概要
私たちダイキン工業は500万台以上の空調機をつなげるIoTプラットフォームとアジャイルなソフトウエア開発によって、顧客のニーズに根差したアプリケーションの設計・開発を目指しています。 機械メーカーであるダイキンが、ソフトウエアによって空調ビジネスをどのように変革していくのか、ダイキンのソフトウエア開発の最前線を指揮する登壇者からご紹介いたします。
メーカーでのソフトウェア開発に興味がある方、IoT・クラウド・スマートフォンを活用したプロダクトサービス開発にご興味がある方は是非ご視聴ください。
※配信URLは、申込者に対し本ページ上にて当日までに表示されます。
タイムスケジュール
時間 |
内容 |
19:00〜19:05 |
オープニング |
19:05〜19:15 |
ダイキン工業が考えるソフトウエアの可能性 -ダイキンが世界で展開する空調ビジネスがソフトウエアでどう変わるのか-
空調生産本部 ITデバイス開発エグゼクティブリーダー主席技師 橋本 雅文
ダイキン工業は空調機メーカーとしてグローバルにビジネスを展開しています。 今後、地球温暖化や先進国の人口減少などの世界的な問題は、空調ビジネスに大きな影響を与えますが、一方で大きなチャンスにもなっており、その問題解決にソフトウエアが重要な役割を担っています。 本プレゼンでは、ダイキンが世界で開発している空調機について、機械メーカー ダイキンが取り組むソフトウエア開発についてお話します。
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19:15〜19:40 |
IoTを活用して取得したデータを使って新たなプロダクトサービスをアジャイルで目指す -住宅用商品でのIoTの歴史と、コンシューマサービスの将来-
空調生産本部 商品開発グループ 主任技師 佐藤 智宏
ダイキン工業では全世界の空調機をインターネット接続し、IoT、機械学習、クラウド等の技術を活用したグローバル空調IoTプラットフォーム構築を進めています。 今、世界では、新型コロナによる生活の激変、日本では少子高齢化など様々な社会問題が顕在化していますが、これらに対し、IT、IoTによるデジタル化により、お客様に喜ばれる新たなサービスを創出することが課題となっています。 本プレゼンでは、住宅用空調機におけるデータを活用したプロダクトサービスの実例や今後の展望をご紹介します。
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19:40~20:05 |
アジャイルの手法を取り入れたプロジェクトマネジメントの実例 -ぶつかった壁と今後のアジャイル開発組織展開への意気込み-
空調生産本部 商品開発グループ 主任技師 北村 拓也
ダイキン工業では、一般的なユーザー企業の様に上流設計だけを担当し、開発作業はパートナー企業に委託するという形ではなく、ダイキンのエンジニアも設計/開発作業を担当する体制を取っています。しかし、機械メーカーであるダイキン工業では、組み込みでない大規模サービス開発のノウハウが乏しいため、開発プロセス見直しやサーバレスアーキテクチャやモダンフロントエンド技術など最先端への挑戦が必要でした。 本プレゼンでは、当社のこれまでの取り組みと今後の展望について、組織マネジメントの観点からご紹介します。
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20:05~20:30 |
ダイキンが取り組むDevOpsジャーニー -IoT開発を支えるDevOpsのこれまでとこれから-
テクノロジー・イノベーションセンター 前川 博志
ダイキン工業が取り組むIoT基盤は、開発はもちろんですが数百万台の機器が繋がる基盤として、運用についてもこれまでとは違ったスケールとなります。そのような巨大な基盤の開発を支えながら、開発スピード自体も落とさないために、開発と運用を連続的かつ継続的に扱う"DevOps"の考え方は必要不可欠となります。 ダイキンの研究開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)では、上記のような課題意識のもと、IoTプラットフォームを含む様々なプロジェクトにおいて、DevOpsの取り組みを実践してきました。 技術やサービスの進化に合わせて様々なツールやサービスを利用して実践してきた、これまでの取り組みとこれから目指す姿について、お話しします。
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20:30〜20:50 |
Q&A |
20:50〜21:00 |
クロージング |
※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。
登壇者
橋本 雅文
ダイキン工業株式会社
空調生産本部 商品開発グループ
ITデバイス開発エグゼクティブリーダー
主席技師
空調機の省エネ性を左右するインバータの組込みエンジニアを経験した後に商品のエンベデットシステムにおいてハードウエアを筆頭に、組込みシステムからコネクテッドと、ステージを拡大して開発責任者を歴任。2019年より、ITソリューション分野のエクゼクティブリーダとして組込みソフトウエアからIoTクラウドまで空調システム全体の開発を統括している。
佐藤 智宏
ダイキン工業株式会社
空調生産本部 商品開発グループ
主任技師
住宅用ルームエアコンの制御ソフトウェア設計の開発担当者を経験の後、住宅用商品のソフトウェア開発に従事。現在は、住宅用のIoTを用いたコンシューマ向けシステムの開発責任者を担当。
北村 拓也
ダイキン工業株式会社
空調生産本部 商品開発グループ
主任技師
SIerで自社プロダクト開発のPM、ベンチャーのコンサル会社で技術導入とアジャイル導入のコンサルタントを経て、2017年にダイキン工業に入社。現在は、空調IoTサービスを実現するため自社IoTプラットフォームの開発責任者を担当。
前川 博志
ダイキン工業株式会社
テクノロジー・イノベーションセンター
製造業やWebサービス企業での開発経験を経て、IoTプラットフォームのSRE業務を経験。現在はベンチャーと連携した新サービスのアーキテクトを務める一方、様々なプロジェクトの開発における困りごとをサポートし、グループ規模でソフトウェア開発の最適化を目指している。
参加対象
- UIUXデザイナー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- アプリエンジニア
- クラウドエンジニア
- スクラムマスター
など
注意事項
※ 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
※ 配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。なるべく通信環境の良い状態で視聴ください。