作る「クロスシミュレーション」機能が実装された、可能性あふれるデザインツールです。
本書は、3DCG未経験でも、服飾に詳しくなくても、CLOを用いたファッション表現に踏み出せるよう構成されています。
アバター(モデル)を読み込み、型紙を編集し、縫い合せ、スタイリングする。生地の質感を再現し、モデルにポージングをさせ、レンダリングをして魅力的なビジュアルを作り出す。あるいは、モデルをアニメーションさせて布をはためかせてみる——
こうしたCLOが持つ主要な機能を紹介しながら、シャツやワンピース、そしてミリタリーコートの制作/演出方法をチュートリアル形式で解説します。
著者は、リアル/デジタルなファッションデザインを第一線で実践するHATRA(ハトラ)の長見佳祐氏。日頃の制作でCLOを存分に活用しクリエイティビティを発揮してきたデザイナーによる丁寧かつ刺激的な解説とともに、「新しいファッションデザイン」をあなた自身で切り拓きましょう!
◎明日のファッション/表現に光をあてる濃密トークも収録!
インタビュー:Neuro Studio, ちゃま, TELYUKA
寄稿:難波優輝
- サンプルファイルのダウンロード可
- CLO ver 7.0 対応|姉妹ソフト・Marvelous Designerをお使いの方でも本書を活用していただけます(※一部機能は非対応)。
アパレル業界だけでなく、ゲーム・CG・アニメ業界からも多大な注目を集めるソフトウェア、CLO。2Dの型紙(パターン)編集と3Dのモデリングを行き来しながら衣服を形作る「クロスシミュレーション」機能が実装された、可能性あふれるデザインツールです。
本書は、3DCG未経験でも、服飾に詳しくなくても、CLOを用いたファッション表現に踏み出せるよう構成されています。
アバター(モデル)を読み込み、型紙を編集し、縫い合せ、スタイリングする。生地の質感を再現し、モデルにポージングをさせ、レンダリングをして魅力的なビジュアルを作り出す。あるいは、モデルをアニメーションさせて布をはためかせてみる——
こうしたCLOが持つ主要な機能を紹介しながら、シャツやワンピース、そしてミリタリーコートの制作/演出方法をチュートリアル形式で解説します。
著者は、リアル/デジタルなファッションデザインを第一線で実践するHATRA(ハトラ)の長見佳祐氏。日頃の制作でCLOを存分に活用しクリエイティビティを発揮してきたデザイナーによる丁寧かつ刺激的な解説とともに、「新しいファッションデザイン」をあなた自身で切り拓きましょう!
◎明日のファッション/表現に光をあてる濃密トークも収録!
インタビュー:Neuro Studio, ちゃま, TELYUKA
寄稿:難波優輝
- サンプルファイルのダウンロード可
- CLO ver 7.0 対応|姉妹ソフト・Marvelous Designerをお使いの方でも本書を活用していただけます(※一部機能は非対応)。
目次
はじめに
本書の使い方
Chapter 1 CLOについて
1.1 CLOの仕組み
1.2 CLOでできること
1.3 CLOとMarvelous Designer
1.4 参考ウェブサイト
1.5 デジタルモデリズム
1.6 事例紹介
Interview 1 クレメント・バラヴォワーヌ(Neuro Studio)
Chapter 2 CLOのセットアップとインターフェイス
2.1 CLOのインストール
2.2 初期設定
2.3 CLOのインターフェイス
2.4 視点の操作
2.5 モード一覧
Chapter 3 CLOを使ってみる
3.0 制作フロー
3.1 基本操作
3.2 プリント柄(テクスチャ)の挿入
3.3 型紙のアレンジ
3.4 ポーズの変更
3.5 保存
Chapter 4 制作編Ⅰ:シャツを作る
4.0 制作フロー
4.1 型紙の準備
4.2 身頃の縫い合わせ
4.3 袖、襟付け、配置点表示
4.4 タック、カフス
Chapter 5 制作編Ⅱ:シャツをカスタムする
5.0 制作フロー
5.1 芯地
5.2 ボタン/ボタンホール
5.3 ステッチ
5.4 着丈、シルエットの調整
5.5 ポケットの追加
5.6 粒子間隔
5.7 マテリアル・物性
Chapter 6 制作編Ⅲ:プリーツスカートとスタイリング
6.0 制作フロー
6.1 プリーツスカート
6.2 スタイリング
6.3 デザインの改変
Interview 2 ちゃま
Chapter 7 アニメーション
7.1 動かしてみる
7.2 画面構成
7.3 アニメーションの仕組み
7.4 注意点/TIPS
7.5 モーションのインポート/mixamo連携
Chapter 8 アバターポーズ
8.1 ポーズの変更
8.2 ポーズの保存
8.3 ポーズの読み込み
8.4 ポーズの応用
8.5 着装とポージングの流れ
Chapter 9 レンダリング
9.1 レンダリングを試す
9.2 画面構成
9.3 レンダリング設定
9.4 映像レンダリング
Chapter 10 インポート/エクスポート
10.1 ファイルの種類
10.2 アバターモデルのインポート
10.3 型紙データのインポート/エクスポート
10.4 3D(衣装)モデルのエクスポート
10.5 Illustrator(.ai)データのインポート
Interview 3 TELYUKA
Chapter 11 制作応用編:ミリタリーコートを作る
11.0 制作フロー
11.1 シルエットの編集
11.2 フードの作成
11.3 ポケット・フラップの作成
11.4 ファスナー
11.5 ボタン
11.6 ラグラン袖
11.7 ステッチ
11.8 生地の設定
11.9 パッカリング
11.10 ファー・ボア
11.11 トリム
Essay 難波優輝
Index
本書の使い方
Chapter 1 CLOについて
1.1 CLOの仕組み
1.2 CLOでできること
1.3 CLOとMarvelous Designer
1.4 参考ウェブサイト
1.5 デジタルモデリズム
1.6 事例紹介
Interview 1 クレメント・バラヴォワーヌ(Neuro Studio)
Chapter 2 CLOのセットアップとインターフェイス
2.1 CLOのインストール
2.2 初期設定
2.3 CLOのインターフェイス
2.4 視点の操作
2.5 モード一覧
Chapter 3 CLOを使ってみる
3.0 制作フロー
3.1 基本操作
3.2 プリント柄(テクスチャ)の挿入
3.3 型紙のアレンジ
3.4 ポーズの変更
3.5 保存
Chapter 4 制作編Ⅰ:シャツを作る
4.0 制作フロー
4.1 型紙の準備
4.2 身頃の縫い合わせ
4.3 袖、襟付け、配置点表示
4.4 タック、カフス
Chapter 5 制作編Ⅱ:シャツをカスタムする
5.0 制作フロー
5.1 芯地
5.2 ボタン/ボタンホール
5.3 ステッチ
5.4 着丈、シルエットの調整
5.5 ポケットの追加
5.6 粒子間隔
5.7 マテリアル・物性
Chapter 6 制作編Ⅲ:プリーツスカートとスタイリング
6.0 制作フロー
6.1 プリーツスカート
6.2 スタイリング
6.3 デザインの改変
Interview 2 ちゃま
Chapter 7 アニメーション
7.1 動かしてみる
7.2 画面構成
7.3 アニメーションの仕組み
7.4 注意点/TIPS
7.5 モーションのインポート/mixamo連携
Chapter 8 アバターポーズ
8.1 ポーズの変更
8.2 ポーズの保存
8.3 ポーズの読み込み
8.4 ポーズの応用
8.5 着装とポージングの流れ
Chapter 9 レンダリング
9.1 レンダリングを試す
9.2 画面構成
9.3 レンダリング設定
9.4 映像レンダリング
Chapter 10 インポート/エクスポート
10.1 ファイルの種類
10.2 アバターモデルのインポート
10.3 型紙データのインポート/エクスポート
10.4 3D(衣装)モデルのエクスポート
10.5 Illustrator(.ai)データのインポート
Interview 3 TELYUKA
Chapter 11 制作応用編:ミリタリーコートを作る
11.0 制作フロー
11.1 シルエットの編集
11.2 フードの作成
11.3 ポケット・フラップの作成
11.4 ファスナー
11.5 ボタン
11.6 ラグラン袖
11.7 ステッチ
11.8 生地の設定
11.9 パッカリング
11.10 ファー・ボア
11.11 トリム
Essay 難波優輝
Index
著者情報
長見佳祐
長見佳祐(ながみ・けいすけ)
1987年広島生まれ。エスモード・パリ ヌーヴェルクチュール科/マスターコース修了。帰国後、2010年にHATRAを設立する。2018年 JFLF AWARD選出(日本服飾文化振興財団主催)。2019年TOKYO NEW DESIGNER FASHION GRAND PRIX 選出(東京都主催)。
HATRA
HATRA(ハトラ)
「リミナル・ウェア」を主題に、2010年よりポータブルで境界状況的な空間としての衣服を提案する。初期からデジタルと衣服の関係に着目し、近年ではクロスシミュレーションを始めとする3Dモデリングの応用を通して、テクノロジーとファッションデザインの新しい関係を模索する。
・主な出展
2012年「Future Beauty -日本ファッションの未来性-」東京都現代美術館、京都国立近代美術館
2017年「JAPANORAMA」ポンピドゥー・センター・メッス(フランス)
2020年「Making FASHION Sense」HeK ミュージアム(バーゼル・スイス)
2022年「甲冑の解剖術」金沢21世紀美術館
2022年「新しいエコロジーとアート」東京藝術大学美術館