カーボンクレジットで切り拓く農業の未来～宙炭活用による脱炭素農業の実現～

🌱 セミナー概要

株式会社TOWINGは、バイオ炭「宙炭（そらたん）」とカーボンクレジットの先進的な取り組みにより、脱炭素農業と持続可能な食料生産を実現しています。本セミナー「カーボンクレジットで切り拓く農業の未来～宙炭活用による脱炭素農業の実現～」では、TOWINGの「宙炭」がどのように農地の土壌改良やCO₂削減に貢献しているかを具体的に紹介します。

また、Metagri研究所より、カーボンクレジットとWeb3技術の融合による新たな農業支援モデルについて考察します。農業従事者、環境保護に関心のある方々、Web3技術に興味のある方々にとって、有益な情報を提供します。参加費は無料ですので、ぜひご参加ください。

📆 開催概要

• 日時: 2025年1月31日 (金) 20:00 - 21:00
• 会場: オンライン（ZOOM）

🎟️ 参加費

• 一般チケット: 無料

🕒 タイムスケジュール

１ 20:00 - 20:05 オープニング - 開催趣旨の説明 - Metagri研究所の紹介 - 登壇者紹介

２ 20:05 - 20:35 株式会社TOWINGの「宙炭」による持続可能な農業への取り組み - 「宙炭」の概要と特性 - カーボンクレジットを取り巻く現状 - カーボンクレジット創出への取り組み

３ 20:35 - 20:45 Metagri研究所のカーボンクレジット×Web3の考察 - Web3技術を活用した農業支援の取り組み - カーボンクレジットとWeb3の掛け合わせによる新たな可能性

４ 20:45 - 20:55 カーボンクレジットの課題とWeb3を掛け合わせた未来に関してのディスカッションや質疑応答

５ 20:55 - 21:00 クロージング

👥 登壇者紹介

林 彰久

株式会社TOWING
国内事業開発部、事業開発チーム、東日本事業開発リーダー

1983年生まれ、長野県出身。実家はレタス農家の次男。長野県内JAの営農技術員として農業現場に従事した後、株式会社TOWINGに入社。JA時代の知識と経験を活かしながら、東日本エリアで高機能バイオ炭「宙炭」の普及活動を行っています。

甲斐 雄一郎

Metagri研究所
所長 / 株式会社農情人 CEO

イギリスのマンチェスター大学院で農村開発学修士号を取得後、カンボジアのNGOでインターンを経験。専門商社で植物工場事業の新規立ち上げに従事し、「農業×IT」の必要性を感じてアクセンチュア株式会社に入社。農業ベンチャーでタイのイチゴ生産事業を担当後、2021年8月より「株式会社農情人」の代表取締役に就任。2022年3月に農業とブロックチェーン（NFT・暗号資産）を組み合わせたコミュニティ「Metagri研究所」をスタートしました。

📢 セミナー内容の詳細

1. 株式会社TOWINGの「宙炭」の価値

バイオ炭「宙炭（そらたん）」は、未利用バイオマスを炭化し、独自の土壌微生物を添加することで開発されました。このバイオ炭は土壌改良やCO₂の固定に優れており、持続可能な農業を支える重要な役割を果たします。具体的には、以下の効果があります：

• 土壌改良: 保水性と栄養保持力の向上
• 収量向上: 作物の成長促進と収量増加
• CO₂固定: 長期間の炭素固定による温室効果ガス削減

2. カーボンクレジットの現状と宙炭による価値づけ

カーボンクレジットは、温室効果ガスの削減や吸収量を証明し、取引可能な形にしたものです。企業や団体が自らのCO₂排出量を削減する際に、他のプロジェクトから購入したクレジットで相殺することができます。

宙炭を活用することで、農地でのCO₂固定量が増加し、それに応じたカーボンクレジットが発行されます。これにより、農家は新たな収益源を得ることができるだけでなく、環境保全にも貢献できます。株式会社TOWINGは、宙炭を使ったCO₂削減方法の確立と、予約販売ビジネスモデルの特許取得により、カーボンクレジット市場で先駆的な取り組みを行っています。

3. Web3を掛け合わせた持続可能な農業の未来

Web3とは？

Web3は、ブロックチェーン技術を基盤とした新しいインターネットの概念です。従来の中央集権的なプラットフォーム（Web2.0）とは異なり、ユーザー自身がデータを所有し、分散型のエコシステムが構築される点が特徴です。この技術を農業に応用することで、透明性と信頼性の高い取引や、新しい経済モデルの構築が可能になります。

トークン化されたカーボンクレジットのメリット

J-クレジットをERC-20規格のトークン「Jクレトークン」として発行する仕組みがあります。 1トークンが1トンの二酸化炭素（1t-CO₂）に対応し、これをブロックチェーン上で取引可能にすることでメリットが期待されています。 ブロックチェーン技術を活用することで、カーボンクレジットの取引がより透明で効率的になります。

🌟 参加するメリット

1. 宙炭の実用情報が得られる
   土壌改善や収量アップだけでなく、カーボンクレジット創出による収益化の可能性が学べます。

2. Web3と農業の未来像が見える
   NFTやトークンエコノミーによって、農家がどのように新しい仕組みを取り入れるかを知れます。

3. ネットワーキングの機会
   オンラインではあっても、質疑応答やコミュニティ参加を通じて、同じ志を持つ人々と繋がることができます。

📝 主催者情報

株式会社TOWINGについて

株式会社TOWINGは、2020年2月に設立された名古屋大学発のグリーン＆アグリテックベンチャー企業です。同社は、土壌微生物技術を活用し、持続可能な超循環型農業の地球および宇宙での実現を目指しています。主な事業として、未利用バイオマスを炭化し、独自の微生物叢を添加した高機能バイオ炭「宙炭（そらたん）」の開発・製造・販売を行っています。この「宙炭」は、土壌改良や農地への炭素固定、収量の向上など、多面的な効果を持ち、持続可能な食料生産システムの構築に貢献しています。
公式サイト: https://towing.co.jp/

主催『Metagri研究所』～日本最大級を目指す農業Web3コミュニティ～

Metagri研究所は、「農業×Web3」をキーワードに、持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティです。りんご、いちご、メロン、ブドウ、マンゴー、トマト、コーヒーなど、様々な農作物とブロックチェーン技術を組み合わせて、持続可能な農業を目指しています。主な取り組みとして、NFTホルダー限定のオンラインイベント企画・運営、農業とWeb3の実証実験、独自のソーシャルトークン発行によるトークンエコノミーなどが挙げられます。農業にWeb3を掛け合わせた事業や挑戦に興味のある方はこちらをご覧ください。
コミュニティ (Discord): https://discord.gg/hyw3AkKa8e

🌟 持続可能な未来の農業を共に創造しましょう！ 🌟