AIと文化を考える公開シンポジウム 《AIと身体性、AIの身体性、AIと社会の身体性》

2020/01/21(火)15:00 〜 18:00 開催
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イベント内容

AIと文化を考える公開シンポジウム
《AIと身体性、AIの身体性、AIと社会の身体性》

●日時:2020年1月21日
●会場:理化学研究所革新知能統合研究センター(日本橋)

●趣旨説明
 AI技術のと社会の関係を検討する際に、社会の文化的特性が重要な論点であることは明らかだ。理化学研究所革新知能統合研究センターの佐倉チームでもその点を主たる研究対象として活動を進めてきた。しかし、この「文化」というのがなかなかの難物で、調べれば調べるほど、まるで砂漠の蜃気楼のように遠ざかっていってしまう。
 そこで本シンポジウムでは、「文化」はいったん後景に退かせ、文化差を検討するための別のアプローチとして「身体性」に注目することにした。「身体」は、文化や歴史や人間関係など、さまざまな要素が交錯するフィールドでありメディアであるからだ。AIと身体性の関係自体がAI技術の今後を考える上で重要なテーマであるだけでなく、その社会的文化的側面を考察するための、良いゲイトウェイとしても機能するはずである。
 前半では、人間拡張技術を駆使して身体の境界を突破しようとしている稲見昌彦氏、身体性の生物的特性を認知発達科学的に研究している明和政子氏、能楽師として身体性の文化差を実践し俯瞰的に分析もする安田登氏から話題提供をいただく。その後、フロアを交えて議論を展開したい。

●プログラム
15:00-15:10 開会あいさつ
このシンポジウムの目的  佐倉統(東京大/理研AIP)

15:10-15:50 基調講演1
ディジタルサイボーグ  稲見昌彦(東京大)

15:50-16:30 基調講演2
能における身体性  安田登(能楽師)

16:30-16:40 休憩

16:40-17:10 基調講演3
ヒトの脳と心の創発・発達  明和政子(京都大)

17:10-18:00 パネル・ディスカッション
指定討論者:松田雄馬(iQβ)
パネリスト:稲見昌彦、安田登、明和政子、福住伸一(理研AIP)
司会:佐倉統

注意事項

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