【IoT実践講座】 ホームオートメーション101 - OpenHABとMQTTで作るホームサーバー

2016/10/30(日)10:00 〜 16:00 開催
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イベント内容

~IoT開発キットとシングルボードLinux機ではじめるホームオートメーション~

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※使用部品は変更される場合があります。

IoTマイコンとホームオートメーションサバ―OpenHAB2を使ったハンズオンです。

OpenHAB 2とは・・・

OpenHAB 2(現在ベータリリース)は、鍵の開閉、照明や空調の制御、家電や音響システムの制御など、ホームオートメーション用途に開発が進むオープンソースのサーバーソフトウェアです。 iPhone の Siri もサポートするHomeKit (1)と共に使用できる拡張機能も用意されています。WindowsやOSX、Linux機にインストールして動かします。OpenHAB 2を使うとことで、IoT機器「モノ」からのセンサー値をスマホに表示させたり、「モノ」に合図を送ったり、「モノ」と「モノ」や「モノ」とサービスの連動ができるようになります。

(1) iPhone、Siri ならびに HomeKit は米国アップル社の登録商標です。

ワークショップでは、MQTTブローカーやOpenHAB 2をシングルボードLinux機(Orange Pi Oneまたは同等品)にインストールして使います。

※「Linux機 お持ち帰り」と、「Linux機 お貸出し」の二種類のチケットをご用意していますので、お手持ちのRaspberry Piなどにご自分でホームオートメーションサーバーを立ち上げたい方は、お貸出しチケットをお選びください。

こんな方にお勧めします

  • 自作IoT機器などで使う、プライベートMQTTブローカーを立ち上げたい方
  • IoT開発キットに人感センサーや温度湿度センサーをつなぐ方法を知りたい方
  • 自作IoT機器からのデーターをスマホやパソコンに表示させたい方
  • スマホやパソコンで自作IoT機器を制御したい方
  • OpenHAB 2の概要を知りたい、また実際に使ってみたい方

※モノクロスITの「社会人のためのIoT入門」をご受講済の方、Arduino(アルディーノ)でスケッチを動かしたことがある方、または同等の知識のある方を対象としたハンズオンです。

この講座で習得するスキル

  • MQTTブローカーmosquittoをインストールして使うことができる。
  • 人感センサーや温度湿度センサーをIoTマイコンESP8266へ接続し、簡単なプログラムを動かせる。
  • OpenHAB 2をインストールできる。
  • MQTTでつながるIoT機器からの情報をグラフィカルに表示させることができる。
  • スマホなどの画面上のスイッチからMQTTでつながるIoT機器を操作することができる。

受講内容

概要

  • IoTとMQTT概要
  • IoT開発キット概要
  • OpenHAB2概要

MQTTブローカーの構築と使用

  • MQTTブローカー mosquittoのインストールと設定手順
    シングルボードLinux機にオープンソースのMQTTブローカー mosquittoをインストールする手順を確認します。また、暗号化接続に対応したプライベートMQTTブローカーの立ち上げ手順を確認します。

  • 人感センサー値のブローカーへのパブリッシュ
    人感センサーの検知信号をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、デジタル入力を実証します。

  • 温度湿度センサー値のブローカーへのパブリッシュ
    温度湿度値をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、シリアル通信によるセンサー接続を実証します。また、JSON形式のMQTTメッセージのパブリッシュや、特定センサー用のArduinoライブラリの探し方や追加方法に触れます。

OpenHAB 2の構築と使用

  • OpenHAB 2のインストール手順の確認
    OpenHAB 2をシングルボードLinux機にインストールして立ち上げるまでの手順を確認します。

  • センサー値の表示
    OpenHAB 2の拡張機能、MQTT通信とJSON解析機能を追加して、MQTTブローカーから配信されるセンサー値をグラフィカルに表示させます。また、センサー値に応じてアイコンが変わるようにopenHAB 2を設定してみます。

  • グラフ表示
    OpenHAB 2のデーター維持機能を使い、温度湿度の変化を時系列でグラフ表示させます。

  • スイッチ機能
    Webブラウザに表示されるスイッチでIoT開発キットに接続されたLEDをON/OFFします。

  • IoT開発キットとOpenHAB 2の応用例
    お持ち帰りいただくIoT開発キットでどのようなことができるのかをお話します。

  • OpenHAB 2に似た他の、オープンソースプラットフォームやサービスについて触れます。

キットに含まれるもの

 キット   内容
シングルボードLinux機キット(Linuxボードお持ち帰りチケットのみ) シングルボードLinux機(Orange Pi Oneまたは同等品) 本体、

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AC電源アダプタ (販売事業者によるPSEマーク確認済)、Micro SD 16GB Class 10
IoT開発キット(一般チケットのみ) IoTマイコン ESP8266、USB-TTL変換モジュール、USBケーブル、その他抵抗、LED
追加センサー 人感センサー、温度湿度センサー

※お持ち帰りのシングルボードLinux機は、ハンズオンで実施したOpenHABの実証実験のみに使用されることをお勧めします。

受講料

【モノクロスITのIoT開発キットお持込チケット】

Linuxボードお持ち帰り Linuxボードお貸出し
19,000円
(税込、追加センサー、
シングルボードLinux機含む)
16,000円
(税込、追加センサー含む)

【一般チケット】

Linuxボードお持ち帰り Linuxボードお貸出し
21,500円
(税込、IoT開発キット、
追加センサー、シングルボードLinux機含む)
18,500円
(税込、IoT開発キット、追加センサー含む)

開講日時

10月30日(日)10時00分~16時00分 12:00~13:00休憩

※10月29(土)午前、「社会人のためのIoT入門」が開催されます。=>詳細はこちら
※10月29(土)午後、「社会人のためのIoT実践180分」が開催されます。=>詳細はこちら

場所

江東区産業会館

定員

5名

持ち物

IoTキットお持込チケットの方は、社会人のためのIoT入門またはIoT実践ワークショップでお持ち帰りのIoTキット一式をお持ちください。

講座で使うパソコンとmosquittoやOpenHAB 2を動かすシングルボードLinux機はご用意いたします。

お持ちのパソコンにArduinoがインストール済で、スケッチをIoTキットのESP8266に書き込めることが確認できている場合は、お持込のパソコンでワークショップを進めていただくことも可能です。

お問い合わせ

info@monoxit.com

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