ハイパーコンバージドインフラはデルに任せろ!全方位カバーするデルのHCIソリューション戦略とDWH等の導入事例 -DELL MeetUp #4-

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ハイパーコンバージドインフラはデルに任せろ!全方位カバーするデルのHCIソリューション戦略とDWH等の導入事例 -DELL MeetUp #4-

2018年2月7日(水)19時30分より、「【インフラエンジニア向け勉強会】ハイパーコンバージドインフラはデルに任せろ!全方位カバーするデルのHCIソリューション戦略とDWH等の導入事例 -DELL MeetUp #4-」が開催されました。

デルが全4回連続で開催する「DELL MeetUp」シリーズ。最終回となる第4回のテーマはハイパーコンバージドインフラ(HCI)です。インフラエンジニアを対象として本イベントには、約50名が参加しました。

当日の登壇者と内容は次の通りです。

「最新のハイパーコンバージド・インフラをご紹介 -シンプルで柔軟な仮想化基盤をvSAN Ready Nodeで実現-」
デル株式会社 小野誠さん

「VMwareやNutanixだけではない!HCIで存在感を高めるMicrosoft S2D」
デル株式会社 日比野正慶さん

「世界シェアNo.1 最先端インフラベンダー Dell EMCについて」
デル株式会社 上原宏さん

それでは内容をご紹介します!

最新のハイパーコンバージド・インフラをご紹介 -シンプルで柔軟な仮想化基盤をvSAN Ready Nodeで実現-

まず1人目は小野さんによる講演です。

小野誠(おの・まこと)/デル株式会社 インフラストラクチャソリューションズ事業統括 ソリューション本部 ビジ ネス開発マネージャー。香川県出身。慶應義塾大学卒。コンパック株式会社(現、日本ヒュ ーレット・パッカード)での勤務を経て、2002 年にデルへ入社。スノボ好き。

「ハイパーコンバージドインフラ(HCI)とは、仮想化基盤の新しいテクノロジーです」と言う小野さんは、まず従来のアーキテクチャとHCIの違いについて次のように説明します。

・従来の3層アーキテクチャ

「従来の仮想化基盤のアーキテクチャとは、仮想化されたサーバと共有ストレージがあり、その2つを接続するスイッチとで3層の構造をなしていました。サーバーの中にはゲストOSが搭載されています」(小野さん)

・ハイパーコンバージドインフラ

「HCIは、通常のIAサーバの内蔵ディスクを束ねて共有ストレージと同じように作り上げています。このHCIの共有ストレージはソフトウェアによって実現されています。この技術は『ソフトウェアディファインドストレージ』と呼ばれています。

さらに、この同じハードウェアの中でサーバの仮想化も共存させています。このようにシンプルな構成で、スケールアウトができるのがHCIの特徴ですね。これまでの仮想化基盤と提供する機能は変わりませんが、圧倒的に手間がない形なんです」(小野さん)

小野さんは、このHCIを導入するメリットを次の通り4点を挙げます。

  1. シンプル
    ・ソフトウェアディファインドストレージの機能により、一体型のシンプルなコンポーネントを実現
    ・ノードの数が増えてきても単一のコンソールで管理が行えため、運用負荷が少ない

  2. 柔軟
    ・スモールスタートが可能
    ・需要に応じてノードを簡単に追加して拡張可能

  3. 高速
    ・SSDキャッシュによる高いIOパフォーマンス

  4. 信頼性
    ・従来の仮想化基盤と比べても遜色ない高いデータ保護レベルを実化

「『HCIって安いんですか?』とよく聞かれんです。ストレージがなくなってもソフトウェア部分にはライセンス料がかかりますので、初期コストはあまり変わらないかもしれません。

しかし、シンプルで手間が掛からないことで運用コストは圧倒的に下がると思います。運用コストを下げることで、トータルコスト削減を実現するのがHCIだと捉えて欲しいですね。

私たちDell EMCは早くからHCIに注力してきました。その結果、2017年のQ3において出荷台数、売上の両方において世界市場、国内市場ともにシェアナンバーワンを獲得しています」(小野さん)

続いて小野さんはDell EMCが提供するHCI製品について紹介します。

「提供しているHCI製品はグループ企業であるVMwareベースのソリューションが基本です。Redy Nodeベースのものも、アプライアンスベースのものもございます。

ただ、私たちはお客さまの用途やニーズに合わせてHCI製品を提案していますので、Nutanix、ScaleIO、Microsoftなど、他の企業ベースのHCI製品も幅広くラインナップにそろえています。

また、Ready Node製品は他社でも販売していますよね。私たちはの製品は、単純なサーバではない点が差別化のポイントです。具体的にはしっかりとした検証、認証を経ていたり、細やかなデプロイメントガイドを用意しているということです。

これらの中でもデファクトと言えるのが『vSAN Ready Node』です。最新のvSAN6.6にも対応しており、2ノードから64ノードまで拡張が可能です。また、ハードウェア構成もお客さまのご要望に柔軟に対応することが可能で、私たちの最新機種である『PowerEdge』サーバにももちろん対応しています。

この新世代サーバである『PowerEdge』は、HCI製品に向けて大幅にストレージ機能強化を実施しています。マザーボードにブート用のSSDが刺さっているのですが、これが二重構成になっているんです。これは私たちだけの特徴ですね」(小野さん)

次に小野さんはHCIの導入事例を3つ共有します。

・デスクトップ仮想化

「まずは、日本国内の大手金融機関の事例です。HCIがノードとしてアプライアンスで130台とかなりの規模感で入っています。金融機関の情報システム子会社に採用されたのですが、その金融機関のグループ企業でデスクトップの仮想化を実施いたしました。

現代は環境の変化も激しく、金融業界は制度改正も頻繁にありますよね。この金融機関では、そういったビジネスの状況に応じて組織を変化させるのと同様に、インフラやシステムも柔軟に変更したいという課題を持っていました。その課題を解決するのがHCIだったのです」(小野さん)

・仮想サーバのリプレイス

「次に大手精密機械製造業での仮想サーバリプレイスの事例です。この企業では、セキュリティ対策やレスポンス担保のためにオンプレ基盤が必要な状況でした。

しかし、トップダウンでクラウドを使うことを決めていたんです。そこで、オンプレ部分もクラウドと同様にシンプルに運用したり、簡単に拡張できるように『vSAN Ready Node』を採用しました。

リプレイス後は運用コストとストレージコストを削減するとともに、パフォーマンスの改善も実現いたしました」(小野さん)

・中小企業拠点システムのHA

「不動産・賃貸仲介企業での事例です。比較的な小さな活用事例としてこちらを取り上げました。HA機能性をもつ2ノードのvSAN基盤で、シンプルかつ非常に高い可用性を実現しています。

2ノードの構成ができるという点は最近の新しいテクノロジーの活用ですね」(小野さん)

実際にHCIを導入するにはどのように選定を進めればいいのでしょうかか?

「まずはこちらで用意しているReady Nodeプロファイルからお客さまの要件にあったものを選定していただきます。そして、私たちの『PowerEdge』サーバからその要件にあったものをお選びいたします。

もちろん、要件が合わない場合は変更が可能です。具体的にはCPU、メモリ、キャッシュ・ティア、キャパシティ・ティア、NIC、ブートデバイスを調整することができます。ただし、『vSAN Ready Node』の認定を受ているのでコントローラだけは変更することができません」(小野さん)

小野さんは最後にコントローラでのデモを紹介して講演を終えました。

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