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電通総研 の技術ブログ

GitHub Actions ワークフロー設計のTips ~スムーズな依存関係管理と並列実行~

こんにちは。XI 本部 AIトランスフォーメーションセンター 所属の山田です。 今回は比較的にライトな内容で、 GitHub Actionsのワークフロー設計のTipsを紹介したいと思います。 紹介するワークフロー ここで紹介するワークフローは、Node.js系アプリケーションで静的解析、テスト、ビルド実行を想定したものになります。 依存関係インストール用のジョブ このワークフロー

NLBとECS でサービス公開 ハマりポイント解説

こんにちは。 電通 総研コーポレート本部システム推進部の山下です。 AWS でサービスを構築していると、固定IPでサービスを公開したい場合があります。 DNS などのIPで通信先を指定するようなサービスでは、 AWS ではNetwork LoadBalancer(NLB)を利用するのが一般的です。 本記事では、 AWS Cloud Development Kit (CDK) を使ってElastic Container Service (ECS) とNLBを組み合わせてサービスを公開

AWS環境ですぐできるマルウェア対策!Amazon GuardDuty Malware Protectionについて整理してみる

こんにちは、コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部 セキュアシステムデザイングループの福山です。 今回は、 AWS の脅威検知サービス Amazon GuardDutyで利用できる マルウェア 検出機能「 Malware Protection」について整理してみました。 サーバーにおけるマルウェア対策について Malware Protectionとは Malware Protectionのスキャン手法 従来のアンチウイルスソフトとの比較

社名変更に伴う Web アプリのドメイン変更が CDK でサクッと終わった話

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 当社は2024年1月に社名が「 電通国際情報サービス 」(ISID)から「 電通 総研」に変わりました。 当然、各種システムの変更も社名変更に合わせて行われました。 今回は AWS CDK を利用して構築したある社内向け Web アプリの ドメイン を切り替える際に、意外とサクッと終わった話をしたいと思いま

はてなブログ上でテックブログのドメイン移行をした

こんにちは。 電通 総研テックブログ編集部です。当社は2024年1月に 電通国際情報サービス (ISID)から 電通 総研に商号変更しました。このテックブログ、 はてなブログ 上に構築しているのですが、商号変更にともない実施した ドメイン 移行などについて、本記事で説明します。商号変更なんて頻繁にすることはないと思いますが、 はてなブログ 上で企業技術ブログ

基本概念から理解するAzure AI Search - Azure OpenAI Serviceとの連携まで

こんにちは。XI 本部 AIトランスフォーメーションセンター 所属の山田です。 先日、部内の勉強会でAzure AI Searchについて紹介したので、テックブログでもその内容を紹介したいと思います。 Azure AI Searchとは? Azure AI Searchに保存されるデータに関する用語と概念 Azure AI Searchのスケーラビリティに関する用語と概念 Azure AI Searchでサポートされる検索の仕組み 全文検索につい

Google Colabで高性能?LLMモデル『Orion-14B』を試用してみる

初めに 電通 総研 X(クロス) イノベーション 本部 の三浦です。 プライベートではChatGPT4を積極的に利用しておりますが、いくつかの不満点も抱えておりました。そんな中、ローカル環境で高性能なモデル「Orion-14B」がリリースされたと聞き、試しに使ってみることにしました。 なお、最初に結論を書いてしまいますが、「Orion-14B」を使用しても「ChatGPT4」で感じていた

OpenCommitをGitHub Actions上で実行してコミットメッセージを自動生成する

初めに ISID X(クロス) イノベーション 本部 の三浦です。 日に日に生成AIへの依存を深める日々を過ごしています。 今回は、OpenAIの API (デフォルトモデルはgpt-3.5-turbo-16kです)を利用したOpenCommitという OSS を使用しましたのでご紹介いたします。 コミットメッセージ生成ツールとなります。 OpenCommitとは? 公式ページ https://github.com/di-sukharev/opencommit 実行イメージ ChatGPT4

RAGに捧げるベクトル検索パフォーマンスチューニング

こんにちは。 電通 総研 金融ソリューション事業部の若本です。 今回は、RAG内部で使用するベクトル検索の設定のチューニングについての記事になります。 RAGとは ベクトル検索になぜチューニングが必要なのか? 近似近傍探索 実験 検索対象 検索クエリ 評価方法 結果 おわりに RAGとは RAG(Retrieval-Augmented Generation)は、ユーザーのクエリに対して外部の知識を検索し、

認可以外にも使えるぞ Amazon Verified Permissions

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 以前 Amazon Verified Permissions についての 記事を書きました が、アプリケーションの認可以外にもこのサービスを利用できるのではないかと思い、汎用のポリシー判定エンジンとして使ってみました。具体的な ユースケース でお話ししたいと思います。 社内クラウド SOC 運用上の課題 Verified Permissions

フォトグラメトリ×Mesh to Metahumanで人物そっくりな3Dキャラクターを作成してみた(後編)

みなさんこんにちは!  電通 総研 金融ソリューション事業部の松崎です。 前回の記事 では、Mesh to Metahumanの元となるメッシュを作成する手順を紹介しました。 この記事は後編になりまして、 前編 で準備したメッシュを用いてMetahumanを作成していく手順を紹介します。 もしまだご覧になっていない方は、是非 前編 からご覧ください! 目次 使用機材紹介 撮影方法 1.頭

フォトグラメトリ×Mesh to Metahumanで人物そっくりな3Dキャラクターを作成してみた(前編)

みなさんこんにちは!  電通 総研 金融ソリューション事業部の松崎です。 前回の記事 では、回転台やグリーンバックを用いたフォトグラメトリ手法について紹介しました。 この手法は今回のMetahuman作成の中でも使用しておりますので、まだご覧になっていない方は是非ご一読ください。 今回から、2回に分けてフォトグラメトリを活かしたMetahuman作成のワークフローを

LlamaIndexを使ってローカル環境でRAGを実行する方法

こんにちは。 電通 総研コーポレート本部システム推進部の山下です。 最近はChatGPTなどのLarge Language Model(LLM)を利用したAIが話題ですね。 そのLLMを応用したRetrieval-Augmented Generation(RAG)という技術があります。 これは、LLMに文書検索などを用いて関連する情報を与えて回答させることで、 LLMが知識として持っていない内容を回答させたり誤った情報を答えてしまうハルシネ

4-Girls Petit CTF WriteUp(in SECCON 2023 電脳会議)

こんにちは。コーポレート本部サイバーセキュリティ推進部の大西です。 昨年の話になりますが、2023年12月23日に開催された SECCON 2023 電脳会議 で CTF for GIRLS が主催するハンズオンとPetit CTFに参加してきましたので、CTFのWriteUpを書きます! ↓電脳会議およびCTF for GIRLSイベントに参加した際にいただいたパンフレット、ステッカー、ヘ アゴ ム、SECCON公式バッジ ステッカー

コードを変更せずにJava EEからJakarta EEへマイグレーションする

みなさんこんにちは、 電通 総研コーポレート本部システム推進部の佐藤太一です。 この記事では、 Maven を使って Java EE 向けに作られた既存のアプリケーションのコードに一切手を加えることなくJakara EE対応のアプリケーションに変換する方法を説明します。 はじめに レガシーアプリケーションの実装 モダンアプリケーションの実装 マイグレーションプロジェクトの実