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ソフトウェアテスト」に関連する技術ブログ

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こんにちわ。SCSKの曽我です。 普段、扱っているZabbixの導入作業をオンプレだけでなくAzure上に構築することもあります。 その際、負荷テストを行うことがあります。スクリプトを使ってテストする方法もあるのですが、 もっと簡単にかということで、AzureのAzure Load Testingを使います。 Let’s Try! 環境 AzureのVirtual MachineにRedhat Enterprise Linux+Zabbixを事前に用意します。 また、App Load Testingが、V
ソフトウェア開発において、テストや品質保証(QA)は安定したリリースに不可欠なプロセスです。 しかし「テストの情報共有」という目立たない作業が、チーム全体の生産性を著しく下げているケースが少なくありません。 テストケースはExcel、進捗はSlack、バグは課題管理ツール…と情報がバラバラに散らばっているため、必要な情報の確認に時間がかかり、会議は長引き、手戻りが頻発。 その結果、本来集中すべきテスト設計や自動化といった本質的な業務にリソースを割けず、開発サイクルが遅延するという悪循環に陥って
日々、品質保証(QA)やテスト業務に携わる中で、「このテストは〇〇さんがいないと回らない」「過去にどう検証したか誰も分からない」といった不安を感じることはありませんか? 特定のエンジニアの経験や暗黙知に依存したテストプロセス、すなわち属人化は、開発速度とプロダクト品質を蝕む最大の要因です。 属人化が進むと、バグの再発(リグレッション)が常態化し、テストのたびに膨大な人的工数がかかり、結果的に開発サイクルが停滞します。 この問題は、手動テストの負荷軽減やCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー
はじめに 本文中とサムネイルの画像に登場するキャラクターは、 PHPカンファレンス福岡2025 の公式キャラクターです。 公式のガイドラインのもと、配布されている素材を利用させていただいています。 Product Development Division で PHPer をしている ema ( @meihei )です。 2025年11月8日に開催された PHPカンファレンス福岡20
今回は、「テストプロセス改善」を取り上げます。 これまでの連載で、「テスト設計」や「テストマネジメント」といった専門性について触れてきました。これらはQAエンジニアとしての価値を発揮するための重要な技術です。 しかし、これらの技術を個人として高めるだけでなく、チームや組織全体として成果を出すためには、テスト活動を全体的に把握し、批判的に見直し、より良くしていくための具体的な提案と行動が不可欠です。 この不可欠な行動を実現するものこそ、「テストプロセス改善」という技術なのです。 この記事では、テストプロセス
はじめに こんにちは、リテールハブ開発部の杉森です。 近年、Playwright MCPを使ってブラウザ操作やテストを自然言語経由で実施している事例が多数見られるようになりました。その流れを見ていて、「これをFlutterアプリでも実現できないか?」と考えるようになりました。 調査を進める中で、 Maestro MCP という選択肢があることを知り、実際にFlutterアプリのE2Eテストを試してみました。本記事では、その取り組みについて紹介します。 Maestroとは Maestro(マエストロ)は、モ
夜遅くまで不具合を一つひとつ丁寧に潰し、品質を維持するために奔走している…。 にも関わらず、その努力がなかなか正当に評価されないという現実にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ソフトウェア開発の現場では、QA(品質保証)やテスト業務は「リリースできて当たり前」「バグがないのは当然」といった見られ方をされがちです。 開発メンバーが新しい機能を実装すれば、その成果は「機能が追加された」という形で明確に現れます。 しかし、QAの努力は「何も問題が起きなかった」という、一見すると地味な結果としてしか示
こんにちは。@potato4dです。今回は2025年10月25日に開催された Vue Fes Japan 2025 の参加・協賛レポートをお届けします。Vue Fes JapanとはVue Fes J...
本記事は、2025 年 10 月 16 日に公開された “ Launch phase steps for successful launches on Amazon GameLift Servers ” を翻訳したものです。翻訳は Solutions Architect の西坂信哉が担当しました。 ゲームが急激にヒットした場合に備え、最初から成功に向けた準備をしておくことが重要です。本記事では、 Amazon GameLift Servers でマルチプレイヤーゲームを立ち上げる際に考慮すべき重要な点につ
こんにちは。介護・医療・障害福祉・保育の求人サイト、ウェルミージョブのQAを担当している林です。 ウェルミージョブは、2025年7月にカイゴジョブからリブランディングしてサービス提供を開始しました。 私は先日Kaigi on Rails 2025に参加してきました。私はQAエンジニアでProduction Readyなコードは書けませんが、開発系のカンファレンスに興味があり、今回生まれて初めて参加しました。会場ではセッションを聴講したり自社ブースでの対応をおこないまして、感想としては、控えめに言って すご
こんにちは。 株式会社SHIFTのCATエヴァンジェリスト・石井優でございます。 (情報)統合型ソフトウェアテスト管理ツール「CAT」について 現在SHIFTが提供するCATとは、テストの実行管理に主眼を置いた正式名称「CAT TCM(Test Cycle Management)」という製品を指します。ケースと実行結果・エビデンスの管理、及びプロジェクトの進捗管理や品質分析を担うツールです。詳しいご紹介はぜひ 製品HP をご確認ください。
日々のテスト業務で「テストを管理するための資料作成」に追われ、本来注力すべき品質検証や分析が後回しになってしまう状況は、ソフトウェア品質保証の現場で決して少なくありません。 報告用のスプレッドシート作成、テスト進捗の手動更新、各種エクセルシートのバージョン管理。こうした「テスト管理作業」が膨らむと、真に価値ある作業=バグの発見、リグレッション防止、プロセス改善などがおろそかになる危険があります。 例えば、複数のテスターが共有スプレッドシートを使っていると、誰が最新の状態を持っているか分からず、重複作業や抜
期待を込めてテスト自動化を導入したにもかかわらず、「なぜか現場の工数が減らない」「むしろ以前より面倒になった」と感じることはありませんか。 テスト自動化は、本来、時間のかかる反復作業からエンジニアを解放し、生産性を劇的に向上させるための手段です。 しかし、多くの現場で、その期待していた「自動化=効率化」が実現しないという現実があります。 その原因の多くは、テスト実行レイヤーではなく、テストの「管理」レイヤーに潜んでいます。例えば、以下のような状況に心当たりはないでしょうか。 「自動化スクリプトはあるのに、
はじめに QAグループのWebチームのroです。 実際のQA案件業務においては、中古車のテストデータを大量に生成する必要がありますが、その手順は複雑で注意点も多く、作業には多くの時間を要していました。 この課題を解決するため、Playwrightを活用し、中古車データ生成の全工程を自動化しようと思っています。 この取り組みを社内の「Vibe Coding」イベントにおいて実施し、Vibe Codingの手法を用いて中古車データ自動生成用のPythonスクリプトを実装しました。 Vibe Codingとは?
Elasticsearchのパフォーマンスを正確に把握したいと思ったことはありませんか? Elasticsearchのアップグレードを前に、「この変更でパフォーマンスが低下(リグレッション)したらどうしよう」と不安になったことはありませんか? あるいは、新しいCPUやRAM、ディスクを選定する際に「どちらが我々のワークロードに本当に最適なのか」をデータで証明する必要に迫られたり、インデックス速度向上のためにパイプラインを調整したものの「その効果がどれほどだったか」を正確に示せなかったり。さらには、苦労して