ブロックチェーン システム~設計と実装のはじめ方~

2018/09/28(金)16:30 〜 18:30 開催
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イベント内容

・開催日程:9月28日(金) 13:50~16:30(開場は13:30)

・場所:文京シビックホール・小ホール (http://bunkyocivichall.jp/access)

・費用:無料(事前登録制)

・対象者:ビジネスパーソン、ITエンジニア、研究者、学生など

・お申込ページ:http://www.ric.co.jp/book/928

・来場者特典:書籍『ブロックチェーン システム設計』及び『Hyperledger Fabricによるアプリケーション開発』を特別価格で販売。

定員 : 200人

主催者 : 株式会社リックテレコム

・セミナーの内容:「ブロックチェーンは企業や業界の壁を越えた連携を実現する」と期待されています。しかも、クラウドサービスによって簡単に利用できるようになり、特に2016年以降、貿易・流通・製造・通信等の分野での活用例が多く報道されています。

しかし、実際にブロックチェーンを導入する際、システム開発をどう進めるべきか、技術的な制約はどこにあるかなど、未だに不明な点が多く、開発者を悩ませています。にもかかわらず、例えば代表的なソフトウェア基盤の「Hyperledger Fabric」でさえ、技術情報の大半は英語のまま散在している状況です。

この夏に刊行された2冊、『ブロックチェーン システム設計』と『Hyperledger Fabricによるアプリケーション開発』はいずれも、こうした事態に応える開発者待望の実務書です。このほどその同時刊行を期して、それぞれの著者陣による合同の出版記念セミナーを開催する運びとなりました。

テーマは「ブロックチェーンシステム 設計と実装のはじめ方」です。ITエンジニアはもとより、ブロックチェーンの活用を検討しているビジネスパーソンの皆様にも有意義な半日となることでしょう。多数のご参加を心よりお待ちしております。

・タイムテーブル

開場:13:30~

第1講演:13:50~14:40分(50分) 「ブロックチェーンの概要」  中村 誠吾氏

第2講演:14:40~15:25(45分) 「Hyperledger Fabricの概要とアプリケーション開発・システム構築の考え方」 早川 勝 氏

第3講演:15:35~16:15(40分) 「ブロックチェーンシステム設計について」  中越 恭平 氏

質疑応答:16:15~16:30(15分)

閉会:16:30

・各講演の詳細

第1講演:「ブロックチェーンの概要」

<内容>ブロックチェーンは、企業や業界の壁を越えた連携を実現するための有力な技術要素であるとの認識が広まっています。同時にクラウドサービスによりブロックチェーン環境を簡単に利用できる状況が整いつつあります。 本セッションでは、ブロックチェーンを組み込んだシステムを構築するための第一歩として、ブロックチェーンの基本的な仕組みについて説明し、その特徴と優位性を整理します。

★講師のご紹介 中村 誠吾氏

日本ユニシス株式会社所属。日本ユニシスグループのアプリケーション開発標準であるMIDMOST for Java EE Maia/.NET Maris の開発に携わり、金融・製造流通など様々な分野でのシステム開発にアプリケーションアーキテクチャ策定担当として参画。 2016年よりブロックチェーン技術の調査・評価を開始し、ブロックチェーンを活用したシステム開発を主導。

第2講演:「Hyperledger Fabricの概要とアプリケーション開発・システム構築の考え方」

<内容>2016年以降、金融分野だけではなく、貿易、流通、製造、通信などさまざまな業種で、ブロックチェーン技術活用に関する報道を多く見聞きするようになっています。そのブロックチェーン技術を活用した代表的なソフトウェア基盤の1つとして、「Hyperledger Fabric」というオープンソースソフトウェアがあります。

しかし、この「Hyperledger Fabric」は、大半の情報が英語で記述されており、かつ点在しているのが現況です。 そこで、私たちはそれら点在している情報を集約・整理し、一冊の書籍にまとめ上げました。それが『Hyperledger Fabricによるアプリケーション開発』です。本書では「Hyperledger Fabric」の特徴やアーキテクチャ等の概要、アプリケーション開発方法、システム構築方法をステップ・バイ・ステップで解説しています。

本講演では、ステップ・バイ・ステップのところは割愛させていただき、「Hyperledger Fabric」の特徴やアーキテクチャ等の概要、アプリケーション開発方法、システム構築方法のアウトラインや考え方をご紹介いたします。

★講師のご紹介 早川 勝氏

FinTech(API 公開)やブロックチェーンに関し、IBM 全体で、人材育成、ソリューション、アセット開発などを推進。 主な著作は以下のとおり。この他、外部講演などを多数実施。

◆@ITでの記事(2017年2月) FinTech 時代、銀行系システムはどうあるべきか

◆日本IBM発行誌 ProVISION 91号(2017年2月) APIエコノミーの価値とそれを実現する技術

◆著書『システム設計の基礎から実践まで 1からはじめるITアーキテクチャー構築入門』(日経BP社、2017年6月刊行)

第3講演:「ブロックチェーンシステム設計について」

<内容>ブロックチェーンをシステムに導入する場合、開発をどのように進めていくかは、実際のプロジェクトにおいては、非常に悩むポイントです。本セッションでは、ブロックチェーンを導入するシステム開発の進め方の概要と注意点について説明します。

まず、システム全体をどのように構成するか。そして、設計・開発時に注意しなくてはいけないことは何か。最後に、実際にシステムを構成する場合の具体例について解説します。

★講師のご紹介 中越 恭平氏

日本ユニシス株式会社所属。入社以来、アプリケーション開発におけるサーバーサイドとフロントエンドの設計・開発を担当。2016年よりブロックチェーン技術の調査・評価を開始。Ethereum 及びHyperledger Fabric を使用した実証実験プロジェクトに複数参加し、システム全体の設計・開発を担当。

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