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はじめに この2月、教育版マインクラフトに長年待望されていた専用サーバープログラム(Dedicated Server)がリリースされました。この記事はこのサーバー専用プログラムをセットアップしてホストするまでを解説します […]
こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ソリューションアーキテクトの伊藤です。2026 年 3 月 17 日に、大阪オフィスにて「AWS Business Innovation Series – West Japan」の第 1 回を開催いたしました。本シリーズは、西日本のお客様のデジタル変革を加速することを目的に、生成 AI を活用した実践的なプログラムを約 3 ヶ月に 1 回のペースでお届けしていくものです。ご参加いただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。 本ブログでは、イベントの背景や当日の様子、参加者の皆様からいただいた声をお届けいたします。 はじめに 2025 年は、関西を中心に流通・小売業界のお客様向けワークショップを 4 回開催し、生成 AI を活用したビジネス変革の実践機会を提供してまいりました。ありがたいことに非常に高い満足度をいただけたことから、2026 年も「AWS Business Innovation Series – West Japan」として継続開催しています。 継続にあたって大事にしたのは、参加者の皆様からいただいた声です。中でも「普段、他社の方と話せる機会が少ないので、こうした場はとても嬉しい」という声が想定以上に多くありました。技術を学ぶだけでなく、異なる企業の方々と課題や知見を共有できる場そのものに価値を感じていただいていました。 この声を受けて、2026 年は業界を特に問わず、幅広い企業の皆様にご参加いただける形に拡大しました。約 3 ヶ月に 1 回のペースで年 4 回の開催を予定しており、今回がその第 1 回です。 第 1 回のテーマには Kiro を選びました。Kiro は AWS が提供する IDE で、「仕様駆動開発(Spec-driven Development)」という独自のアプローチを備えています。詳しくは後述しますが、「AI コーディングツールは気になるけれど、何から始めればいいかわからない」「試してみたけれど、実務にどう活かせるかイメージが湧かない」――そんな方々に、半日で動くプロトタイプを作り上げる体験を通じて、最初の一歩を踏み出していただくことが今回のイベントの狙いでした。 イベント概要 項目 内容 テーマ お試しから卒業!Kiro の仕様駆動開発を本格活用 日時 2026 年 3 月 17 日(火)13:00〜18:00(懇親会 18:00〜) 場所 アマゾン ウェブ サービス ジャパン 大阪オフィス(中之島三井ビルディング 26F) 参加者 18 社 37 名 満足度 4.66 / 5 参加者の内訳は IT 部門の方が約 85%、事業部門の方が約 15% でした。開発者の方は全体の約 10% と少数で、多くの方が普段はコードを書かない立場からのご参加でした。 タイムテーブル 時間 内容 13:00 – 13:10 オープニング 13:10 – 13:30 座学:Kiro — 信頼できる AI 開発パートナー 13:30 – 15:00 Kiro IDE ハンズオン(休憩込み) 15:00 – 17:00 Kiro ワークショップ / ハッカソン(休憩込み) 17:00 – 17:40 全体発表・投票・表彰 17:40 – 17:50 LT「Kiro ともっと仲良くなろう」 17:50 – 18:00 クロージング 18:05 – 19:30 懇親会 当日の様子 Kiro — AI と共に考え、共に作る。信頼できる開発パートナー 発表資料: Kiro — AI と共に考え、共に作る。信頼できる開発パートナー 最初のセッションは、ソリューションアーキテクトの濱上より「Kiro — AI と共に考え、共に作る。信頼できる開発パートナー」と題して、Kiro の仕様駆動開発について座学形式でご紹介しました。 セッションの中で特に反響が大きかったのは、Kiro が生まれた背景の話です。AI コーディングツールに「ログイン画面を作って」と指示すればコードは出てくる。しかし、既存環境との統合やセキュリティ要件を満たすコードにはならない。いわゆる Vibe Coding の限界です。AWS のエンジニアたちも同じ壁にぶつかり、プロンプトを何度も書き直すうちに「これは仕様書だ」と気づいたことが、仕様駆動開発の出発点でした。 仕様駆動開発では、まず自然言語でやりたいことを伝えると、Kiro が要件を Spec(Requirement)として構造化します。次に、その Spec に基づいて設計ドキュメント(Design)を生成し、実装すべきタスク(Task)に分解します。開発者は各ステップでレビューと修正を行いながら進めるため、「AI が何をしているかわからない」という不安なく開発を進められます。 このセッションは当日のアンケートで最も高い満足度を記録しました。参加者の方からは「Kiro を使うと、要件から設計に落とし込むフローが可視化されるので、AI コーディングに慣れていない人にも理解しやすい」という声をいただいています。 ハンズオン — Vibe Coding から仕様駆動開発へ 座学の後は、実際に Kiro を使ったハンズオンです。参加者の皆様には事前に Kiro のサブスクリプションをご準備いただき、約 90 分かけて段階的に Kiro の機能を体験していただきました。 まず最初に体験したのは Vibe Coding です。Kiro の Vibe モードで「ゲーム作って」と一言入力するだけで、スネークゲームが動き始めます。会場からは「えっ、これだけで?」という驚きの声が上がりました。 しかし、ここで終わりではありません。座学で学んだ通り、Vibe Coding だけでは実務で使えるソフトウェアにはなりません。そこでハンズオンでは、Kiro をより実践的に活用するためのカスタマイズ要素も体験していきます。 Steering(ステアリング) ― 開発ルールや命名規則を Kiro に覚えさせる カスタムエージェント ― 「AWS SA の分身」を作り、特定の役割を持たせる こうした機能に触れながら、最後に到達するのが Spec モード です。同じスネークゲームを、今度は要件定義(Requirement)→ 設計(Design)→ タスク分解(Task)→ 実装という仕様駆動開発の流れで作り直します。 「一言で作る Vibe Coding」と「仕様を積み上げて作る Spec モード」の両方を体験することで、その違いと仕様駆動開発の価値を実感していただく構成です。参加者の方からは「Steering について学べてよかった」「ユースケースの手順を Kiro は迷わずに進めてくれるので良かった」といった声をいただきました。 ハッカソン — チームで作る、発表する 後半のメインイベントはハッカソンです。異なる企業の参加者同士でチームを組み、アプリケーション開発に挑戦していただきました。 テーマは AWS 側で 3 つの候補を用意しました。 クレーム / レビュー / VoC 分析 施設・設備の予約(社外向け来店予約など) 顧客向け説明資料の作成支援(営業提案資料など) この中から 1 つを選んでいただく形ですが、「自分の業務課題で試したい」という方は持ち込みテーマでの参加も OK としました。実際、独自テーマに果敢に挑戦するチャレンジャーも何組かいらっしゃいました。 ハッカソンでも仕様駆動開発の流れに沿って進めます。まず、今回ハッカソン用に壁打ち支援アシスタント(サブエージェント)をKiroに組み込み対話しながら、選んだテーマの 5W1H を整理し、要件を具体化していきます。「自社の XX さんが使うなら、こういう機能は必須だな」と、実際のユーザーを思い浮かべながら要件を詰めていく過程は、ハンズオンの決められたユースケースとは異なる難しさと面白さがあります。要件が固まったら Spec モードで Requirement → Design → Task → 実装と進め、最後にグループ内で発表し、代表者を選出して全体発表に臨みます。 限られた時間の中で、業務課題を解決するツールから遊び心のあるアプリまで、バラエティに富んだ作品が生まれました。特に印象的だったのは、普段コードを書かない事業部門の方が Kiro を使ってアプリケーションを作り上げ、グループの代表として全体発表に選ばれたことです。「やりたいことを書いていったら、本当に動くものができた!」という言葉が、Kiro の仕様駆動開発の可能性を端的に表していると感じました。 各チームの発表後には投票を行い、会場全体で盛り上がりました。最も多くの票を集めた方には「ベスト Kiro アイデア賞」として粗品を進呈し、拍手喝采で称えました。 LT「Kiro ともっと仲良くなろう」 発表資料: Kiro ともっと仲良くなろう ― Kiro カスタマイズのすすめ クロージング前の LT セッションでは、Kiro をもっと自分好みにカスタマイズする方法をご紹介しました。 Kiro には Steering、Skills、Powers、Agent など様々なカスタマイズ要素がありますが、正直なところ一度に説明されると「多すぎてわからない…」となりがちです。そこで本 LT では、これらを RPG の冒険者 に例えて整理しました。 Steering = 冒険者の人となり(性格・こだわり・ギルドのルール) Skills = 依頼の手順書(特定の任務のときだけ開く) MCP = 常備装備(常に身につけている武器・道具) Powers = 召喚獣(呼べば装備・知識・仕掛けを丸ごと持って現れる) Agent = ジョブ / クラス(装備・手順書をまとめた役割定義) 「Kiro は “あらゆる訓練を受けた冒険者”。能力はあるけれど、あなたのギルドのやり方はまだ知らない」――だからこそ、まずは Steering で “人となり” を教えてあげるところから始めましょう、というメッセージです。 ハンズオンとハッカソンで仕様駆動開発を体験した直後だったこともあり、「触ってないけど、なんとなくわかった!触ってみたい!」という反応をいただきました。 参加者の声 イベント後のアンケートでは、多くの方から前向きなフィードバックをいただきました。一部をご紹介します。 「IT 部門ではない人間でもとてもわかりやすかったです」 「普段ベンダーに委託している業務の裏側の一部を見ることができ、今後進める際に構造を理解する手助けになりました」 「Kiro を使うともっともっと色々な物を考えて作成できるなと。色々試したくなりました」 「こういうイベントをもっと若手に参加させたい。みんな興味あるだろうし、飲み込みも早いから」 IT 部門の方だけでなく、事業部門の方からも「わかりやすかった」「自分でも作れた」という声をいただけたことは、このイベントが目指していた「最初の一歩」を実現できた証だと感じています。 まとめ 今回のイベントでは、Kiro の仕様駆動開発を座学・ハンズオン・ハッカソンの 3 ステップで体験していただきました。「AI コーディングツールは気になるけれど、何から始めればいいかわからない」という方々が、わずか半日で動くプロトタイプを作り上げ、「すぐに社内で試してみたい」と感じていただけたことを大変嬉しく思います。 「AWS Business Innovation Series – West Japan」は、2026 年も継続開催いたします。第 2 回以降も、生成 AI を活用した実践的なテーマをご用意してお届けする予定です。 各回でテーマが異なりますので、リピーターの方にも新しい学びがあります。 ご興味のある方は、担当のアカウントチームまでお気軽にお問い合わせください。皆様のご参加をお待ちしております。 本ブログは、ソリューションアーキテクトの伊藤 一成が執筆いたしました。
ニフティには所属部署での業務のほかに、有志による社内活動が存在します。もちろん強制ではなく、それぞれが興味のある分野について、自主的に活動しています。なかには会社公認のもと予算がつき、社内業務に貢献しているケースも。業務とは別のやりがいや、自分の専門外の知見を得られることが、一つのモチベーションになっています。 今回はその一つである、「AI活用推進チーム」にスポットを当てます。ニフティ社内の様々な部署の課題に対し、AIツールを使って解決に導くことなどを目的とした活動。メンバー4人に、活動に参加することになったきっかけや、普段の活動内容、やりがいなどについて聞きました。 自己紹介 小林 雅幸 さん 2022年4月に新卒入社。普段の業務内容は@nifty光や@nifty with ドコモ光などの接続サービスの開発・運用。趣味は配信者のイベントやライブ参加、スノボ。雪に埋まりたい。 藤岡 渓人 さん 2024年4月に新卒入社。普段の業務内容はSSOシステム、無料会員サインアップシステム、コンテンツ販売システムの保守・運用。趣味は筋トレ、ゲーム、サウナ巡りというよりお風呂が好きです。 山本 勇樹 さん 2024年4月に新卒入社。普段の業務内容は@nifty光や@nifty with ドコモ光などの接続サービスの開発・運用。趣味は筆記具収集、革細工、AI関連(ニュース漁り&お試し)。 中井 大介 さん 2023年4月に新卒入社。普段の業務内容はSSOシステム、無料会員サインアップシステム、コンテンツ販売システムの保守・運用。趣味はプログラミング。最近はファミコンエミュレータを作ろうとしています。 所属部署も、AIに関する知識量も異なる4人が集まり活動 みなさんはそれぞれの所属部署での業務とは別に、チーム外活動として「AI活用推進チーム(以下、AIチーム)」にも参加されているとお聞きしました。はじめに、所属部署とAIチームでの役割を教えてください。 小林さん 所属部署では「@nifty光」や「@nifty with ドコモ光」といった接続サービスの開発と運用を行っています。ニフティにはAIの活用を推進するチーム外活動が複数あり、我々もその一つ。私は一応リーダー的な立場で、別グループとの情報共有やミーティングの調整、活動報告、あとはアカウントの管理といった、メンバーが動きやすくなるための色々な雑務もやっています。 中井さん 所属部署ではSSOシステム、無料会員サインアップシステム、コンテンツ販売システムの保守・運用を担当しています。AIチームでは、わりと自由にAIシステムやツールを作らせてもらっています。 藤岡さん 私も中井さんと同じ部署に所属しています。AIチームでは特に明確な役割はありませんが、主には社内からAI活用に関する相談を受けた時に調査をしたり、チーム内で議論をしたうえで改善提案をしたり、といった活動が多いですね。 山本さん 私は小林さんと同じ部署に所属し、業務内容もほぼ同じです。AIチームでの役割については決まったものはありませんが、個人的にキャッチアップしたAI関連の最新ニュースやトレンド、技術をメンバーに共有したり。他にも色々とやっています。 みなさん、入社前からAIに対する知見や興味はあったのでしょうか? 小林さん 大学では機械学習を用いて異常を検知する研究を行っていましたが、本格的に業務で使えるAIに携わり始めたのはAIチームに入ってからですね。 中井さん 私は大学時代からプログラミングが好きで、自分で自動化ツールを作ったりしていました。AIが好きというよりは、自分がやりたいこと、自動化したいことをやる手段として捉えていました。 山本さん 大学時代に画像認識技術とIoTを組み合わせて、メダカの病気を自動判別し、さらには改善をするシステムを開発しました。それがAIとの最初の接点でしたね。 藤岡さん 私は3人と違って、学生時代はAIに触ったこともなければ興味もありませんでした。同級生は就活のエントリーシートのたたきを生成AIに書かせていましたが、私は「自分の言葉で書きたいから」と頑なに使わず。ですから、AIチームに入るまで何も知らない、使った経験すらないという状態でしたね。 チーム外活動をきっかけに、ご自身のAIに対する認識も変わりましたか? 藤岡さん 変わりましたね。最初は「ChatGPTとOpenAIって何が違うんですか?」という頓珍漢な質問をしてしまうレベルでしたが、メンバーや他グループの方々から教わるうちに理解が深まり、正しく使えば非常に便利なものなんだなと。今は仕事以外でも、普段からAIを活用しています。 社内各部署の課題を、AIシステムによって解決する では、みなさんのAIチームがどんな目的で、どのような活動をしているのか教えてください。 小林さん 社内には大きく分けて3つのAIチームがあります。 まず「基盤レベル」。これはニフティの全社員が基本的なAIツール、たとえばGeminiやコーディング支援ツールなどを活用できる体制を作ることを目的とした活動です。会社が契約しているAIツールを、エンジニアだけでなく営業などのビジネス側にも使ってもらえるような状態を目指すというものですね。 次に「専門レベル」。こちらは職種ごと、チームごとのニーズに特化したAIエージェントの開発を目的としています。たとえばチームの業務を効率化したい、サービスの運用を改善したいなど、一部の限られたニーズに対してAIを活用していくというものです。 そして「事業価値創造レベル」。AIを事業フローに組み込んで、新しい活用を創造する。AIを使った新サービスを作るなど、会社に直接的な利益をもたらすことを目的に活動するチームです。 そのなかで、我々のチームは「専門レベル」を担っています。 なるほど。専門レベルチームは、どんな経緯で立ち上げられたのでしょうか? 小林さん もともとは、私自身が所属する部署で、チーム内の業務効率化やサービス運用の改善のためにAIシステムを作り始めたのがきっかけなのですが、そのうち他部署からも似たような相談を受けるようになりました。「画像内の文字をテキストデータ化したい」「このAIツールを使っても大丈夫?」など。 そこで、そうした相談やエンジニア・ビジネスの様々な課題に対して、AIを活用した提案を行うチーム外活動としてスタートしました。今はSlack上に全社から相談を受け付ける窓口を設けて、各職種・チームに特化したAIシステムの開発、活用を目指しています。 中井さん 現在はその他にも、活動内容が広がっています。たとえば、AWSのサービスでAIを使えるのですが、コーディング支援や、AIシステムを作る時の検証環境を目的としてツールを使いたい希望者がいれば、期間を決めてアカウントを貸し出したり。あとは、私たち自身が普段の業務で解決したい課題に対して、AIシステムを開発するという活動も並行して行っています。 最初はAIの知識ゼロ。1年で急成長し、今では大きな戦力に 小林さん、中井さんはチーム立ち上げ当初からのメンバーということですが、山本さんと藤岡さんがこのAIチームに参加することになったきっかけを教えてください。 山本さん 私は学生時代からAIに関心を持っていたこともあって、入社後のOJTの最後の振り返りの場で、「自分はAIをどんどん活用して、社内にも広めていきたいです」という意気込みを語りました。その場に小林さんもいらっしゃったのですが、私が宣言した5秒後にはAIチームのSlack チャンネルに招待されていました(笑)。 小林さん スカウトのチャンスだと思って(笑)。 対照的に、藤岡さんはもともとAIにさほど関心がなかったということでしたが、なぜ参加しようと? 藤岡さん まずニフティに入社してから、想像していた以上に業務で普通にAIを使っている人がいるんだなと感じました。あと、同じ部署の中井さんがAIチームに入っていて、話を聞いてみたところ面白そうだなと。それで興味が湧いて、中井さんを通じて小林さんに参加したいですと伝えました。 ただ、その当時は社内向けの相談窓口もなく、みんながやっていることを横目で見ながら、僕がちょこちょこ質問するみたいな感じでした。毎週そんなことをやっていたら、3人が話していることが徐々に理解できるようになってきて、チームに寄せられた相談に対する僕なりの対応策も、何となく提案できるくらいのレベルにまでは進歩したと思います。 AIを使って課題を解決すること自体が、徐々に楽しくなってきたりも? 藤岡さん それはありますね。以前の自分からは考えられませんが、本当に楽しくて。たとえば、今は山本くんと二人で、セキュリティチーム向けのAIシステムを作っています。セキュリティチームって社内の色々な部署から、日々たくさんの問い合わせを受けるんです。それをAIに回答させるシステムを作れないかと同期から相談されて、やってみようと。AIチームに入った時から、何かしら形になるものを作って会社に貢献したい思いがあったので、これはチャンスだと思いました。毎週、業務外である程度の時間を作って活動に充て、今まさに開発中です。 いいですね。普段の業務とはまた別のモチベーションがあると。ちなみに、中井さんにお伺いしたいのですが、もともと藤岡さんはAIに関する知見やスキルを持っていなかった、言葉を選ばずに言うと「即戦力」になるメンバーではなかったのかなと思います。それでもチームに迎えたいと思った理由は何でしたか? 中井さん 基本的に、色んな視点や考えを持った人に入ってほしいという考えがあります。一人が取得できる情報には限りがありますし、そもそも所属部署もバラバラなので、AIで解決したい課題も異なるんですよね。バッググランドが異なるメンバーがいてくれたほうが、チームに新しい知見を取り入れていくことができるのではないかということで、藤岡くんにもぜひ入ってほしいと。色んな人がいたほうが、単純に楽しいというのもありますしね。 今も人を選んでいる、メンバー数を絞っているということは全くなくて、興味があればどんどん参加してほしいと思っています。知識は入ってから身につけてもらえばいい。実際、藤岡くんも学ぶことが好きで、すぐに知識を吸収してチームを助けてくれましたから。 知識量やAIを触った経験に差があっても、それぞれができることでチームに貢献すればいいと。 中井さん そうですね。それこそ山本くんの場合は、AI関連の情報収集能力が本当にすごくて、僕らが全く知らない情報をどんどん共有してくれます。新しいAIシステムを作る時も、「このサービスを使えばできますよ」という言葉が、スッと出てくる。こちらとしても山本くんに負けていられないという思いもあり、彼に普段どんな方法で情報を集めているのか聞いて、キャッチアップに努めていますね。彼の存在が、私を含めメンバーのモチベーションアップにもつながっています。 と言われていますが、いかがですか? 山本さん 山本さん 面と向かって言われると恥ずかしいですね。でも、ありがたいです。情報収集に関しては毎日の通勤中にもやっていますし、そこで気になったツールなどがあれば休日に自分で個人的に使ってみたり。ゲームや新しいアプリを試すような感覚で、色々遊んでいます。それをチームに共有しているだけなんです。 じつはニフティに入った時点では、そこまでAIを会社に広めたいという思いはありませんでした。ただ、OJTで色々な部署の色々な人と話すなかで、まだあまりAIが浸透していない、うまく活用できていないと感じて。トレーナーの方に、何気なく「このツール、面白いですよ」と言ってみたら、すごく喜んでいただけたんです。それが嬉しくて、もっとAIを社内で活用できる土壌を作っていきたいという思いが湧き上がってきましたね。 後編に続きます! 後編では、「所属部署の業務とチーム外活動の両立」について、「4人が印象に残っているAIチームでのプロジェクト」について、「今後チャレンジしてみたいことについて」などを語ってもらいます。 今回はニフティのAI活用推進チームのインタビューの様子をお届けしました。続きは近日公開予定の後編の記事をご覧ください。 このインタビューに関する求人情報 /ブログ記事 ニフティ株式会社 求人情報























