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はじめに こんにちは、2026年3月入社の大園です! 本記事では、2026年3月入社のみなさまに入社直後の感想をお伺いし、まとめてみました。 前の方からの質問に次の方が答えるリレー形式でお届けします。 KINTO テクノロジーズ(以下、KTC)に興味のある方、そして、今回参加下さったメンバーへの振り返りとして有益なコンテンツになればいいなと思います! 大園博昭 ![大園のプロフィール画像](/assets/blog/authors/ozono/202603-newcomer/ozono.jpg =300x) 自己紹介 Engineering Officeの大園です! Xは こちら 会社横断での経営・組織課題を解決するという幅広いミッションを受け持つチームの中で、主にソフトウェアテスト周りや生成AI周りの技術部分を担当しています 所属チームの体制は? 上長が名古屋、他チームメンバー3人が東京、私が福岡所属と全国に散らばっています やっていることは全員バラバラの個人商店なチームですが、毎日ZoomやSlackでワイワイやっております KTCへ入社したときの第一印象?ギャップはあった? 入社前からいろんな話を聞かせていただいていたのと、自分がどんなことで貢献できそうかというイメージをしっかり持っていたため、特に大きなギャップはなかったです。 現場の雰囲気はどんな感じ? 福岡オフィスは去年できたばかりというのもあり、人数もまだ10人未満。自分たちで一から作っている感が楽しいです! ブログを書くことになってどう思った? 今後どんどん書いていきたいと思います! ブログではないですが、6/4に福岡オフィスにおいてE2Eテスト x AIというテーマで 勉強会を開催しました 。今後もKINTOテクノロジーズの魅力発信や福岡エンジニアを盛り上げる活動を積極的にしていきたいと思います! 高さん ⇒ 大園さんへの質問 福岡の豚骨らーめんの中で、一番美味しい店について教えてください これは戦争が起きかねない非常にセンシティブな質問ですね…私は昔ながらのとんこつラーメンが好きなので 元祖長浜屋 です! 森重香一 ![森重さんのプロフィール画像](/assets/blog/authors/ozono/202603-newcomer/morishige.jpg =300x) 自己紹介 業務システム開発部業務システムGの森重です。 KINTO事業のシステムのうち、債権領域のビジネスアナリスト(BA)を担当しています。 BAは開発チームと業務部門の橋渡し役で、要件整理や関係者調整が主な仕事です。 大阪オフィス勤務で、前職は業務システム開発に携わっていました。 所属チームの体制は? 直属チームは4名(東京3名・大阪1名)で、同期入社の田平さんも同じチームです。 田平さんの紹介と合わせて読んでいただけると体制がより伝わるかと思います。 離れていても Slack やオンラインミーティングで日々連携できています。 KTCへ入社したときの第一印象?ギャップはあった? 「テックベンチャー」という言葉から、技術中心で少し距離感のある組織をイメージしていました。 実際に入社してみると、勉強会や交流イベントが多く、所属チーム外の方とも自然に話せる機会がたくさんありました。 良い意味でイメージとのギャップを感じています。 現場の雰囲気はどんな感じ? 落ち着いた雰囲気の中で、それぞれが主体的に動いている印象です。 困ったときは気軽に相談できますし、Confluence や Slack を活用した情報共有が活発で部門を超えて動きやすいです。 個人で進める部分とチームで議論する部分のバランスが良いと感じています。 ブログを書くことになってどう思った? これまで読む側だったので、書くのは少し緊張しました。 ただ振り返ってみると、入社後の気づきを言語化する良い機会になりました。 入社を検討されている方に少しでも雰囲気が伝わればうれしいです! 大園さん ⇒ 森重さんへの質問 最近行った旅行でオススメの観光地などあれば教えてください! 昨年末に友人と犬山城へ行きました。 今年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」が始まることもあり、放送前に戦国ゆかりの地を訪れてみようと思ったのがきっかけです。 実際に訪れてみると、テレビや写真で見るよりも天守はコンパクトな印象でしたが、その分、現存天守ならではの歴史をぐっと身近に感じることができました。 黒い外観も印象的で、少し離れて見ると存在感がありました。 城下町は大規模な観光地というより歩きながらゆっくり楽しめる雰囲気で、食べ歩きや散策をしながら半日ほど過ごせます。名古屋からのアクセスもよく、週末の小旅行としておすすめです。 佐藤誠 ![佐藤さんのプロフィール画像](/assets/blog/authors/ozono/202603-newcomer/sato.jpg =300x) 自己紹介 プラットフォーム開発部xREグループDBREチーム 所属の佐藤誠です。 KTCのDBRE業務全般を担当してます。AWS Aurora MySQLをたくさん使っていますが、PostgreSQLも社内で安全に使えるように整備を進めています。 所属チームの体制は? DBREチームは5名体制で、全員神保町所属です。 KTCへ入社したときの第一印象?ギャップはあった? 入社前にオフィス見学などもさせてもらっており、印象通りでした。 現場の雰囲気はどんな感じ? 神保町オフィスはいわゆる古書街から少し南に下ったところにあり、オフィス周りを歩くだけで発見がたくさんありますね。ラーメン、カレー、中華、洋食も名店がたくさんあり、ランチは毎日の楽しみです。オフィス内はまだ知り合いが少ないのでこれからですが、皆さんシゴデキな雰囲気があります。 ブログを書くことになってどう思った? いつ来るかと思ってたら入社して3か月経ってました。 森重さん ⇒ 佐藤さんへの質問 散歩が趣味とのことですが、歩いていて起きた忘れられない出来事やハプニングがあれば教えてください! 道を聞かれたり、駅近だと寸借詐欺っぽいことはよくあるくらいですかね。。。散歩の醍醐味としては駅間の移動が点の移動に対して、徒歩は線・面の移動になるので、いろいろな気づきがありますね。雰囲気の良い公園とか地元の小さな雑貨屋が見つかったり。河川敷とか線路沿いをよく歩きますが、人の営みを感じられて良いです。 田平亨斗 ![田平さんのプロフィール画像](/assets/blog/authors/ozono/202603-newcomer/tahira.jpg =300x) 自己紹介 業務システム開発部業務システムGの田平です。 KINTO事業のシステムのうち、与信領域の開発・運用を担当します。 東京の室町オフィス勤務ですが、最近は神保町にいることも多いです。 所属チームの体制は? 直属のチームは4名体制で、東京3名大阪1名です。 加えて、他の部や協力会社の方に入っていただいている形です。 KTCへ入社したときの第一印象?ギャップはあった? 入る前はもっとトヨタ色が強いと思っていました。実際は逆で、そういった物に縛られない集団を目指していると認識しています。 案外車に乗ってない方も多い印象。サーキットを走られているような方もいて多様性があると思います。 現場の雰囲気はどんな感じ? 中途採用で経験豊富な方ばかりで、落ち着いた印象です。 オフィスごとに結構雰囲気も違いそうで、色々行ってみたくはあります。 ブログを書くことになってどう思った? 選考時から存在は知っていたのですが、入社後無事こうしてブログを書けているのがまずは良かったという感じです。 佐藤さん ⇒ 田平さんへの質問 明治大正の建物のおすすめがあれば教えてください(迎賓館赤坂離宮は自分も大好きです) なんといっても上野・湯島の旧岩崎邸庭園がオススメです。都会の喧騒を離れた落ち着いた環境で、装飾やタイル、金唐革紙など見どころが多い所です。 昭和初期にはなりますが、白金台の庭園美術館(旧朝香宮邸)も赤坂離宮と同様に豪奢な印象、アールデコの装飾が非常に多く見応えがあるかと思います。 ついでに大阪あたりだと芦屋のヨドコウ迎賓館が非常にオススメ。福岡はめちゃくちゃ現代ですが、天神地下街が素晴らしい。名古屋には何と言っても明治村があります! 高斯 ![高さんのプロフィール画像](/assets/blog/authors/ozono/202603-newcomer/gao.png =300x) 自己紹介 デジタル戦略部 データサイエンスGの高(si gao)です。 データ分析を担当しています。 東京オフィス勤務です。 趣味:サッカー観戦 / プレー / 漫画アニメ鑑賞 / ゲーム 所属チームの体制は? デジタル戦略部のデータサイエンスGに所属し、データ分析を担当しています。 チームは3名体制です。 分析に使っている言語・ツール例:Python / SQL / BIツール など。 KTCへ入社したときの第一印象?ギャップはあった? 入社前はもっとお堅い雰囲気を想像していました。実際はフラットで風通しがよく、データやテクノロジーで事業を前に進めようという空気の強い組織だと感じました。 エンジニアやデータ分野のスペシャリストが多く、それぞれの専門性を持ち寄って課題に取り組んでいる点が良い意味でのギャップでした。 現場の雰囲気はどんな感じ? 落ち着いていて相談しやすい雰囲気で、分からないことを聞きやすい環境です。 東京オフィスは設備も整っていて働きやすく、チームを越えた交流の機会もあります。 ブログを書くことになってどう思った? 入社して間もないタイミングで、自分の言葉で会社や仕事を振り返る良い機会になりました。 リレー形式で前の方からの質問に答えるのが新鮮で、楽しく書けました。 田平さん ⇒ 高さんへの質問 サッカーかなりお好きなのではないかと思いますが、どういった所に魅力を感じていますか? 大きく3つあります。 どんな体型・体格の人でも活躍できるところ 。背が高くなくても、足が特別速くなくても、技術や判断力、ポジショニングで輝ける選手がたくさんいます。多様な個性が同じピッチで成立するのがサッカーの面白さだと思います。 想像力が問われるところ 。次のプレーを読み、スペースを作り、味方の動きを予測する——決まった正解のない中で発揮される創造性に毎回ワクワクします。 チームワーク 。一人のスター選手だけでは勝てず、全員が役割を全うして初めて勝利に近づく。個と組織のバランスが取れた瞬間の美しさが一番の魅力です。 さいごに みなさま、入社後の感想を教えてくださり、ありがとうございました! KINTOテクノロジーズでは日々、新たなメンバーが増えています! 今後もいろんな部署のいろんな方々の入社エントリが増えていきますので、楽しみにしていただけましたら幸いです。 そして、KINTOテクノロジーズでは、まだまださまざまな部署・職種で一緒に働ける仲間を募集しています! 詳しくは こちら からご確認ください!
2026 年 6 月 18 日、AI 推論、グラフィックス、データ分析のワークロード向けに高性能な GPU アクセラレーションを提供する Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) G7 インスタンスの一般提供の開始を発表しました。 AWS は、NVIDIA RTX PRO 4500 Blackwell Server Edition GPU をサポートする最初の主要クラウドプロバイダーです。G7 インスタンスは、これらの GPU と第 6 世代のカスタムインテル Xeon Scalable プロセッサを組み合わせることで高速化されており、 G6 インスタンス と比較して、最大 4.6 倍の AI 推論パフォーマンスと最大 2.1 倍のグラフィックスパフォーマンスを実現します。また、G7 インスタンスは、 Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) 上の Amazon EMR における GPU アクセラレーテッド分析でも、より高速なパフォーマンスを発揮します。G7 インスタンスは、AI 推論、グラフィックスレンダリング、動画トランスコーディングおよび分析、空間コンピューティング、仮想デスクトップインフラストラクチャ (VDI)、データ分析など、GPU を活用する幅広いワークロードに適しています。 前世代と比較した G7 インスタンスの改善点は次のとおりです: より高速な GPU メモリ – NVIDIA RTX PRO 4500 Blackwell Server Edition GPU は、G6 インスタンスと比較して 1.33 倍の GPU メモリ容量と 2.45 倍の GPU メモリ帯域幅を提供します。GPU あたり 32 GB の GPU メモリ、第 5 世代 Tensor コア、第 4 世代 RT コアを搭載し、AI 推論およびグラフィックスパフォーマンスが向上しています。 高パフォーマンスのネットワーキングとストレージ – G7 インスタンスは、700 Gbps の EFA 対応ネットワーキングスループット (G6 と比較して 7 倍) を備えています。これにより、AI 推論、グラフィックス負荷の高いアプリケーション、GPU アクセラレーテッドデータ分析ワークロードが最高のパフォーマンスを発揮するために必要な、低レイテンシーで広帯域の接続を実現します。G7 インスタンスは最大 7.6 TB のローカル NVMe SSD ストレージをサポートしており、大規模なモデルやデータセットをコンピューティングの近くに保持することで、データ転送のオーバーヘッドを削減し、スループットを改善できます。 高度な動画エンコーディングおよびデコーディングエンジン – 第 9 世代 NVENC および第 6 世代 NVDEC エンジンは、高解像度動画ワークフロー向けの 4:2:2 エンコーディングおよびデコーディングをサポートしており、前世代の G6 インスタンスと比較して 1.5 倍の同時動画ストリームを実現します。 EC2 G7 インスタンスの仕様 G7 インスタンスには、最大 256 GB の合計 GPU メモリ (GPU あたり 32 GB のメモリ) を提供する最大 8 個の NVIDIA RTX PRO 4500 Blackwell Server Edition GPU と、カスタムインテル Xeon Scalable プロセッサが搭載されています。また、7 つのサイズでご利用いただけるほか、最大 192 個の vCPU、最大 700 Gbps のネットワーク帯域幅、最大 768 GiB のシステムメモリ、最大 7.6 TB のローカル NVMe SSD ストレージもサポートしています。 仕様は次のとおりです: インスタンス名 GPU GPU メモリ (GB) vCPU 数 メモリ (GiB) ストレージ EBS 帯域幅 (Gbps) ネットワーク帯域幅 (Gbps) g7.2xlarge 1 32 8 32 1 x 600 最大 8 最大 60 g7.4xlarge 1 32 16 64 1 x 600 8 最大 100 g7.8xlarge 1 32 32 128 1 x 950 16 最大 100 g7.12xlarge 2 64 48 192 1 x 1900 20 175 g7.24xlarge 4 128 96 384 1 x 3800 40 350 g7.48xlarge 8 256 192 768 2 x 3800 80 700 g7.metal* 8 256 192 768 2 x 3800 80 700 * 近日リリース予定 G7 インスタンスは、マルチ GPU サイズ向けの NVIDIA GPUDirect P2P、EFA を使用した NVIDIA GPUDirect RDMA、および Amazon FSx for Lustre 向けの EFA を使用した GPUDirect RDMA をサポートしており、マルチ GPU およびマルチノードのワークロードにおいて低レイテンシーの GPU 間通信を可能にします。 G7 インスタンスの使用を開始するには、AI 推論やグラフィックスワークロード向けに事前パッケージ済みの GPU ドライバーを備えた AWS Deep Learning AMI (DLAMI) または NVIDIA Workstation AMI を使用できます。Amazon EKS で G7 インスタンスを使用するには、 EKS が提供するオートメーション を使用して、NVIDIA ドライバーバージョン R595 を含む EKS AMI を構築してください 。 G7 インスタンスは、Amazon Linux、Ubuntu、RHEL、Windows Server など複数のオペレーティングシステムをサポートしており、包括的な NVIDIA ドライバーの統合により、DirectX、Vulkan、OpenGL などの業界標準のグラフィックスライブラリとの互換性を提供します。 今すぐ始めましょう Amazon EC2 G7 インスタンスは、米国東部 (オハイオ) と米国西部 (オレゴン) の 2 つの AWS リージョンで今すぐ利用を開始できます。今後のリージョン展開計画を確認するには、「 AWS サービス (リージョン別) 」ページの CloudFormation リソースタブでインスタンスタイプを検索してください。 G7 インスタンスは、 オンデマンド 、 Savings Plans 、 スポットインスタンス など、複数の購入オプションを通じて提供されています。 12xlarge 、 24xlarge 、 48xlarge のサイズでは、 ハードウェア専有インスタンス もサポートされています。詳細な料金については、「 Amazon EC2 の料金 」ページにアクセスしてください。 始める準備はできましたか? Amazon EC2 コンソール から G7 インスタンスを起動してください。詳細については、「 Amazon EC2 G7 instances 」ページをご覧ください。フィードバックをぜひお寄せください。 AWS re:Post for EC2 で共有いただくか、または通常の AWS サポート担当者を通じてご連絡ください。 – Daniel Abib 原文は こちら です。
はじめに 私が開発ツールに求めることをZedは満たしていた すぐに開けること コードが追いやすいこと 複数画面を上下左右に開けること ディレクトリがツリーで開けること Git関連機能にアクセスしやすいこと VSCode、Ghostty、Zedを比較する Zedの使用感 Zedの微妙なところ ACP経由のエージェント体験はCLIより遅く感じる ファイルパスクリックで開けない VSCode拡張に依存している人は移行しづらい まとめ はじめに 4月にラクスに入社しました。kazuki kanekoです。 研修を受けつつ、開発環境を立ち上げようとVSCodeをセットアップしていました。 すると、AIエージェント開発課のメンバーから「Zedいいですよ」とおすすめしていただきました。 これが、私がZedを知ったきっかけでした。 今は紆余曲折ありながら、Zedに落ち着いています。 以前はVSCodeを中心に使っていて、困っていたわけではありませんでした。 ただ、Zedを使い始めてから、 「VSCodeの動作って、実はけっこう重かったんだな」 ということに気がつきました。 また、Ghosttyについてもおすすめしていただいていたので、一時期はZedとGhosttyを同時に使っていました。 ただ、今は割とZedだけで完結している状態になってきています。 そこで今回は、VSCode、Ghostty、Zedを使ってきたうえで、なぜ今Zedに落ち着いているのかを書いていきます。 まず、前提としてZedについて整理します。 Zedとは、高速性、コラボレーション、AIとの連携を重視して作られているコードエディタです。 公式サイトでは、Zedは「speed」と「humans and AIとの collaboration」のために作られたミニマルなコードエディタとして説明されています。 macOS、Linux、Windowsで利用でき、Rustで一から書かれていて、複数CPUコアやGPUを活用する設計になっています。 Zedを作っているのは、AtomやTree-sitterに関わってきたチームです。 AtomやElectron、Tree-sitterなどの開発経験の延長線上にあるプロダクトとして、Zedが作られています。 Zedの特徴は、単に「軽いエディタ」というだけではありません。 Rust製で、独自UIフレームワークであるGPUIを使い、GPUを活用するような設計になっています。 Zed 1.0の記事では、AtomのようにWeb技術の上に作るのではなく、GPU上のshaderにデータを渡すような、いわばゲームのような作り方を選んだと説明されています。 ソース: https://zed.dev/ つまりZedは、VSCodeのようなGUIエディタの便利さを持ちつつ、より軽く、より高速に動くことをかなり強く意識して作られたエディタだよ、という感じです。 私が開発ツールに求めることをZedは満たしていた 私が開発ツールに求めるのは、以下の5つ すぐに開けること コードが追いやすいこと 複数画面を上下左右に開けること ディレクトリがツリーで開けること Git関連機能にアクセスしやすいこと 順に説明します。 すぐに開けること まず、すぐに開けることです。 GitHubを見ていて、 「このファイル、エディタでちゃんと見たいな」 と思うことがあります。 そういう時にVSCodeで開くと、体感で5秒から6秒くらいかかることがありました。 もちろん数秒なので、めちゃくちゃ遅いというほどではありません。 ただ、開発中の「ちょっと見たい」場面では、この数秒が地味に気になります。 メモ帳みたいにパッと開いて、すぐ見られたらいいのになと思っていました。 Zedはこの「パッと開ける感じ」がかなり良いです。 エディタを開くまでの心理的な重さが少なくて、ちょっと確認したいときにも気軽に開けます。 この軽さは、毎日使っているとかなり効いてきます。 コードが追いやすいこと 次に、コードが追いやすいことです。 コードを読んでいる時には、いろいろな情報を行き来します。 たとえば、 関数の定義元に移動する 型定義を見る クラスやinterfaceの中身を見る 呼び出し元を確認する ファイルをまたいで処理の流れを追う といったことをよくやります。 このときに、定義元にすぐ移動できたり、型ヒントが見られたり、クラス名などにカーソルを当てたときに関連箇所が薄くマーカーされて見やすかったりすると、かなり助かります。 Zedは、このようなIDEの機能を提供してくれています。VSCodeほど充実してませんが、Ghosttyよりは充実しています。 複数画面を上下左右に開けること 複数画面を上下左右に開けることも重要です。 Ghosttyのようなターミナルは、分割の体験がかなり良いです。 上下左右に画面分割できるので、横3、縦2の6画面みたいな形でも開発できます。 Zedでもエディタを上下左右に分割できます。 そのため、Ghosttyのような画面分割の気持ちよさをZedは提供してくれています。 ディレクトリがツリーで開けること ディレクトリをツリーで開けることも大事です。 私は、ディレクトリ構造を見ながら開発したい派です。 たとえば、 controller service repository domain schema migration test のような構成を見るだけでも、そのプロジェクトがどういう責務分割をしているのかがわかるので、どこを変更すればいいのかなどがわかりやすいです。 ZedにはProject Panelがあり、ディレクトリツリーを見ながら開発できます。 Git関連機能にアクセスしやすいこと Git関連機能にアクセスしやすいことも、自分にとってはかなり重要です。 正直、毎回ターミナルで git status を打ったり、commitをコマンドでやったりするのは少しめんどくさいです。 もちろんCLIでやった方が速い場面もあります。 ただ、変更ファイルを一覧で見たり、diffを確認したり、stageする変更を選んだりする作業は、GUIで見たいことが多いです。 VSCodeのGit Graphみたいな感じで、ブランチや履歴を見たり、変更内容を確認したりできるとかなり楽です。 ZedにはGit PanelやProject Diffがあり、変更ファイルを確認したり、diffを見たり、stage / unstageしたりできます。 日常的なGit操作であれば、かなりZed上で確認できます。 VSCode、Ghostty、Zedを比較する ここで、VSCode、Ghostty、Zedを比較してみます。 ただし、Ghosttyはエディタではなくターミナルエミュレータです。 なので、厳密にはVSCodeやZedと同じ種類のツールではありません。 ここでは、以下の3つの開発スタイルとして比較します。 VSCodeのような全部入りGUIエディタ GhosttyでCLIツールを組み合わせてエディタっぽく使うスタイル Zedのような軽量GUIエディタ 観点 VSCode Ghostty Zed 起動の軽さ 重く感じることがある 軽い 軽い コードジャンプ 強い 工夫が必要 強い ファイルツリー ある 工夫が必要 ある 画面分割 できる かなり強い 強い Git UI かなり強い 工夫が必要 強い AIエージェント 拡張+CLIエージェント CLIエージェント前提 ACP+CLIエージェント 自分の印象 全部入りだけど、不要な機能も多く重い 軽いが、使いこなすのに工夫が必要 軽さと機能のバランスが良い VSCodeでも普通に困らないなと思います。 拡張機能も豊富で、Gitも見やすく、デバッグやリモート開発なども含めると、かなり全部入りの開発環境です。 なので、VSCodeが悪いという話ではありません。 ただ、自分の使い方では、少し重く感じる場面がありました。 Ghostty中心のCLI開発は、軽さと自由度がかなり良いです。 ターミナル分割もしやすく、AIエージェントとの相性が一番いいと思いました。 AIエージェントが作業完了すると通知が飛ぶのがいいですね。 ただ、私の場合は、コードを追うときに 定義ジャンプ、ファイルツリー、Git diffなどを自然に見たい場面が多かったです。 比較すると個人的にはZedは、そのVSCodeとGhosttyの中間かなと思っています。 Zedの使用感 ここからは、実際にZedの画面を開きながら、使用感を共有できればと思います。 Zedを立ち上げると以下のような画面が開きます。 初めは何にもないです。VSCodeは初回から何やらたくさん出てきますよね。 何も無さすぎて、初めは戸惑うのですが、 画面底の帯部分(赤で囲った部分)に配置されているアイコンをクリックすると、ターミナルだったり、ファイルツリーを開くことができます。 VSCodeっぽく使いたい場合は、 ファイル、git関連機能、ターミナル、Copilotみたいな感じで開くとそれっぽく使えます。 やろうと思えば、Ghostty風の配置もできます。 Zedでこの配置をするメリットはあまりないので、それならGhosttyがいいかなとか思いますが、一応できます。 私の配置は以下の様な感じです。 エージェントを並列で使いたいので、ターミナルを3枚、git関連情報を右側で見ながら、ファイルも開きながらという感じで開発しています。 ブログ形式でZedの使用感を伝えるのは、難しいなと思いつつ、画面構成の自由度の高さだったり、Copilot、ファイルツリー、git関連機能など、ほしい機能は最初から入っていて、使いやすそうだなというのが伝われば幸いです! 画像では伝わらないですが、今の画面構成を変更したりする操作がサックサクで動く感じです。 Zedの微妙なところ ここまでZedの良いところを書いてきましたが、もちろん完璧ではありません。 特に、AIエージェントまわりはまだ、CopilotやCLIがいいなと感じることはあります。 ACP経由のエージェント体験はCLIより遅く感じる ZedはACP経由で外部エージェントと連携できます。 これは組み込みのAIエージェント機能に依存しないという点で便利なのですが、自分の体感では、ACP経由のエージェント体験はCLIより少し遅く感じることがあります。 CLIでエージェントを使っていると、入力してすぐ反応が返ってくる感じがあります。 一方で、ZedのACP経由だと、UIを挟むぶんレスポンスの出方が少し遅く感じることがあります。 これは設計上ある程度仕方ないのかもしれません。 ただ、CLIの即応感に慣れていると、ここは少し気になります。 ファイルパスクリックで開けない AIエージェントが生成した文章の中に、 src/foo/bar.ts のようなファイルパスが含まれることがあります。 このとき、そのファイルパスをクリックしてそのままファイルを開けると便利です。 VSCodeだと、このあたりの導線が自然に感じることがあります。 一方で、Zedでは、AIエージェント出力内のファイルパスは、ファイルパスのリンクになっていないので、ただの文字列です。 VSCode拡張に依存している人は移行しづらい これはZedというより、VSCodeから別エディタへ移るとき全般の話でもあります。 VSCodeは拡張機能がかなり強いです。 たとえば、 Git関連 Docker Dev Containers Remote SSH デバッグ 各種言語サポート GitLens Copilot など、エディタというより開発プラットフォームに近いです。 なので、VSCode拡張に強く依存している人が、いきなりZedへ全部移行するのは難しいと思います。 私の場合は、VSCodeのすべてが必要だったわけではありません。 だからZedのバランスが合っていました。 まとめ Zedは完璧なエディタではありません。 VSCodeほど何でも揃っているわけではありません。 GhosttyほどCLI開発体験が良いわけではありません。 ただ、色々なバランスを考えると今の私にはZedがかなり合っているという結論になりました。 軽く開ける。 コードを追いやすい。 ファイルツリーがある。 画面分割できる。 Git機能にアクセスしやすい VSCodeに慣れているが、でも、もう少し軽く使いたいという方 Ghosttyの軽さが好きだが、手軽にコードジャンプやGit UIが使いたい方 Zedいいですよ。

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