SRE Gaps「理論と実践からSREを再考する」

2021/09/09(木)19:30 〜 21:30 開催
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イベント内容

開催概要

Google が提唱した SRE という概念は、いまや日本企業の中でも多くの開発組織に取り入れられ、実践されています。 しかし、SRE の実践方法はプロダクトの性質や組織の規模、チーム構成によって異なるほか、 文化としても各企業それぞれ異なる解釈をしている現状が見受けられます。
例) 

  • まずは「インフラエンジニア」という役職名だけ「SRE」にしており実務としては変わらないまま
  • 新しい概念で注目度が高いからという理由でインフラエンジニアポジションを「SRE募集」と求人募集している

上記の状況から、まだ日本におけるSREの理解と実践は発展途上な側面があるのではないでしょうか。

本イベントでは、9月3日に発売された新たなSRE本『SREの探求――様々な企業におけるサイトリライアビリティエンジニアリングの導入と実践』の監訳者でもある山口 能迪様、GCPパートナーのスリーシェイク社でSRE特化型コンサルティング事業を運営する手塚さま等とともに、Google が提唱したSREと世の中のズレに切り込んでいきながら、いま一度、日本企業各社が取り入れるべきSREの理論と実践について議論してまいります。

こんなエンジニアにおすすめ

  • Googleが提唱するSREの概念を理解したい方
  • SREを導入している他社事例などを知りたい方
  • SREについて自分がどれだけ理解しているのか確認したい方
  • SREを現場に導入する上での課題と、課題に対する向き合い方を学びたい方

基調講演「SREの理念と原則」

 山口 能迪 氏(@ymotongpoo
外資系ソフトウェア企業 デベロッパーアドボケイト
クラウド製品の普及と技術支援を担当し、特にオブザーバビリティ領域とSite Reliability Engineering領域を担当。OpenTelemetryやGoのコミュニティの支援も活発に行っている。以前はウェブ、Android、Googleアシスタントなどと各種新規製品・新規機能のリリースと普及に関わり、多くの公開事例の技術支援を担当。好きなプログラミング言語の傾向は、実用指向で標準の必要十分に重きを置くもので、特にGoやPythonを好んでいる。
『SREの探求』監訳者。

▍発表内容について
サイト信頼性エンジニアリング(SRE)はGoogleより提唱されたシステム管理方法です。
SREではフレームワークとして細かな手法が紹介されていますが、その根本には信頼性を維持するための理念があります。 本セッションではその理念を紹介し、それらがいかにSREの各手法に反映されていくかを確認していきます。

事例講演「Sreake流 SREの始め方」

 手塚 卓也 氏(@tt0603
株式会社スリーシェイク Sreake事業部 部長
自治体やデータベースマーケティング会社でのインフラ設計/構築/運用を主に経験し、2018年10月に3-ShakeにJoin。3-Shake Join後はGoogle Cloud / AWS / kubernetes / ServiceMeshなど様々な技術的アプローチを駆使し、大手からベンチャー等規模を問わず様々な組織に対してSREのコンサルティングや実践を行っている。

▍発表内容について
3-ShakeのSREコンサルティング「Sreake」では金融・医療・動画配信・AI・ゲームなど高い技術力が求められる領域でCloudNativeな技術に強みを持つエンジニアによるSREの導入をコンサルティングから実践まで一貫して行ってきました。

今回は、大規模組織や少数のベンチャー企業様など多様な組織規模や文化を持つ企業様と共に歩んできた中で見えてきた、自組織に適合したSreake流のSREの始め方についてお話します。

事例講演「大規模組織のSREが果たすべきミッション」

 矢口 拓実
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ ITSP事業本部 カード&ペイメント事業部 デジタルペイメント開発室 主任
金融系組織のSRE発足から関わり、決済システムのクラウド移行を実施。Kubernetes / AWS / Google Cloud を中心に決済システムに求められる可用性・セキュリティを担保するプラットフォームのアーキテクチャ統制を実施。
大規模アジャイル開発を行うための社内開発環境整備や、セキュリティを担保するためのCI/CD標準化に注力するなど、個別最適よりも全体最適を好む。 現在はSREと社内他組織のクラウドコンサルを実施している。

▍発表内容について
現在多くの組織でデジタルトランスフォーメーションをキーワードにクラウド移行が実践されていますが、大規模な組織では様々な障壁や制約があると思います。
本セッションでは、組織のクラウド化が失敗しないためにSREが重視すべきポイント・果たすべきミッションについて弊社の経験をもとにお伝えいたします。

質疑応答 / パネルディスカッション

モデレーター

 nwiizo 氏(@nwiizo
株式会社スリーシェイク ソフトウェアエンジニア
2017年よりGMO Internet, Inc.において、システム設計の研究、設計、開発、運用などシステム設計における最適なアーキテクトの創造に挑戦し、新たなソリューションの提供などを行っていた。
2021年6月より現職の株式会社スリーシェイクでソフトウェアエンジニアを務める。日頃は筋トレか読書か深夜ラジオまたはポッドキャストを聞いている。

タイムスケジュール(目安)

時間 内容 発表者
18:30 事前リハーサル 発表者各員
19:30 オープニング 主催 Forkwell 重本 湧気
モデレーター nwiizo氏(株式会社スリーシェイク ソフトウェアエンジニア)
19:40 基調講演「SREの理念と原則」 外資系ソフトウェア企業 デベロッパーアドボケイト 山口 能迪 氏
20:10 質疑応答  
20:20 休憩  
20:25 講演1「Sreake流 SREの始め方」 株式会社スリーシェイク Sreake事業部 部長 手塚 卓也氏
20:45 講演2「大規模組織のSREが果たすべきミッション」 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ ITSP事業本部 カード&ペイメント事業部 デジタルペイメント開発室 主任 矢口 拓実氏
20:55 休憩  
21:00 パネルトーク / 事例講演への質疑応答  
21:30 クロージング

※ タイムスケジュールは目安です。21:30までの間で、より参加者にご満足いただける形で各コンテンツ時間が調整される場合がございます。
※ プログラムは変更となる可能性があります。随時こちらで更新いたします。

参加方法

今回のオンライン勉強会は YouTube Live を使用してライブ配信いたします。
当日19:30〜 配信がスタートしますので、
下記のリンクよりチャンネル登録の上、ライブ配信予定枠のリマインダー設定をお願いします🙇‍♂️
Forkwell【エンジニア向け勉強会チャンネル🤖】
 https://www.youtube.com/c/Forkwell_jp

ライブ配信終了後、アーカイブ動画の公開を予定しております。
当日の開催時間にライブ参加できない方も、こちらのページより参加申込みの上、アーカイブ動画をご視聴いただけます。

なお、Twitterタイムラインと連動したリアルタイムなイベント参加体験を重視するため、YouTube Liveの追いかけ再生はできない設定となりますこと、ご了承くださいませ。 配信中のプログラムからの視聴、あるいはライブ配信終了数時間後から再生可能になるアーカイブ動画をご視聴ください。

留意事項

  • エンジニアの方を対象としたイベントのため、非エンジニアの方のご参加、ならびに同業に属する方の当イベント内でのリクルーティング活動につきましてご遠慮いただいております。
  • イベントおよび懇親会の風景を、Forkwellメディア上の記事(イベントレポート)に掲載することがございます。掲載を希望されない方は、当日Zoomチャットまたはイベントページ問い合わせフォームより、掲載希望されない旨をお伝えください。

また、ご参加者の方々が最大限楽しんで頂けるよう、運営サイドで参加にふさわしくないと判断させて頂いた方については、イベント中であろうとご退席をお願いすることがございます。

  • 保険、宗教、ネットワークビジネスの勧誘が目的と見られる方
  • その他運営サイドで参加が不適切だと判断した方

誠に恐れ入りますが、あらかじめご了承くださいませ。

主催・協力

主催

「成長し続けるエンジニアを支援する」サービスを運営する Forkwell が開催いたします。

コンテンツスポンサー

株式会社スリーシェイク様にコンテンツスポンサーとしてご協賛いただいております。

スリーシェイクは「テクノロジーを価値に変え、社会の根幹を支える」を掲げ、2015年に設立したテクノロジーカンパニーです。社会の根幹を支えるイノベーティブなプロダクトを連続的に生み出すことをミッションに、SRE特化型コンサルティング事業「Sreake」、セキュリティ診断サービス「Sreake Security」、フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance」、データ連携プラットフォーム「Reckoner」を開発運営しています。


ライブ配信代行

天神放送局様にライブ配信代行として協力いただいております。

天神放送局はライブ配信を広めることで「機会格差をなくす」ことをミッションとしたライブ配信ユニットです。
コミュニティイベントが増え続ける中、コンテンツを熱意ある人に届けるために活動しています。


注意事項

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