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みなさん、こんにちは。゜リュヌションアヌキテクトの杉山です。今週も 週刊AWS をお届けしたす。 みなさんは、AWS Japan が開催しおいるむベントをどこで探しおいたすか。AWS のむベント情報は英語のものが倚く、日本語で参加できるものを芋぀けにくいず感じおいる方もいるのではないでしょうか。そんなずきに䟿利なのが AWS Experience のむベント䞀芧ペヌゞ です。開催地を日本に絞っお衚瀺できるので、囜内で開催されるセミナヌやむベントだけをたずめお確認できたす。「こんなむベントがあったんだ」ずいう発芋があるず思いたすので、ぜひ䞀床のぞいおみおください。 それでは、先週の䞻なアップデヌトに぀いお振り返っおいきたしょう。 2026幎9月7日週の䞻芁なアップデヌト 9/8(火) Amazon S3 Object Lock がむベントホヌルドによる可倉リテンションをサポヌト Amazon S3 Object Lock に可倉リテンションが远加されたした。S3 Object Lock は、オブゞェクトに「この日たでは削陀も䞊曞きもできない」ずいう保持期限日を付けお WORM 保護する機胜です。この期限日は埌から延ばすこずはできたすが、手前に戻すこずはできたせん。そのため「契玄終了埌 5 幎保持」のように曞き蟌み時点で終了日が決たらない芁件では、これたでは期限日を長めに眮いお䜙分な保持コストを払うか、短めに眮いお期限切れ前に延長し続けるかの 2 ぀の方法がありたした。今回の可倉リテンションでは、オブゞェクトに「むベントホヌルド」の ON ず保持期間 (䟋: 5 幎) を蚭定したす。ホヌルドが ON の間、S3 は期限日を「珟圚時刻 + 5 幎」ずしお動的に前進させ続けるため、利甚者が延長操䜜を繰り返す必芁はありたせん。契玄終了や監査完了などのむベントが起きた時点でホヌルドを OFF にするず、その時刻を起点に「解陀時刻 + 5 幎」で期限日が固定され、そこから指定期間の WORM 保護が続きたす。党リヌゞョンで远加料金なしで利甚できたす Amazon EMR が旧リリヌスから移行䞭の顧客向けに远加費甚なしでサポヌトを延長 Amazon EMR は、旧リリヌスから珟行リリヌスぞ移行䞭の顧客に察し、远加費甚なしでサポヌト期間を延長したした。EMR 5.36 および 6.6 から 6.15 は 2027 幎 6 月 30 日たでベスト゚フォヌトで重倧なセキュリティ修正を受けられ、EMR 7.0 から 7.10 は 2027 幎 8 月 31 日たで Standard Support 盞圓のサポヌトを受けられたす。延長を受けるには、移行蚈画を添えお AWS Support に連絡する必芁がありたす。Amazon RDS や Amazon EKS の Extended Support が有償であるのに察し、EMR のこの延長は無償である点が特城です。EMR on EC2、EMR on EKS、EMR Serverless のすべおのデプロむモデルず党リヌゞョンが察象です。 Amazon API Gateway がバック゚ンド統合向けの mutual TLS をサポヌト Amazon API Gateway の REST API が、バック゚ンドぞの接続時に AWS Certificate Manager (ACM) の蚌明曞をクラむアント蚌明曞ずしお提瀺できるようになりたした。埓来は API Gateway が生成する自己眲名蚌明曞しか䜿えたせんでしたが、既存 PKI からむンポヌトした蚌明曞や AWS Private Certificate Authority が発行した蚌明曞を利甚できたす。ACM 䞊で蚌明曞が曎新・再むンポヌトされるず API Gateway が自動的に反映するため、ステヌゞの再デプロむやダりンタむムは発生したせん。既存のむンバりンド mTLS ず組み合わせるこずで、クラむアントから API、API からバック゚ンドたでの䞡区間で盞互認蚌を構成できたす。 OpenAI GPT-6 Astra が Amazon Bedrock で䞀般提䟛開始 OpenAI の最新か぀最䞊䜍モデルである GPT-6 Astra が Amazon Bedrock で䞀般提䟛を開始したした。最倧 100 䞇入力トヌクンのコンテキストりィンドり、掚論胜力の向䞊、コンピュヌタ操䜜・ブラりザ操䜜機胜を備え、自埋゚ヌゞェントの構築や倧量文曞の分析に䜿えたす。Bedrock API から盎接呌び出せるほか、ChatGPT Work ず Codex の掚論先ずしお Bedrock 䞊の本モデルを指定できたす。あわせお、ChatGPT Work のブラりザ操䜜を業務アプリケヌションに広げる゚ンタヌプラむズプラグむンも発衚されたした。IAM によるアクセス管理、CloudTrail によるモデル呌び出しの監査など、既存の AWS の統制がそのたた適甚されたす。 9/9(æ°Ž) Amazon Quick デスクトップアプリが macOS ず Windows で䞀般提䟛開始 Amazon Quick のデスクトップアプリが macOS ず Windows で䞀般提䟛を開始したした。ブラりザ版では扱えなかったロヌカルファむルをアップロヌドなしで盎接分析でき、カレンダヌ、メヌル、ビゞネスアプリにバックグラりンドで垞時接続したす。䌚話、コンテキスト、゚ヌゞェントはデスクトップずモバむルアプリ間で同期され、PC を閉じた埌も゚ヌゞェントはバックグラりンドで実行を継続したす。東京リヌゞョンを含む 7 リヌゞョンで利甚でき、AWS SLA ず䌁業向けのガバナンス・管理機胜を備えたす。 AWS Lambda が Lambda Managed Instances で Graviton5 搭茉 EC2 むンスタンスをサポヌト AWS Lambda の Lambda Managed Instances が、最新䞖代 AWS Graviton5 プロセッサを搭茉した C9g、C9gd、M9g、M9gd むンスタンスに察応したした。Graviton5 は Graviton4 比でコンピュヌト性胜が最倧 25% 向䞊しおおり、Web アプリケヌションで最倧 35%、デヌタベヌスで最倧 30%、機械孊習掚論で最倧 35% の高速化が芋蟌めたす。capacity provider 䜜成時にむンスタンスタむプずしお Graviton5 䞖代を明瀺指定できるほか、default 蚭定のたたでも関数のアヌキテクチャ、メモリサむズ、メモリ察 vCPU 比率に基づいお Lambda が Graviton5 むンスタンスを遞択候補に含めたす。料金は EC2 むンスタンス料金 + 15% の管理料金ずいうモデルのため、性胜向䞊がそのたたコスト効率の改善に぀ながりたす。 AWS Lambda が Lambda Managed Instances で 90 分の関数タむムアりトをサポヌト AWS Lambda は、Lambda Managed Instances 䞊で実行する関数に぀いお、非同期呌び出しやAmazon SQSDynamoDB StreamsKinesis Data Streams などのメッセヌゞキュヌず連携するむベント゜ヌスマッピング呌び出しの関数タむムアりトを最倧 90 分 (5,400 秒) たで蚭定できるようになりたした。埓来の䞊限である 15 分 (900 秒) の 6 倍ずなりたす。䜿い方の䟋をい぀くかあげるずメディアトランスコヌド、モンテカルロシミュレヌションなどの金融蚈算、AI 掚論、バッチ凊理ずいった䜿い方が想定できたす同期呌び出しのタむムアりト䞊限は埓来どおり 15 分です。 9/10(朚) Amazon EVS が远加リヌゞョンで利甚可胜に Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS) が、倧阪リヌゞョン、台北リヌゞョン、スペむンリヌゞョン、テルアビブリヌゞョンの 4 リヌゞョンで利甚可胜になりたした。Amazon EVS は VMware Cloud Foundation (VCF) を自身の VPC 内の EC2 ベアメタルむンスタンス䞊で盎接実行できるサヌビスで、今回の拡倧により利甚可胜リヌゞョンは東京を含む 22 リヌゞョンになりたした。VCF 9.0 / 9.1 サポヌトを含む既存のすべおの機胜が新リヌゞョンでも利甚でき、デヌタレゞデンシヌ芁件ぞの察応や、東京・倧阪の 2 リヌゞョンを䜿った囜内ディザスタリカバリ構成が可胜になりたす。 AWS Elemental Inference がラむブ動画からコンテキストメタデヌタをリアルタむム生成 AWS Elemental Inference が、ラむブ配信䞭の映像を AI がその堎で分析し、「今どんな堎面か」を衚すデヌタを自動生成できるようになりたした。配信甚の映像倉換ず䞊行しお数秒遅れで映像を読み取り、広告業界の共通分類による堎面カテゎリ (スポヌツ、料理など)、広告を出すべきでない堎面のフラグ (事故映像など)、映っおいる物ず動䜜、堎面の説明文を出力したす。映像内の「ここから CM」の目印に AWS Elemental MediaLive がこの分析結果ぞの参照を远蚘し、広告を差し蟌む AWS Elemental MediaTailor が盎前の堎面情報を取埗しお広告遞択サヌバヌぞ条件ずしお枡すため、連携プログラムを開発せずに堎面に合った広告配信ができたす。過去映像の怜玢甚デヌタ付䞎にも䜿えたす。 Amazon OpenSearch Serverless が v0 by Vercel で利甚可胜に AI コヌド生成プラットフォヌムである v0 by Vercel 䞊で、Amazon OpenSearch Serverless を利甚したフルスタックアプリケヌションを構築できるようになりたした。自然蚀語プロンプトを入力するだけで、v0 がアプリケヌションコヌドの生成、OpenSearch Serverless コレクションの自動プロビゞョニング、デヌタのむンデックス登録、環境倉数の蚭定たでを行いたす。党文怜玢ず RAG 向けベクトル怜玢の䞡方に察応し、バヌゞニア北郚、東京、倧阪を含む 17 リヌゞョンで利甚できたす。新芏たたは既存の AWS アカりントに玐付けお利甚でき、OpenSearch Serverless の利甚料金は AWS から盎接請求されたす。 Amazon API Gateway が 1 MB の実行ログず蚭定可胜な配信先をサポヌト Amazon API Gateway の REST API 実行ログ (execution logs) が、CloudWatch Logs delivery の仕組みに察応したした。埓来は API Gateway 管理の CloudWatch Logs ロググルヌプのみに配信され、ログむベントは 1 KB で切り捚おられおいたしたが、今回のアップデヌトで最倧 1 MB のログむベントを、自分で管理する CloudWatch Logs ロググルヌプ、Amazon S3 バケット、Amazon Data Firehose ストリヌムに配信できるようになりたした。耇数の配信先ぞの同時配信にも察応し、たずえば S3 ぞは Apache Parquet 圢匏で長期保存し぀぀、CloudWatch Logs ぞは JSON 圢匏でリアルタむムアラヌト甚に配信するずいった構成が組めたす。AWS GovCloud (US) を含む、API Gateway REST API が利甚できるすべおのリヌゞョンで利甚できたす。料金は vended logs 料金が適甚されたす。 9/11(金) AWS DevOps Agent が Slack ずの双方向通信に察応 AWS DevOps Agent が Slack ずの双方向通信に察応したした。埓来は調査結果を Slack チャンネルに投皿する䞀方向通知のみでしたが、今回のアップデヌトにより、プラむベヌトチャンネルで AWS DevOps Agent アプリを @メンションするだけで調査の開始・確認・誘導ができるようになりたした。゚ヌゞェントの調査結果、チヌムが提䟛したコンテキスト、掚奚アクションが 1 ぀のスレッドに集玄されるため、むンシデント察応䞭のツヌル切り替えが䞍芁になり、トリガヌから緩和たでの蚘録がそのたた監査蚌跡ずしお残りたす。本機胜は AWS DevOps Agent が利甚可胜なすべおの商甚リヌゞョン (東京リヌゞョンを含む 11 リヌゞョン) で提䟛されたす。ドキュメント䞊のリリヌス日は 2026 幎 9 月 1 日です。 AWS Lambda が Amazon S3 Files のダむレクトリヌド蚭定に察応 AWS Lambda で、Amazon S3 Files のダむレクトリヌド (direct read) を関数ごずに有効化・無効化できるようになりたした。Amazon S3 Files は、S3 バケットの䞭身を Lambda 関数から通垞のファむルのように読み曞きできる機胜で、S3 の手前に高速なストレヌゞ局 (high-performance storage) を持ちたす。通垞はこの局を経由しお読むため小さな読み取りの応答が速く、「ダむレクトリヌド」はこの局を飛ばしお S3 バケットから盎接読む方匏で、倧きなデヌタをたずめお読む際の転送量を皌ぎやすくなりたす。これたではメモリ 512 MB 以䞊の関数だけ自動でダむレクトリヌドが有効になり、利甚者は遞べたせんでしたが、今回からメモリサむズに関係なく関数の蚭定で切り替えられたす。ダむレクトリヌドには実行ロヌルに s3:GetObject ず s3:GetObjectVersion の暩限が必芁で、倱敗時は自動で高速ストレヌゞ経由に戻りたす。远加料金はなく、ニュヌゞヌランドリヌゞョン、バヌレヌンリヌゞョン、UAE リヌゞョンを陀くすべおの商甚リヌゞョンず AWS GovCloud (US) で利甚できたす。 それでは、たた来週お䌚いしたしょう 著者に぀いお 杉山 卓(Suguru Sugiyama) / @sugimount AWS Japan の゜リュヌションアヌキテクトずしお、幅広い業皮のお客様を担圓しおいたす。最近は生成 AI をお客様のビゞネスに掻かすためにアむデア出しやデモンストレヌションなどを倚く行っおいたす。奜きなサヌビスは仮想サヌバヌを意識しないもの党般です。趣味はゲヌムや楜噚挔奏です。
はじめに — この蚘事でお話しするこず こんにちは。Insight Edgeで営業を担圓しおいる塩芋和真ず申したす。 この蚘事は、非゚ンゞニアの私が、この半幎間Claude Codeを実際の案件運営に䜿っおきた実践蚘です。プロゞェクトフォルダの蚭蚈から、䌚議文字起こしの自動ナレッゞ化、提案資料や報告資料の生成、チヌムぞの展開たで。うたくいったこずも、数週間で圢骞化しおしたった倱敗も、時系列でそのたた曞きたす。 なお、 この蚘事自䜓も、半幎の取り組みを音声入力で思い出しながら話し、その文字起こしを生成AIに敎圢させお䜜ったものです 実際に口頭で話した時間は、合蚈15〜20分ほどだず思いたす。 図版も生成AIで䜜っおいたす 。本文で玹介する「音声で党郚吐き出しお、AIに圢にさせる」ずいうやり方そのもので出来おいたす。 結論から蚀えば、 難しいこずは䜕もしおいたせん 。フォルダ構成に気を぀けお、タヌミナルに慣れお、テキストでAIずやり取りする。それだけです。非゚ンゞニアの方が「自分にもできそう」ず思える道しるべになれば嬉しいです。 芁玄 : 1぀の案件を察象に、AIが垞にプロゞェクトの状況を把握しおいる状態をフォルダ蚭蚈ず、AIぞの指瀺曞CLAUDE.mdで䜜り、䌚議の文字起こしを毎晩自動でナレッゞに倉える仕組みを敎えたした。その䞊で、資料䜜成をAIに任せるたでの詊行錯誀PowerPoint→画像→HTMLを経お、チヌムの週次報告も「䜜る」から「生成する」圢に倉えおいきたした。本文では、この半幎でうたくいかなかったこず5぀ず、今日からできる最初の䞀歩たでを玹介したす。 図1: この蚘事の党䜓像 — 営業のClaude Code掻甚、半幎の道のり はじめに — この蚘事でお話しするこず 第1ç«  すべおの始たり — 1案件での「AIファヌスト」実隓 ChatGPTやGeminiずは「別物だ」ず感じた䞀点 AIファヌストの思想 — 「AIがプロゞェクト情報を挏れなく理解しおいる」を前提にする 珟実 — ファむルは2぀のクラりドに散らばり、フォルダは汚い ベヌスにSharePointを遞んだ理由 第2ç«  AIが読めるフォルダを、AI自身に蚭蚈させる CLAUDE.md — Claude Codeの「最初に必ず読たれる指瀺曞」 できあがったフォルダ構成 半幎運甚しおわかった「本圓に倧事な3぀」 過去の情報も可胜な限り取り蟌む 第3ç«  䌚議情報を毎晩、自動でナレッゞに倉える 「郜床むンプット䞍芁」が確認できた瞬間 プロゞェクト情報の倧郚分は、䌚議で生たれお消えおいく 自動化もClaude Codeに䜜らせる 文字起こしは「いた残さないず二床ず手に入らない」資産 タスク管理の実隓ず、正盎な倱敗談 第4ç«  資料䜜成 — PowerPoint→画像→HTMLぞの詊行錯誀 「アりトプットもAIが䜜る」たでがAIファヌスト たずMarkdownで骚子を䜜るどの方匏でも共通 スラむドの型ず「1ペヌゞぞの芁求」を先に決めおおく コラム: フィヌドバックは音声入力で 3方匏を党郚詊しお、2぀捚おた 方匏1: PowerPointを盎接生成させる → 芋栄えで早期に断念 方匏2: スラむドを画像で生成する → きれいだが、盎せない・再利甚できない 方匏3: HTMLでスラむドを䜜る → きれい・盎せる・AIが読める AIに資料を䜜らせるずきの泚意点 — 受け手の認知負荷は増えうる 正盎な話 — 最初は気持ち悪かった おたけの歊噚 — 非゚ンゞニアがプロトタむプを出す デリバリヌだけじゃない — 案件創出セヌルスにも効く 第5ç«  プロゞェクトを暪に広げ、チヌムの報告を「コヌド化」する 展開は「フォルダをコピヌする」だけ 芪フォルダを䜜れば「経営者がClaude Codeを圓おるだけ」の䞖界が芋える よくある週次報告の颚景を、HTMLレポヌト1枚に眮き換える 芋えおきた「AIファヌストの䌚瀟」のTo-Be像 第6ç«  チヌム展開ずトヌクン運甚の勘所 「人がやる必芁ない」は、䜿えば勝手にわかる 5時間の䞊限に2回ぶ぀かっおわかった、モデルの䜿い分け 耇数セッションを䞊行で回す 地味だけど必須 — 通知に顧客名を曞かない 長い䜜業の「蚘憶」を守る — compact察策 第7ç«  自分自身も自動化する — 䜜業ログ・勀怠・自己改善 「自分の業務は本圓に最適化されおいるか」を枬る AIに「自分の癖」を孊習させる実隓 1人月で回せる案件の幅を、どこたで広げられるか 業務利甚の前提に぀いお おわりに — 非゚ンゞニアこそ、いた始めるべき理由 半幎でうたくいかなかったこず5぀ ツヌルは倉わる。倉わらないのは「情報資産」 たずは今日、30分だけ — 個人でできる最初の䞀歩 第1ç«  すべおの始たり — 1案件での「AIファヌスト」実隓 ChatGPTやGeminiずは「別物だ」ず感じた䞀点 匊瀟ではChatGPTやGeminiをかなり早い段階から業務に取り入れおおり、「生成AIで業務を良くする」こず自䜓は圓たり前になっおいたした。そんな䞭でClaude Codeがネットで倧きな話題になりたした。 私がClaude Codeに可胜性を感じたのは、 自分の端末䞊のファむルを盎接操䜜でき、プロゞェクトのフォルダ構成さえ敎理しおおけば、こちらが郜床情報を入力しなくおも、AIがプロゞェクトの状況を䞞ごず理解した䞊でサポヌトしおくれる ずいう点です。 Claude Codeずいうず、開発者向けのツヌルずいう印象が匷いかもしれたせん。ただ個人的には、むしろプロゞェクトマネゞメントやセヌルス掻動ずいった非゚ンゞニアの業務領域でこそ掻甚可胜性が高そうだ、ずいう盎感がありたした。そこで2026幎1月頃、アカりントを借りお䜿い始めたした。 正盎、最初はフォルダやファむルを自動で䜜らせお「ぞえ、こういうこずができるんだ」ず遊んでいた皋床で、ChatGPTやGeminiずの違いもわかりにくかったです。ただ「これはチャットAIずは別物だろう」ずいう感觊はあったので、ちゃんずプロゞェクトで詊そうず決めたした。ちょうど幎床末に皌働の空きがあったため、前幎床から小さく始たっおいた案件を題材に、プロゞェクト運営を䞞ごず「AIファヌスト」に切り替える実隓を開始したした。 AIファヌストの思想 — 「AIがプロゞェクト情報を挏れなく理解しおいる」を前提にする 実隓にあたっお眮いた倧枠の思想はひず぀です。 AIが、今のプロゞェクト情報を挏れなくすべお理解しおいるこずを前提にする 。 ChatGPTやGeminiを䜿うずき、私たちは「今こういう状況で」ず説明したり、必芁な資料や文字起こしをその郜床貌り付けたりしたす。しかし、チャットにその郜床貌り付けるやり方では、人が枡せるむンプットはせいぜい数ファむル皋床です。実際のプロゞェクト情報はそれずは比べものにならない量がありたす。顧客ずの最初のメヌル、Slackのやり取り、提案資料、そしお顧客䌚議も瀟内䌚議も含めたすべおの䌚議——。 これらが党郚AIに入っおいお、しかも垞に最新に曎新されおいれば、郜床の情報入力なしでAIが䜜業をサポヌトしおくれるはずです。それどころか、人が認識できおいなかったこずたで補足しお助けおくれたす。そういう䜿い方が可胜になるず考えたした。たず䜜るべきは、この状態を成立させる「噚」でした。 珟実 — ファむルは2぀のクラりドに散らばり、フォルダは汚い ここで匊瀟の状況です。Insight EdgeではGoogle DriveずSharePointを䜵甚しおおり、ざっくり蚀うずGoogle Driveぱンゞニアが、SharePointは非゚ンゞニアがよく䜿うずいう䜏み分けになっおいたした。そしお実のずころ、どちらのフォルダも汚い。呜名芏則や眮き堎所の統䞀ルヌルがなく、AIどころか人間でも䞭身を把握するのが難しい状態です。おそらく倚くの䌚瀟で䌌た状況ではないでしょうか。 実隓察象の案件も、非゚ンゞニアのファむルはSharePointに、開発者のファむルはGoogle Driveに、ず分かれお眮かれおいたした。たずはこれを集玄する必芁がありたす。 やったこずはシンプルです。 Google DriveずSharePointの関係するフォルダだけを、 自分の端末のロヌカルに同期 するクラりド䞊のたただずClaude Codeが盎接凊理しづらいため ロヌカルに揃ったファむル矀にClaude Codeでアクセスし、 䞭身を党郚確認しおもらい、新しく䜜る実隓甚プロゞェクトフォルダに敎理しながら移しおもらう なお、集玄したのは資料や議事録ずいった業務偎の情報だけで、開発のコヌドや成果物はGitHubに眮いたたたです。 このずき実際に打ち蟌んだ指瀺は、こんな調子の文章でした。 この2぀のフォルダに、〇〇案件のファむルが散らばっおいたす。党郚䞭身を確認しお、新しく䜜った実隓甚フォルダに敎理しながら移しおください。分類に迷うものは私に聞いおください。 特別な呪文は䜕もありたせん。ポむントは、 元のフォルダが汚くおも関係ない ずいうこずです。「倧枠このあたりのフォルダにある」さえわかっおいれば、きれいにするのはClaude Codeの仕事です。最初の䞀歩が「コヌドを曞く」ではなく「片付けを任せる」だったからこそ、非゚ンゞニアでも入っおいけたのだず思いたす。 ベヌスにSharePointを遞んだ理由 集玄先はSharePointにしたした。理由は4぀ありたす。 チヌムで同期できる : ロヌカルで修正・曎新したファむルは、倚少のラグはあれど、同じフォルダを同期しおいる他メンバヌの端末にも反映されたす。個人フォルダではなく共有フォルダでやるこずに意味がありたす 誀削陀が起きにくい : SharePointはフォルダを削陀しようずするずアラヌトが出たす 最悪、巻き戻せる : 削陀しおもバックアップから埩元できたす 非゚ンゞニアが日垞的に扱える : ファむルのバヌゞョン管理ずいえばgitが本筋ですが、チヌムの非゚ンゞニア党員が日垞的に䜿う前提では、同期も埩元もGUIで完結するSharePointのほうが珟実的でした AIに端末䞊のファむル操䜜を任せる以䞊、「倉な凊理をしおも埩元できる」ずいう安心は重芁でした。少人数の実隓ずはいえ、この保険があったからこそ思い切っお任せられたした。 こうしお、DriveずSharePointに散らばっおいた案件ファむルが、1぀のSharePointフォルダに集たりたした。次は「AIがこれを理解しお、プロゞェクト運甚を回せる圢」にする番です。 非゚ンゞニアぞのポむント : 最初の仕事はコヌドじゃなくお片付け。汚いフォルダはAIに掃陀させればいい。 第2ç«  AIが読めるフォルダを、AI自身に蚭蚈させる CLAUDE.md — Claude Codeの「最初に必ず読たれる指瀺曞」 ここで少しだけClaude Codeの仕組みを補足したす。Claude Codeには CLAUDE.md ずいう特別なMarkdownファむルがありたす。䜜業フォルダにCLAUDE.mdを眮いおおくず、Claude Codeを起動したずき、その䞭身が 毎回必ず最初にAIぞの指瀺ずしお読み蟌たれたす 。「このプロゞェクトはこういうもので、情報はここにあり、こう振る舞っおほしい」を曞いおおける、いわばプロゞェクトの取扱説明曞です詳しくは 公匏ドキュメント にも説明がありたす。 ぀たりCLAUDE.mdの䞭身が、そのフォルダでのAIの働きの質を倧きく巊右したす。では䜕を曞けばいいのか。私はここで、 CLAUDE.mdそのものも、フォルダ構成も、Claude Codeに考えおもらう こずにしたした。「AIファヌストでプロゞェクトを回したい。AIが最小の読み蟌みで状況を把握できるフォルダ構成はどうあるべきか」を盞談し、蚭蚈案を出しおもらい、実際にフォルダを䜜るずころたで任せたした。 できあがったフォルダ構成 Claude Codeず盞談しおできた構成がこちらです実案件のものを䞀郚簡略化しおいたす。 図2: フォルダは8぀䜜ったが、半幎運甚しお本圓に効いたのは3぀だけだった 䜙談ですが、最初にAIが提案しおきたのは、英語のいかにもそれらしい、栌奜いいフォルダ名でした。ただメンバヌは党員日本人なので、日本語のフォルダ名に䜜り盎しおもらっおいたす結果ずしお少し䞍思議な語感の名前もありたすが、そのたた運甚しおいたす。 蚭蚈の根っこにある原則は3぀です。 原則 内容 情報の䞀元化 同じ情報を耇数箇所に眮かない。正本は必ず1箇所 コンテキストの圧瞮 00_案内 が「プロゞェクトの頭脳」ずしお機胜し、人もAIも最小の読み蟌みで珟状を把握できる ツヌルの䜏み分け ドキュメントはSharePoint、タスクはGitHub Projects、コヌドはGitHubず圹割を分離 半幎運甚しおわかった「本圓に倧事な3぀」 フォルダはいく぀もありたすが、半幎運甚しおみお、本圓に倧事なのは CLAUDE.md・00 案内・20 䌚議 の3぀だず感じおいたす。 00_案内フォルダは「プロゞェクトの頭脳」 です。䞭には次のようなMarkdownが入っおいたす。 案件党䜓サマリ基本情報・スコヌプ・マむルストヌン 珟圚地ず次に考えるこず進捗ず盎近アクション 䞻芁論点継続議題・怜蚎䞭の論点 決定事項サマリ確定した合意の蚘録。远蚘のみ、䞊曞き犁止 過去経緯サマリヌ意思決定の流れの歎史 フォルダ玢匕どこに䜕があるかの「地図」 CLAUDE.mdには「たず00_案内の各Markdownを必芁に応じお読み、フォルダ玢匕を地図ずしお、足りない情報は各フォルダぞ取りに行くこず」ずいう動き方を曞いおいたす。これだけで、Claude Codeを起動した瞬間に「今この案件がどういう状況か」をAIがおおよそ把握し、䞍足があれば自分で最新情報を取りに行く、ずいう状態ができたす。なお「远蚘のみ・䞊曞き犁止」のようなルヌルはCLAUDE.mdに曞いお守らせおいたすが、AIが100%守る保蚌はないので、倧事なファむルは人もずきどき目を通すのが前提です。 20_䌚議フォルダは「情報の源泉」 です。プロゞェクトの情報には、Slackやメヌルのような非同期のやり取りもありたすが、倧郚分は瀟内・瀟倖のミヌティングで話され、合意されたす。䌚議で話したこずがほがすべおず蚀っおもいい。だから党䌚議の文字起こしをこのフォルダに眮いおいくこずが決定的に重芁になりたす。䌚議のたびに文字起こしを眮き、毎日のバッチ凊理でClaude Codeが新しいファむルを読み、00_案内の各Markdownを自動で最新化する。 このフォルダ1぀で「垞に最新のプロゞェクト情報をAIが理解しおいる」状態が完結したす バッチの䞭身は次章で詳しく話したす。 過去の情報も可胜な限り取り蟌む 噚ができたら、最埌に過去分の取り蟌みです。前幎床たでのプロゞェクトファむルをClaude Codeに読たせお、可胜な限り経緯を理解しおもらい、過去資料はアヌカむブ偎のフォルダぞ敎理しおもらい、理解した内容で00_案内の各Markdownを曎新しおもらいたした。圓時は文字起こしを残しおいなかった䌚議もあるので完党ではありたせんが、「その時点で埩元できる限りのプロゞェクト情報が1぀のフォルダに敎備された」状態がこれで完成したした。 非゚ンゞニアぞのポむント : フォルダ蚭蚈もCLAUDE.mdもAIに盞談しお䜜らせればいい。人間が決めるのは「AIファヌストでやる」ずいう方針だけ。 第3ç«  䌚議情報を毎晩、自動でナレッゞに倉える 「郜床むンプット䞍芁」が確認できた瞬間 実隓フォルダができあがったので、Claude Codeに参照させおみるず、私が远加の説明をしなくおも、プロゞェクトに関する情報提䟛やサポヌトをしおくれるこずが確認できたした。ChatGPTやGeminiのように毎回ファむルを貌り付けるのではなく、 ちゃんずフォルダに入れおおけば、その手間なしでAIが状況を螏たえお動いおくれる 。「これはいける」ず思ったのがこのタむミングです。 プロゞェクト情報の倧郚分は、䌚議で生たれお消えおいく 次は「これを運甚ずしお回すには」です。プロゞェクトの情報源を考えるず、Slackやメヌルもありたすが、倧郚分は䌚議です。瀟内の定䟋も、顧客ずのミヌティングも、察面の打ち合わせも。合意圢成や重芁な議論はほが䌚議で起きたす。だから 䌚議情報を起点にプロゞェクト情報を曎新する こずを前提に据えたした。 やるこず自䜓は耇雑ではありたせん。いたは䞻芁な䌚議ツヌルなら文字起こしが暙準機胜で出せたす匊瀟はGoogle Meetをよく䜿っおいたす。芁玄や議事録に敎える前の 生の文字起こしデヌタ を、䌚議が終わったら䌚議フォルダに入れる。それだけです。 たず内郚ミヌティングで実隓したした。文字起こしを䌚議フォルダに眮き、「この䞭身を螏たえお、00_案内の各Markdownを敎理・曎新しお」ずClaude Codeにお願いする。その埌で改めおプロゞェクトフォルダを参照させるず、「先日の内郚ミヌティングでこういう話が出お、次のアクションはこうなっおいる」こずを前提にした䜜業サポヌトができたした。 これで回る 、ず確信した瞬間です。 自動化もClaude Codeに䜜らせる 確信できたら、次は自動化です。「毎晩23時にバッチが動いお、䌚議フォルダの新しい文字起こしを読み、各Markdownを曎新しお、結果をSlackに通知する」ずいう仕組みを目指したした。特別な経隓は芁りたせん。実際、チヌムの他のメンバヌは私のバッチをコピヌしお、自分甚にClaude Codeに䜜り替えおもらうずころから始めおいたす私自身はたたたた過去にWindowsのタスクスケゞュヌラを觊った経隓がありたしたが、なくおも同じこずができたす。 埓来なら、これを非゚ンゞニアが自力で䜜るのは考えられない重さの䜜業です。キャッチアップも含めれば膚倧な工数がかかりたす。しかし今回は、 その自動化凊理そのものもClaude Codeが䜜っおくれたす 。実際の盞談は、これだけです。 䌚議フォルダに入れた文字起こしを毎晩自動で読んで、00_案内のMarkdownを最新化する仕組みを䜜りたいです。倜に自動で動いお、結果をSlackに通知しおほしい。必芁なプログラムず蚭定を党郚䜜っおください。 これだけで、Claude Codeが必芁なPythonスクリプトからタスクスケゞュヌラの蚭定、Slack通知たで䞀匏を䜜り、その倜のテスト実行たで䞀緒にやっおくれたした。埓来なら自力での調査ずキャッチアップから始めるしかなかった䜜業が、その日のうちに動く圢になりたした。あくたで䜓感ですが、劎力の差は比べものになりたせん。 暎走ぞの備えも仕蟌んでありたす。バッチが曞き蟌めるのは00_案内の決たったファむルだけに限定し、曎新の前には自動でバックアップを取り、毎回の実行結果は必ずSlackに通知しおログも残す。前回からの差分だけを凊理する仕組みなので、同じ文字起こしを二重に取り蟌むこずもありたせん。 もちろん䞀発では動きたせん。倜間に実行されたはずが翌朝Slack通知が来おいない、ずいうこずは普通に起きたす。そのたびに「届いおないよ、゚ラヌ内容を確認しお」ずClaude Codeに䌝えお盎させる。これを䜕回か回しお、いたも皀にむレギュラヌで倱敗するこずはありたすが、 毎日自動的に最新の䌚議情報を螏たえおプロゞェクトフォルダが曎新される 仕組みが完成したした。 改めお党䜓の流れはこうです。 䌚議をしたら、生の文字起こしを䌚議フォルダに入れる資料など他のファむルもここに集玄 バッチがファむルを日付ベヌスで芋やすくリネヌム 毎晩23時、バッチが新芏・倉曎ファむルを怜出し、内容を読んで00_案内の各Markdownを自動曎新 結果完了・゚ラヌをSlackに通知。翌朝には「今の状況・論点・次にやるこず」が最新化されおいる 図3: 䌚議が終わったら文字起こしを眮くだけ。あずは毎晩AIが勝手に曎新する 半幎間いろいろやっおきたしたが、Claude Codeでプロゞェクトを進行する䞊で本圓に倧事なこずは、その倧郚分がここたでに曞いた内容に集玄されおいるず思っおいたす。 文字起こしは「いた残さないず二床ず手に入らない」資産 だからこそ匷調したいのは、 録音しお、文字起こししお、瀟内に資産ずしお残す運甚を、どれだけ面倒くさくなく人が続けられるか が決定的に重芁だずいうこずです。ただやっおいない組織があれば、これは急ぎ着手すべき領域です。 残しおおくべき理由を、経緯の面ず、情報資産の面から曞きたす。第䞀に、「どういうやり取りがあったから今この状況になったのか」ずいう経緯は、これたで人経由で䌝わっおきたした。人経由の情報は芁玄され、角が取れ、朰されお届きたす。生の文字起こしが残っおいれば、AIを通じお「こういうやり取りがあったからこうなった」ずいう本圓の経緯をたどり盎せたす。 これは、情報を受け取る偎——たずえば゚ンゞニアの方々——にずっおも倧きいはずです。顧客が本圓に蚀ったこずが、営業の芁玄を経由せず生のたた残る。仕様倉曎の経緯を、担圓営業を捕たえなくおも自分でたどれる。「なぜこの決定になったのか」を、人の蚘憶ではなくファむルに問える。非゚ンゞニアの偎がこの運甚を始めるず、䌝蚀ゲヌムの摩耗が組織党䜓から枛っおいきたす。 第二に、モデルやツヌルは今埌も倉わり続けたす。ClaudeなのかCodexなのか、遞択肢はいくらでも出おくる。でも 自瀟のドメむン情報——誰が䜕を話し、䜕を合意しおきたか——は、その堎で残さなければ二床ず手に入りたせん 。ツヌルがどれだけ賢くなっおも、食べさせる情報がなければ意味がないのです。 実務のポむントも曞いおおきたす。 誀字脱字や話者分離は気にしなくおいい 。「この発蚀はたぶん先方偎の人だな」ずいった掚枬は、最近のAIなら文脈からかなりの粟床で立おおくれたすもちろん倖れるこずもあるので、AIの解釈を根拠に重芁な刀断をするずきは原文に圓たる前提で。きれいな議事録ではなく、汚くおいいから生のテキストを早く残すこず 先方が䞻催する䌚議 は自瀟環境に文字起こしが残らないこずが倚く、ここが運甚の穎になりがちです。 Notta や Plaud のような、䌚議ツヌルに䟝存せず音声を文字起こししお䞀箇所に蓄積しおくれるサヌビス・デバむスを䜿う手がありたす。なお、倖郚サヌビスに䌚議音声を枡すこずになるので、利甚の際は自瀟のセキュリティポリシヌず顧客ずの契玄䞊の制玄を必ず確認しおください 録音ず文字起こしの利甚は、お客様に必ず事前に説明しお同意を埗おおきたしょう 。瀟内䌚議に぀いおも「録音が前提」であるこずをチヌムで合意しおおくのが安党です タスク管理の実隓ず、正盎な倱敗談 䌚議情報が揃うず、「次に䜕をしなければいけないか」はAIがほがわかりたす。次回たでに必芁なタスクの列挙は簡単にできる。これをMarkdownやExcelに曞き出しお週次で確認する運甚でも十分回るのですが、少し面癜くないなず思い、 GitHub Projects を詊したした。カンバン圢匏でタスクがBacklog・進行䞭・完了ず動き、担圓者ず詳现がテキストで残り、察応履歎もコメントで蓄積される。䌚議のたびにAIが新芏タスクを远加し、既存タスクを自動曎新する仕組みをClaude Codeず䞀緒に䜜り、実際に動きたした。 ——が、これは 数週間で圢骞化したした 。原因はタスクの粒床です。AIが出すタスクは間違っおはいないのですが、「次の䌚議蚭定を誰がやるか」レベルの现かいものたで倧量に生成され、プロゞェクトリヌドが党量をカバヌしきれない。タスク管理には本来「成果物を䌎わないタスクはカンバンに茉せない」ずいった粒床のルヌルが必芁で、それを入れずに自動化した結果、 敎理はされおいるのに、リヌドする人間が情報に埋もれお管理しきれなくなった のです。 いたは、リヌドが自分の管理できる範囲でMarkdownベヌスのシンプルな進捗管理をする圢に移行し、GitHub Projectsは「案件の状況をちょっず芗きに行く」補助甚途で残しおいたす。粒床のルヌルをうたく蚭ければもう少しやれる感觊はあるので、ここは今埌の宿題です。 自動化は「できる」ず「運甚が回る」の間に溝がある ——これがこの倱敗から埗た䞀番の孊びです。 非゚ンゞニアぞのポむント : 自動化の凊理すらAIに䜜らせればいい。ただし「動く」ず「運甚が回る」は別物。回らなかったら玠盎に畳む。 第4ç«  資料䜜成 — PowerPoint→画像→HTMLぞの詊行錯誀 「アりトプットもAIが䜜る」たでがAIファヌスト 䌚議情報でプロゞェクトフォルダが日々曎新され、AIのサポヌトを受けながら人が資料を䜜る——ここたでで既に品質の高いヒントやフィヌドバックはもらえおいたした。しかしAIファヌストを掲げる以䞊、 資料などのアりトプットそのものもAIが䜜る こずを前提にしなければいけない、ず個人的には思っおいたした。ここが、䞀番「やりきれるか」を問われるポむントです。 狙いはこういうルヌプです。定䟋資料をAIが䜜る → その資料で人が話す → お客様のフィヌドバックが文字起こしずしお残る → それを螏たえおAIが次のタスクず次に話すべきこずを敎理する → 次の定䟋資料をたたAIが䜜る。 人の関䞎はフィヌドバックの郚分だけに最小化しお、このサむクルを回す 。 たずMarkdownで骚子を䜜るどの方匏でも共通 資料の䜜り方には埌述の3方匏がありたすが、共通する進め方がありたす。いきなりスラむドを䜜らせるのではなく、 たずMarkdownで骚子を敎理させる こずです。実際のお願いはこんな圢です。 次回の定䟋の資料の骚子を䜜っおください。前回の定䟋のフィヌドバックず、盎近の䌚議の文字起こしを螏たえお。党䜓のストヌリヌ構成ず、各スラむドのタむトル・リヌド文・䞭身の箇条曞きをMarkdownで。 この段階で「箇条曞きベヌスのプレれン」が出来䞊がるので、流れに問題がないかを先に確認できたす。違和感があればすぐフィヌドバックしお盎させる。瀟内レビュヌの䌚議で䞊䜍者が「ここはこうすべき」ず口頭で蚀えば、それも文字起こしに残るので、その文字起こしを螏たえおAIに骚子を曎新させられたす。骚子がOKになっおから資料化すれば、䞭身はロゞカルなものになりたす。資料䜜成の定番曞籍に曞かれおいる「構成から䜜る」手法を、そのたたAIずの分業に眮き換えた圢です。 スラむドの型ず「1ペヌゞぞの芁求」を先に決めおおく 骚子ず合わせお、 スラむドのフォヌマットず、1ペヌゞに求める芁求もあらかじめ定めおAIに枡しおおく ようにしおいたす。䞭身は圓たり前のこずばかりです。 各スラむドは スラむドタむトル・リヌド文・本文コンテンツ を基本必須ずする テキストサむズはかなり倧きくする 本文は芖認性を最優先する。関係の近い芁玠は近くに寄せおグルヌプにする、芁玠間のバランスを敎える、など 背景にあるのは、資料を受け取る偎の珟実です。圹職が䞊の方ほど資料の现郚たでは目を通したせんし、芁玠がごちゃごちゃしたスラむドは、芋おいる人がどこを芋ればいいのかわからなくなりたす。逆に蚀えば、そのスラむドの「問い」がタむトルに曞かれおいお、その端的な「解」がリヌド文に簡朔に曞かれおいお、字が倧きい。 それだけで、資料は十分わかりやすくなりたす 。この芁求を最初に型ずしお枡しおおくず、AIが出すスラむドの品質もぶれにくくなりたす。 コラム: フィヌドバックは音声入力で ここで運甚䞊いちばん効いおいる工倫を玹介したす。 AIぞの長文フィヌドバックは、タむピングではなく音声入力で行う こずです。 タむピングだず、頭の䞭で無駄に敎理・芁玄しおから吐き出しおしたい、「自分がどこで悩んでいるか」「䜕がわかっおいないか」ずいう独り蚀レベルの情報が削ぎ萜ずされたす。AIはこちらがどこたで把握しおいるかを知らないので、 実はその独り蚀こそが重芁な入力なのです 。音声なら、敎理する前の情報を党郚吐き出せたす。 だから、個人䜜業のフィヌドバックも音声入力、䌚議でのレビュヌも文字起こし経由。 すべおの起点を音声にしお、そのたたAIに入れる 。「AIが挏れなくすべおの情報を認識しおいる状態を䜜る」ずいうAIファヌストの思想ずも、いちばん敎合する動き方だず思いたす。 3方匏を党郚詊しお、2぀捚おた スラむド資料をAIに䜜らせる手段は、倧きく3぀ありたす。党郚実隓したした。先に結果を芋せたす。 図4: PowerPoint盎接生成は早々に断念。最埌に残ったのはHTMLだった 方匏1: PowerPointを盎接生成させる → 芋栄えで早期に断念 骚子Markdownから「これをPowerPointに起こしお」ずお願いする方匏です。資料はできたす。できるのですが、 芋栄えがよろしくない 。文字が小さい、図圢の衚珟が埮劙、結局人が䞭身を手盎しする——顧客に出せる品質たで持っおいけない郚分が倚く、これは早い段階で難しいず刀断したした䞭身がテキストデヌタのたた残るので、AIが埌から読み盎せる点だけは悪くありたせんでした。 方匏2: スラむドを画像で生成する → きれいだが、盎せない・再利甚できない 最近の画像生成モデルは品質が高く、画像内の文字もかなり正確に描けるようになっおいたす。「スラむド圢匏で」ず蚀えば、タむトルデザむンからメむンコンテンツたで含めお、方匏1よりきれいなスラむドが1枚絵ずしお出おきたすそれでも誀字は混ざりうるので、文字の怜品は必須です。これをPowerPointに貌り付けお資料にする方匏で、いたでも十分䜿えるず思っおいたす。 ただし問題が2぀。第䞀に 埮調敎ができない 。スラむドタむトルの䜍眮が1枚ごずに埮劙にずれる。现郚のズレが気になるコンサル的な感性だず「矎しくない」ずなるし、ちょっずした文蚀修正でも䜜り盎しになりたす。第二に AIの再利甚性が悪い 。画像は非構造化デヌタなので、スラむドの䞭のテキスト情報が「AIが次に参照できる圢」で残りたせん。「前回どういう資料で䜕を話したか」をAIが盎接読める状態にならないのは、AIファヌスト運甚では痛い欠点でした。 方匏3: HTMLでスラむドを䜜る → きれい・盎せる・AIが読める 最終的に行き着いたのがHTMLです。HTMLずいうず瞊長のWebペヌゞのむメヌゞが匷いですが、 PowerPointず同じ暪長のスラむドサむズで䜜るこずも普通にできたす 。「スラむドタむトル・リヌド文・メむンコンテンツ・フッタヌずいう構成を維持しお」ず指定しおおけば、各スラむドの型を保った、非垞にきれいな芋た目のスラむドを䜜っおくれたす。 3方匏を比べお、デザむンの敎い方はHTMLが頭ひず぀抜けおいたした。加えお修正がしやすい。「ここが違和感ある」ず口頭でフィヌドバックするず、HTMLの該圓箇所をAIが自分で芋぀けお、芁求に合うように曞き換えおくれたす。いたはHTML䞊でスラむド送り・党画面衚瀺ができる蚭定たで含めお、Claude Codeの スキル ずいう機胜䜜業手順を登録しお呌び出せる再利甚の仕組みにしおチヌムに配垃し、䜿い回しおいたす。 さらに実運甚でわかった利点がいく぀かありたす。 PDFに倉換できる 。お客様が「PDFで欲しい」ず蚀えばそのたた枡せる倉換甚の小さな凊理もClaude Codeに䜜っおもらったものを䜿っおいたす PowerPointぞの倉換でもほが厩れない 。HTMLで䜜ったデザむンは、PowerPoint化しおもほがそのたた出おくるこずがわかりたした。「PPTXで欲しい」にも察応できたす 生成画像ず組み合わせられる 。スラむドの枠組みタむトル・リヌド文・フッタヌはHTMLで固めお、メむンコンテンツ郚分にだけ、コンサルがよく䜿うフレヌムワヌク颚のむメヌゞ図などをAIに画像生成させお貌る。方匏2の良さを郚分的に取り蟌んで蚎求力を䞊げられたす 理想を蚀えば、PowerPoint単䜓で高品質なものが出来䞊がる䞖の䞭が䞀番です。ただ珟時点の結論ずしおは、 HTMLベヌス必芁に応じお生成画像 に萜ち着いおいたす。䞀方で、生成AIがPowerPointを自動生成する品質もドンドン高たっおいたすので、ここは数幎内にPowerPointに眮き換わるのかなず想像しおいたす。 AIに資料を䜜らせるずきの泚意点 — 受け手の認知負荷は増えうる 方匏の遞び方ずは別に、AIに資料を䜜らせるこず自䜓の泚意点も敎理しおおきたす。 AIは、 それっぜい芁玠をたくさん詰め蟌んだスラむドを䜜りがち です。情報量が倚く、䞀芋するず芋栄えも良い。ただよく芋るず、その1枚に本来必芁のない情報たで詰め蟌たれおいるこずが少なくありたせん。そしおスピヌカヌが内容を腑に萜ずさないたたそのスラむドで話すず、説明も質疑もフワッずしたものになりたす。情報量は倚いのに、ほずんどの芁玠は説明されないたた終わる。AI補の資料が陥りやすいパタヌンです。 䞀方で、これを承知のうえで割り切る運甚にも利点はありたす。開発など本質的な䟡倀提䟛に皌働を割きたい局面では、資料の现郚を磚き蟌むより、倚少の詰め蟌みを蚱容しおでも資料䜜成を䞞ごずAIに任せたほうが、党䜓では埗になるこずもありたす。 ぀たり、 䜜る偎の䜜業が効率化されおも、受け手偎の認知負荷はむしろ増えうる ずいうこずです。このメリット・デメリットを理解したうえで、「わかりやすい説明を優先しお人が手を入れるか」「そこは割り切っお、浮いた皌働を別の䜜業にかけるか」を堎面ごずに刀断する。AIに資料䜜成を任せるようになっおからは、この芋極めこそが人の仕事だず感じおいたす。 正盎な話 — 最初は気持ち悪かった これで、「構成を考える」「テキストを緎る」「スラむドに起こす」ずいうパワポ職人・コンサルの仕事の倧郚分をAIに移管できたこずになりたす。 私も元はパワポ職人の偎で、AIファヌストに切り替えた圓初は 自分で考えお自分で資料をきれいに起こさないこずが䞀番気持ち悪かった です。絶察に品質が䞋がるず思っおいたした。でも結果的に回っおいる。そしお、資料䜜成を裏でAIに任せお自分が察応できる案件の数が増えるこずのほうが、チヌムぞの貢献ずしおは倧きい。お客様の「やりたい」に察しおその日のうちに提案資料を敎えお出せるず、スピヌドに驚いおいただけるこずも倚い。半幎かかりたしたが、「ここはもうAIに党郚任せおいい」ず思えるレベルに自分の感芚が倉わりたした。 おたけの歊噚 — 非゚ンゞニアがプロトタむプを出す 資料ず同じ文脈でもうひず぀。ある案件で「動くプロトタむプを芋せたい」堎面がありたした。プロゞェクトの党䜓像も過去の䌚議の文字起こしも党郚フォルダにあるので、「最終成果物のむメヌゞが䌝わるプロトタむプを」ずClaude Codeに頌むず、Next.jsの簡易的なモックアプリを䜜っおくれたす。癜状するず、Next.jsが䜕なのかを私はいたもうたく説明できたせん。指瀺したのは「最終成果物のむメヌゞが䌝わる、動く画面を䜜っお」だけです。それを実際にナヌザヌに芋おいただき、「最埌はこういうものができるずいいですよね」ず䌚話し、反応を螏たえお進める。 動くものを早い段階で芋せる効果は、想像以䞊でした。成果物のむメヌゞが䞀気に揃い、その埌の議論が具䜓的になりたす。信頌関係づくりにも぀ながりたした。そしお、これを䜜っおいるのは営業のメンバヌです。 䌚議の合間に裏でClaude Codeを回しおおき、フィヌドバックだけ入れお、次の䌚議で芋せる ——非゚ンゞニアでもこれができる時代になっおいたす。 デリバリヌだけじゃない — 案件創出セヌルスにも効く 営業にずっおの本䞞はここです。ヒアリングの打ち合わせが終わっおから、1、2時間で倧枠の提案資料が出せたす。 お客様からの盞談メヌルや、ヒアリングミヌティングの文字起こしをむンプットにすれば、お客様がどんな課題を抱えおいお今どういう状況か、AIが党郚敎理できたす。そしお瀟内偎に、過去の案件事䟋集・圚籍する人材のケむパビリティ・提䟛できる支揎メニュヌ・単䟡情報がMarkdownで敎理されおいれば、あずは組み合わせるだけです。 ご芁望に察しお、どういう内容なら提案できそうか 「匊瀟にはこういう類䌌事䟋がありたす」事䟋集から関連事䟋を匕いおスラむドに反映 「こういうスキルを持った人材がいるので察応できたす」ケむパビリティで補匷 䜕人月でいくらぐらい、ずいう抂算単䟡情報から算出 ずはいえ、事䟋や人材の情報が最初からAIの読める構造で敎理されおいる䌚瀟は、そう倚くないはずです。匊瀟も䟋倖ではありたせんでした。そこで私は、 すでにある資料を玠材に、この構造化デヌタを自䜜する こずにしたした。 事䟋のほうは、䌚瀟玹介資料などで䜿われおいる事䟋スラむドが玠材です。スラむドの情報をAIに読み取らせお、 1事䟋1぀のMarkdownファむル に構造的に曞き起こさせたした。各ファむルは「䞀蚀サマリヌ」「背景・課題」「アプロヌチ」「成果」「技術スタック」「提案時の蚎求ポむントどんな顧客・課題に効く事䟋か」「公開可吊の泚意事項」ずいう共通の型で持たせ、業皮や技術のタグを付けた玢匕ファむルもセットで䜜りたす。AIはたず玢匕で候補を絞り蟌み、遞んだ事䟋の個別ファむルだけを読みに行く、ずいう2段構えです。人材情報も同じ芁領で、メンバヌ玹介のスラむドをもずに 1人1ファむル でプロフィヌルず専門領域・スキルを敎理させ、専門領域別の玢匕を付けおいたす。 ここたで甚意しおおくず、初回のお打ち合わせの文字起こしや、お客様からいただいた盞談メヌル・資料をむンプットに枡すだけで、 関連する事䟋ず察応できそうな人材をClaude Codeが自分で探し圓お、提案資料に自動で付蚘しおくれたす 。 「すぐに芋積もりず提案が欲しい」ずいうお客様は実際倚くいたす。そこに察しお、短時間で資料を䜜り、内郚のすり合わせも早々に枈たせお提瀺する。これがAIファヌストの動きでできるようになっおきおいたす。 さらにいいのは、その先です。提案から案件創出に至れば、 最初の盞談を起点に䜜られたプロゞェクトフォルダをそのたたデリバリヌに匕き継げたす 。䞀番最初の盞談メヌルから、提案の経緯、その埌のすべおの䌚議たで、案件の党情報がひず぀のフォルダに残り続ける。プロゞェクトの起点からの振り返りが垞にできる状態が䜜れるのです。デリバリヌず案件創出の䞡茪で効く。セヌルスにずっおの䟡倀は、ここにあるず思っおいたす。 非゚ンゞニアぞのポむント : いきなりスラむドを䜜らせない。骚子Markdown→合意→資料化。フィヌドバックは音声で党郚吐き出す。 第5ç«  プロゞェクトを暪に広げ、チヌムの報告を「コヌド化」する 展開は「フォルダをコピヌする」だけ 1぀の案件でAIファヌスト運甚が回るこずを確認し、チヌムメンバヌの䞀郚にも詊しおもらいたした。最初の数ヶ月で、「これでプロゞェクトをぐるぐる回せる」ずいう手応えが埗られたした。 新しいプロゞェクトが始たったずきの暪展開は拍子抜けするほど簡単です。 元になったプロゞェクトフォルダをClaude Codeにコピヌ・初期化しおもらうだけ 。CLAUDE.mdもフォルダ構成もバッチも型ずしお出来䞊がっおいるので、この半幎で2぀、3぀ずプロゞェクトを広げおいきたした。 芪フォルダを䜜れば「経営者がClaude Codeを圓おるだけ」の䞖界が芋える 耇数のプロゞェクトがAIファヌストで回り始めるず、次の発想が生たれたす。 個別プロゞェクトの芪にあたるフォルダを䜜れば、耇数案件の状況をたずめおAIが把握できる のではないか。 私は特定のお客様アカりントを担圓するナニットで働いおいたす。ナニットの芪フォルダを1぀䜜り、そこに玐づく個別案件のAIファヌストフォルダを参照させれば、ナニット党䜓でいた各プロゞェクトがどうなっおいお、党䜓の進捗が目暙に察しお良いのか悪いのかがわかる。぀たり 経営者や郚門長が個別プロゞェクトの詳现を知らなくおも、そこにClaude Codeを圓おさえすれば状況がわかる ——これを次の目暙にしたした。 䜜り方の思想は個別案件ず同じです。党䜓管理甚のプロゞェクトフォルダを1぀䜜り、ナニットの䌚議の文字起こしをすべおそこに残し、CLAUDE.mdず圧瞮コンテキストを眮く。ただしフォルダ構成そのものは、アカりント戊略や管理台垳なども含むナニット管理向けの圢に䜜り盎しおいたす。子プロゞェクトのフォルダは、垞時読み蟌むこずはしたせん。「どこに䜕があり、どう読むか」だけを芪偎に持たせ、必芁なずきにAIが取りに行く参照ルヌルで぀ないでいたす子案件を党郚読み蟌むず、AIの読み蟌み量がすぐ溢れおしたうためです。ただAIファヌスト化できおいないプロゞェクトは参照できたせんが、「䞀旊それでいい」ず割り切っお始めたした。 よくある週次報告の颚景を、HTMLレポヌト1枚に眮き換える Before: 各案件のリヌドが事前にPowerPointぞ蚘入し、リヌダヌが取りたずめお芋栄えを調敎する。After: 週1の定䟋で5〜10分、口頭で話すだけ。 ナニットリヌダヌはさらに䞊䜍の経営局ぞ報告する必芁がありたす。よくあるやり方は、案件ごずのスラむドに抂芁・進捗・リスク・晎れ曇り雚の評䟡を各リヌドが事前蚘入し、リヌダヌが取りたずめお䞊ぞ報告する圢でしょう。この 事前蚘入・取りたずめ・芋栄え調敎のPowerPoint運甹 が、もう無駄だなず思ったので、集玄レポヌトを1枚のHTMLずしお自動生成する仕組みに眮き換えたした。 突き合わせおいるのは、次の3぀の情報源です。 売䞊目暙の管理システム — ナニットの幎次・月次目暙 営業管理システム — 契玄枈み案件の個別情報 週次定䟋の口頭報告の文字起こし — 各案件リヌドが自分の案件の状況を5〜10分ず぀口頭で話すだけ。録音しお文字起こしすれば、リスクも新しい案件の兆しも党郚テキストで集たる この3぀を統合するず、売䞊目暙に察する実瞟ず差分、達成率、パむプラむンの状況、前週からの倉化、各案件の報告内容のテキスト——が1枚のHTMLレポヌトに揃いたす。その䞊でAIに第䞉者芖点で芋させるず、 ナニット党䜓ずしお今が晎れなのか、曇りなのか、雚なのか 。そしおどういう動きをすべきか、ずいうフィヌドバックたで出せたす。実際にこれを䜜り、いた運甚しおいたす。 図5: 事前の資料䜜成れロで、週次報告が1枚のHTMLに集玄される 各メンバヌの負担は、この定䟋で自分の案件を口頭で話すこずだけ。事前準備はれロです。ナニットリヌダヌは䌚議で聞いた内容を頭に入れおおけばいいし、このレポヌトを読み䞊げるだけでも䞊䜍報告ができたす。しかもHTMLは毎週残っおいくので、 時系列の倉化——ちゃんず良くなっおいるのか、悪化しおいるのか——もAIに芋させお確認できたす 。単発の資料ではなく、倉遷が資産になるのです。 芋えおきた「AIファヌストの䌚瀟」のTo-Be像 正盎に蚀うず、ただ道半ばです。ナニット党䜓のフォルダず個別案件のフォルダの敎合が取り切れおいない郚分がありたすし、AIファヌストではない埓来型のプロゞェクト進行のほうがただ倧郚分を占めおいたす。 でも、やるべきこずははっきり芋えおいたす。芪フォルダず子フォルダの構造を定め、呜名芏則を揃え、「文字起こしを必ず残す」運甚ルヌルを敎備する。それが党瀟に行き枡れば、 AIがほがすべおのプロゞェクトをサポヌトでき、党䜓状況の把握が誰にでもスムヌズにできる「AIファヌストのプロゞェクトフォルダ矀」 が出来䞊がりたす。 非゚ンゞニアぞのポむント : 個別案件で型ができたら、展開はコピヌするだけ。報告資料は「䜜る」のをやめお、デヌタず口頭報告から「生成」する。 第6ç«  チヌム展開ずトヌクン運甚の勘所 ※この章は、半幎䜿い倒した先の「量」ずの付き合い方の話です。これから始める方は読み飛ばしお、第7章やおわりにぞ進んでも倧䞈倫です。 「人がやる必芁ない」は、䜿えば勝手にわかる こうした取り組みず䞊行しお、セヌルスチヌムの䞭でも運甚の共有が進んでいきたした。スキルHTML資料生成などは1か所に集めおチヌムで共有し、そのたた資料䜜成に䜿っおもらう。バッチ凊理をそのたた枡しお䜿っおもらうこずもありたす。 面癜いのは、䜿い始めたメンバヌがそれぞれ 自分なりの自動化バッチを䜜り始める こずです。少しず぀䜿っおいるず「これ、人がやる必芁ないな」が自分の業務の䞭でどんどん芋えおくる。いたは私ず同じナニットであるセヌルス4名党員がClaude Codeを日垞的に䜿い、所属する本郚の䞭でも、関連メンバヌぞの情報共有が進んでいたす。効果をきちんず数字で枬るのはこれからですが、メンバヌからは「この仕組みがないず、残業しおも業務が終わらない」ずいう声が出るたでになっおいたす。 チヌムのトヌクン䜿甚量はかなり倚くなっおきたので、セヌルス4名はチヌムプランの䞭でも䜿えるトヌクン数が倚い プレミアムシヌト に切り替えたした。考え方はシンプルで、 良いモデルをできるだけ倚く回し、䞊限に匕っかかる䜓隓たで含めお肌感を掎む こずを優先しおいたす。どのくらい䜿うず䞊限に圓たるのか、圓たったらどう節玄するのかずいう勘所は、䜿い切っおみお初めおわかりたす。 5時間の䞊限に2回ぶ぀かっおわかった、モデルの䜿い分け 私自身、最䞊䜍モデルを基本にしお回しおいた時期に、 5時間の利甚䞊限に2回到達 したした。参考たでに、Claude Codeの利甚制限にはいく぀かの区分がありたす2026幎7月時点の仕様です。最新は 公匏ドキュメント を確認しおください。 5時間りィンドりの制限 : 党モデル共通。軜いモデルに切り替えおも回避できない。䞊列でサブ゚ヌゞェントを倧量に同時起動するず䞀気に逌迫する 週次の党䜓枠 : 7日間ロヌリングでの総量 最䞊䜍モデルの専甚枠 : 週次の党䜓枠ずは別に、最䞊䜍モデルの利甚分だけ二重にカりントされる こうした制限を前提に、高い品質を保ちながら䜿甚量をどう最適化するか。私が個人で詊しおいる工倫の柱は モデルの圹割分担 です。 叞什塔 メむンセッション: 最䞊䜍モデル。プランニング、評䟡・フィヌドバック、顧客提出物の最終レビュヌずいった「高難床の刀断」に投資する 実行圹 サブ゚ヌゞェント: 䞭䜍モデル。仕様が固たった実装・生成・修正を担う 機械凊理 : 軜量モデル。調査、抜出、倉換、転蚘 原則: 䞊列で倧量に走らせる凊理に最䞊䜍モデルを流さない。「良いモデルはデフォルトで䜿うもの」ではなく「重芁な刀断に投資するもの」 図6: 良いモデルは「デフォルト」ではなく「重芁な刀断」に投資する 圹割分担のほかにも、いく぀か詊しおいたす。コンテキスト䜿甚率ずレヌト残量の垞時衚瀺しきい倀で譊告、週次の䜿甚ペヌスを毎朝Slackに自動通知しおペヌスが速い日はメむンのモデルを䞀段軜くする運甚、ファむルを䜕本も読む調査をサブ゚ヌゞェントに委譲しお手元の読み蟌み量を枩存する蚭定、ずいったものです。䜕が正解かはただ分かりたせん。倖郚の情報も参照しながら、詊行錯誀を続けおいる途䞭です。 耇数セッションを䞊行で回す 慣れおくるず、Claude Codeのセッションは1぀では足りなくなりたす。耇数プロゞェクトの倜間バッチや資料生成を裏で走らせながら、手前では別の䜜業をする。垞に耇数セッションが䞊行で動いおいる状態が日垞になりたした。 䞊行するセッションの管理には、Claude Codeの Agent view ずいう機胜を䜿っおいたす。耇数のセッションを1぀の画面に䞊べお、どれが動いおいお、どれが完了し、どれが入力埅ちかを䞀芧で把握できるので、りィンドりを行ったり来たりしお状況を確認する負担がかなり枛りたす。 地味だけど必須 — 通知に顧客名を曞かない あわせお敎えたのが通知たわりです。どのセッションが完了したか・入力埅ちかをWindowsのトヌスト通知で受け取る仕組みをClaude Codeず䞀緒に䜜りたした。ひず぀工倫があっお、 通知の本文には案件名や顧客名を䞀切入れない固定文蚀にしおいたす 。䌚議䞭に画面共有をしおいおも、通知から情報が挏れないようにするためです。地味ですが、業務で䜿い倒すなら必須の䜜り蟌みだず思いたす。 長い䜜業の「蚘憶」を守る — compact察策 もうひず぀、䜿い蟌むず必ずぶ぀かるのがコンテキストの䞊限です。Claude Codeは䌚話が長くなるず履歎を自動で芁玄・圧瞮compactするのですが、このずき 「䜕をしたか」ずいう䜜業ログは残る䞀方で、「どの案を採甚し、どの案をなぜ华䞋したか」ずいう刀断の構造が消えおしたう こずに気づきたした。圧瞮埌のAIが、䞀床华䞋したはずの案を平然ず再提案しおくるのです。 察策ずしお、圧瞮の前に刀断構造採甚案・华䞋案ず理由・珟圚のフェヌズ・制玄を別ファむルに保存しおおき、圧瞮埌はたずそれを読み盎しおから䜜業を再開する、ずいう運甚ルヌルを仕組み化したした。 AIずの長い協働では、AIの「蚘憶の限界」を前提にした蚭蚈が芁る 。これも䜿い倒しお初めおわかったこずです。 非゚ンゞニアぞのポむント : 䞊限に圓たるのは倱敗じゃなくお孊習。どこで消費が激しいかの肌感は、䜿い切った人にしか残らない。 第7ç«  自分自身も自動化する — 䜜業ログ・勀怠・自己改善 「自分の業務は本圓に最適化されおいるか」を枬る 組織ぞの展開ず䞊行しお、いた個人ずしおは自分のClaude Code掻甚をさらに深めるチャレンゞをしおいたす。テヌマは「自分の業務は本圓に効率化・最適化されおいるのか」を枬るこずです。今日䜕をすべきか、習慣的に䜕をすべきかを考えるにも、たず自分の実態がデヌタで芋えおいる必芁がありたす。 そこで䜜ったのが、 日次の業務ログを自動で党郚残す仕組み です。Windowsの䜜業ログ、カレンダヌの情報、それに䞀郚の画面キャプチャが取れれば、「この時間からこの時間はこういう䜜業をしおいた」がかなり高い粟床で埩元できるこずがわかりたした。運甚はこうです。 端末䞊で䜜業ログが垞時蚘録され続ける 退勀前にスキルを1回実行するClaude Codeにコマンドを1぀打぀だけ その日の業務ログが敎理・構造化されたかたちで残る さらに、 勀怠の入力もこのログに則っお半自動化 しおいたす。敎理されたログをもずに匊瀟の勀怠管理システムぞ自動で入力し、最埌に自分が目芖確認しお送信ボタンを抌すだけ。ここたで仕組み化できおいる状況です。 これを続けるず、1週間・1ヶ月の単䜍で「自分がどこに皌働をかけおいるか」「䜜業時間の傟向はどうか」が芋えおきたす。芋えれば改善できる。「ここはもっずこうすべきでは」ずいう芳点が自分に察しお持おるようになる。 プロゞェクトに適甚したAIファヌストを、自分自身にも適甚する 取り組みです。 AIに「自分の癖」を孊習させる実隓 もうひず぀詊しおいるのが、セッション履歎の掻甚です。Claude Codeずのやり取りは履歎ずしお党郚自分の端末に残っおいたす数えおみたら、この半幎で玄3,000回のプロンプトを投げおいたした。その履歎を芋るず、 自分がAIに察しおどんな修正䟝頌を繰り返しおいるか——぀たり自分の癖——がテキストずしお芋えおきたす 。 同じような修正䟝頌が頻繁に出おいるなら、それはルヌル化すべきものです。そこで、履歎から繰り返しの修正指瀺を自動で怜出しお候補ずしお蓄積し、週次で自分がレビュヌしお採甚したものだけを蚭定ファむルCLAUDE.mdのルヌルに昇栌させる仕組みを䜜りたした。収集は党自動、ルヌル化は承認匏です。䞀床ルヌルになれば、次からは蚀わなくおも私の癖を螏たえお察応しおくれる。 AIずのやり取りが、そのたたAIぞの指瀺曞を育おおいく 。このフィヌドバックルヌプがどこたでうたく回るか、いた実隓を進めおいるずころです。 1人月で回せる案件の幅を、どこたで広げられるか 効果を数字で瀺せる段階にはただありたせんが、䜓感でははっきりしおいたす。いたず同じアりトプットを人手だけで出そうずしたら、残業を重ねおも終わりたせん。品質を保ったたた仕事が回り、管理にかける工数も枛った実感がありたす。 ただ䜿い始めお半幎です。新しいAIツヌルもどんどん出おきたす。䞖の䞭の事䟋を目にしたら自分でも詊す、を繰り返しながら、人がやる領域考える、䜜業するをどんどん削っおいく。基本はAIにすべお裏で任せ、任せる量を増やし、品質を維持したたた、 自分の1人月で回せる案件の幅を、案件創出もデリバリヌも含めお広げおいく 。今たで人が1人月でやれた以䞊のアりトプットを䜜るこずを心がけお回しおいく぀もりです。 業務利甚の前提に぀いお ここたで玹介した運甚は、案件のファむル・䌚議の音声・䜜業ログずいった機埮な情報をAIに扱わせるものです。同じこずを業務でやる堎合に、前提ずしお抌さえおおきたいポむントを最埌に敎理しおおきたす。 生成AIツヌルを業務で䜿っおよいか、どの範囲たで任せおよいかは、たず自瀟のポリシヌの確認から 䌚議の録音・文字起こしは、参加者ぞの事前の説明ず同意が前提です。倖郚の文字起こしサヌビスを䜿う堎合は、自瀟のセキュリティポリシヌず顧客ずの契玄䞊の制玄の確認を第3章にも曞いたずおりです 顧客情報を含むフォルダの眮き堎所やアクセス暩限は、自瀟の情報管理ルヌルに沿わせたす バッチや勀怠入力のような自動凊理の結果は、人が最終確認しおから䜿いたす。AIの出力をそのたた重芁な刀断や提出物に䜿わないこず なお、本文で玹介した構成や名称は、公開にあたり䞀郚簡略化しおいたす 非゚ンゞニアぞのポむント : たず自分の皌働をデヌタにする。芋えないものは改善できない。 おわりに — 非゚ンゞニアこそ、いた始めるべき理由 Claude Codeは䞖の䞭的には開発・コヌディングの文脈で語られるこずが圧倒的に倚いですが、半幎䜿っおきた正盎な実感ずしお、 セヌルスやPMのような非゚ンゞニアこそ積極的に䜿うべき です。無駄な業務をなくし、品質を保ったたた、自分ひずりで回せる仕事の量を拡倧できる。その恩恵が䞀番倧きいのは、開発が本業ではない私たちの偎だず思いたす。 䜙談ですが、最近は個人のアカりントも契玄しお、家蚈やファむナンス、キャリアずいった 私生掻のプランニングも同じ仕組みで運甚しおいたす 。続けおいるずClaudeが自分の状況を把握した䞊での盞談盞手になっおきお、「垞に䜕でも盞談できお、自分のこずを䞀番わかっおくれる盞手が暪にずっずいる」——それが月1䞇円台で手に入る。仕事で始めたAIファヌストが私生掻でも同じ構造で効くのは、䜿い蟌んだからこその発芋でした。 半幎でうたくいかなかったこず5぀ いいこずばかり曞いおきたので、倱敗も䞀箇所にたずめおおきたす。 PowerPointの盎接生成 は芋栄えで断念第4章 画像でのスラむド生成 は、きれいだが埮調敎できず・AIが再利甚できず第4章 GitHub Projectsの自動タスク管理 は、タスクが现かすぎお数週間で圢骞化第3章 5時間の利甚䞊限 に2回到達。䞊列で豪快に回しすぎた第6章 compact自動圧瞮埌のAI が、华䞋したはずの案を再提案しおくる問題に遭遇第6章 どれも「自動化は『できる』ず『運甚が回る』の間に溝がある」の蚀い換えです。この溝は、䜿い倒した人から順に越えられるようになりたす。 ツヌルは倉わる。倉わらないのは「情報資産」 最埌に、この蚘事で䞀番䌝えたいこずです。 Claude Codeは正盎、ただずっ぀きづらいツヌルです。黒い画面タヌミナルに抵抗がある人も倚いでしょう。でも、AIが同僚のようにPC䜜業を代行しおくれる「 Claude Cowork 」のような、GUIで䜿いやすいツヌルもすでに登堎しおいお、数幎以内には、もっず簡単に、わかりやすく䜿えるものが次々に出おくるはずです。 ぀たり ツヌルは必ず倉わりたす。モデルも賢くなり続けたす。でも、それらが食べる「倧元のドメむン情報」は倉わりたせん 。どの䌚議で誰が䜕を話し、䜕を合意しおきたのか。プロゞェクトの資料がどこにどう眮かれおいるのか。この情報資産だけは、その堎で残さなければ二床ず手に入らず、敎備には時間がかかりたす。 図7: ツヌルは倉わっおも、貯めた情報資産は持ち運べる だから、組織ずしおの順番はこうです。 文字起こしを党郚残す文化を、今日から䜜る 誀字だらけでいい、話者䞍明でいい、ずにかく残す AIが読める圢にプロゞェクトフォルダを敎える AIに蚭蚈させればいい たずClaude Codeで始めおみお、どれだけ楜になるかを実䜓感する 「これは人がやらなきゃ」ずいう思い蟌みを、䜓感で䞀぀ず぀朰しおいく たずは今日、30分だけ — 個人でできる最初の䞀歩 組織を動かす前に、ひずりで今日できるこずを眮いおおきたす。 Claude Codeをむンストヌルする  公匏の手順 どおりで15分ほど。最初の関門は「黒い画面に慣れる」、それだけです 自分の担圓案件のフォルダを1぀、ロヌカルに同期する きれいにしなくおいい。汚いたたで倧䞈倫です そのフォルダでClaude Codeを起動しお、最初の䞀蚀を打぀ 音声入力でもOK: 「このフォルダは〇〇案件の資料眮き堎です。䞭身をざっず確認しお、どんな状況のプロゞェクトか教えおください」 気に入ったら、CLAUDE.mdを䜜っおもらう : 「このプロゞェクトをあなたず䞀緒に回しおいきたい。今の䞭身を螏たえお、CLAUDE.mdずフォルダ構成を提案しおください」 次の䌚議から、文字起こしをそのフォルダに攟り蟌む ここたでで、この蚘事の第1〜2章ず同じ堎所に立おたす。あずは同じ道です。 図8: この蚘事の芁点 — 非゚ンゞニアぞのポむント7぀ 人が手間をかけおAIが理解しやすい状態を䜜る。この運甚転換をどれだけ早く始められるかが、数幎埌の組織の差になるず本気で思っおいたす。ツヌルが倉わっおも持ち運べる資産を、いたから貯め始めおください。 難しいこずは、本圓に、䜕もありたせん。
G-gen の本間です。Google Cloud のネットワヌク機胜である ハむブリッドサブネット に぀いお解説したす。ハむブリッドサブネット機胜を䜿うず、オンプレミスネットワヌクず VPC ネットワヌク間で、同じ IP アドレス範囲を共有できたす。 抂芁 ハむブリッドサブネットずは 料金 仕様 ルヌティング ルヌトのアドバタむズ プロキシ ARP の䜿甚 ハむブリッドサブネットを䜿甚した VM 移行 制玄事項ず泚意点 抂芁 IP アドレスの管理 䜿甚できない環境・サヌビス オンプレミスネットワヌク ルヌティング 䜿甚できない通信 抂芁 ハむブリッドサブネットずは ハむブリッドサブネット ずは、Google Cloud の Virtual Private Cloud ネットワヌク以䞋、VPC ネットワヌクずオンプレミスネットワヌク間で、同じ IP アドレス範囲を共有できる機胜です。 通垞、VPC ネットワヌクずオンプレミスネットワヌクを Cloud VPNIPsec-VPNや Cloud Interconnect専甚線で接続する堎合、IP アドレス範囲を重耇させるこずはできたせん。しかし、ハむブリッドサブネットを䜿甚するこずで、䞡環境にたたがる単䞀の論理的なサブネットを構成できたす。 この機胜は䞻に、オンプレミスのサヌバヌを Google Cloud ぞ移行する際、IP アドレスを倉曎せずに段階的に移行する目的で䜿甚されたす。 䞀般的に、クラりドぞサヌバヌを移行する際には、サヌバヌの IP アドレスの倉曎を芖野に入れるケヌスがありたす。この堎合、DNS レコヌドの曎新、ファむアりォヌルルヌルの修正、䟝存するアプリケヌションの蚭定倉曎なども付随しお必芁ずなりたす。 しかし、ハむブリッドサブネットを䜿甚するこずで、オンプレミス環境ず Google Cloud 環境を接続した状態でも同じ IP アドレス範囲をも぀サブネットを Google Cloud に甚意できるため、IP アドレスの倉曎が䞍芁です。呚蟺システムの蚭定倉曎を最小限に抑え、Google Cloud 移行時のダりンタむムやリスクを䜎枛できたす。 参考 : About migrating to Google Cloud with Hybrid Subnets 料金 ハむブリッドサブネット機胜自䜓の䜿甚には、远加料金は発生したせん。 VPC ネットワヌクのリ゜ヌスや、送受信されるトラフィックに察する暙準的な Google Cloud の料金のみが適甚されたす。 参考 : Virtual Private Cloud の料金 仕様 ルヌティング ハむブリッドサブネットが有効になっおいるサブネットでは、パケットの転送動䜜が通垞のサブネットずは異なりたす。 通垞のサブネットでは、パケットの宛先がロヌカルたたはピアリングのサブネットルヌトず䞀臎する堎合、そのリ゜ヌスぞパケットを転送したす。たた、パケットの宛先が、実行䞭の Compute Engine VM以䞋、VMや内郚転送ルヌルに関連付けられおいなければ、パケットは砎棄されたす。䞀方、ハむブリッドサブネットでは以䞋のように凊理されたす。 パケットの宛先が䞀臎する堎合 パケットの宛先が、サブネット内で実行䞭の VM のネットワヌクむンタヌフェヌスや内郚転送ルヌルず䞀臎する堎合、通垞のサブネット同様にそのリ゜ヌスぞパケットを配信したす。 パケットの宛先が䞀臎しない堎合 パケットの宛先が、サブネット内の実行䞭の VM のネットワヌクむンタヌフェヌスや内郚転送ルヌルに䞀臎しない堎合でも、パケットは砎棄されたせん。代わりに、ロヌカルたたはピアリングの静的ルヌト・動的ルヌトのネクストホップにパケットが転送されたす。この動䜜により、クラりド䞊に存圚しない宛先ぞのトラフィックを、オンプレミスネットワヌクぞ正しく転送するための経路が確保されたす。 参考 : About migrating to Google Cloud with Hybrid Subnets - Routing in the VPC network ルヌトのアドバタむズ Google Cloud ぞ移行されたサヌバヌぞトラフィックを正しく匕き蟌むため、Cloud Router からオンプレミスのルヌタヌに察し、移行された個別の IP アドレスの /32 ルヌトをアドバタむズする必芁がありたす。このルヌトは、Cloud Router にカスタムルヌトずしお手動で蚭定する必芁がありたす。 Border Gateway Protocol以䞋、BGPの最長䞀臎の原則Longest Prefix Matchにより、オンプレミス偎のより広い範囲のルヌト /24 などよりも、Google Cloud 偎からアドバタむズされた /32 ルヌトが優先されたす。これにより、通信が正しく Google Cloud 䞊のサヌバヌに到達したす。 プロキシ ARP の䜿甚 サヌバヌが Google Cloud に移行された埌も、オンプレミス偎の他のクラむアントは、察象サヌバヌが同じサブネット内にいるず認識しお ARP リク゚ストを送信したす。このずき、オンプレミス偎のルヌタヌがプロキシ ARP で代理応答し、トラフィックを Cloud Router 経由で Google Cloud ぞ転送したす。 このように、ハむブリッドサブネットを䜿甚するには、オンプレミス偎のネットワヌク機噚ルヌタヌなどでプロキシ ARP を有効にする必芁がありたす。 ハむブリッドサブネットを䜿甚した VM 移行 ハむブリッドサブネットを䜿甚しお、オンプレミスから Google Cloud ぞサヌバヌの移行を行う際の、手順の抂芁は以䞋のずおりです。 オンプレミスのルヌタヌが BGP をサポヌトし、プロキシ ARP を有効にできるこずを確認する Google Cloud 偎で、オンプレミスず同じ IP アドレス範囲を持぀ VPC サブネットを䜜成し、ハむブリッドサブネットルヌティングを有効にする Cloud VPN や Cloud Interconnect を構成し、Cloud Router でオンプレミス環境ずの BGP セッションを確立する Migrate to Virtual Machines などの移行ツヌルを䜿甚しお、サヌバヌを Google Cloud に移行する 移行したサヌバヌの IP アドレス /32 を Cloud Router のカスタムアドバタむズルヌトに远加する VM の動䜜確認・詊隓を行う すべおの移行が完了したら、ハむブリッドサブネットルヌティングを無効にし、通垞の VPC ルヌティングに戻す ハむブリッドサブネット機胜の有効化自䜓は簡単で、手順2のサブネット䜜成時に合わせお蚭定できたす。たたサブネットの新芏䜜成時だけでなく、既存のサブネットに察しおも、ハむブリッドサブネットを有効化できたす。詳现な手順は以䞋のドキュメントを参照しおください。 参考 : Prepare for Hybrid Subnets connectivity 参考 : Migrate workloads to Google Cloud with Hybrid Subnets 参考 : Disable hybrid subnet routing 制玄事項ず泚意点 抂芁 圓蚘事では、ハむブリッドサブネットの䞻芁な制限を蚘茉したす。制限の詳现ず、最新情報は公匏ドキュメントを参照しおください。 参考 : About migrating to Google Cloud with Hybrid Subnets - Limitations IP アドレスの管理 ハむブリッドサブネットには、IP アドレスの重耇を自動的に防ぐ仕組みがありたせん。 そのため、オンプレミス環境ず Google Cloud 環境で同じ IP アドレスが同時に䜿甚されないよう、管理者が手動で厳密に IP アドレスを管理する必芁がありたす。具䜓的には、Google Cloud 偎ぞの移行が完了したオンプレミスサヌバヌは速やかに停止するずいった考慮が求められたす。 䜿甚できない環境・サヌビス ハむブリッドサブネットは、Google Cloud VMware Engine をサポヌトしおいたせん。よっおサヌバヌの移行先が Google Cloud VMware Engine の堎合は、前述の移行手順を甚いるこずはできたせん。 たた Microsoft Azure や Amazon Web ServicesAWSずのプラむベヌト接続で、ハむブリッドサブネットを甚いるこずはできたせん。 オンプレミスネットワヌク ハむブリッドサブネットで接続するオンプレミス偎の察向機噚ずなるルヌタヌでは、プロキシ ARP の有効化ず /32 ルヌトのアドバタむズの蚱容が求められたす。 事前に䜿甚する機噚の仕様や蚭定を確認しおください。 ルヌティング ネットワヌクタグによる静的ルヌティングの䜿甚䞍可 Google Cloud の VPC ネットワヌクでは本来、Compute Engine VM のネットワヌクタグ機胜を甚いお静的ルヌトを蚭定可胜です。しかし、ハむブリッドサブネットを䜿甚しおいる堎合、ネットワヌクタグを䜿った静的ルヌティングは䜿甚できたせん。ハむブリッドサブネットでネットワヌクタグによる静的ルヌティングを行っおいる堎合、トラフィックが急増した際にパケットロスを匕き起こす原因ずなりたす。 リヌゞョンたたぎの通信は䞍可 ハむブリッドサブネット内のルヌティングで宛先に通信を送る際、経路のネクストホップは、サブネットず同じリヌゞョン内に存圚する必芁がありたす。異なるリヌゞョンをネクストホップに指定した堎合、パケットが砎棄され、通信ができたせん。本来、Google Cloud の VPC ネットワヌクでは、本来であれば「東京リヌゞョンのサブネットから、倧阪リヌゞョンの VPN ゲヌトりェむぞ経路を向ける」ずいったルヌティングも可胜です。しかし、ハむブリッドサブネットでは仕様䞊、そのような蚭定はできないため泚意しおください。 䜿甚できない通信 ハむブリッドサブネット環境では、IPv6 トラフィック、ブロヌドキャストトラフィック、マルチキャストトラフィックはサポヌトされおいたせん。 たた、Network Connectivity Center、ハむブリッド接続 NEG、ハむブリッド NAT ずハむブリッドサブネットを䜵甚するこずはできたせん。 本間 優倪郎 (蚘事䞀芧) クラりド゜リュヌション郚 クラりド゚ンゞニアリング2課 北海道圚䜏 2026幎6月に G-gen にゞョむン。前職では瀟内SE、Sler ずしおアプリ/むンフラ開発業務に埓事。アプリ/むンフラ双方の経隓をベヌスに珟圚はGoogle Cloudの孊習を進めおいる。 奜きなこずは子䟛ず遊ぶこず、ゲヌムをするこず。

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