シェアNo.1で市場をリードする、Dell EMCの「ハイパーコンバージドインフラ」がイケイケです

インタビュー
シェアNo.1で市場をリードする、Dell EMCの「ハイパーコンバージドインフラ」がイケイケです

近年、サーバー市場において強い関心が寄せられているのが「ハイパーコンバージドインフラ」だ。

ハイパーコンバージドインフラは、一般的なサーバーにコンピュート機能とストレージ機能を統合し、コンパクトなサイズながらも高いスケーラビリティを持つインフラである。

Dell EMCはこのハイパーコンバージドインフラに早くから注力し、世界・国内ともにシェアナンバーワンを達成。現在もマーケットを牽引し続けている。本稿では、デルでハイパーコンバージドインフラを担当する日比野正慶氏、小野誠氏にその取り組みについてお話を伺った。

「ハイパーコンバージドインフラ」って?

日比野正慶(ひびの・まさよし)/デル株式会社 インフラストラクチャソリューションズ事業統括 ソリューション本部 シニアプリンシパルエンジニア。「UNIX」のエンジニアとしての勤務などを経て、2002 年にデルへ入社。

ーー 日比野さんのキャリアについてお聞かせください。

日比野 前職では「UNIX」のエンジニアとして、EMC のストレージやサーバーの導入提案をしていました。その頃のストレージに関する知識を評価してもらい、2002年にデルへ入社したんです。

デルではストレージのコアエンジニアとしてスタートしました。その後はセールスに入り、社内のバックエンドの SEを数年務めました。さらに、再びセールスから技術のチームに戻りまして、ストレージスペシャリスト、サーバースペシャリストを経て、ソリューションの立ち上げを担当する SEになりました。

ーー 現在はどのような業務を担当されていますか?

日比野 現在はインフラストラクチャソリューションズ事業部に所属しており、エンジニアとして「ET」という役割を担っています。技術的な側面からのセールス支援が「ET」の仕事ですね。

私が担当する領域は主にクラウドソリューションです。「Storage Spaces Direct」や「Azure Stack」など Microsoft のソリューションと、「OpenStack」が中心ですね。

小野誠(おの・まこと)
デル株式会社 インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部 ビジネス開発マネージャー。コンパックコンピュータ株式会社(現、日本ヒューレット・パッカード)での勤務を経て、2002 年にデルへ入社。スキーと乗り物好き。

ーー 続いて、小野さんお願いします。

小野 私は前職ではコンパックに 4 年半在籍していまして、プロジェクトマネージャーやソリューションマーケティングの担当していました。ところが、2002 年にコンパックがヒューレット・パッカードへ合併されることになります。私はそのタイミングを機に転職をして、デルへ入社しました。

デルに入社してからは公共機関向けのプリセールスSEを務めた期間が長いですね。公共機関や民間企業向けのチームのプリセールスSEマネージャーの経験もさせていただいたこともあります、その後は、医療機関のお客様向けビジネス開発に取り組んだことがきっかけでビジネスディベロップメントマネジャーとして従事しています。

ーー 現在はどのような領域に取り組んでいるのですか?

小野 医療機関向けのビジネス開発の仕事も非常に順調で楽しかったのですが、もっとプロダクトよりのビジネスディベロップメントマネジャーになりたいと考えまして、2 年ほど前からはハイパーコンバージドインフラ製品のビジネス開発に関わるようになったんです。

現在もハイパーコンバージドインフラのソリューションを担当していまして、ビジネスディベロップメントマネジャーとして、マーケティングやセールスに近い領域でも活 動しています。

ーー 「ハイパーコンバージドインフラ」?

小野 これまでの仮想化インフラの一番ベーシックな形は、物理サーバーを集約させて、ひとつのサーバーに対してゲストOSとしてのせるというパターンでした。しかし、これだけですと元のサーバーが壊れてしまうと運用が継続できないので二重化する必要があります。それが 3層アーキテクチャと言われる構造です。

ただ、3層アーキテクチャでもベンダーが異なったりすれば、管理・運用が大変だという課題がありますよね。誰かがつながなければいけないわけです。そこで、サーバー、ストレージ、ネットワーク、仮想化ソフトウェアを統合したのがコンバージドインフラです。

さらに、ハイパーコンバージドインフラは、汎用的なx86サーバー上にSDS(Software Defined Storage)と呼ばれるソフトウェアを搭載することにより、コンピュート機能とストレージ機能を統合した新しい仮想化インフラなんです。

ーー どのような特徴があるのでしょうか?

小野 まずシンプルな管理・運用ができる点が最大のメリットですね。全体として提供している機能そのものは従来の製品と変わりません。しかし、基盤として一元管理ができることで、運用コストは圧倒的に下がります。さらに、システムの要件に応じて簡単にスケールアウトできる点も大きな魅力です。

ハイパーコンバージドインフラに携わるようになって、まずは Nutanixの「XCシリーズ」製品の立ち上げを行いました。現在ではVMwareの「vSAN Ready Node」という製品を担当しています。

おかげさまでハイパーコンバージドインフラ製品は市場からもご支持をいただいておりまして、シェアナンバーワンを獲得しています。現在はチームの柱になるまで成長しました。

世界シェアナンバーワンの秘訣は「全方位」

ーー 小野さんが現在の領域を担当されたのは 2年前からですよね? なぜ短期間で主力になったのでしょうか?

小野 私たちはハイパーコンバージドインフラに早くから注目していました。そこから「全方位」の戦略をとってきたんです。

ーー 「全方位」とは?

小野 ベースとなるサーバーは同じですが、その上のソフトウェアはNutanixから始まり、VMwareの製品もサポートしていますし、日比野はMicrosoftのソリューションを担当しています。

これらを組み合わせることで、お客さまのどのようなニーズにも応えられる体制を作ってきたんです。

日比野 製品の提供から運用開始後までワンストップでサポートできる点も強みですね。私たちのようにサーバー、ソフトウェアどちらのトラブルにも対応できる体制はあまりないと思います。

ーー どのような顧客に導入されているのでしょうか?

小野 例えば、「vSAN Ready Node」を利用している金融系のお客さまがいらっしゃいます。仮想デスクトップの案件で、グループ全体1万2000人に基盤を提供しています。

そのお客さまは、変革する組織や業務に柔軟に対応できるインフラが欲しいと考えていました。そこで、ハイパーコンバージドインフラの導入を提案したんです。

中小企業での導入もかなり増えてきていまね。大きくスケールすることがない組織に対応したソリューションも提供しているんです。例えば、不動産賃貸業での事例がありますね。

日比野 私が現在メインで担当しているのは、「Storage Spaces Direct」というMicrosoftのハイパーコンバージドインフラです。製造業や保険サービスのお客さまで導入した事例がありますね。

保険のお客さまには、これまでもMicrosoftの3層アーキテクチャを利用してもらっていました。今回、ハイパーコンバージドインフラがソリューション化されたタイミングご検討いただき、採用してもらったんです。

アーキテクチャがシンプルになることで、運用管理のコストが大きく下がりましたね。これが採用のポイントだと思います。

ーー 貴社でエンジニアとして働く魅力を教えてください。

日比野 ハイパーコンバージドインフラのような革新的なソリューションや新しい技術に携われるのが一番の魅力だと思います。しかも、関われる領域はかなり幅広いんです。

また、VMwareやMicrosoftなどパートナーとグローバルできちんと提携ができていて、日本でも同じ関係が保てるのはデルならではだと思います。

小野 最新の技術を身に着けたいと思うのならば、本人のモチベーション次第でいくらでも実現できる環境がそろっている点が魅力だと思いますね。私たちは外資ということもあり、海外の開発の状況も入手できますし、海外でのトレーニングもあるんです。

ただ、これも外資ならではですが、グローバルの方針で大きく組織やソリューションが変わることもあります。その度に新しいことを勉強する必要があるのですが、新しいことに楽しんで取り組めて、チャンスだと捉えられる人はデルの文化に合っていると思います。

日比野 そうですね。切り替えが早くて、モチベーションが高い人にとっては向いている環境だと感じています。

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