カフェ・ソフトウェアクオリティ第69回勉強会
イベント内容
はじめに
カフェ・ソフトウェアクオリティ勉強会を開催します。
「カフェ・ソフトウェアクオリティ」は、ソフトウェア品質に関わる勉強会です。
(本勉強会にはどなたでも無料でご参加いただけます)
テーマ名: アジャイルの振り返り、鬼退治で問題解決 体験ワークショップ
登壇者:日山 敦生さん (緑匠研究所)
概要
アジャイルの振り返りのフレームワークとして有名な、KPTがありますが、うまく利用できていますか?
Problemを深掘りしても、原因が判らなかったり、犯人捜しに、なりがちではありませんか?
人や組織の問題を、ロジカル・シンキングではなく、システム・シンキングという手法を用いて、
ポジティブに問題を解決してみませんか?
システム・シンキングの立場からすると、問題には、バグのような「物や技術」の問題と「人や組織」の
問題の2種類があると考えます。物や技術の問題は、原因と結果をベースとするロジカル・シンキングが
有効ですが、人や組織の問題は、関係性をベースとするシステム・シンキングが有効です。
システム・シンキングでは、人や組織の問題は、原因究明が有効ではないことを、明確に説明しています。
したがって、人や組織の問題は、真の原因を究明する必要はありません。桃太郎などの日本の昔話には、
鬼がよく出てきます。そこで、人や組織の問題を擬人化して、鬼退治を行うポジティブな問題解決法を、
ご紹介します。
問題に名前を付けて、擬人化する問題解決法を、ナラティブ・アプローチの「問題の外在化」といいます。
今回、ご紹介する問題解決法が、皆さんのアジャイル開発やプロジェクト完了時の振り返りに貢献
できれば幸いです。
参考論文 :
アジャイルの振り返りとシステム・シンキングの有効性について
https://www.sea.jp/ss2018/download/3-2-TM_sea-ss2018_hiyama.pdf
ソフトウェア技術者協会 ソフトウェアシンポジウム2018論文より
この内容をベースとして、さらに進化させた「問題の外在化」を、ご紹介します。
タイムテーブル
時間 | プログラム内容 | 登壇者 |
---|---|---|
18:30 | 受付開始 | - |
19:00 | オープニング | 世話人 |
19:05 | トークとワークショップ | 日山 敦生さん |
20:45 | クロージング | 世話人 |
20:50 | 片づけ | 全員(ご協力お願いします) |
21:00 | ビルより完全退場 | 全員 |
希望者があれば会場近くで懇親会を行いますので当日うかがいます。
19:00以後に到着された場合の入館方法
日科技連東高円寺ビルは、セキュリティ管理の都合上19:00に施錠され、
この時刻以降は入館できなくなります。
極力、定刻前まにで入館するようお願いいたします。
やむなく遅れる方は、当日19:00までに予定時刻をご連絡下さい。
以下のように対応いたします。
- 到着しましたら、 cafe-swq-query@juse.or.jp にメールし、
- 表玄関の前でお待ちください。
- 世話人がメール確認後、玄関まで迎えに行き内側からドアを開けます。
- 世話人は運営に従事しているため、少しお待たせすることがあります。
ご了承ください。
スムーズな運営にご協力下さいますよう、お願いいたします。
発表資料
勉強会の前日までに公式Webサイトにて公開されます。
https://coredrive.com/jp/boards/cafe_swq_doc
事前にダウンロードしておくことをお勧めします。
資料の細部等は、当日の画面では確認しづらい場合がございます。
なお、勉強会当日に画面に投影するだけに限定し公開資料には含まれな
いものもあります。ご了承のほどお願いいたします。
カフェ・ソフトウェアクオリティからのお知らせ
勉強会のねらいと形式
本勉強会は、「参加者相互が意見交換することで刺激やヒントを得る」ことを一番のねらいにしています。
そのため、本勉強会は、気軽な発言ができるLT(ライトニングトークス)の形式を取っています。
- トーカーが1人25分間で「トーク」します。
- その内容に関して25分間ほど、参加者で意見交換します。
(トークと意見交換の時間配分は、トーカーに任されています。)
上記45分程度を1ラウンドとして、90分の時間内で2ラウンド実施します。
90分1ラウンドで実施する場合もあります。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。