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クラウドエース の技術ブログ

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TL;DR 複雑なネットワーク接続をシンプルに : NCC は、多数の VPC やオンプレミス拠点を「ハブ&スポーク」モデルで一元管理するサービスです。VPC ピアリングでは管理が煩雑になる大規模・多拠点接続の課題を解決します。 進化し続ける接続ハブ : VPC 間のルート交換や PSC 連携などの新機能が正式リリースされ、ハイブリッドクラウド環境におけるネットワーク管理の中核として、さらに強力で柔軟なソリューションになりました。 設計・運用の重要ポイント : 共有 VPC と組み合わせる際は「ハブはホストプロジェクトに設置」というルールが必須です。また、見落としがちな
【導入】プロローグ:同じイベント、違う景色 はじめまして! クラウドエースで Google Cloud と向き合う毎日を送っている新米エンジニアのかいとです! 今年の春、クラウドエースに新米エンジニアとして入社してからはや4ヶ月。特にこの2ヶ月は、Google Cloud の技術的な課題を抱えるお客様を直接サポートする業務を担当してきました。 この業務からお客様の「困った」に日々向き合う中で、技術を「どう使うか」という視点が、私の中で急速に育っていったのです。 そんな私が、学生時代にも参加したことのある「Google Cloud Next Tokyo」(以下、Next Tokyo)
1. はじめに クラウドエース安田です。 システム運用において、システムの負荷を定期的に確認することは非常に重要な業務です。これにより、障害を事前に検知できる場合もあります。定期的な確認結果を共有するため、作業者全員に負荷情報をメールで報告しているチームもあるかと思います。 私もそういった業務をする中で、以下の作業に時間がかかり、課題だと感じました。 報告すべきデータの収集 報告に適した文面の作成 メールで報告する内容は、監視対象のリソースの CPU とメモリの期間内最大値と、メール送信時の負荷でした。その値を HTML テーブルで報告する必要がありました。この作業は煩雑で、運用
はじめに こんにちは、クラウドエースの岸本です。 先日開催された Google Cloud Next Tokyo '25 に参加してきました。多くのセッションや展示があり、刺激的な 2 日間でした。 この記事では、特に印象に残った Expo ブースの中から、「Google Distributed Cloud」「Virtual Try-On」「Shopper Concierge」の 3 つについて、実際に見て回った感想をレポートします。 Google Distributed Cloud (GDC) - クラウドが物理的にやってくる衝撃 まず向かったのは、物理的なサーバーラックが目を
はじめに こんにちは。クラウドエース株式会社 第四開発部の永井(2025 年新卒)です。 入社して数ヶ月が経ち、さまざまな Google Cloud のプロダクトに触れる中で、特に利用頻度が高いと感じた Google Cloud Storage(以下、GCS) について、できる限り専門用語を使わずに解説します。 「GCS がどんなプロダクトか」「料金形態」「GUI での作成方法」「CLI での操作方法」など、初学者でも簡単に理解・実践できるように説明します。 各セクションには該当の公式ドキュメントも添付しているので、詳細を知りたい方はそちらもぜひご参照ください。 対象読者 この記
こんにちは、クラウドエース株式会社 第一開発部の阿部です。 昨年に引き続き、Google Cloud Next Tokyo 25 でも Google Developer Expert として活動しましたので、その感想などを書いていきたいと思います。 はじめに (TL;DR) 参加したイベントや用語について簡単に説明します。 Google Cloud Next Tokyo 25 について Google Cloud Next は Google Cloud のグローバルカンファレンスであり、Google Cloud に関する最新技術の発表だけでなく、今後の方針、活用事例、技術スペシャ
こんにちは、クラウドエース株式会社 第一開発部の阿部です。 今回は、2025 年 8 月 5 日~ 6 日に開催された「Google Cloud Next Tokyo 2025」のセッションから、「クラウド・セキュリティ最前線 〜クラウドを狙う脅威の実態と対策〜」についてレポートします。 セッションの概要は下記からご覧いただけます。 https://www.googlecloudevents.com/next-tokyo/sessions?session_id=3130562 セッションのポイント クラウド環境を狙うサイバー攻撃は激化しており、防御が突破され攻撃されていることを前提
こんにちは、クラウドエース株式会社 第一開発部の阿部です。 今回は、2025 年 8 月 5 日~ 6 日に開催された「Google Cloud Next Tokyo 2025」のセッションから、「Veo と Imagen で広がるショートアニメ / CM 制作の可能性」についてレポートします。 セッション概要 このセッションでは、Veo と Imagen を活用して、ショートアニメや CM の制作がどのように変わるかについて紹介されました。特に、これらのツールがクリエイティブなプロセスをどのように支援し、効率化するかに焦点が当てられました。 https://www.googlecl
はじめに こんにちは、クラウドエース第 3 開発部のリュウセイです。 かき氷が食べたくなる暑さですね。 2025 年 8 月 6 日、Google Cloud Next Tokyo 25 DAY 2 で開催されたブレイクアウトセッション「リアルタイム分析から生成 AI まで、丸紅の Google Cloud DX」のレポートをお届けします。セッションの内容は以下の URL からご覧いただけます。 このセッションでは、丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社様が、Google Cloud をいかにして実践的な DX に繋げているか、具体的なアーキテクチャやデモを交えて解説しました。
こんにちは、クラウドエース株式会社 第一開発部の阿部です。 この記事では、Google Cloud Next Tokyo 25 のブレイクアウトセッション「最新の生成 AI モデルへのアップデートに必要な LLMOps」について、セッション内容を紹介します。 前置き: 生成 AI モデルの寿命 Gemini API や Vertex AI で提供されている生成 AI モデルは廃止日が設定されており、廃止日を過ぎるとモデルは利用できなくなります。 例えば、Gemini 2.0 Flash は 2026 年 2 月 5 日、Gemini 2.5 Flash は 2026 年 6 月 17
こんにちは。クラウドエース株式会社で Google Cloud 認定トレーナーをしている廣瀬 隆博です。近日中にヘヴィメタルのお祭りが開催されるのですが、今年は出演バンドの傾向が大きく変わりました。一言でいえば若返りを目指しているような印象ですが、それには賛否両論あるようで、私の周りでも「今年はとても楽しみ」「今年は参加を止めておこう」といった両極端な意見が出ていたりします。とはいえ、大御所と呼ばれるバンドは高齢となったことで活動休止や解散をすることもあり、今年は変革を狙ったのではないかと感じています。 Web ブラウザの世界でも過去に何度か変革期がありました。Internet Expl
はじめに こんにちは、クラウドエースの岸本です。 今回は、GitLab Duo についての概要をご紹介します。 最後には、GitLab Duo を使って、IDE 内でのチャット、Merge Request のレビューを行ってみます。 GitLab Duo とは GitLab Duo は、GitLab 上で開発を進める際に活用できる AI 機能群です。 ソフトウェア開発の計画立案からコーディング、セキュリティ対策、デプロイまで、あらゆる工程を包括的にサポートします。 以下では、GitLab Duo のサービス群と機能の概要についてご紹介します。 出典:GitLab Japan P
こんにちは。クラウドエース株式会社で Google Cloud 認定トレーナーをしている廣瀬 隆博です。最近、ヘヴィメタル界隈では大変著名な方がお隠れになり、にわかメタラーな私も少しアンニュイな気持ちになっています。彼の新たな歌声を聞くことは叶わなくなってしまったのですが、昨今の IT は進歩が目覚ましく、過去のデータから新しいものを生成する AI が日々成長しています。いつかは彼の歌声で「世間に存在しなかった楽曲」が歌われる日が来るかもしれません。 そう、昨今は 生成 AI が真っ盛りです。「猫も杓子も生成 AI」と言っても間違いではないでしょう。私自身も生成 AI に仕事を奪われるの
こんにちは。クラウドエース第四開発部の富田です。 Next.js の middleware.ts の存在に何となく苦手意識を持っていたので、今回調べたことをまとめてみます。 Next.js Middleware とは何か? Middleware は、ユーザーからのリクエストがサーバーに届いてから、Next.js がページや API ルートを処理する直前のタイミングで実行されるものです。 このタイミングでリクエストを検査し、必要に応じて内容を書き換えたり、別のページにリダイレクトしたりといった処理を差し込むことができます。 代表的なユースケース 以下は、代表的なユースケースです。
こんにちは、クラウドエースの小田です。 Google Security Command Center (SCC)、Google SecOps SIEM/SOAR、Google Threat Intelligence 用の Google MCP Security という、Google 公式の MCP サーバー群が最近公開されました。 これを使えば、生成 AI に自然言語で指示するだけでセキュリティ運用ができるようになるかも?と思い、実際に使ってみました。 Google MCP Security とは Google MCP Security は、Google のセキュリティ製品にアクセス
はじめに Google Cloud Partner Top Engineer で\textcolor{red}{赤髪}がトレードマークの Shanks です。 2年前に Professional Cloud Network Engineer 試験が日本語化された初日に取得し、先日更新を迎えました。 その際に学習ポイントをまとめた情報を社内向けに作成したところ、ありがたいことに社内から数多くの参考情報として利用されたため、合格体験記+攻略記事を投稿します。 Google Cloud の資格取得を目指す人に有益な情報となれば幸いです。 注意事項 ! この記事はあくまで参考情報であり
はじめに こんにちは、クラウドエース第四開発部の安田です。 業務でウェブサイトのパフォーマンス改善に取り組んだ際、何から始めれば良いか迷った経験があります。その経験から、このように進めると良さそうだと感じた点を記事にまとめました。 なぜパフォーマンス改善が必要? ウェブサイトの読み込み時間が 3 秒を超えると多くの訪問者はサイトを離脱してしまうという有名な話があるように、サイトの表示速度やパフォーマンスがユーザーに与える影響はかなり大きいので頑張って取り組んで行きましょう! 図:モバイルサイトの速度の重要性 - Think with Google より引用 まず何から始める
こんにちは。クラウドエース株式会社で Google Cloud 認定トレーナーをしている廣瀬 隆博です。 ヘヴィメタル界隈では、「A というバンドが解散したら A' というバンドが生まれた」ということが少なくはないと個人的に感じています。そんな流れがやってきたのか、Google Cloud 界隈でも「試験の提供が終わったと思ったら、似たような試験が開始された」という状況が発生しました。今回の内容に関しては「確かにそういう試験も必要か」と思う一方で「新旧両方の試験が存在しても良かったんじゃないか?」と個人的には思ったりします。 何故かと言えば、提供が終了した試験の解説ブログを公開していたか
はじめに こんにちは、クラウドエースの岸本です。 今回は、2025年 4 月に Google Cloud Next で発表された Agent Development Kit(以下、ADK)と LINE の接続方法を解説しようと思います。 最後には、LINE から、Cloud Run 上で動作する ADK の Google Search エージェントを呼び出してみます。 使用する主要技術 本記事で活用する主要な技術スタックは以下の通りです。 LINE Developers: LINE Developers は、LINE Messaging API チャネルの設定と管理を行うため
はじめに こんにちは、クラウドエースの岸本です。 この記事では、GitLab CI/CD と Google Cloud の Workload Identity 連携を利用して、Infrastructure as Code (以下、IaC) のデプロイハンズオンを行います。 ゴールは、Workload Identity 連携を利用し、GitLab CI/CD から Google Cloud のリソースを作成することです。 ! 本記事では、Workload Identity を利用して Google Cloud のリソースを作成する手順に焦点を当てています。 そのため、認証の仕組みや T