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クラウドエース の技術ブログ

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はじめに こんにちは。クラウドエース第三開発部の泉澤です。以前はデータソリューション系の開発部に所属し、現在は生成AI を活用したサービス開発に取り組んでいます。 LLM アプリの自動評価手法として、LLM に評価を実施させる LLM‐as‐a‐Judge が注目されています。しかし、その自動評価結果がどの程度信頼できるのか、またどのように改善していけばよいのかを検証するのは容易ではありません。 そこで、本記事では、Langfuse を活用して以下のプロセスを実践する方法を考え、実際に LLM に生成(翻訳)してもらったデータを使い、LLM-as-a-Judge の評価と人間による評
クラウドエースのダッフィ、安田、羽田です。 Dataflow ワークロードでスケールを考慮した VPC 設計について紹介します。 概要 結論として、Dataflow ワークロードでスケールを考慮した VPC 設計の最適解は使用するサービスなどによって変わります。 この記事では、最適解を見つける方法として以下の 3 つのポイントに基づいて解説します。 小さいサブネットを作って適切な範囲を調査する デフォルトのスケールアウト制限を基にして /21 に設定する max_num_workers を指定しスケールアウト上限を設ける 上記の方法を試すことで自身の使用する Dataflow
クラウドエース 北野です。 Argo CD の結果を Slack に通知する方法を紹介します。 概要 Argo CD の結果を Slack に通知するには、以下を実施します。 Slack アプリと通知先チャンネルの作成 Configmap argocd-notifications-cm に通知方法の定義 Application への通知設定 metadata.annotations の定義 Configmap argocd-notifications-cm の内容は次のとおりです。 cm-argocd-notification.yaml apiVersion: v1 kind:
どうもこんにちは クラウドエースの妹尾です。 今回は弊社で起きたちょっとしたトラブルから始まった、オープンソースソフトウェア(以下 OSS)の開発活動についての記事を書きたいと思います。 Zenn 記事がデプロイされない それは僕が Cloud Run の新機能についての記事を書いていた時のことでした。 push した記事が公開されなかった 弊社の技術ブログは Zenn というプラットフォームで展開されていますが、これは zenn-editor を活用して書かれています。 この記事も例に漏れず、 zenn-editor に含まれている zenn CLI で雛形の作成からプレビュ
はじめに こんにちは。クラウドエースの中野(大)です。 今回は Google Cloud のシークレットおよび認証情報の管理サービスである Secret Manager についてまとめようと思います。 対象読者 Google Cloud を学びたての方 Google Cloud の別のサービスはよく使用しているが、Secret Manager のことについて分からない方 上記のような方を対象として執筆しました。 Secret Manager とは Secret Manager は、API キー、ユーザー名、パスワード、証明書などの機密データを安全に保存および管理するための
はじめに AI と外部システムの連携を標準化する Model Context Protocol (MCP) が、2024 年後半に Anthropic 社から発表されて以来 [1]、界隈では大きな注目を集めています。AI が様々なツールやリソースへ簡単にアクセスできるようになる「AI のための USB-C」というコンセプトは非常に魅力的です。実際に MCP に対応する Cursor や Zed といった開発ツールやさまざまな MCP サーバーなどが登場したことでエコシステムは着実に広がり、盛り上がりを見せています。私も以前、MCP の基本的な仕組みや将来性について解説する記事を書きま
はじめに こんにちは、クラウドエースでネットワークギルドに所属している梶尾です。 突然ですが、IP アドレスとは何か、意識したことはありますか? スマートフォンやパソコンを使うと、特に意識しなくてもインターネットにつながり、YouTube を見たり、Instagram に写真をアップロードしたりできます。でも、世界中のどこにいても正しく通信できるのはなぜでしょうか? その鍵を握るのが IP アドレス です。IP アドレスはインターネット上の「住所」のようなもので、データが正しい宛先に届くために欠かせません。 ただ、普段は意識しなくても使えるため、「聞いたことはあるけど、よくわからない
TL; DR できます ただし、BigQuery 標準テーブルに入っているデータに対してのみであり、かつプレビュー機能を使う必要があります はじめに こんにちは。クラウドエースの田中です。 この記事では BigQuery にて 2025 年 4 月 3 日および 2025 年 4 月 4 日にリリースのあった機能の紹介を通して、BigQuery ML(以下、BQML) から LLM を呼び出した際の出力を、一定の形式にコントロールできるか検証していきます。 最後までお読みいただけたら幸いです。 リリース概要 4 月 3 日、4 月 4 日のリリースは、下記の関数が Big
はじめに こんにちは、クラウドエース株式会社の第 3 開発部所属の有馬です。 最近ネイティブアプリ開発に興味を持ち、React Native を利用してクロスプラットフォーム開発ができる Expo というフレームワークを使用してみました。 比較的簡単に開発が進められるので本記事にて紹介します。 Expo とは Expoは、React Native ベースのクロスプラットフォームアプリ開発向けのフレームワークです。 Expo の特徴 ネイティブ開発環境が不要 Managed Workflow を利用する場合、Android Studio や Xcode をインストールし
はじめに こんにちは。クラウドエース株式会社 第一開発部の前山です。 アプリケーション開発を中心に取り組みつつ、Google Cloud 公式認定トレーナーとしても活動しています。 大規模なシステムにおいて、メッセージングは重要な役割を果たしています。特に Google Cloud Pub/Sub は、その信頼性と柔軟性から多くのシステムで採用されています。しかし、実運用では必ずメッセージ処理の失敗という課題に直面します。 本記事では、この課題に対する重要な解決策として、Pub/Sub のデッドレタートピックについて深く掘り下げていきます。デッドレタートピックの基本的な概念から実装方
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の\textcolor{red}{赤髪}の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Google Cloud NEXT'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています。 当記事では、「Drive platform engineering and software delivery with Gemini Cloud Assist and Code Assist」で解説された内容を速報として紹介しま
はじめに 2025年4月にラスベガスで開催された Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'24(以下、Next'24)」に現地参加中の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Google Cloud NEXT'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています。 この記事では主に Google 初のカスタム Arm ベース CPU Axionに焦点をあてて解説いたします。 主要ポイント 最高の価格性能: Axion は、標準的な Arm Neoverse V2 コア上に構築され、同等の x86 インスタンスと比較
現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています! はじめに AI 搭載アプリケーションの開発を簡素化するために設計されたオープンソースの AI オーケストレーションフレームワーク Firebase Genkit が詳しく紹介されました。 本記事では、そのセッション内容に基づき、Genkit の概要、主要機能、そして日本のエンジニア、特に AI 機能の組み
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud Next'25(以下、Next'25)」に現地参加中の kazz / Shanks / 小堀内 / 岸本 です。 Google Cloud Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています。 本記事では、Next'25 のセッション「SRE for gen AI workloads: Are you ready?」の内容に基づき、生成 AI アプリケーションにおける SRE の考え方について解説します。 セッションの主要ポイント 従来の SRE 指標
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud Next'25(以下、Next'25)」に現地参加中の kazz / 岸本 / Shanks / 小堀内です。 Google Cloud Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています。 本記事では、Next'25 のセッション「Build an inferencing platform on GKE with Argo CD and fleets」で発表された、Multi-cluster Orchestrator の特徴や機能について紹介します。 M
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています! 本記事では、ルノーグループが Google Cloud を活用してソフトウェア定義型車両(SDV: Software-Defined Vehicle)の開発プロセスを事例についての紹介です。 自動車業界では、ソフトウェアによって継続的に機能が更新され、パーソナライズされた体験を提供する SDV
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています! 構造化データと非構造化データ (画像、音声、動画、ドキュメントなど) の統合分析は、長らく多くの企業にとって困難な課題でした。 従来、これらのデータは別々のシステムで管理され、連携には複雑な ETL パイプラインやカスタムコードが必要でした。 データが多様化する現代において、これらのデータを統合
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています! 本記事では、多くの企業で課題となっているレガシーな SQL Server データベースから、クラウドネイティブな PostgreSQL へと移行する「データベースモダナイゼーション」に焦点を当てます。 このセッションでは、Google Cloud のデータベース移行サービス (DMS) と、最新
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の\textcolor{red}{赤髪}の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Google Cloud NEXT'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています。 この記事は、Google Cloud Next '25 で発表されたセッション「Software Logistics: The Future of Software Delivery」の参加レポートです。 ! この記事は米国時間の
はじめに 現在ラスベガスで開催されている Google Cloud の旗艦イベント「Google Cloud NEXT'25(以下、Next'25)」に現地参加中の Shanks / kazz / 小堀内 / 岸本 です。 Next'25 で発表された 最新情報 を現地からお届けしています! 近年、大規模言語モデル (LLM) は目覚ましい進化を遂げていますが、その知識はトレーニングデータに依存するため、最新情報への追随や事実に基づいた正確な回答には課題がありました。 特にエンタープライズ領域では、LLM の回答の信頼性 (事実性) が導入の大きな障壁となることがあります。 この課題