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株式会社エニグモ の技術ブログ

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概要 エニグモ サーバーサイドエンジニアの @gugu です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の24日目 です。 関数型言語 って結局何なの?と思ったので調べてみました。私が疑問に思ったことをベースに調べた内容を記載していこうと思います。 ※ 関数型言語 として主に Haskell をメインに調べているので、 関数型言語 すべての話ではない記述があるかもしれません。 対象者 オブジェクト指向 は知っているけど、 関数型言語 は知らないって方。 私と同じような 関数型言語 への疑問を持っている方。 参考書 すごいH本 (この略し方、、、センス良い!) 参考サイト https://qiita.com/stkdev/items/5c021d4e5d54d56b927c https://qiita.com/arowM/items/0305d4f439752f285438 https://qiita.com/hiruberuto/items/26a813ab2b188ca39019 https://qiita.com/wcsakurai/items/5c83a0dc8c8175861902 ありがとうございます! 関数型言語 の疑問 「関数型」っていうけど手続き型でも オブジェクト指向 でも関数を書くじゃん? 私がはじめに思った疑問です。みなさんもそう思いませんか? 下記のようです。 関数型言語 の関数というのは副作用のない純粋な関数のこと。(詳しくは後述) すべてが関数でできている。 Haskell だとif文も関数なのでelseの省略は不可。※言語によってそれぞれ例外あり。(そもそも何か値を返すのが「関数」、返さないのが「プロシージャ」と呼ぶ。 C言語 からプロシージャも含めて「関数」と呼ぶようになったとか。) オブジェクト指向 ではクラス内に関数を書く。(お作法的に。なぜこんな話をするのかは後述) 関数型言語 の中でもマルチ パラダイム 言語って両方使えて最強じゃね? 結論から言うとそうでもないらしいです。 その前に 関数型言語 の種類について説明。。。 純粋 関数型言語  → その名の通り関数型のみ。例: Haskell とか マルチ パラダイム 言語 → 関数型と オブジェクト指向 の両方の仕組みを備えている。例: Scala とか オブジェクト指向 が備わっているということは副作用が発生する可能性が増えるということ、つまり 関数型言語 の本来の目的とズレてしまっていることになります。(もちろん適材適所で オブジェクト指向 と関数型で使い分けられるメリットはあるかと。) 別に 関数型言語 でなくても オブジェクト指向 で副作用なく作れば良いのでは? まずは先に副作用がないとはどういうことか 雑な説明かもしれませんが、変数が途中で変わらず参照透明であることです。 束縛 関数型言語 で変数に「代入」することを「束縛」と呼びます。代入と違う点は一度値を入れると変更できません。 x = 1 x = 2 -- error 参照透過性 引数が同じなら返り値も必ず同じになる関数のことを「参照透過性」と言います。 で、 オブジェクト指向 でも参照透明に書けば良いのでは? その通りで、 オブジェクト指向 でも副作用を避けて書くことは大事です。ですが、そもそも言語としてのアプローチが異なります。 関数型言語 :副作用を排除する。というより普通に書けば排除される。 オブジェクト指向 : カプセル化 して副作用を内側へ隠蔽する。 関数型言語 は副作用が起きづらい?だから? 下記メリットがあります。 テストや保守を容易にする バグがおこりずらい 再利用可能な部品を作りやすい (注目)遅延評価 遅延評価 副作用がないので実現可能に。 使用するときに一度だけ計算されキャッシュされます。無駄な処理を省くことができます。 関数型言語 ってどうやって書くの? これが代表例なのかわかりませんが、私が一番なるほどと思ったのはループ文です。 関数型言語 は関数がメインなのでループをさせる際はfor文ではなく 再帰 を使用します。( Haskell だとそもそもforもwhileも無いみたいです。) Wikipedia(関数型言語) で、 オブジェクト指向 、 関数型言語 どちらで書くべき? すみません、わからないです。。。(汗) 個人的な意見だと、やはり堅牢でテストコードの書きやすい 関数型言語 がベターなような気がしますが、 オブジェクト指向 のほうが「オブジェクト」を自然と意識して作れるので設計しやすいような気もします。ただ書き慣れているだけかもしれないのでやはり 関数型言語 なのでしょうか。 関数型言語 の勉強に Scala は向いていないかも。。 関数型言語 の勉強で Scala を勉強していたのですが、結局は オブジェクト指向 脳を使って オブジェクト指向 で書いてしまうので、なにが 関数型言語 の特徴なのか理解しづらいです。 関数型言語 を学びたければ純粋型を学ぶのが良いかと思います。 まとめ 実際私が 関数型言語 への疑問を中心に書いたので、偏った知識かもしれません。しかし同じような疑問を持っている方に少しでも役にたてばと思って書いてみました。 調べた感じだと 関数型言語 は良いことづくしなような気もしますが、数学的でやはりとっつきにくいイメージも大きいかと思いました。結局は「 関数型言語 を知りたければ 関数型言語 で書くべし!」なんでしょうね。。 関数型言語 と仲良くなれるようにがんばります!
この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の23日目 です こんにちは。 iOS チームでエンジニアをやっています。 Codable使ってますか? iOS チームでは、 Alamofire + Codable で ネットワークまわりの実装を行なっています。 最初はいいのかわからなかったのですが、今ではなくてはならないものになっています。 すごく便利すぎて、Codable無しじゃ開発できない!そんな生活を送っています。 Codableについて軽く説明からの、実際使ってみて、Codableの得意なところと苦手なところを書いていこうと思います。 TL;DR Codable良いから使ってみて! Codableになれると、 Enum をたくさん使うようになる Codableとは Swift4からFoundationに追加されたtypealiasです。 ( Codableは、 プロトコル ではありません ) Encodable と Decodable の二つ プロトコル に準拠します。 https://developer.apple.com/documentation/swift/codable Codable、何に使うの? JSON を扱う際の、 エンコード / デコード を Codableを使い、簡易に表現します どうやって使えばいいの? 例えば itunes . apple .com から取得できる JSON から今リリースしているアプリのVersion知りたい!という時に、使えます。 JSON : { " resultCount ": 1 , " results ": [ { .... " sellerUrl ": " https://www.buyma.com ", " trackName ": " BUYMA(バイマ) - 海外ファッション通販アプリ ", " currentVersionReleaseDate ": " 2018-12-12T06:02:14Z ", " version ": " 3.3.0 ", " minimumOsVersion ": " 10.0 ", ... } ] } Codable: struct AppInfoResponse : Codable { let results : [Results] struct Results : Codable { let version : String } } すごい簡単ですね。 Codableの良さ Foundation 純正 純正なので、Swiftのバージョンが上がった際に、オンタイムでアップデートされている サードパーティ のライブラリの場合、そのライブラリのアップデート対応が終わるまで Xcode /Swiftのバージョンを上げれない JSONDecoderのカスタムもいける API のレスポンス内のデータで、Date / DateTimeクラス が 2018-11-4 23:59 や 2018-06-24T23:59:59+09:00 のように揃っていないケースがあります JSONDecoder の dateDecodingStrategy を .custom にすることで、様々なケースのFormatに対応することができます decoder.dateDecodingStrategy = .custom { let container = try $0 .singleValueContainer() let string = try container.decode(String. self ) let formatter = DateFormatter() /// Date format: ISO_8601 formatter.dateFormat = "yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ssZZZZZ" if let date = formatter.date(from : string ) { return date } formatter.dateFormat = "yyyy-MM-dd HH:mm" if let date = formatter.date(from : string ) { return date } return Date() } Codableの苦手なところ nil で返さず、空文字で返すと失敗する URLがあるけど、URLになっていない struct UserResponse : Codable { let name : String let imageUrl : URL ? enum CodingKeys : String , CodingKey { case name case imageUrl = "image_url" } } 成功: { " name ": " P ", " image_url ": " https://www.buyma.com/image " } </ pre > 失敗: < pre > { " name ": " P ", " image_url ": "" // 空文字 } 対応策 image_url を 空文字ではなく、 nil にしてもらう init(from decoder: Decoder) を実装する e.g.: init (from decoder : Decoder ) throws { let container = try decoder.container(keyedBy : CodingKeys.self ) name = try container.decode(String. self , forKey : .name) imageUrl = try? container.decode(URL. self , forKey : .imageUrl) } Arrayの中に、様々な Classが混ざっているケース "topics" の各Objectの "type" を見ないといけない: { " topics ": [ { " type ": " sale ", " title ": " 夏のセール開催中! ", " products ": [ ] } , { " type ": " news ", " title ": " 夏のセール開催中! ", " image_url ": " https://www.buyma.com/image ", " link ": " https://www.buyma.com/ " } , { " type ": " topic ", " title ": " 韓国ブランド集めました! ", " search_url ": " https://www.buyma.com/search " } ] } 対応策 type 見るCodableを使って、一度どの type になるのかを判定してから再度デコードする チームでCodableをどうやって使っているか 開発フロー API を cURL で叩いて json を取得 Codable準拠したstruct Responseを作成する cURL で取得した json ファイルを使用してstruct Responseにデコードされるかテストを実装する サンプルコード ネットワーククライアントのデコード処理: func decode (_ type : T.Type , from data : Data ) -& gt; T? { do { return try decoder.decode(type, from : data ) } catch { print( "---- API Parse Error ---" ) print(String(bytes : data , encoding : .utf8) ?? "" ) print( "Error Description: \(error) " ) return nil } } Codableができているかどうかのテスト: class ResponseTests : TestCase { func testDecodeResponse () { guard let path = Bundle( for : type (of : self )).path(forResource : "ResponseSample/sample" , ofType : "json" ), let fileHandle = FileHandle(forReadingAtPath : path ) else { fatalError() } guard let response = decoder.decode(SampleResponse. self , from : fileHandle.readDataToEndOfFile ()) else { fatalError() } XCTAssertNotNil(response) } } まとめ Codableにすることで、 CodingKey に準拠した CodingKeys を書かないといけない手間はありますが、それを書いてもメリットが大きいです 苦手はありますが、 API 設計に起因する部分が多いと思うので、チームで API を相談する際に、何が苦手なのかを伝えるといいと思います SwiftyJson, ObjectMapperと使っていましたが、ほぼCodableに移せました
この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の22日目 です。 はじめに https://atarimae.biz/archives/7374 交番と犯罪件数が正の相関があるからといって、交番を減らして犯罪件数は減らないですよね。 さて、データ分析を行う上では、相関関係と因果関係を切り分けることが重要になることがあります。 例えば、KPIとある数値xが相関しているとします。 x → KPI という因果関係であれば、xの操作でKPI向上の施策を検討することができます。 逆に、KPI → x という因果関係であれば、xを操作してもKPIは変化しません。 y → x なのか、x → y なのか、xとyの相関関係の有無だけでは、因果関係は分かりません。 この記事では、 機械学習 ブロフェッショナルシリーズ、 統計的因果探索 を参考にしています。 なお、、z → x , z → y という未観測の共通原因(交絡因子とも呼ばれる)zが存在する場合についても、書籍では扱われていますが、今回の記事では未観測の共通原因については扱わないことにさせていただきます。 LiNGAM , の2変数の関係bを以下のように構造方程式とう呼ばれるモデルであると仮定します。 , の2変数で現れ、 , は外生変数がノイズ項です。 なお、LiNGAMでは非 ガウス分布 として扱います。 因果関係の推定の結果、 -> という因果関係がある場合は、 となり下記のようになります。 ここで、LiNGAMは以下の方法があります (1)独立成分によるによるアプローチ (2)回帰分析と独立性によるアプローチ 独立成分によるによる推定 既に Python で実装している方がいらっしゃるので、このアプローチに関してはそちらを参考にさせていただきます。 https://github.com/ragAgar/LiNGAM モジュールとともに、lingam.pyをimportします。 import pandas as pd import numpy as np from lingam import LiNGAM scikit-learn付属のボストン不動産デー タセット を使います。 価格をyにするのが自然ですが、敢えて 価格:x 部屋数:y とします。 boston = load_boston() df = pd.DataFrame(boston.data, columns=boston.feature_names) x = boston.target y = df.RM.values 推定を実行します。 data = pd.DataFrame(np.asarray([x, y]).T, columns=[ 'target' , 'rooms' ]) lg = LiNGAM() lg.fit(data) 推定結果 rooms ---| 9.102 |---> target 部屋数が上がると、価格が上がる。という正しそうな因果関係を推定することができました。 回帰分析と独立性によるアプローチ 本を Python で実装しました。ここでは、因果の向きのみの推定を行います。 なお、 エントロピー は近似であることが本では述べられており、近似式の導出については、参考文献を読む必要があります。 def calc_r (x, y): return ((x - np.mean(x * y) - np.mean(x)*np.mean(y)) / np.var(y) * y, (y - np.mean(x * y) - np.mean(x)*np.mean(y)) / np.var(x) * x) def normalize (x): return (x - np.mean(x)) / np.std(x) def entropy (u): Hv = ( 1 + np.log( 2 * np.pi)) / 2 k1 = 79.047 k2 = 7.4129 gamma = 0.37457 return Hv - k1*(np.mean(np.log(np.cosh(u))) - gamma)** 2 - k2 * (np.mean(u * np.exp(- 1 * u** 2 / 2 )))** 2 def lingam_reg (x, y, columns): xr, yr = calc_r(x, y) m = entropy(normalize(x)) + entropy(normalize(xr) / np.std(xr)) \ - entropy(normalize(y)) - entropy(normalize(yr) / np.std(yr)) if m >= 0 : print ( '{0} ---> {1}' .format(columns[ 0 ], columns[ 1 ])) else : print ( '{0} ---> {1}' .format(columns[ 1 ], columns[ 0 ])) 推定を実行します。 data = pd.DataFrame(np.asarray([x, y]).T, columns=[ 'target' , 'rooms' ]) lg = LiNGAM() lg.fit(data) 推定結果 rooms ---> target こちらも正しそうな推定結果を偉ました。 部屋数以外の変数でもやってみる INDUS: 小売業以外の商業が占める面積の割合 y = df.INDUS X = pd.DataFrame(np.asarray([x, y]).T, columns=[ 'target' , 'INDUS' ]) lg = LiNGAM() lg.fit(X) lingam_reg(x, y, columns=[ 'target' , 'INDUS' ]) 推定結果 INDUS ---|- 0.648 |---> target INDUS ---> target 小売業以外の商業、つまりオフィスの面積の割合が増えると、不動産価値は上がる。正しい気がする。 税率 y = df.TAX X = pd.DataFrame(np.asarray([x, y]).T, columns=[ 'target' , 'TAX' ]) lg = LiNGAM() lg.fit(X) lingam_reg(x, y, columns=[ 'target' , 'TAX' ]) 推定結果 target ---|- 8.586 |---> TAX target ---> TAX 不動産価値が高いと、税率が上がる。今までは逆の因果関係だが、この場合は正しそう。 最後に ごく簡単な例ですが、統計的因果探索であるLiNGAMを体験することができました。 前述の構造方程式の通り、変数間の関係が線形である等、仮定があることは注意しなければいけませんが、あくまで因果関係の向きを推定する上では、その仮定の上でも議論が進められると思います。 また、こちらの取り組みについても興味深いです。 https://qiita.com/MorinibuTakeshi/items/402cb905e70655724d35 未観測の共通要因については今回割愛してしまいましたが、LiNGAMは因果推論という枠組みの一つの取り組みであり、傾向スコアやグレンジャー因果性といった取り組みについても今後学習を進めていきたいと思います。
エニグモ の  @takurokamiyoshi です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の21日目の記事です。 私は主にフロントエンド周りの実装や ディレクション 業務を行っています。 弊社ではファッション ECサイト である BUYMA を運営しており、 利用者とのコミュニケーションツールとしてメールやアプリ、そしてLINEも重要なツールだと考えています。 BUYMA LINEアカウントについて https://www.buyma.com/contents/line/ これからLINEアカウントの友だち数も増やして、LINEアカウント内でいろんな施策を実施したいと思っています。 LINE Messaging API とは? LINE社が提供するLINEカウントを通じて、ユーザとの双方向コミュニケーションを実現する API です。 メール施策で実施しているシナリオ配信のような配信に利用にしたり、ボットとして活用しているLINEアカウントも多いようです。 ※とりあえずLINE Messaging API 試してみたい人は無料で試せるLINE Developer Trialプランがあります。LINEアカウントを作成いただいて curl でLINE Messaging API をコールしてもらえればと思います。 Flex Messageとは? LINE Messaging API ではテキスト、画像、動画、カ ルーセル といった様々なメッセージタイプでメッセージを配信することができます。 Flex Messageは複数の要素を組み合わせてレイアウトを自由にカスタマイズできるメッセージです。 html、 css に近い感覚でメッセージレイアウトを考えることができます。 Simulator Flex Message Simulator LINE社が提供しているものになります。 Simulatorなしでゼロから作成するのはかなり困難で Flex Message Simulatorではサンプルがいくつか準備されているものでこれをベースに考えると良いと思います。 Flex Messageはレイアウトの自由度が高いのでいろいろ検討が必要だと思い今回の記事を作成しようと思いました。 レイアウト案 いくつかの案を記載していきます。 ※ curl の{XXX} の部分は各環境で置き換えてください。 ※ curl は長くなったので一部改行、空白なしにしています。 縦積みパターン とりあえず何かに使えそうだと思います。 curl -v -X POST https://api.line.me/v2/bot/message/push \ -H ' Content-Type:application/json ' \ -H ' Authorization: Bearer {channel access token} ' \ -d ' { "to": "{userId}", "messages":[ { "type": "flex", "altText": "this is a flex message", "contents": {"type":"bubble","body":{"type":"box","layout":"vertical","spacing":"none","margin":"none","contents":[{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"5:2","size":"5xl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"5:2","margin":"sm","size":"5xl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"5:2","margin":"sm","size":"5xl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"5:2","margin":"sm","size":"5xl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"5:2","margin":"sm","size":"5xl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}}]}} } ] } ' 商品一覧パターン スマホ サイトの商品一覧のような形のレイアウトです。 もっと長くしてもよいかなとも思いました。 curl -v -X POST https://api.line.me/v2/bot/message/push \ -H ' Content-Type:application/json ' \ -H ' Authorization: Bearer {channel access token} ' \ -d ' { "to": "{userId}", "messages":[ { "type": "flex", "altText": "this is a flex message", "contents": {"type":"bubble","hero":{"type":"image","url":"{url}","size":"full","aspectRatio":"10:3","aspectMode":"cover","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},"body":{"type":"box","layout":"horizontal","spacing":"md","contents":[{"type":"box","layout":"vertical","flex":1,"contents":[{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"1:1","size":"xxl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"1:1","margin":"md","size":"xxl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"1:1","margin":"md","size":"xxl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}}]},{"type":"box","layout":"vertical","flex":1,"contents":[{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"1:1","size":"xxl","gravity":"bottom","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"1:1","margin":"md","size":"xxl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}},{"type":"image","url":"{url}","aspectMode":"cover","aspectRatio":"1:1","margin":"md","size":"xxl","action":{"type":"uri","uri":"{uri}"}}]}]},"footer":{"type":"box","layout":"horizontal","contents":[{"type":"button","action":{"type":"uri","label":"More","uri":"{uri}"}}]}} } ] } ' 細いメッセージパターン 意外と需要がありそうです。 リッチメニューを出しているとメッセージが見える範囲が狭くなりますし、画像作成は必要ありません。 curl -v -X POST https://api.line.me/v2/bot/message/push \ -H ' Content-Type:application/json ' \ -H ' Authorization: Bearer {channel access token} ' \ -d ' { "to": "{userId}", "messages":[ { "type": "flex", "altText": "this is a flex message", "contents": {"type":"bubble","body":{"type":"box","layout":"horizontal","contents":[{"type":"button","style":"primary","action":{"type":"uri","label":"リンク1","uri":"{uri}"}},{"type":"button","style":"secondary","action":{"type":"uri","label":"リンク2","uri":"{uri}"}}]}} } ] } ' まとめ・感想 自由度が高いので細かいこだわりを反映できるメッセージですがやはり複雑なものを考えるのは難しいです。 Flex Messageをゼロから作成するのは結構大変なので、他の人が作成したものを共有していけるようにしていければ良いなと思いました。 ざっと触ってみてちょっとだけ慣れてきました。慣れてくれば、Simulatorなしでも作成できるようになるのだろうか。。 また以前は マルチキャスト /v2/bot/message/multicast で Flex Messageを配信できなかったですが使用できるようになったので大量配信にも使えそうです。 今回調べたことを実際の施策の中で活かしていきたいと思います。 参考 LINE Developers ドキュメント
この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の 20日 目の記事です。 概要 GCP (GKE)を利用してログからユーザ属性を 機械学習 により予測し、 その結果を API で返却するシステムを構築しました。 運用していく上でCI/CDツールは何にしようかなぁというところで、 今後社内でGitlabを使っていくという流れがあったのと GKEとの相性も良さそうということでGitlab CIを利用することにしました。 1 今回はGitlabと GCP (GKE)環境を連携する方法と、 Gitlab CIのキモとなる.gitlab-ci.ymlの内容についてまとめたいと思います。 システム構成 簡単にデプロイ対象のシステム構成を紹介します。 赤い枠で示したものが今回の作業対象になります。 環境条件 今回は下記の環境を使用しています。 Gitlabについては毎月バージョンが更新されるので、旧バージョンを利用されている方などは若干UI等が変わっているかもしれません。 Gitlab GitLab Community Edition 11.5.3 GKE クラスタ バージョン 1.10.9-gke.5 CI/CDのフロー CI/CDは下記のフローで行います。 テスト環境 developブランチへのcommit&push 以降は自動 dockerイメージのbuild dockerイメージをGCSへpush GKE(CronJon)へのデプロイ GKE(Deployment)へのデプロイ 本番環境 本番はすべて手動 developブランチからmasterブランチへのMR作成 マージ GKE(CronJon)へのデプロイ GKE(Deployment)へのデプロイ 設定手順 Gitlab CIを利用するにあたり必要な設定を行っていきます。 サービスアカウント作成 GCP (GKE)とGitlab CIとの連携のために GCP コンソールからサービスアカウントを作成します。 ここでは仮に「Gitlab CI」という名前のサービスアカウントを作成します。 役割(role)に下記の2つを付与してください。 Kubernetes Engine 開発者 ストレージ管理者 キーのタイプで JSON を選択し、キーを作成し、ローカルにキーファイルをdownloadします。 変数の設定 GKEへの認証情報をGitlabに登録します。 対象のプロジェクト( リポジトリ )のSettings -> CI/CD -> 変数にて、 キーに「SERVICE_ACCOUNT_KEY」を入力し、 値に先ほどdownloadしたキーファイルの中身をそのままコピペします。 下記の例では「SERVICE_ACCOUNT_KEY_PROD」というキーもありますが、 これは本番とテストでプロジェクトを分けているためです 1つのプロジェクト配下の場合は1つのキーで問題ないと思います。 Specific Runnersの登録 下記コマンドにてSpecific Runnerを登録します。 今回はdocker in docker方式で行います。 shell executorを利用する場合は こちら を参考にしてください。 $ sudo gitlab-runner register -n \ > --url [ URL ] \ > --registration-token [ TOKEN ] \ > --executor docker \ > --description " docker-runner " \ > --tag-list " gke " \ > --docker-image " docker:stable " \ > --docker-privileged ※指定するURLとTOKENについてはGitlabのSettings -> CI/CD -> Runnerの項目を参照してください。 今回はオンプレ版のGitlab環境を使用していますが、 gitlab.com でShared Runnerを利用する場合には こちらの手順は不要です。 .gitlab-ci.ymlの作成 今回はCronjobへのデプロイ定義を例に説明します。 Deploymentへのデプロイ定義も基本的に同じです。 共通設定 テスト/本番環境など、デプロイ対象の環境が複数ある場合にはどうしても定義が冗長的になります。 それを解消するために、下記では YAML のアンカー/ エイリアス とGitlabのextends(v11.3で追加)という機能を利用して、共通的な定義はまとめるようにしています。 .auth_gke : &auth_gke | gcloud auth activate-service-account --key-file=key.json gcloud config set project ${PRJ_ID} gcloud config set container/cluster ${CLUSTER_NAME} gcloud config set compute/zone ${CLUSTER_ZONE} gcloud container clusters get-credentials ${CLUSTER_NAME} --zone ${CLUSTER_ZONE} .setting_dev : environment : develop variables : CI_DEBUG_TRACE : 'true' PRJ_ID : 'XXXXX-dev' CLUSTER_NAME : 'dev-XXXX' CLUSTER_ZONE : 'asia-northeast1-a' GCS_KEY : 'XXXX.json' ENV_CONFIG : '/PATH/conf/settings_dev.json' .setting_prod : environment : production variables : PRJ_ID : 'XXXXX-prod' CLUSTER_NAME : 'XXXXX' CLUSTER_ZONE : 'asia-northeast1-a' GCS_KEY : 'XXXX.json' ENV_CONFIG : '/PATH/conf/settings_prod.json' services : - docker:dind stages : - build - deploy ジョブ定義① ここではdockerイメージのbuildと、GCRへのコンテナイメージのpushを行っています。 extendsで先程定義した内容を継承しています。 only:changesで該当のファイルに変更があった場合のみジョブが実行されるようになります docker build_base : extends : .setting_dev image : 'docker:stable' stage : build tags : - gke script : - docker info # Build the image - docker build --cache-from ${IMAGE_TAG} -t ${IMAGE_TAG}:${IMAGE_VER} . # Log in to Google Container Registry - echo "$SERVICE_ACCOUNT_KEY" > key.json # - docker login -u _json_key --password-stdin https://asia.gcr.io < key.json - docker login -u _json_key -p "$SERVICE_ACCOUNT_KEY" https://asia.gcr.io # Push the image - docker push ${IMAGE_TAG}:${IMAGE_VER} only : refs : - develop changes : - Dockerfile - bin/* - conf/* - requirements.txt ジョブ定義② ここではテスト/本番環境に対する2つのCronJobリソースへのデプロイを行います。 本番環境へはwhen: manualを定義して手動でデプロイするようにしています。 deploy_model_builder_dev : extends : .setting_dev image : 'claranet/gcloud-kubectl-docker:1.2.2' stage : deploy tags : - gke script : # Authenticate with GKE - echo "$SERVICE_ACCOUNT_KEY" > key.json - *auth_gke # set up CronJob - cat kubernetes/XXXX-job.yaml | envsubst | kubectl apply -f - only : refs : - develop changes : - .gitlab-ci.yml - kubernetes/XXXX-job.yaml deploy_bulk_judgement_dev : extends : .setting_dev image : 'claranet/gcloud-kubectl-docker:1.2.2' stage : deploy tags : - gke script : - echo "$SERVICE_ACCOUNT_KEY" > key.json - *auth_gke # set up CronJob - cat kubernetes/XXXX-job.yaml | envsubst | kubectl apply -f - only : refs : - develop changes : - .gitlab-ci.yml - kubernetes/XXXX-job.yaml deploy_model_builder_prod : extends : .setting_prod image : 'claranet/gcloud-kubectl-docker:1.2.2' stage : deploy tags : - gke script : # Authenticate with GKE - echo "$SERVICE_ACCOUNT_KEY_PROD" > key.json - *auth_gke # set up CronJob - cat kubernetes/XXXX-job.yaml | envsubst | kubectl apply -f - only : - master when : manual deploy_bulk_judgement_prod : extends : .setting_prod image : 'claranet/gcloud-kubectl-docker:1.2.2' stage : deploy tags : - gke script : # Authenticate with GKE - echo "$SERVICE_ACCOUNT_KEY_PROD" > key.json - *auth_gke # set up CronJob - cat kubernetes/XXXX-job.yaml | envsubst | kubectl apply -f - only : - master when : manual ロールバック せっかくなので ロールバック の手順についても記載しておきます。 Gitlabの左メニューから運用 -> 環境とたどっていくと、下記のような画面が表示されます。 上記で記載した.gitlab-ci.ymlにenvironmentという定義があると思いますが、 そこで定義した文字列が環境のところに表示されているのがわかると思います。 たとえばここでproductionをクリックします。 すると下記の画面に遷移します。 この一覧はproductionに対するコミットの一覧です。 たとえば直前のコミットに ロールバック したい場合は赤枠のところをクリックすればOKです。 もちろん、この画面から任意のコミットを選択して再デプロイすることも可能です。 environmentの定義があることで環境毎のコミット履歴が一覧で見れるかつ、 そこからのデプロイ、 ロールバック も簡単に行えます。 複数環境がある場合にはぜひ設定することをおすすめします。 まとめ 今回、Gitlab CIを初めて利用してみましたが、特に癖もなく使いやすかったです。 Auto DevOpsや、先日発表されたGitLab Serverlessなど、まだまだアツい機能があるので、時間を見つけて検証してみようと思います。 当初はGitlabのAuto Devopsの利用を考えていましたが、検討時点では利用しているGitlabのバージョンが古かったため、ひとまずGitlab CIを利用することにしました。  ↩
この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の19日目の記事です。 はじめに ネタ何にしようかなぁと思って、 カジュアルな感じでかつ単発で終わるようなもの 検索、 自然言語処理 関連で何か 年末的な何か ということを踏まえて、 Qiitaチームに日々挙げている自分の作業日報を可視化して2018年の振り返りをしてみることにしました。 私が エニグモ に入社したのが今年の2月なので、正確には1年ではないですが、 細かいことは気にせずいきたいと思います。 作業フロー 作業フローとしては、 Qiita API v2を利用して自分の作業日報の本文と作成日時を取得 取得した本文を 形態素解析 器にかけてキーワードのみを抽出 抽出したキーワードをword cloudを利用して可視化 可視化したものを見て思い出に浸る という感じで進めようと思います。 Qiita API で日報の本文を取得 アクセス トーク ンの発行 Qiitaチームからデータを取得するためアクセス トーク ンを発行します 今回は ユーザの管理画面 から発行しました。 API の詳細については 公式ページ に色々と記載があります アクセス トーク ンの利用 取得したアクセス トーク ンはAuthorizationリク エス トヘッダに指定して利用します。 今回は python で実装しましたが、 curl の場合は下記のような感じで取得できます。 $ curl https://qiita.com/api/v2/authenticated_user/items \ -H " Authorization: Bearer [アクセストークン] " 下記のメソッドを定義して日報データを取得します API を利用して20件ずつデータを取得 取得したデータはDataframeに突っ込み、不要なデータは取り除く 取得した作成日時をDatetimeIndexに設定して、月単位でデータが扱えるようにしておく def get_report (): BASE_URL = 'https://XXXX.qiita.com/api/v2/items?' PER_PAGE = 20 # tagで絞り込み QUERY = 'tag%3A%E6%97%A5%E5%A0%B1%2F%E4%BC%8A%E8%97%A4%E6%98%8E%E5%A4%A7' curr_page = 1 with open ( 'qiita_access_token.txt' ) as f: qiita_access_token = f.read().strip() header = { 'Authorization' : 'Bearer {}' .format(qiita_access_token)} # レスポンスヘッダを見てページング処理 df_list = [] total_cnt = 0 while ( True ): target_url = '{0}page={1}&per_page={2}&query={3}' .format(BASE_URL, curr_page, PER_PAGE, QUERY) req = urllib.request.Request(target_url, headers=header) res = urllib.request.urlopen(req) if curr_page == 1 : # ヘッダから全投稿数を取得 total_cnt = int (res.info()[ 'Total-Count' ]) # 最終ページの計算 if total_cnt % PER_PAGE == 0 : last_page = total_cnt // PER_PAGE else : last_page = total_cnt // PER_PAGE + 1 res_body = res.read() res_dict = json.loads(res_body.decode( 'utf-8' )) # dataframeに変換 df_list.append(pd.io.json.json_normalize(res_dict)) # 最終ページチェック if curr_page == last_page: break curr_page+= 1 # df_listを結合 report_df = pd.concat(df_list, ignore_index= True ) # 必要なデータのみ抽出 report_df = report_df[[ 'body' , 'created_at' ]] # created_atの文字列をdate型に変換 report_df[ 'created_at' ] = pd.to_datetime(report_df[ 'created_at' ]) # DatetimeIndexに変換 report_df.set_index( 'created_at' , inplace= True ) return report_df 形態素解析 器でtokenize&前処理 janome (辞書はneologd)を利用し、前処理として下記を実施します。 unicode 正規化 改行コード削除 大文字→小文字に統一 名詞のみ抽出(数字は対象外) def analyze (): # charfilter ## unicode正規化 ## 改行コード削除 charfilters = [UnicodeNormalizeCharFilter(), RegexReplaceCharFilter( u' \r\n ' , u'' )] # tokenizer tokenizer = Tokenizer(mmap= True ) # tokenfilter ## 大文字→小文字 ## 名詞のみ抽出(数は除去) tokenfilters = [POSKeepFilter( '名詞' ), POSStopFilter([ '名詞,数' ]), LowerCaseFilter()] # analyzer analyzer = Analyzer(char_filters=charfilters, tokenizer=tokenizer, token_filters=tokenfilters) return analyzer def get_word_list (report_list, analyzer): word_list = [] for report in report_list: word_list.append( " " .join( analyzed_line.base_form for analyzed_line in analyzer.analyze(report))) return word_list 可視化処理 word cloudを利用して可視化するためのメソッドを定義します def draw_wc (vecs_dic, fig_title): font_path = '/System/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴシック W3.ttc' wordcloud = WordCloud(background_color= 'white' , font_path = font_path, min_font_size= 15 , max_font_size= 200 , width= 1000 , height= 1000 ) wordcloud.generate_from_frequencies(vecs_dic) plt.figure(figsize=[ 20 , 20 ]) plt.imshow(wordcloud,interpolation= 'bilinear' ) plt.axis( "off" ) plt.title(fig_title,fontsize= 25 ) plt.show() 指定した月の日報を可視化する では実際にやっていきます。 まず、私が入社した月の日報を見てみましょう。 1年間分の日報データを取得 df_reports = get_report() 可視化したい月を指定 target_month = '2018-02' 月の日報をまとめて 形態素解析 でtokenize my_analyzer = analyze() words = get_word_list(df_reports[target_month].body.tolist(), my_analyzer) TF-IDFで各単語を重み付け vectorizer = TfidfVectorizer(use_idf= True , token_pattern= u'(?u) \\ b \\ w+ \\ b' ) vecs = vectorizer.fit_transform(words) words_vectornumber = {} for k,v in sorted (vectorizer.vocabulary_.items(), key= lambda x:x[ 1 ]): words_vectornumber[v] = k vecs_array = vecs.toarray() all_reports = [] vecs_dic = {} for vec in vecs_array: words_report = [] vector_report = [] for i in vec.nonzero()[ 0 ]: vecs_dic[words_vectornumber[i]] = vec[i] 可視化 draw_wc(vecs_dic, target_month) 「入社」というキーワードでフレッシュ感がほのかに漂っています。 その他でみると「性能」、「分析」、「検証」、「測定」とかが大きくでてますね。 そういえば、この月は検索システムの性能改善をメインでやっていた気がします。 続いて6月の日報を見てみます。 「韓国」と大きく出てますが、これな何でしょうかね。全く覚えがありません(笑) 「chef」、「レシピ」、「zero」とかはこのあたりでchef zeroで何かの検証をしていたんでしょう。きっと。。 「パーソナライズド」、「fasttext」があるので、この時期あたりからパーソナライズサーチの検証をしてたんだと思います。 最後に11月 他人の日報なんて誰も興味ないと思うので、これで最後にします。 せっかくなのでクリスマスっぽくしてみました。 先月の内容なので、特に振り返ることもありませんが、 Gitlab CI周りの調査/検証や API の開発をメインで実施していた時期でした。 おわりに 今回初めてword cloudを使ってみましたが、 視覚的にデータを見るのって新たな気付きがあったりして楽しいですね。 来年はフォントとか画像をもうちょっとオサレな感じにして日報Tシャツ作ってヘビロテしようと思います。
こんにちは、 @pompom0c0 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の18日目の記事です。 17日目の記事は @natten の はじめてのキーボード設計における アンチパターン でした。 今日は BUYMA 内で使用している見出しデザインついて紹介して行こうと思います。 前置き 今回この記事を書こうと思った経緯 Sassの @mixin を実践でどんな風に使っているか知ってほしい! 使う見出しデザインがパターン化されているので、デフォルトであると便利だと思ったから 想定読者 LPの実装をするデザイナーの方 @mixin は自分から書いたことがない人。 今回扱わないこと FLOCSSの設計について @extend や @content での書き方紹介 mixinのおさらい 別で定義したスタイルを @include でなんども呼び出すことができます。 引数を指定して、関数的な使い方もできます。 @mixin hoge($color: #fff , $size: 1rem) { color : $color; font-size : $size; } .ttl__1 { @include hoge( #000 , 2rem ); } .ttl__2 { // 引数は初期値のを使用 @include hoge(); } .ttl__1 { color : #000 ; font-size : 2rem ; } .ttl__2 { color : #fff ; font-size : 1rem ; } 引数を使えば初期値で出力するだけでなく、「今回はもう少し違った雰囲気で見せたいな...」という際には値を変えれば デフォルトで CSS を設定していても、出力結果を冗長させることなく記述することができます。 あとはよくある見出しデザインをSassでまとめて記述しておきます。 よく使う見出しデザインSass 縦線 @mixin line--ver($color: #000 , $size: 30px) { &::after { content : '' ; width : 1px ; margin-top : 1em ; margin-bottom : . 5em ; display : inline-block ; // 線の色と長さを引数にする height : $size; border-right : solid 1px $color; } } 横線 @mixin line--under($color: #000 , $size: 1px) { position : relative ; &::before { content : '' ; position : absolute ; left : 50 %; bottom : -15px ; display : inline-block ; width : 60px ; -moz- transform : translateX( -50% ) ; -webkit- transform : translateX( -50% ) ; -ms- transform : translateX( -50% ) ; transform : translateX( -50% ) ; // 線の色と長さを引数にする height : $size; background-color : $color; } } 文字横に線 @mixin line--side($color: #000 , $size: 1px) { border-left : solid $size; border-right : solid $size; width : 45 %; margin : 0 auto 1em ; padding-bottom : 0 ; border-color : $color; } 文字下に 蛍光ペン でマーキング @mixin line--maker($color: #ffc63b , $size: .2rem) { background : linear-gradient( transparent 60% , $color 60% ) ; padding : 0 $size; } コンテンツの幅の分だけ色がついてしまうので、マーキングしたい箇所にのみ span タグでclass指定してください。 < div class = "framework__ttl" > < h2 >< span class = "ttl" > タイトル </ span ></ h2 > </ div > 鍵カッコ @mixin mark --quo($color: #000 , $size: 1px) { position : relative ; padding : 1rem ; &::before , &::after { content : '' ; width : 20px ; height : 30px ; position : absolute ; display : inline-block ; } &:: before { border-left : solid $size $color; border-top : solid $size $color; top : 0 ; left : 0 ; } &:: after { border-right : solid $size $color; border-bottom : solid $size $color; bottom : 0 ; right : 0 ; } } まとめ 久しぶりに使う見出しデザインを実装する直前になって 「あ、これどうやって書くんだっけ・・・」と ググる のは生産的じゃないな〜と思ってまとめてみました。 @mixin 使ってるけど引数までは使ってない!使いこなしてみたい!って方に参考になればと思います。 参考サイト Sass(SCSS)のmixin, extendなどまとめ Sassで@mixinを作る時に知っておきたい基礎知識 より素早くCSSコーディングするための、Sass(SCSS)のmixinスニペット集
こんにちは。Enigmo インフラグループの @natten です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018 の17日目の記事です。 16日目の記事は @enigmo7 の デザインパターンとリファクタリング でした。 本日の記事は技術寄りの話ではなく趣味の世界、自作キーボードのお話です。 キーボードを設計するモチベーション 2015年登場のErgoDoxに端を発する(諸説あります)メ カニ カルキーボード自作のムーブメントは国内でも盛んになる一方で、今年はHelixやErog42, Mint60にCrkbdなどなどエポックメイキングなプロジェクトが多く登場しました。 自分もご多分に漏れずこの潮流に飲み込まれてしまい、キーボードを購入するために技術書典に足を運んだり、キーキャップ一式を購入してみては「こんなプラスチックの塊が2万円?!」と愕然とする日々です。 さて、しばらくキーボードを買ったり作ったり積んだりしていると、不思議なもので「自分でもキーボードを設計してみようかな?」という気持ちが芽生えてきます。 様々なキーボードのキー配置に触れているうちに好みのキー配列や指の可動域、多用するキーのポジションがわかってきて自分に最もフィットしたキーボードは自分にしか作れない、という結論になりました。 とにかくキーボードを設計する じゃあ実際にキーボードを設計してみましょう、ということで 教則本 を買います。 Crkbdを設計した @foostan さんによる、自作キーボード設計ノウハウ集です。 KiCADの使い方からケースの設計、PCBの発注と自作キーボード作成に必要な作業の一通りがわかりやすく記述された良書です。 こちらを斜め読みして、とにかく勢いとお試し感覚で設計してできあがった基板の実物がこちらになります。 https://pskbd.booth.pm/items/1044084 自作キーボードの世界に明るくない方はなんだこれ、となるでしょう。 じゃあ自作キーボード界の人ならどうかというと、同じくなんだこれ、という感想になります。 パーツを仮置きしてみると不思議がさらに加速していきます。 はみ出るように不自然に配置されたProMicroスペース、分離型でもないのに リバーシ ブル基板、キーと平行するように伸びるUSBケーブル。 なんでこんなことになってしまったのか、と冷静に振り返ってみると思い当たる節が次から次へと。 といったわけで、今回は こんなキーボードができたよ!すごいだろ! ではなく、 こんなキーボードができてしまった!こんなことしなければよかった! という点をご紹介します。 キーボード設計 アンチパターン コンセプトを山盛りにする 3列キーボードとか4列キーボードに追加できる、数字キー/ファンクションキー代わりの1列キーボードが欲しいな。数字キーだから0〜9で10キーかな キースイッチテスターってただのアクリルベース土台タイプが多いけど、打鍵感だけじゃなくて接点の違いとかも確認しようと思うと実際のキー入力が必要になるよね。 ホットスワップ タイプにすれば実用的なテスターとしても使えるんじゃない? 普段は使わないけど気まぐれに光らせたいときがあるなー。表面実装のLEDはハードルが高いから、とりあえずUnderGlowのLEDテープが取り付けられるようにパッドだけ用意しとこ モゲMicro怖いからProMicroソケット化したいし、もしものときに取り外せるようにトッププレートで覆わないようにしておいたほうがいいかな ダメなところ そんなにいっぱい並立できません 机上の空論なので、実際に基板を作るとコンセプト間で対立・矛盾が発生する 改善方法 各コンセプトの要素(実用,趣味,利便,実験,コストなど)のバランスを見直す。特に実験方向にステータスを振れば振るほど破綻する可能性が高くなる コンセプトはなるべく絞ると設計しやすい。反面、凡庸なものになってモチベーションが下がることもあるので、少しだけ背伸びするのも良い 何も考えずに リバーシ ブル基板にする 今後左右分離型のキーボードを作ることになるだろうし、多くの分離型キーボードと同じように リバーシ ブル基板にしよう! 気分や環境によって選べるのは利点だよね? ダメなところ MCU 周辺が無秩序なビアだらけになって汚い リバーシ ブルにしたばかりに配線がめちゃくちゃ面倒になる そもそも意味がない 改善方法 作ろうとしているキーボードの用途や量産体制、目的が リバーシ ブル基板に見合っているかよく考える 実例が多いからという雑な理由で リバーシ ブルにするより、片面できれいな配線方法を模索するのも一つの手です 基板以外の構成パーツについて深く考えない いろんなキーボードのソースデータからフットプリントのパーツも流用して基板の設計ができたぞ! 実際にフットプリントを置いて配線してみると、どうにもならない箇所があったから多少妥協して当初のイメージとは違う形になったけど、実物が見たいからとりあえず発注しよう。リセットスイッチとかスペーサーはあとで検討して調達すればいいや ダメなところ なんとなく流用したパーツの入手性やコスト、サイズ感を意識していない 平面上の寸法しか見ていないと、サンドイッチタイプのケースで物理的な干渉が発生することが多い 改善方法 実際にキーボードとして組み立てる場合のパーツ構成と具体的な寸法を書き出してみる 参考にしたキーボードが手元にあったら採寸して、パーツ配置の意図を読み取る 使用する可能性のあるパーツは検証用に一通り手元に揃えておく 二言目には未完成とか言い出す 最低限は形になったけど、ダメな点もいっぱいあるし Github で公開するのはちょっと気が引けるな…マサカリ飛んできたら心が折れちゃうかもしれないし、しばらく手元で温めようかな ダメな点 そういうこと言ってるやつは永久に完成させられない 改善方法 とにかくプロジェクト名を決めて Github に空 リポジトリ を作れ、 Twitter とか自作キーボードDiscordでガンガン進捗を上げてバンバン叩かれよう アンチパターン を振り返って よくよく振り返ってみると、どれもキーボード設計に限ったことではありませんね。 プロダクト開発やシステム設計でもありがちな話ばかりです。 コンセプトを山盛りにする →理想を高く掲げすぎず、実装する要素を精査する 何も考えずに リバーシ ブル基板にする →一般事例に惑わされず、自分の目的を見直す 基板以外の構成パーツについて深く考えない →細部にとらわれず、最終的なビジョンと全体像を考えて念入りに準備をする 二言目には未完成とか言い出す →初手から完璧を求めず、スモールスタートでもいいから人の目に晒して育てる 何かを利用・享受する側だけではなく、作り手の側に回り実際に手を動かしてみると、趣味の世界からでも得るものがあるという学びでした。 自分と同じようにはじめてキーボードを設計してみようかな、と考えている方の参考になれば幸いです。 Enigmoでは何かを作り出すことに熱中できる 仲間を募集しています 。 Adevent Calendarの記事ラインナップからもわかるように、バラエティに富んだメンバーがお待ちしていますので、 自作キーボードを一緒にワイワイやってくれる方の  ご応募お待ちしております。 明日の記事の担当は @pompom0c0 です。お楽しみに。
この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の16日目 です デザインパターン と リファクタリング こんにちは。 iOS チームでエンジニアをやっています 今チームでは、プロジェクトの進行と並行して リファクタリング を行なっています 対象プロジェクトは、MVVMの デザインパターン を多用しています そのプロジェクトをどう リファクタリング していったかをツラツラと書いていこうかと思います TL;DR デザインパターン って、設計パターン。うまく対処するためにどう設計していけばいいかをまとめたものです デザインパターン を各画面で分けよう 簡単な実装なのに、MVVMを利用したら複雑になってしまった、であれば、設計を間違えている リファクタリング リファクタリング については、短期間で見ると、ビジネスとしてぶっちゃけ一円にもなりません。 しかし、 リファクタリング をする、しないでは、未来のプロジェクトの進行速度に影響していきます。 なぜ リファクタリング をしたのか メンテ、新規開発がしづらい 数行いじると全然違う画面でエラーがでてしまう どの画面がどのViewControllerなのかわからない Swiftらしいコードに MVVMなのに、UIViewControllerがふとっている 着手前 [アプリ設計] RxSwift / RxSwift Community の様々なライブラリを使って MVVM を 試してみた実装 iOS5 の時代のライブラリをそのまま使い続け、 iOS の新しい機能が実装されていない [構成] Managers サーバ API へアクセスする レスポンスをModelへパースする パースしたModelの一部を、 インスタンス 変数で管理 シングルトン ViewController 別ViewControllerに遷移 Userのアクションへのリアクション View SnapKit によるレイアウト実装 ViewModel Managerにデータを要求、受け取ったデータを管理 UIViewControllerにアクセスしてUIの更新等を行う Model データ 今 [アプリ設計] RxSwiftのみを使って他のCommunityライブラリを削除 実装は各画面でわけた  - 自由にかけるように変更 デザインパターン を各Componentで決めることにしました iOS5 から使っている OSS で、メンテがされていないものは削除 iOS / Swift の新しい機能を実装 https://developer.apple.com/design/human-interface-guidelines/ios/user-interaction/feedback/ https://developer.apple.com/documentation/uikit/uistackview https://developer.apple.com/documentation/swift/codable [構成] Components Model データ ViewController 別ViewControllerに遷移 Userのアクションへのリアクション Delegate / DataSourceの実装 Storyboard / Xib レイアウト実装 View iPhone のサイズによるFontサイズの調整など Network APIClient サーバに要求する Responseを生成する Response Codableによって API をモデル化 比較 Before After やったこと Componentsという ディレクト リを作ってその中に各画面毎のfileをいれるようにしました その画面に関係するfileが明確になり、関係ないものは使わないようにチームで心がけるようになりました 各Componentで デザインパターン を変更できるようにしたので、あった設計をできるようにしました 簡単な画面については、コード量が少ない設計に変更 APIClient / JSON デコーダ ー ともに複数あったので、新しいAPIClientを作成し、Codableを使うように変更 -> 古いものはまとめて削除。 Objective-C の時のような、 json["key"] as? Int のような実装をなくしました ソースコード に対するコメント / BTS なぜその実装になったのか等記載がない -> 現状を知り着手しやすいように、複雑な処理になる部分は、シーケンス図 / コメントで動作を記載 一行直すだけで、関係ないと思ったところでエラーが起こる -> Component間で扱うデータを減らし、非結合にしてComponent間の影響を減らしました Manager / Utility クラスは、シングルトンで実装 -> シングルトン実装のクラスを極力減らす。シングルトンにするとpropertyをつけたくなる人がいるので避けます UIはSnapKitのみで実装 -> Storyboard / Xib で実装、IBInspectable, IBDesignableを使い、 GUI で状況を把握しつつ実装  デザイナーが作ってくれているレイアウトに沿った物を作れる ( SnapKitだけの時、cornerRadiusなど漏れが発生していた ) まとめ よかったこと コードの削除をかなりできた 着手前と今の差分: 2467 files changed, 142326 insertions(+), 271177 deletions(-) すべての画面に、MVVMをあてようとして無理している部分が多々あり結果、読みにくいコードになっていたのを直せた レビューする際に、コードよりも、Storyboard / Xib で見た方がわかりやすかった Before: override func viewDidLoad () { super .viewDidLoad() ... . 40 行ほど } After: override func viewDidLoad () { super .viewDidLoad() imageView.image = UIImage(named : ... ) // 1行のみ } ドキュメント作成した事で効率改善が行えた デザイナーとの画像受け渡しは、 Xcode から直接やってもらえることになった ドキュメント自体もレビューされるので、その際に共有できた レビューする側も、どういう事をしたいロジックなのか理解できた リファクタリング を行う時、考慮すること チーム全員なので、非エンジニアにも理解してもらわないといけない リファクタしたいところを共有しておく 企画・ディレクター案件がある際、その画面対応の際にまとめて行う ディレクターには、案件を画面毎にまとめるように整理してもらう e.g. - ホームが重いので改善する作業中に、haptic feedbackの導入や、お気に入りのハートを他の画面と同期するように仕組みを入れました - 検索画面を改修する際に、保存した検索条件に起因する部分もまとめて、書き直し整理を行ったりしました
はじめに エニグモ サーバーサイドエンジニアの @gugu です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の15日目 です。 日頃は BUYMA の機能改修を行っていますが、弊社では月末の プレミアムフライデー は業務と関係ない開発を行って良い日となっています。 そこで、前から興味のあった 機械学習 で何か作ってみようと思いました。 Chainerを使って「まるばつゲーム」を学習させてみたので、簡単にやったことを書こうと思います。 github.com ※ちょくちょくリファクタするかもです。 本題に入る前に 私のスペック 日頃は Rails でサーバーサイドの開発 python はラズパイでLチカをしたぐらい はじめての 機械学習 仕様など みんな知っているまるばつゲームです。 学習させるコンピュータは常に先手 0〜8の計9マス。どこに打つかを学習させます。(もう既に打たれたマスにも打つことが可能。当然ルール違反なので負け) | | 0 | 1 | 2 | | -----+-----+----- | | 3 | 4 | 5 | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | 8 | | 盤面のデータは誰も打ってないマスは0、○は1、☓は2の値が入ります。 | | | | ○ | | -----+-----+----- | | ☓ | ○ | ○ | | -----+-----+----- | | | ☓ | ☓ | | ↓ ↓ ↓ | | 0 | 0 | 1 | | -----+-----+----- | | 2 | 1 | 1 | | -----+-----+----- | | 0 | 2 | 2 | | 配列だと [0, 0, 1, 2, 1, 1, 0, 2, 2] コンピュータと戦わせて学習させます。(完全ランダムに打つ。打たれているマスには打たない。不毛な戦いになるので。) 盤上の状態を入力して、出力結果のうちの最大値のマスに打ちます | | | | ○ | | -----+-----+----- | | ☓ | ○ | ○ | | -----+-----+----- | | | ☓ | ☓ | | のとき入力値は [0, 0, 1, 2, 1, 1, 0, 2, 2] 出力結果がもし [0.1, 0.2, 0.4, 0.2, 0.1, 0.3, 0.9, 0.1, 0.5] だったら、数値が最大のマス6に打ちます。 勝敗結果から打ったマスが好手だったのか悪手だったのかを教えます Chainerの基礎知識 ニューラルネット を定義 from chainer import Link, Chain, ChainList import chainer.functions as F import chainer.links as L class MyChain (Chain): def __init__ (self): super (MyChain, self).__init__( # 9-20-9の3層(隠れ層の20はなんとなく。) l1 = L.Linear( 9 , 20 ), l2 = L.Linear( 20 , 9 ) ) def __call__ (self, x): # 伝播(sigmoidでも良いがleaky_reluの方が結果が良いような気がする。) h = F.leaky_relu(self.l1(x)) o = self.l2(h) return o 初期設定 # ニューラルネット model = MyChain() # 確率的勾配降下法(Stocastic Gradient Descent)を使用 opt = optimizers.SGD() opt.setup(model) 打つ場所を決める # 盤上の状態データをfloat32に形成する(chainerがfloat64には対応していないため) x = Variable(np.array([input_data], dtype=np.float32)) # 勾配を0に初期化(chainerのお決まりごと) model.zerograds() # 入力xを変換し出力yへ y = model(x) # 出力の最大値を打つ y.data.argmax() 学習させる # 教えるデータをfloat32に形成する t = Variable(np.array([teacher_data], dtype=np.float32)) # 出力yと教えるデータtとの差分を算出(平均二乗誤差) loss = F.mean_squared_error(y, t) # 逆伝播 loss.backward() # 最適化 opt.update() 上記の基礎知識を使ってまるばつゲームを学習させていきます。 学習方法 強化学習 はよく理解していないので、基礎知識のみで自己流に学習させます。 # result: 勝敗結果 # ドロー:0 # 勝ち:1 # 負け:2 # 既に打たれたマスに打った:3 def learn (self, result): for i, y in enumerate (models): # marks[i]: 打ったマス番号 # y.data[0]: 出力値 teacher = self.teacher(result, marks[i], y.data[ 0 ]) t = Variable(np.array([teacher], dtype=np.float32)) # 出力yと正解tとの差分を算出(平均二乗誤差) loss = F.mean_squared_error(y, t) # 逆伝播 loss.backward() # 最適化 opt.update() # 学んだらリセット del models[:] del marks[:] def teacher (self, result, mark, model): data = [] # draw, win if result == Settings.WIN: for i in range ( 9 ): if i == mark: # 打ったマスに値を与える data.append( 1 ) else : # 打ってない箇所は現状維持 data.append(model[i]) # lose or same place elif result == Settings.LOSE or result == Settings.SAME_PLACE: for i in range ( 9 ): if i == mark: data.append(- 1 ) else : data.append(model[i]) # draw else : for i in range ( 9 ): if i == mark: data.append( 0 ) else : data.append(model[i]) return data 学習方法説明 勝った場合 | | | | ○ | | -----+-----+----- | | ☓ | ○ | ○ | | -----+-----+----- | | ○ | ☓ | ☓ | | 最後の一手の出力結果が [0.1, 0.2, 0.4, 0.2, 0.1, 0.3, 0.9, 0.1, 0.5] で、マス6に打った場合、 出力結果: [0.1, 0.2, 0.4, 0.2, 0.1, 0.3, 0.9, 0.1, 0.5] 教えるデータ: [0.1, 0.2, 0.4, 0.2, 0.1, 0.3, 1 , 0.1, 0.5] とマス6の値を 1 にします。 同じように3手目が [0.3, 0.1, 0.9, 0.7, 0.5, 0.3, -0.3, -0.8, 0.5] で、マス2に打っていた場合 出力結果: [0.3, 0.1, 0.9, 0.7, 0.5, 0.3, -0.3, -0.8, 0.5] 教えるデータ: [0.3, 0.1, 1 , 0.7, 0.5, 0.3, -0.3, -0.8, 0.5] とマス2の値を 1 にします。 ※これを1手目まで繰り返します。 ※上記は勝った例なので 1 にデータを変換しましたが、負けた場合は -1 に、ドローは 0 にデータになります。 学習させてみた ※データは最後から100戦の勝率 100戦 win: 0.04 lose: 0.04 draw: 0.0 same_place: 0.92 1,000戦 win: 0.22 lose: 0.01 draw: 0.0 same_place: 0.77 10,000戦 win: 0.61 lose: 0.06 draw: 0.0 same_place: 0.33 100,000戦 win: 0.81 lose: 0.08 draw: 0.02 same_place: 0.09 強くなってる! VS 人間 実際に100,000戦したコンピュータと戦ってみました。 ※コンピュータ:○、 人間:☓ | | 0 | 1 | 2 | | -----+-----+----- | | 3 | ○ | 5 | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | 8 | | ↓ ↓ ↓ | | 0 | 1 | x | | -----+-----+----- | | ○ | ○ | 5 | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | 8 | | ↓ ↓ ↓ | | ○ | 1 | x | | -----+-----+----- | | ○ | ○ | x | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | 8 | | ↓ ↓ ↓ | | ○ | 1 | x | | -----+-----+----- | | ○ | ○ | x | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | x | | まともに戦えるが、弱い。。 学習方法を変えてみた どう変えたか? 「既に打たれたマスに打った」で負けた場合は、最後の一手のデータを調整するように変更します。 ソース # result: 勝敗結果 # ドロー:0 # 勝ち:1 # 負け:2 # 既に打たれたマスに打った:3 def learn (self, result): for i, y in enumerate (models): # 既に打たれたマスに打った and 最後の一手 if result == 3 and i == len (models) - 1 : # marks[i]: 打ったマス番号 # y.data[0]: 出力値 teacher = self.teacher(result, marks[i], y.data[ 0 ], True ) else : teacher = self.teacher(result, marks[i], y.data[ 0 ], False ) t = Variable(np.array([teacher], dtype=np.float32)) # 出力yと正解tとの差分を算出(平均二乗誤差) loss = F.mean_squared_error(y, t) # 逆伝播 loss.backward() # 最適化 opt.update() # 学んだらリセット del models[:] del marks[:] def teacher (self, result, mark, model, last_flg): data = [] # draw, win if result == Settings.WIN: for i in range ( 9 ): if i == mark: # 打ったマスに値を与える data.append( 1 ) else : # 打ってない箇所は現状維持 data.append(model[i]) # lose elif result == Settings.LOSE: for i in range ( 9 ): if i == mark: data.append(- 1 ) else : data.append(model[i]) # same plase elif result == Settings.SAME_PLACE: if last_flg == True : for i in range ( 0 , 9 ): if i == mark: # 最後に打ったマスだけを`-2`に調整する。 data.append(- 2 ) else : data.append(model[i]) else : for i in range ( 0 , 9 ): data.append(model[i]) # draw else : for i in range ( 9 ): if i == mark: data.append( 0 ) else : data.append(model[i]) return data 学習させてみた 10,000戦 win: 0.96 lose: 0.04 draw: 0.0 same_place: 0.0 コンピュータ相手だと9割以上勝てるようになって、打たれているマスには打たなくなりました。 VS 人間 (2) 100,000戦したコンピュータともう一度戦ってみました。 ※コンピュータ:○、 人間:☓ | | 0 | 1 | 2 | | -----+-----+----- | | 3 | ○ | 5 | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | 8 | | | | 0 | ○ | 2 | | -----+-----+----- | | 3 | ○ | x | | -----+-----+----- | | 6 | 7 | 8 | | | | 0 | ○ | ○ | | -----+-----+----- | | 3 | ○ | x | | -----+-----+----- | | 6 | x | 8 | | | | x | ○ | ○ | | -----+-----+----- | | 3 | ○ | x | | -----+-----+----- | | ○ | x | 8 | | 強い!まだ最強とまでは言えませんが、2つリーチを作れることを覚えたようです。 まとめ 機械学習 はハードルがものすごく高いイメージでしたが、Chainerの基礎的な関数を駆使すれば初心者の私でも簡単な 機械学習 を作成できることがわかりました。 今後は 強化学習 ( DQN など)をちゃんと勉強して、負けないレベルに修正できたらと思います。
エニグモ データ活用推進室 @kmt47 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の14日目 です。 概要 redashがv5にバージョンアップしました。(少し時間経ちますが) この記事では、ユーザ目線でredash v5の新機能を紹介します。 v3→v4へのバージョンアップと比べると、機能的な追加は少なめ&追加された機能の便利度も低めといった印象です。 また、v4で追加になった超便利機能「表示形式(format)」設定において、v5からパーセント表示の仕様が変更になっています。 それでは、上手に新機能を使って、redash作成を効率化していきましょう! クエリ編(表、グラフ) クエリを「お気に入り登録」できるようになった(便利度:★★) クエリを「お気に入り登録」できるようになりました。 「お気に入り登録」したクエリは、redashのトップページに「Favorite Queries」として表示されます。 ※ redashのトップページとは、画面の最上段のリ ダッシュ のマーク(💭)をクリックしたときの画面 また、クエリ一覧画面(Queries)では、右側の「☆Favorites」で絞り込むことができます。 小技として、最上段の「Queries」の右の下のボタンをクリックすると、「お気に入り登録」したクエリが選択できるようになっています。 「お気に入り登録」の方法は簡単で、クエリの画面でクエリ名の左の☆をクリックするだけです。 登録されたクエリは、★ が黄色になります。 もう一度 ★ をクリックすると、登録が解除されます。 良く利用するクエリは「お気に入り登録」しておくことで、トップページから簡単にアクセスできるようになります。 クエリに「タグ」を付けることができるようになった(便利度:★★) クエリに任意の「タグ」を付けることができるようになりました。 「タグ」を付けることで、クエリ一覧画面(Queries)の右側のリストから選択したタグで絞り込むことができます。 「タグ」を付ける方法は、クエリの画面の最上段にマウスをナビゲーションすると「+Add tag」のボタンが表示されます。 そのボタンを押すとポップアップ画面が表示されるので、既に登録済みのタグを選択、または新たなタグを入力して付与することができます。 1つのクエリにタグは複数付けることができます。 付けたタグを削除したい場合は、タグの右に表示される鉛筆マークをクリックして、削除したいタグの「×」を押してください。 パラメータの作成ボタンが追加になった(便利度:★★) これまでは、パラメータを作成するときは、クエリ入力画面に波括弧を二つ {{ }} 入力して、その間にパラメータ名を入れていたかと思います。 こんな感じです。→ {{ hoge }} v5では、パラメータ追加ボタンが追加されました。 クエリ入力画面の下の {{ }} ボタンがそれです。 ボタンをクリックすると「Add Parameter」というポップアップが表示されます。 「Keyword」は、クエリに埋め込むパラメータの名前、「Title」はパラメータの入力エリアの名前です。 「Type」でパラメータのデータ型を選ぶことができます。 なお、これまで通りクエリ入力画面で直接追加することもできます。 パーセント表示の仕様が変更になった(便利度:マイナス☆☆☆☆) この記事 「Redashがバージョンアップ(v4)して便利になったこと」 にも記載しましたが、v4で追加された最大の便利機能「数値の表示形式(フォーマット)をredashで設定できるようになった」のパーセント表示に関する仕様が変更になりました。 例えば、前年比を表示する場合、 「売上(今年) 120万円」÷「売上(去年) 100万円」の結果に対して、表示形式で「0.0%」を指定すれば、 120 ÷ 100 = 1.2 で 「120.0%」と表示されていました。 しかし、v5では、このままでは「1.2%」となってしまいます。 つまり、v4では自動的に100倍されましたが、v5でクエリで100倍する必要があります。 個人的な意見としては、v4の仕様の方が良い(正しい)と思います。 Excel でも1.2の値をパーセント表示にしたら120.0%になりますよね。それを敢えて100倍するなんて。 パーセント表示を使っていたクエリは、v5へのバージョンアップによって、全て修正が必要になりました。 ダッシュ ボード ダッシュ ボードを「お気に入り登録」できるようになった(便利度:★★) 使い方はクエリと同じなので、詳細は省略します。 ダッシュ ボードに「タグ」を付けることができるようになった(便利度:★★) 使い方はクエリと同じなので、詳細は省略します。 ダッシュ ボードの変更時にグチャってならなくなった。(便利度:★★★★) v5でもっとも良くなった点は、ここだと思います。 v4のユーザであれば「グチャって」いう意味が分かると思いますが、 v4では、 ダッシュ ボードのクエリのサイズ、特に高さを変更していると、クエリのサイズが崩れて(「グチャって」)、取り返しのつかないことになった経験がある方も多いと思います。 その為、一度変更したら、保存して、また変更したら保存して、といったように崩れても元に戻れる対策を講じながら作業を行う必要がありました。クエリのサイズを自由に変更できる機能はv4で追加された便利な機能なのですが、ちょっと不具合があったようです。 それがv5では修正されています。ちょっと変更するごとに保存して、「グチャって」なったら修正をキャンセルして、といった作業から解放されたのは非常に助かりました。 まとめ v5へのバージョンアップでは、便利機能の追加は少なめでした。 v4では、かなり便利な機能が多く追加されていたので、偶数バージョンのv6に期待します。
Org-modeを半年くらい使ってみた Enigmo Advent Calendar 2018の12日目の記事です。 こんにちは、エンジニアの @t4ku です。半年ほどorg-modeを使ってメモや、日々のタスク管理を行ってきたのでやってみた感想を共有しようと思います。 org-modeとは何か? org-modeとは emacs 上で動作する アウトライナー です。 アウトライナー は有名なところでいうと Mac アプリでは Omnioutliner や webアプリでも workflowy などがあります。 workflowlyについてはこちらの紹介記事がわかりやすいです(丸投げ) http://goryugo.com/20180412/dynalist-workflowy/ 課題やタスクのブレークダウンなど考えをまとめたりするのに org-modeではこのようなツリー構造をプレーンテキストで書いておけば 鞍上いい感じに表示してくれます。 markdown でも同じようなことができますが、ノードを移動したりインデントを変えたりするのが面倒なのでそういう用途で markdown を使う人はいないと思います。 また、スケジュール機能やTODOやタグやクロック機能もあるのでこれだけで 見積もりや振り返りがプレーンテキストで完結します。 org-modeのここがいい 自分が使っていて特によいと思った機能です。 テーブル表記の入力が楽 勝手にフィールドの幅を調整してくれたりなかなか便利だなと思いました。 体験すると、qiitaの markdown でtableを書くことが苦行というかほとんど罰ゲームに感じるようになってきました。 画像や数式が差し込める プレーンテキストでありながら画像も入れれるので、gitなどで履歴管理しつつ最低限わかりやすい ビジュアルをキープできるので、 プログラマ のメモとしてはいいバランスだと思います。 Latex 記法で書いたものは数式が表示されます。 ソースコード が実行できる org-babelという拡張があるので ソースコード ブロックで書いたものを評価して、結果を表示できます。 ※ob-ipythonというjupyterに繋ぐ拡張が必要ですが ob-ipython org-babel integration with Jupyter for evaluation of ( Python by default) code blocks スケジュール機能( アジェンダ ) ノードにスケジュールを設定しておくと、 アジェンダ コマンドを利用してその日にスケジュールされたタスク一覧( アジェンダ ビュー)を表示することができます。 ※実際のファイルが出せないのでテキトーなタスクなのでわかりにくくてすいません アジェンダ ビューはスケジュール日別に出したり、deadlineごとに出したり、タグごとに出したりいろいろカスタマイズできますが、自分の場合は、オペレーション系のタスクとプロジェクトごとのタスクごとに一覧化するようにして、一日毎の作業を管理する別のorgファイルにコピーします。 一日のタスクを直列に並べると、あんまり余計なことを考えずにただこなしていけるような気がします。 クロック機能が便利 各ノードにTODOステータスやスケジュールを設定するだけでなく、実際に作業をする時にクロックインすると 時間を記録してくれます。また、任意の期間でレポートを作成できます。 活用法 何も考えずに単体のorgファイルをそのまま使っててもいいのですが、自分の場合は下記のように Dropbox 配下の ディレクト リを分けてメモと予定/振り返りを管理しています。 orgファイル間は簡単にリンクを貼って辿れるので、 アジェンダ ファイル(Agenda/work.org)内のトピックから必要なファイルにリンクを張っておけば、だいたい事足ります。 どのようにファイルをオーガナイズするかやどういう単位で分割するかということについては深遠なテーマで、半年くらい使った素人ではまだキャッチアップできない(というか一生できる気がしない)のですが、下記の youtube シリーズはすごく勉強になりました。 org-mode tutorials 半年くらい使ってみた感想 何をどこに書くべきかが決まってきて キーバインド にも馴染んでくると、フローを壊さずに開発してるときもも打ち合わせしてるときも、ア イデア をためておけるので、何かのインタラプションがあっても、安心して忘れられる他、 ググる 回数やブラウザで遷移する回数が減ったきがします。 また、テキストなのですべてgitで管理できるので、週次ごとにプルリク エス トを作るようにすると diffを見れば振り返るのが一目瞭然です。 あと副産物ですが、普段プログラミングをする際は vim を使っているのですが、org-modeのためだけに emacs を使うようになり少し emacs の良さがわかってきました。そして両方の宗教を理解することで、世界平和に少し貢献できるような気がしてきました。 参考 org-mode tutorials How I use Emacs and Org-mode to implement GTD
Enigmo Advent Calendar 2018 の12日目の記事です。 注意: この記事のサンプルコードで使われている各ライブラリのバージョンは下記になります。 react 16 . 4 . 0 react-dnd 4 . 0 . 2 react-dnd-html5-backend 4 . 0 . 2 react-dnd-touch-backend 0 . 5 . 1 React DnD Reactで ドラッグアンドドロップ での並び替えを実装する際によく使われるのが React DnD というライブラリです。 このライブラリでは HTML5 の Drag and Drop API を利用して ドラッグアンドドロップ を実現していますが、この API 自体が スマートフォン などのタッチデ バイス には対応しておらず、 スマホ でそのまま ドラッグアンドドロップ を実装することができません。 TouchBackend React DnD を使う際、 ドラッグアンドドロップ したい コンポーネント を DragDropContext という HOC(Higer Order Component ) に渡します。 この DragDropContext の最初の引数に渡すのは通常、 HTML5Backend というバックエンドモジュールです。 import HTML5Backend from 'react-dnd-html5-backend' import { DragDropContext } from 'react-dnd' class YourApp { /* ... */ } export default DragDropContext(HTML5Backend)(YourApp) 前述した通りタッチデ バイス の場合はこの HTML5Backend は使えません。 しかしタッチデ バイス 対応した TouchBackend というものがあるのでそちらを使います。 import HTML5Backend from 'react-dnd-html5-backend' import TouchBackend from 'react-dnd-touch-backend' ; import { DragDropContext } from 'react-dnd' const isTouchDevice = () => { /* タッチデバイス判定 */ } class YourApp { /* ... */ } export default DragDropContext(isTouchDevice() ? TouchBackend : HTML5Backend)(YourApp) これだけでタッチデ バイス 対応ができました。 しかし、 HTML5Backend のようにいい感じにプレビューされません。 HTML5Backendではちゃんとプレビューされている TouchBackendではプレビューされていない! ※ Chrome のDevToolsで スマートフォン をエミュレートして録画しているためマウスカーソルが表示されています。 DragLayer React DnD には DragLayer という、ドラッグ時のプレビュー表示をカスタマイズできる API があります。 これを使うことでタッチデ バイス でもいい感じのプレビューを表示することができます。 利用側のサンプルコードは以下です。 import React from 'react' import DragLayer from 'react-dnd/lib/DragLayer' import TouchBackend from 'react-dnd-touch-backend' ; import { DragDropContext } from 'react-dnd' function collect(monitor) { const item = monitor.getItem() return { currentOffset: monitor.getSourceClientOffset(), previewProps: item && item.previewProps, isDragging: monitor.isDragging() && monitor.getItemType() === 'IMAGE' } } function getItemStyles(currentOffset) { if (!currentOffset) { return { display: 'none' } } const x = currentOffset.x const y = currentOffset.y const transform = `translate($ { x } px, $ { y } px) scale(1.05)` return { WebkitTransform: transform, transform: transform, } } class PreviewComponent extends React.Component { render() { const { isDragging, previewProps, currentOffset } = this .props if (!isDragging) { return null } return ( <div> { /*...*/ } </div> ) } } const DragPreview = DragLayer(collect)(PreviewComponent) class YourApp { render() { return ( <div> { /* ... */ } </div> ) } } export default DragDropContext(TouchBackend)(YourApp) かんたんに解説 DragLayer の引数 collect 関数では DragLayerMonitor のオブジェクトが渡されます。 monitor.getItem() で DragSource にアクセスすることができ、 任意で渡した props (今回の場合は previewProps という名前で渡していますが、どんな名前でも渡すことができます) にアクセスできます。 また、 monitor.isDragging で実際にドラッグされているか判定することができます。 同一画面の他の コンポーネント でも ドラッグアンドドロップ するために、 DragDropContext が複数ある場合は monitor.getItemType() でどのコンテキストなのかを判定するとよいでしょう。 プレビューがタッチした部分に追従するように monitor.getSourceClientOffset() を使ってオフセット座標を返しておきます。 collect 関数の返り値のオブジェクトはそのままプレビュー用の コンポーネント で props として受け取ることができます。 getItemStyles 関数では受け取った props.currentOffset を使って CSS を調整しています。 DragDropContext に渡した コンポーネント で DragLayer を描画することで、ドラッグ時にプレビューを表示することができます。 スマホ でもプレビューができた! ※ Chrome のDevToolsで スマートフォン をエミュレートして録画しているためマウスカーソルが表示されています。 最後に スマートフォン などのタッチデ バイス で HTML5 のような ドラッグアンドドロップ を実現する方法を解説しました。 実際に実装する際は、 TouchBackendのリポジトリ に完全に動作するサンプルがあるのでそちらも参考にしてみてください。 参考リンク http://react-dnd.github.io/react-dnd/about https://github.com/yahoo/react-dnd-touch-backend
はじめに この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の11日目 です。 Enigmoでは、データウェアハウス(DWH)としてBigQueryを使っていて、サービスの アクセスログ やサイト内の行動ログ、データベースのデータをBigQueryへ集約させています。 データベースからBigQueryへのデータ同期には Apache Airflow を使っていて、今日はその仕組みについて紹介します。 Apache Airflowとは Airflowは、 python でワークフロー(DAG)を定義すると、そのとおりにタスク(オペレーター) をスケジューリングして起動してくれるツールです。 GCP でもGKE上でAirflowを動かすCloud Composerというサービスが提供されていてご存知の方も多いと思います。 データの処理の単位をオペレータで定義し、その処理の依存関係を反映したワークフローをDAGで定義してやればデータ処理のパイプラインを実現することが可能となります。 DBからBigQueryへのデータパイプライン データの流れ データの流れとしては、上の図の通り大きく2フェーズに分かれていて、まずはDB( SQL Server )から Google Cloud Storage(GCS)へデータをアップロードしています。その次にGCSからBigQueryへそのデータをロードしています。 それぞれのフェーズをAirflowのタスクの単位であるオペレーターで実現していて、さらに2つのオペレーターはそれぞれ同期するテーブルごと別のタスクとして存在し、それらをDAGという1つのワークフローの単位でまとめています。 SQL Server からGCSへ JdbcToGoogleCloudStorageOperator SQL Server からGCSへのデータの移動は JdbcToGoogleCloudStorageOperator というAirflowのオペレーターが担当します。 DBが MySQL の場合は MySqlToGoogleCloudStorageOperator というAirflowに組み込みのオペレーターがあるんですが、バイマのデータベースは SQL Server なので、 JDBC のクライアントで同様の働きをするオペレーターを自前で作ったものが JdbcToGoogleCloudStorageOperator です。Airflowの プラグイン として公開しています。 github.com このオペレータでの処理は、まずDBから SQL でデータを抽出し、一度JSONL形式のファイルとしてのオペレーターが動くサーバーのローカルに保存され、それがGCSへアップロードされるという流れです。BigQueryへロードするときに スキーマ 定義が必要なので、データファイルとは別に スキーマ 定義のファイルも JSON 形式でGCSへアップロードされます。 スケジューリングと更新差分抽出の仕組み DAGのスケジューリング間隔は1時間に設定しています。するとAirflowは時間を1時間ごとに期間を分けてDAGにその期間の開始時刻( execution_date )、終了時刻( next_execution_date )をテンプレートのパラメーターとして渡してくれます。それらを データ抽出 SQL のWHERE句のところでレコードの更新日時を記録するカラム(下の例では updated_at )を基準に期間指定すると、その期間に更新があったレコードだけが抽出され、BigQuery側へ送られる仕組みです。 SELECT * FROM table1 WHERE " {{execution_date.strftime('%Y-%m-%d %H:%M:%S') " <= updated_at AND updated_at < "{{next_execution_date).strftime(&# 039 ;%Y-%m-%d %H:%M:%S&# 039 ;)}}" もし間隔を変えてもDAGを編集することなく SQL がその期間に合わせて変わってくれるので便利です。 GCSからBigQueryへ GoogleCloudStorageToBigQueryOperator GCSからBigQueryへはその名の通りAirflow組み込みの GoogleCloudStorageToBigQueryOperator というオペレーターがやってくれます。 BigQuery側のデー タセット は同期元DBのデータベース単位、テーブルは同期元DBのテーブル単位に分けています。BigQuery側のテーブルはDB側のレコードの更新日ごとに日付分割しています。 BigQueryの更新は DML は使わずに、ファイルを読み込みジョブで更新されます。そうするとDB側のレコードが更新されるとBigQuery側には重複してレコードが溜まっていくのですが、それは後述の重複除外ビューで解決しています。 BigQuery側でレコードの重複を除外 BigQuery側のテーブルでは、次のような SQL でビューテーブルを作ることで、同期元のDBでレコードが何度も更新されても常に最新のレコードしか現れない仕組みになっています。 この例は、主キーが id で更新日時のカラムが  updated_at の場合の SQL です。同一 id に対して常に最新の updated_at をもつレコードしかこのビューには出てきません。 SELECT * FROM ( SELECT *, ROW_NUMBER() OVER ( PARTITION BY id ORDER BY updated_at DESC ) etl_row_num FROM `db1.table1_*`) WHERE etl_row_num = 1 Airflowで便利だった機能 Airflowの機能でこの仕組みをつくるのに助けられた機能がいくつかあったので紹介します。書ききれてないですが、ほかにもたくさんあります。 Catchup DAGのスケジュールを過去の期間にさかのぼって実行してくれる機能なんですが、非常にありがたかったです。 過去のデータの移行でも差分同期の仕組みがそのまま使えましたし、一度に同期せずに、期間を区切って少しずつデータを持っていけたので、同期元のDBにも負荷をかけずにすみました。 Connection、Variable Connection は接続先となるDBや GCP への認証情報を一元管理してくれ、一度設定すればどのDAGからアクセスできて便利でした。次のPoolも同じなんですが、設定は GUI でも CLI でも設定できるので、ansibleなどのプロビジョニングツールでも設定できたのもありがたかったです。 Variable も単なるキーと値を設定できるだけなんですが、DAGを汚すことなくdevやproductionなどリリースステージごとに値を切り替えられて便利でした。 Pool タスクの同時実行数を制限する機能です。Poolはユーザーが定義でき、そのPoolにオペレーターを紐付けるとそのオペレーターはそのPoolのslot数を超えて同時実行されません。データ抽出のタスクが1つのDBに対して多数同時実行されてしまうとそのDBのコネクションも同時に消費され、枯渇しかねませんが、このPoolで上限数を設定できたので安心でした。 まとめ 最初は手っ取り早くcronと スクリプト で作ってしまおうと思ったのですが、すこしなれるまで時間はかかったもののAirflowで作って良かったです。開発が進むにつれ、特にプロダクション環境で動かすにあたっていろいろ考慮すべきことが出てくると思うのですが、作りながらほしいと思った機能が先回りされているかのように用意されていてとても助かりました。全て使いきれてないですが、ワークフロー運用のノウハウがたくさん詰まった良いプロダクトだと思いました。
この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の10日目 です。 はじめに OptunaはPFN社が公開したハイパーパラメータ自動最適化 フレームワーク です。 https://research.preferred.jp/2018/12/optuna-release/ 目的関数さえ決めれば、直感的に最適化を走らせることが可能のようです。 今回、最適化自体の説明は割愛させていただきますが、 機械学習 の入門ということを考えるとハイパーパラメータの調整としては、gridsearchやRandomizedSearchCVで行う機会が多いと思います。 スキル、あるいはリソースでなんとかするということになるかと思いますが、特に、kaggleのような0.X%の精度が向上が重要になるような状況では、ハイパーパラメータのチューニングが大きなハードルの一つになります。 そこで、titanicでのsubmitはあるものの、Kaggleの経験がほぼゼロな筆者でも、Optunaで簡単にチューニングができるかどうかを試してみようと思います。 今回の対象コンペ 既にcloseしているコンペの中で、下記のPorto Seguro’s Safe Driver Predictionを選びました。 https://www.kaggle.com/c/porto-seguro-safe-driver-prediction 選定理由は以下の通りです。 データがそれほど大きくない 手元(自宅)のラップトップのRAMは8GBと大きくないので、XGboostではなくメモリ消費が抑えられるLightGBMでやってみたい 解法がシンプルかつ、LightGBMで上位のスコアを解法を公開している カーネル がすぐに見つかった 公開解法の再現 https://www.kaggle.com/xiaozhouwang/2nd-place-lightgbm-solution 上記をそのままコピペして一回submitします。 Python2対応のようなので、下記のようにPython3で動くように修正しました。 # part of 2nd place solution: lightgbm model with private score 0.29124 and public lb score 0.28555 import lightgbm as lgbm from scipy import sparse as ssp from sklearn.model_selection import StratifiedKFold import numpy as np import pandas as pd from sklearn.preprocessing import LabelEncoder from sklearn.preprocessing import OneHotEncoder def Gini (y_true, y_pred): # check and get number of samples assert y_true.shape == y_pred.shape n_samples = y_true.shape[ 0 ] # sort rows on prediction column # (from largest to smallest) arr = np.array([y_true, y_pred]).transpose() true_order = arr[arr[:, 0 ].argsort()][::- 1 , 0 ] pred_order = arr[arr[:, 1 ].argsort()][::- 1 , 0 ] # get Lorenz curves L_true = np.cumsum(true_order) * 1. / np.sum(true_order) L_pred = np.cumsum(pred_order) * 1. / np.sum(pred_order) L_ones = np.linspace( 1 / n_samples, 1 , n_samples) # get Gini coefficients (area between curves) G_true = np.sum(L_ones - L_true) G_pred = np.sum(L_ones - L_pred) # normalize to true Gini coefficient return G_pred * 1. / G_true cv_only = True save_cv = True full_train = False def evalerror (preds, dtrain): labels = dtrain.get_label() return 'gini' , Gini(labels, preds), True path = "input/" train = pd.read_csv(path+ 'train.csv' ) train_label = train[ 'target' ] train_id = train[ 'id' ] test = pd.read_csv(path+ 'test.csv' ) test_id = test[ 'id' ] NFOLDS = 5 kfold = StratifiedKFold(n_splits=NFOLDS, shuffle= True , random_state= 218 ) y = train[ 'target' ].values drop_feature = [ 'id' , 'target' ] X = train.drop(drop_feature,axis= 1 ) feature_names = X.columns.tolist() cat_features = [c for c in feature_names if ( 'cat' in c and 'count' not in c)] num_features = [c for c in feature_names if ( 'cat' not in c and 'calc' not in c)] train[ 'missing' ] = (train==- 1 ).sum(axis= 1 ).astype( float ) test[ 'missing' ] = (test==- 1 ).sum(axis= 1 ).astype( float ) num_features.append( 'missing' ) for c in cat_features: le = LabelEncoder() le.fit(train[c]) train[c] = le.transform(train[c]) test[c] = le.transform(test[c]) enc = OneHotEncoder(categories= 'auto' ) enc.fit(train[cat_features]) X_cat = enc.transform(train[cat_features]) X_t_cat = enc.transform(test[cat_features]) ind_features = [c for c in feature_names if 'ind' in c] count= 0 for c in ind_features: if count== 0 : train[ 'new_ind' ] = train[c].astype( str )+ '_' test[ 'new_ind' ] = test[c].astype( str )+ '_' count+= 1 else : train[ 'new_ind' ] += train[c].astype( str )+ '_' test[ 'new_ind' ] += test[c].astype( str )+ '_' cat_count_features = [] for c in cat_features+[ 'new_ind' ]: d = pd.concat([train[c],test[c]]).value_counts().to_dict() train[ '%s_count' %c] = train[c].apply( lambda x:d.get(x, 0 )) test[ '%s_count' %c] = test[c].apply( lambda x:d.get(x, 0 )) cat_count_features.append( '%s_count' %c) train_list = [train[num_features+cat_count_features].values,X_cat,] test_list = [test[num_features+cat_count_features].values,X_t_cat,] X = ssp.hstack(train_list).tocsr() X_test = ssp.hstack(test_list).tocsr() learning_rate = 0.1 num_leaves = 15 min_data_in_leaf = 2000 feature_fraction = 0.6 num_boost_round = 10000 params = { "objective" : "binary" , "boosting_type" : "gbdt" , "learning_rate" : learning_rate, "num_leaves" : num_leaves, "max_bin" : 256 , "feature_fraction" : feature_fraction, "verbosity" : 0 , "drop_rate" : 0.1 , "is_unbalance" : False , "max_drop" : 50 , "min_child_samples" : 10 , "min_child_weight" : 150 , "min_split_gain" : 0 , "subsample" : 0.9 } x_score = [] final_cv_train = np.zeros( len (train_label)) final_cv_pred = np.zeros( len (test_id)) for s in range ( 16 ): cv_train = np.zeros( len (train_label)) cv_pred = np.zeros( len (test_id)) params[ 'seed' ] = s if cv_only: kf = kfold.split(X, train_label) best_trees = [] fold_scores = [] for i, (train_fold, validate) in enumerate (kf): X_train, X_validate, label_train, label_validate = \ X[train_fold, :], X[validate, :], train_label[train_fold], train_label[validate] dtrain = lgbm.Dataset(X_train, label_train) dvalid = lgbm.Dataset(X_validate, label_validate, reference=dtrain) bst = lgbm.train(params, dtrain, num_boost_round, valid_sets=dvalid, feval=evalerror, verbose_eval= 100 , early_stopping_rounds= 100 , ) best_trees.append(bst.best_iteration) cv_pred += bst.predict(X_test, num_iteration=bst.best_iteration) cv_train[validate] += bst.predict(X_validate) score = Gini(label_validate, cv_train[validate]) print (score) fold_scores.append(score) cv_pred /= NFOLDS final_cv_train += cv_train final_cv_pred += cv_pred print ( "cv score:" ) print (Gini(train_label, cv_train)) print ( "current score:" , Gini(train_label, final_cv_train / (s + 1. )), s+ 1 ) print (fold_scores) print (best_trees, np.mean(best_trees)) x_score.append(Gini(train_label, cv_train)) print (x_score) pd.DataFrame({ 'id' : test_id, 'target' : final_cv_pred / 16. }).to_csv( 'model/lgbm3_pred_avg.csv' , index= False ) pd.DataFrame({ 'id' : train_id, 'target' : final_cv_train / 16. }).to_csv( 'model/lgbm3_cv_avg.csv' , index= False ) 公開解法でのsubmit Private Scoreで0.29097。5169チーム中46位のスコアとなり、シルバーメダル圏内に入りました。 コンペは終了しているので、もちろんスコアボードの本体は更新はされません。 なお、実際のコンペでは、 カーネル の著書から他のNeral Networkでの予測値の平均と記載があるので、2位のsubmitの再現というわけにならないようです。 しかし、このようなシンプルな方法でシルバーメダルのスコアを取れるのは、個人的にもKaggleに積極してみたいという励みになったと感じています。 ハイパーパラメータのチューニング さて、ハイパーパラメータのチューニングを フレームワーク の力を借りて、ハードルをぐっと下げようという、本題に移ります。 他のKaggleのコンペや、Stack over flowで雑に調査し、パラメータの範囲を決めました。 そうしてできた修正した ソースコード が、以下のようになります。 import lightgbm as lgbm import optuna from scipy import sparse as ssp from sklearn.model_selection import StratifiedKFold import numpy as np import pandas as pd from sklearn.preprocessing import LabelEncoder from sklearn.preprocessing import OneHotEncoder def Gini (y_true, y_pred): # check and get number of samples assert y_true.shape == y_pred.shape n_samples = y_true.shape[ 0 ] # sort rows on prediction column # (from largest to smallest) arr = np.array([y_true, y_pred]).transpose() true_order = arr[arr[:, 0 ].argsort()][::- 1 , 0 ] pred_order = arr[arr[:, 1 ].argsort()][::- 1 , 0 ] # get Lorenz curves L_true = np.cumsum(true_order) * 1. / np.sum(true_order) L_pred = np.cumsum(pred_order) * 1. / np.sum(pred_order) L_ones = np.linspace( 1 / n_samples, 1 , n_samples) # get Gini coefficients (area between curves) G_true = np.sum(L_ones - L_true) G_pred = np.sum(L_ones - L_pred) # normalize to true Gini coefficient return G_pred * 1. / G_true cv_only = True save_cv = True full_train = False def evalerror (preds, dtrain): labels = dtrain.get_label() return 'gini' , Gini(labels, preds), True path = "input/" train = pd.read_csv(path+ 'train.csv' ) #train = train.sample(frac=0.1, random_state=0).reset_index(drop=True) train_label = train[ 'target' ] train_id = train[ 'id' ] test = pd.read_csv(path+ 'test.csv' ) #test = test.sample(frac=0.1, random_state=0).reset_index(drop=True) test_id = test[ 'id' ] NFOLDS = 4 kfold = StratifiedKFold(n_splits=NFOLDS, shuffle= True , random_state= 218 ) y = train[ 'target' ].values drop_feature = [ 'id' , 'target' ] X = train.drop(drop_feature,axis= 1 ) feature_names = X.columns.tolist() cat_features = [c for c in feature_names if ( 'cat' in c and 'count' not in c)] num_features = [c for c in feature_names if ( 'cat' not in c and 'calc' not in c)] train[ 'missing' ] = (train==- 1 ).sum(axis= 1 ).astype( float ) test[ 'missing' ] = (test==- 1 ).sum(axis= 1 ).astype( float ) num_features.append( 'missing' ) train.shape for c in cat_features: le = LabelEncoder() le.fit(train[c]) train[c] = le.transform(train[c]) test[c] = le.transform(test[c]) # 事前にlabelEncoderを行っているから、この使い方でユニークな値で割り当てられる。引数categories = 'auto'で警告を消す enc = OneHotEncoder(categories= 'auto' ) enc.fit(train[cat_features]) X_cat = enc.transform(train[cat_features]) X_t_cat = enc.transform(test[cat_features]) ind_features = [c for c in feature_names if 'ind' in c] count= 0 for c in ind_features: if count == 0 : train[ 'new_ind' ] = train[c].astype( str )+ '_' test[ 'new_ind' ] = test[c].astype( str )+ '_' count += 1 else : train[ 'new_ind' ] += train[c].astype( str )+ '_' test[ 'new_ind' ] += test[c].astype( str )+ '_' cat_count_features = [] for c in cat_features+[ 'new_ind' ]: d = pd.concat([train[c],test[c]]).value_counts().to_dict() train[ '%s_count' %c] = train[c].apply( lambda x:d.get(x, 0 )) test[ '%s_count' %c] = test[c].apply( lambda x:d.get(x, 0 )) cat_count_features.append( '%s_count' %c) train_list = [train[num_features+cat_count_features].values, X_cat] test_list = [test[num_features+cat_count_features].values, X_t_cat] X = ssp.hstack(train_list).tocsr() X_test = ssp.hstack(test_list).tocsr() def objective (trial): drop_rate = trial.suggest_uniform( 'drop_rate' , 0 , 1.0 ) feature_fraction = trial.suggest_uniform( 'feature_fraction' , 0 , 1.0 ) learning_rate = trial.suggest_uniform( 'learning_rate' , 0 , 1.0 ) subsample = trial.suggest_uniform( 'subsample' , 0.8 , 1.0 ) num_leaves = trial.suggest_int( 'num_leaves' , 5 , 1000 ) verbosity = trial.suggest_int( 'verbosity' , - 1 , 1 ) num_boost_round = trial.suggest_int( 'num_boost_round' , 10 , 100000 ) min_data_in_leaf = trial.suggest_int( 'min_data_in_leaf' , 10 , 100000 ) min_child_samples = trial.suggest_int( 'min_child_samples' , 5 , 500 ) min_child_weight = trial.suggest_int( 'min_child_weight' , 5 , 500 ) params = { "objective" : "binary" , "boosting_type" : "gbdt" , "learning_rate" : learning_rate, "num_leaves" : num_leaves, "max_bin" : 256 , "feature_fraction" : feature_fraction, "verbosity" : verbosity, "drop_rate" : drop_rate, "is_unbalance" : False , "max_drop" : 50 , "min_child_samples" : min_child_samples, "min_child_weight" : min_child_weight, "min_split_gain" : 0 , "min_data_in_leaf" : min_data_in_leaf, "subsample" : subsample } x_score = [] final_cv_train = np.zeros( len (train_label)) final_cv_pred = np.zeros( len (test_id)) cv_train = np.zeros( len (train_label)) cv_pred = np.zeros( len (test_id)) params[ 'seed' ] = 0 kf = kfold.split(X, train_label) best_trees = [] fold_scores = [] for i, (train_fold, validate) in enumerate (kf): print ( 'kfold_index:' , i) X_train, X_validate, label_train, label_validate = \ X[train_fold, :], X[validate, :], train_label[train_fold], train_label[validate] dtrain = lgbm.Dataset(X_train, label_train) dvalid = lgbm.Dataset(X_validate, label_validate, reference=dtrain) bst = lgbm.train(params, dtrain, num_boost_round, valid_sets=dvalid, feval=evalerror, verbose_eval= 100 , early_stopping_rounds= 100 ) best_trees.append(bst.best_iteration) cv_pred += bst.predict(X_test, num_iteration=bst.best_iteration) cv_train[validate] += bst.predict(X_validate) score = Gini(label_validate, cv_train[validate]) print (score) fold_scores.append(score) cv_pred /= NFOLDS final_cv_train += cv_train final_cv_pred += cv_pred print ( "cv score:" ) print (Gini(train_label, cv_train)) print ( "current score:" , Gini(train_label, final_cv_train / (s + 1. )), s+ 1 ) print (fold_scores) print (best_trees, np.mean(best_trees)) x_score.append(Gini(train_label, cv_train)) print (x_score) pd.DataFrame({ 'id' : test_id, 'target' : final_cv_pred / 16. }).to_csv( 'model/lgbm3_pred_avg_2.csv' , index= False ) pd.DataFrame({ 'id' : train_id, 'target' : final_cv_train / 16. }).to_csv( 'model/lgbm3_cv_avg_2.csv' , index= False ) return ( 1 - x_score[ 0 ]) study = optuna.create_study() study.optimize(objective, n_trials= 150 ) パラメータの設定の範囲を抜粋すると以下のようになります。 drop_rate = trial.suggest_uniform( 'drop_rate' , 0 , 1.0 ) feature_fraction = trial.suggest_uniform( 'feature_fraction' , 0 , 1.0 ) learning_rate = trial.suggest_uniform( 'learning_rate' , 0 , 1.0 ) subsample = trial.suggest_uniform( 'subsample' , 0.8 , 1.0 ) num_leaves = trial.suggest_int( 'num_leaves' , 5 , 1000 ) verbosity = trial.suggest_int( 'verbosity' , - 1 , 1 ) num_boost_round = trial.suggest_int( 'num_boost_round' , 10 , 100000 ) min_data_in_leaf = trial.suggest_int( 'min_data_in_leaf' , 10 , 100000 ) min_child_samples = trial.suggest_int( 'min_child_samples' , 5 , 500 ) min_child_weight = trial.suggest_int( 'min_child_weight' , 5 , 500 ) なお、Optuna自体の使用方法は、下記の記事と公式リファレンスを参考させていただきした。 https://qiita.com/ryota717/items/28e2167ea69bee7e250d https://optuna.readthedocs.io/en/stable/index.html (18/12/11 19:41追記) コメントいただけた通り、'verbosity'は、警告レベルの表示を制御するパラメータであり、予測性能の最適化としては意味の無いパラメータでした。ですので、チューニングの対象にはすべきではありませんでした。 以下のように試行回数を定めていますが、 n_trials= 150 時間が足りなくなった関係で、その時点で計算されたパラメータで最適化を中断しております。 20時間ほど回し回しましたが、ハイパーパラメータによって検証の時間は1分から60分程度となり、 100回くらいの試行数だったようです。 そうしてできてパラメータが、以下のように、2位の解法と比較すると以下のようになります。 ハイパーパラメータ 今回のチューニング結果 2位の解法 drop _rate 0.3015600134599976 0.1 feature_fraction 0.46650703511665226 0.6 learning_rate 0.004772377676601769 0.1 subsample 0.8080720420805803 0.9 num_leaves 718 15 verbosity -1 0 num_boost_round 1942 10000 min_data_in_ leaf 212 150 min_child_samples 68 10 min_child_weight 151 150 2位コンペとの解法とは、雰囲気が異なるセットとなり、公開解法の再現ということにはならないようです。 K_fold=4 でやっていることも異なる要因になると思います。 算出できたハイパーパラメータでsubmit 最初のpython3の スクリプト からパラメータを入れ替え、予測値を算出しました。 K_fold =4, また、ランダムシートの数を16から4に減らしております。 結果 スコアは下がってます。 1176位相当。。ハイパーパラメータ次第でシルバーメダル圏内ということを考えると、微妙な結果です。 所感 結果としては残念ですが、grid searchだけに頼らない、ハイパーパラメータの最適化方法の導入のきっかけになりました。 また、非常に手軽に使えたというのもあり、今後もチューニングの場面でOptunaを活用してみたいと思います。 反省としては、探索するハイパーパラメータの設定が悪く、計算の効率化が著しく悪くなった恐れがあります。 validationの際に、fold数の全て計算するのではなく、スコアが下がらなそうなら、そのハイパーパラメータの計算をやめるとか、一定時間以上かかってしまったらまた、次に試行に移るとかできれば効率化できたように思えます。 フレームワーク は ブラックボックス でもある程度は動かすことができますが、やはり中身をある程度理解しないと遠回りしてしまうというのは、当然の結果と言えます。 もっと使いこなせるよう精進しなければと思いました。 公式リファレンスでも、OptunaでLightGBMをチューニングする例が出ており、そちらの例も参考にしながらリベンジしたいと思います。 github.com 最後にですが、この記事が何かの役に経てば幸いです。
0. はじめに 18年10月にKotlinのコルーチンがexperimentalからstableになりました。 遅ればせながら、コルーチンを触ってみました。 この記事は、これからコルーチンを学習する人向けの記事です。 *Kotlin1.3、 kotlinx-coroutines1.0.1の環境です。 *Kotlinが初めての方は、 こちら で気軽に試せるので触ってみてください。先頭に import kotlinx.coroutines.* を忘れずに。 1. コルーチンとは Wikipedia から引用します。 コルーチン(英: co-routine)とはプログラミングの構造の一種。サブルーチンがエントリーからリターンまでを一つの処理単位とするのに対し、コルーチンはいったん処理を中断した後、続きから処理を再開できる。 どういうことなのか。簡単なプログラムを例にして説明をします。 fun main() { /* ここからコルーチン */ println( "start foo" ) 時間のかかる処理 println( "end foo" ) /* ここまでコルーチン */ println( "bar" ) } 例えば"start foo"から"end foo"をコルーチンとして実行することで、時間のかかる処理のタイミングでmainスレッドがその処理を中断し、中断中は別の処理をすることができます。 ここでは、中断中は"bar"を表示させることにします。 よって、出力結果をこのようなります。 start foo bar end foo 2.初めてのコルーチン それでは実際にコルーチンを作成して、スレッドが中断して再開するところをみてみます。 作成するプログラムは、 1.コルーチンとは のプログラムに、コルーチンを適用します。説明通りの結果になるか確認します。 コルーチンを作成するにはコルーチンビルダーというものを使います。 コルーチンビルダーには様々ありますが、ここではもっともシンプルな launch関数 を使います。 使い方は簡単です。 launch関数 にコルーチンとして実行するラムダを渡します。 fun main() { GlobalScope.launch { println( "start foo" ) delay( 1000 ) println( "end foo" ) } println( "bar" ) } これで"start foo"から"end foo"まではコルーチンとして実行されます。 なお、 GlobalScope と delay関数 はあとで説明します。 delay関数 は Thread.sleepメソッド のようなものだと現時点では思っておいてください。 「時間のかかる処理」を delay関数 で代替しています。引数として中断したい時間をミリ秒単位で指定できます。 結果はこのようになります。("start foo"が表示されないこともあります。) bar start foo 想定した出力結果になりませんでした。 まず、"bar"が先に表示されてしまいました。 これは launch関数 がコルーチンの実行をスケジュール化だけして、処理を先に進めてしまうからです。 また、"end foo"が表示されませんでした。原因は、"end foo"から処理を再開をする前にmain関数からリターンして、プログラム自体が終了してしまうからです。 launch関数 では、mainスレッドの実行を止めることできないので、何か工夫が必要です。 launch関数 の代わりに runBlocking関数 というコルーチンビルダーを使うことにします。 runBlocking関数 は、コルーチンが完了するまで呼び出し出し元のスレッドを停止させるコルーチンビルダーです。 fun main() { runBlocking { println( "start foo" ) delay( 1000 ) println( "end foo" ) } println( "bar" ) } 当然ですが、これでも期待した出力結果にはなりません。 start foo end foo bar なぜなら runBlocking関数 をコールした時点で、コルーチンの処理が終わるまで呼び出し元のスレッドがブロックされるからです。(出力結果として想定したものではありませんが、 delay関数 のポイントで中断および再開はしています。) それでは先の launch関数 と組み合わせたらどうなるでしょうか。 fun main() { runBlocking { launch { println( "start foo" ) delay( 1000 ) println( "end foo" ) } delay( 500 ) println( "bar" ) } } 先述したように launch関数 はコルーチンの実行をスケジュール化して処理を先に進めてしまうので、"start foo"が表示される前に"bar"が表示されてしまいます。 これを防ぐために"bar"の直前に delay(500) を置きます。 (前回と違い、 launch関数 を呼び出す際に GlobalScope がない理由はあとで説明します。) 結果はこのようになりました。 start foo bar end foo 想定した出力結果になりました。 どのスレッドで各々が実行されているか調べてみましょう。 また、少しだけKotlinっぽく書いてみます。 fun main() = runBlocking { launch { println( " $threadName :start foo" ) delay( 1000 ) println( " $threadName :end foo" ) } delay( 500 ) println( " $threadName :bar" ) } val threadName: String get () = Thread.currentThread().name main:start foo main:bar main:end foo 中断する前の処理、中断中の処理、中断から再開した処理、全てmainスレッドで実行されていることが確認できました。 なお、このプログラムは2回中断が発生しています。 launch コルーチンのスケジュール化 →  delay(500) で中断(1回目) →  launch の実行開始 → delay(1000) で中断(2回目) → delay(500) から再開 → delay(1000) から再開 3.中断はいつ発生するのか コルーチンの実行が中断され、そして再開される様子を見ることができましたが、中断とはどういう時に発生するのでしょうか。 ドキュメントに このような 記載があります。 Suspending functions can be used inside coroutines just like regular functions, but their additional feature is that they can, in turn, use other suspending functions, like delay in this example, to suspend execution of a coroutine. サスペンド 関数は、コルーチンの中で通常の関数のように使えます。通常の関数との違いは、 サスペンド 関数はコルーチンの実行を中断するために、他の サスペンド 関数を使うことです。(この例のdelayのように) サスペンド 関数という新しい用語が出てきました。 サスペンド 関数とはこのように関数の先頭に susupend修飾子 がついた関数のことです。 suspend fun hoge() このドキュメントによると サスペンド 関数をコールすることで中断が発生するようです。 確かに delay関数 の定義にもこのように suspend修飾子 がついています。 public suspend fun delay(timeMillis: Long ) それでは、 delay関数 のように中断を起こす サスペンド 関数を作成してみましょう。 せっかくなので、中断から再開するときに値を返す サスペンド 関数を作成してみます。 今回は4096bitで表現可能な 素数 を返す getPrimeNumber関数 を作成します。 getPrimeNumber関数 の利用側はこのようにします。 fun main() = runBlocking { println( " $threadName :start runBlocking" ) launch { println( " $threadName :start launch" ) val prime = getPrimeNumber() println( " $threadName :prime number = $prime " ) println( " $threadName :end launch" ) } delay( 500 ) println( " $threadName :end runBlocking" ) } 大体の流れは、 getPrimeNumber関数 をコールしたらmainスレッドはコルーチンを中断 → その間に"end Blocking"を表示 →  素数 が求め終わったら、 素数 を表示させるところから再開 です。 次に、 サスペンド 関数である getPrimeNumber関数 はどう作成すればいいのでしょうか。 まずは、 素数 を求めるコードを書く必要がありますが、 BigInterger.probablePrime という 素数 を求めるのに便利なメソッドがあります。 このメソッドの詳しい使い方は割愛しますが、 BigInterger.probablePrime(4096, Random()) が 素数 (正確には「おそらく 素数 」)を返してくれます。私の手元のマシンでは呼び出してから返ってくるまでに10秒程度かかりました。 次に実際に中断を起こすコードを書いていきます。 suspend fun getPrimeNumber() = BigInterger.probablePrime( 4096 , Random()) このように書ければシンプルですが、このようにしても getPrimeNumber関数 で中断されず、mainスレッドが 素数 を求めるために停止してしまいます。 スレッドを中断させるには suspendCoroutine関数 をコールする必要があります。 suspendCroutine関数 はこのように定義されています。この関数も サスペンド 関数です。 inline suspend fun suspendCoroutine( crossinline block: (Continuation) -> Unit ): T ラムダが受け取る Continuationインターフェース にはこのような拡張関数が定義されています。 fun Continuation.resume(value: T) この resumeメソッド をコールすることで、コルーチンが再開します。 それでは中断はいつ発生するのでしょうか。 あえて、 resumeメソッド をコールせず、このようにして実行してみてください。 suspend fun getPrimeNumber() { println( " $threadName :hoge" ) suspendCoroutine { println( " $threadName :fuga" ) } println( " $threadName :piyo" ) } 結果はこのようになります。 main:start runBlocking main:start launch main:hoge main:fuga main:end runBlocking また、このプログラムは永遠に終了しません。なぜなら、コルーチンが再開しないためです。 この結果をみると、"fuga"の後に"end ranBlocking"が表示されているので、"fuga"を表示後、つまり suspendCoroutine関数 に渡したラムダの実行終了後に中断が発生している ことがわかります。 これが中断が発生するタイミングです。 今度は、中断が発生後、約1秒経過してから resumeメソッド をコールして再開してみます。 suspend fun getPrimeNumber() { println( " $threadName :hoge" ) suspendCoroutine { cont -> println( " $threadName :fuga" ) Thread { Thread.sleep( 1000 ) cont.resume( 1234 ) }.start() } println( " $threadName :piyo" ) } 中断から再開しました。 main:start runBlocking main:start launch main:hoge main:fuga main:end runBlocking main:piyo main:prime number = kotlin. Unit main:end launch また、 getPrimeNumber関数 は 素数 を返さないので kotlin.Unit と表示されてしまっています。 それでは getPrimeNumber関数 が 素数 を返すように変更します。 resumeメソッド に渡した値が suspendCoroutine関数 の戻り値になるので、このように書けます。 suspend fun getPrimeNumber(): BigInteger = suspendCoroutine { cont -> Thread { cont.resume(BigInteger.probablePrime( 4096 , Random())) }.start() } これで、先ほどの結果で kotlin.Unit となっていた箇所に 素数 が表示されます。 目的である中断の発生タイミングについて、確認できました。 4.コルーチンビルダーについて少し詳しく これまでで、 launch関数 や runBlocking関数 の2つのコルーチンビルダーを使いました。 この2つ以外にも様々なコルーチンビルダーが提供されています。 例えば、先ほど 素数 を求めるために作成した getPrimeNumber関数 ですが、 withContext関数 というコルーチンビルダーを使うとこのように書けます。 suspend fun getPrimeNumber() = withContext(Dispatchers.Default) { BigInteger.probablePrime( 4096 , Random()) } このコルーチンビルダーは値を返すことができます。 また、第一引数に値を指定することで、コルーチンを実行するスレッドを切り替えています。 実用的なコルーチンビルダーは他にもありますが、この記事ではそれらを紹介しません。 ここでは、この記事でまだ触れていない重要な2つの内容について説明します。 コルーチンビルダーは、中断可能な世界へのエントリーポイントのようなもの コルーチンスコープが必要なコルーチンビルダー 中断可能な世界へのエントリーポイント まずは1つ目です。 サスペンド 関数として getPrimeNumber関数 を作成し、コールすることでコルーチンが中断されることを見ましたが、このようなコードは コンパイル エラーになります。 fun main() { val primeNumber = getPrimeNumber() } 理由は、 サスペンド 関数は サスペンド 関数もしくは サスペンド ラムダ からし かコールできない というルールがあるからです。 通常のラムダと サスペンド ラムダの違いは、関数と同様に suspend修飾子 の有無です。 例えば、 launch関数 の定義はこのようになっています。 fun CoroutineScope.launch( context: CoroutineContext = EmptyCoroutineContext, start: CoroutineStart = CoroutineStart.DEFAULT, block: suspend CoroutineScope.() -> Unit ): Job (source) block の型をみると suspend修飾子 がついているのがわかります。これは サスペンド ラムダを受け取ることを表しています。 このように コルーチンビルダーは サスペンド ラムダを受けることで中断可能な世界へのエントリーポイントを提供しています。 コルチーンスコープ 次に2つ目のコルチーンスコープについて。 launch関数 の定義を見ていただくと、 launch関数 は CoroutineScopeインターフェース の拡張関数として定義されているのがわかります。 fun CoroutineScope.launch(..) よって、 launch関数 をコールするには CoroutineScope の インスタンス が必要です。 最初の方のコードで GlobalScope.launch と書いていたのはそのためです。 GlobalScope は CoroutineScopeインターフェース を実装した インスタンス です。 object GlobalScope : CoroutineScope launch関数 をコールするには CoroutineScope の インスタンス が必要ですが、 runBlocking関数 に渡すラムダ内では GlobalScope.launch{..} ではなく、シンプルに launch{..} と書けます。 この理由は runBlocking関数 の定義をみるとわかります。 fun runBlocking( context: CoroutineContext = EmptyCoroutineContext, block: suspend CoroutineScope.() -> T ): T (source) block のレシーバの型は CoroutineScope となっています。 これが理由で、 runBlocking関数 に渡すラムダ内では、 GlobalScope.launch と書く必要がなかったのです。 レシーバ付きラムダに馴染みがない方のために、少し補足します。 あえて this を使って書くとこのようになります。 runBlocking { this .launch {..} } この this は、runBlocking関数が作成した CoroutineScope の インスタンス を参照しています。 補足 コルーチンスコープが導入されたのはkotlinx-coroutines0.26.0からです。 0.26.0がマークされたのが18年9月です。0.26.0より古いバージョンを前提に書かれた記事では GlobalSope がないコードを見ることがあるかもしれません。 // 0.26.0より前 fun main() { launch {..} } // 0.26.0以降 fun main() { GlobalScope.launch {..} } 5.終わりに 予定では CoroutineScope 、 CoroutineContext 、 Job についても書くつもりでしたが、記事が長くなってしまったので、全く触れられませんでした。 コルーチンを使った実用的なコードも同様です。 コルーチンを勉強をしている身ではありますが、何かの機会があれば、それらについても書いてみたいと思います。 この記事が、これからコルーチンを初める方に少しでも役に立てば幸いです。
こんにちは、Enigmo 新卒エンジニアの @sean0628_i です。 Enigmo Advent Calendar 2018 8日目の記事です。 ちなみに、 Enigmo は、海外通販サイト BUYMA や、世界中のトレンドをお届けするファッションメディア STYLE HAUS を運営する会社です。 Enigmo では、 「社内ビール制度」 が存在し、定時の18:30以降 ビールが飲み放題 です。 毎晩定時後は宴会が繰り広げられて、、、ということはなく、日によっては金曜日ですらも人が疎ら、なんていうこともあります。。。 さてはEnigmo 社員はビールが嫌いなのか?とも思いましたが、実際に話を聞いてみると当然そんなことはありませんでした(安心 実際の声 みんなで楽しくビール飲みたいけど、みんな忙しそうだし。。。 声を掛けるのは気が引ける。。。 社員Tさん さらに時々こんな声も、 呑んでたなら教えてよ。。。言ってくれれば参加したのに。。。 社員Yさん ニーズはあるのに、多数障壁があるようです これは、 「社内ビール制度」 始まって以来の危機だと思い、新卒エンジニアは立ち上がりました。 そうだ、 Amazon Dash Button を使ってこの危機を乗り越えよう。 内容 Amazon Dash Button (以下、Button)とは? Buttonの仕組み # DHCP # ARP request/responce # MAC address Hackの流れ 気づき・学び 今後の展望 Amazon Dash Button とは? Amazon ダッシュ ボタンは、注文商品を簡単かつ迅速に作成できるように設計された小型の電子デ バイス である。 出典: Wikipedia - Amazon Dash 一般的な利用方法 Amazon 公式アプリに Wi-FI & Bluetooth 経由で連動させる アプリ上でButton に登録したい商品を選択 Step2 で設定した商品がほしくなったらButton を押す 数日後、商品が手元に届く Button の仕組み Buttonの押下により、電源オン アプリで設定しておいた、 Wi-Fi に接続 DHCP でIPを取得 商品注文リク エス ト とここで文系新卒の私は DHCP とはなんぞやと思ったわけです。。。 で、調べました。 利用技術 DHCP とは? コンピューターに IPアドレス を自動割り当てする仕組み IPアドレス は、いわゆる住所のようなもの (IPは 8.8.8.8 こんな感じの数字のやつ) と、 DHCP はなんとなく理解したものの、次なる敵が現れました。 MAC address 、 ARP です。。。 もう横文字嫌だー、と思いながらも開発に必要なため背に腹は代えられず調べました。 MAC address とは? 識別に利用される原則一意の 物理アドレス ARP とは? IP から MAC を調べる仕組み のことらしい。。。 出典: What is ARP and ARP spoofing? Hack の流れ ARP を利用し、Buttonの MACアドレス を取得* Buttonの MACアドレス を監視 Buttonからの ARP Requestをキャッチ 任意の処理をする(今回はSlackにmessageを投下) *: 初回のみ。実際Buttonが押されてからの流れは2~3 実際の実装 長くなるので割愛します。 ソースコード (Sean0628/dash_button): https://github.com/Sean0628/dash_button テスト運用 ↓こんな感じ :tada: *: リゾート とは、Enigmo 社員の憩いの場所 気づき・学び 普段業務では主に Ruby を使っていて、node を初めて使いました。 しかし、やってみると意外に簡単。メンタルブロックをいかに外すかが大切なのだと感じました。 業務では関わることのできないネットワークの分野も面白いなぁと思いました。 機会があれば深掘りしてみたいなぁと。 今後の展望 勉強も兼ねて不要なPCに CentOS を入れて、 CentOS をサーバにしてButton を活用したいと思っています。 まだ、本格的なリリースまでは行けてないので、早く始動させてみんなで楽しくビールを飲みたいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 参考: Dash Buttonの設定を管理する 参考: Enabling Interactions with Bots
Enigmo Advent Calendar 2018 の7日目の記事です。 概要 Enigmo の Steven です。 プログラミング言語 に対して興味を持ってますので、今日は Ruby について話したいと思います。 Ruby は オブジェクト指向 だと言ったら、反対する人は多分いないと思いますが、 関数型言語 の特徴も持ってると言ったら、ピンとこない人はそれほど少なくはないかと思います。 それでも、 Ruby プログラマー でしたら、 関数型言語 から受け継がれたそういう機能はおそらく毎日使っています。 そういう機能がなかったら、 Ruby は世界中で使われてる現在の言語にならなかったかもしれません。 この記事ではその機能を説明して、 Ruby の理解と 関数型言語 に関する知識が少し深まる機会になれればと思います。 Ruby の特徴について Wikipedia によると、 Ruby は 10個以上の プログラミング言語 から影響を受けて作られました。 その中には Python 、 C++ 、 Smalltalk などの オブジェクト指向 プログラミング言語 は複数ありますが、その中には Lisp もあります。 Lisp というのは現在、一つの言語というより、言語のファミリーですが、そのファミリーの言語は特徴的な文法を用いてることで有名でしょう。 ただし、 Ruby では括弧は Lisp と比べて極めて少ないですし、文法も全然違うので、最初は関係を疑うかと思いますが、言語の根本的なところで Lisp の一部の特徴を確認できます。 Lisp から引き継がれたもの 条件式の場合、 Ruby の世界では nil と false は偽として解釈されます。それ以外の値はすべて真になります。 PHP などの言語と比べて、極めて簡単でわかりやすいルールですが、その特徴は Lisp からそのまま引き継がれました。 それに関しては Clojure ( jvm 上の Lisp )は Ruby と全く一緒です。 Common Lisp では false という値はないですが、それ以外は一緒です。 もう一つの特徴としては、 Lisp と同じく Ruby には文はなく、すべては式です。 C などの言語では if文、関数の定義などは文であって、値として扱えないのですが、 Ruby ではどんなものも式であって、値として扱えます。 if then else end は該当のブランチの値を返しますし、多くの場合はそんなに役に立たないと思いますが、 def foo; end はメソッド名をシンボルとして返します。 以上は Lisp 由来の特徴の一部ですが、引き継がれたものの中で一番影響が大きかったのは、 関数型プログラミング だと言えます。 Ruby の関数の扱い どんな段階で特定の言語が 関数型言語 になるかというのは定かではなくて、判断しにくい時がありますが、 Ruby ではやはり オブジェクト指向 の面が一番強いので、 関数型言語 だと言えません。 ただし、 Ruby ではある程度 関数型プログラミング が可能だと主張しても、誤りではないでしょう。 Ruby で 関数型プログラミング ができるのは Ruby の関数の扱いのおかげです。 厳密に言うと、 Ruby には関数はなく、すべてはメソッドですが、説明がより簡潔になるよう、以下の説明では両方が同じだと一旦みなしてください。 第一級関数(first-class functions) 第一級関数を提供する言語では関数を単なる値として扱えます。他の関数に引数として渡すこともできれば、関数から返すのはもちろん、変数に保存することもできます。 Ruby では既存のメソッドを値として扱うにはまずメソッドを Method か Proc オブジェクトとして抽出する必要がありますが、それができれば、そのオブジェクトを他のオブジェクトと何の違いもなく自由に扱えます。 def add (a, b) a + b end def apply (fn, *args) fn.call(*args) end add = method( :add ) apply(add, 22 , 44 ) # => 66 無名関数(anonymous functions) 無名関数はその名前の通り、名前のない関数を表しています。それだけです。 名前を与える必要がなくなると、整数と文字列と同じく、関数はただの リテラル になります。 Ruby では proc や lambda で無名な関数オブジェクトをもちろん生成できますが、ブロックも無名関数の一種だと言えます。 my_proc = proc { puts 1 } my_lambda = lambda { puts 2 } def with_my_block yield 3 end with_my_block { | x | puts x } クロージャ (closures) 関数を値として使える言語では、 クロージャ は、関数の内側から、関数定義時に関数の外側にしか存在しなかった変数名(グローバル以外にも)を参照することを可能にします。 Ruby でも クロージャ のサポートを確認できます。 def foo (n) o = n * 2 lambda { | p | o + p } # o は lambda の引数から受けられず、foo のローカル変数を指しています end bar = foo( 10 ) bar.call( 5 ) # => 25 無名関数と クロージャ は時々一緒くたにされることがありますが、違うものです。 無名関数がないが、 クロージャ がある言語と、その逆の言語を想像できます。 高階関数 (higher-order functions) 高階関数 は以上のものと違って、機能ではなく関数の一種類の名前です。 高階関数 というのは、他の関数を引数として受けるか、関数を返り値として返すか、それともその両方を行う関数を表しています。 どちらかが欠けてると、多少不便になるので、以上で紹介した機能をベースに、 高階関数 を可能にする プログラミング言語 は多いです。 Ruby では 高階関数 は多いですが、一番始めに頭に浮かぶのは Enumerable のメソッドです。 multiplier = 5 # map という関数はブロックを関数として受け取ってます [ 1 , 2 , 3 ].map { | n | n * multiplier } # => [5, 10, 15] したがって、 Ruby でプログラミングをしているのであれば、おそらく毎日、ある程度の 関数型プログラミング をしているということになります。 関数型プログラミング のいいところ Enumerable のメソッドを好む人は Ruby プログラマー のほぼ全員だと思いますが、そのようなプログラミングがなぜいいのかをもっと具体的に説明しましょう。 関数を組み合わせることで量の少ないコードでもかなりな処理を行えます 高階関数 になると、再利用できる関数は多く、 アルゴリズム をそれぞれの関数の組み合わせとして実装できます 命令型プログラミングと オブジェクト指向 プログラミングと比べて、ステートを扱うことが少ないので、ステートによるバグがより少ない 特徴は他にありますが、まとめて言いますと、 関数型言語 では数学により近い形でプログラムを実装すると言えます。 関数型プログラミング 向けの gem Ruby で以上のように 関数型プログラミング ができますが、 Ruby はあくまでも オブジェクト指向 の言語なので、それなりの限界があります。 高階関数 をライブラリーに追加することは簡単ですが、 Haskell や OCaml のような 関数型言語 に近づかせるにはかなりの努力が要ります。 それも度を越えると、 Ruby が Ruby じゃなくなって、デメリットの方が大きくなることがあるかと思います。 それでも場合によってはほかの 関数型言語 にある機能を Ruby に持ってくるメリットがありますので、以下ではいくつかの機能とそれを提供する gem を紹介します。 永続データ構造 永続データ構造では既存の値を変更することは不可能で、もとの値から新しい値を生成することしかできません。 新しい値の生成時に既存のデータ構造と一部の構造が共有されるので、 Hash と Array などをまるごとコピーするより早いです。 一見では追加の制限しかかけられてないと見えますが、新しい値をしか生成できないというのは逆に保障でもあって、変更してはならないデータ構造を気づかずに変更してしまうというバグが完全になくなります。 並行計算ではスレッドの間でデータ交換を行う時に伴う心配もなくなるほか、たまに見かける #dup と #freeze のメソッド呼び出しも不要になります。 関数型言語 に限る機能ではなく、それぞれの オブジェクト指向言語 にも普及しつつある機能であって、 Ruby でもこれから String が完全にイミュータブルになることから見て、 Ruby では将来的にそのデータ構造が公式的に導入されるかもしれません。 Hamster パターンマッチング Ruby では値を比べるには == はもちろん、 case when end で使われる === もあります。 ただし、そのメソッドで値が同じであるかどうかを簡単に判断できても、データの一部だけ(いわゆるデータのパターン)を簡単に比べるのはもっと難しいです。 その問題を解決するため、データの比較をより汎用的に行えるように、パターンマッチングという機能が存在します。 パターンマッチングでは、比較したいパターンを定義することで、データがパターンにマッチした場合、もしくはマッチしなかった場合の処理を指定できます。 パターンがいくら複雑でも定義可能なので、複雑なデータ構造の比較時に特に役に立ちます。 例のパターンとして以下のはどうでしょうか? 値が配列で、最初の要素がハッシュである必要があるが、ほかの要素は気にしません ハッシュに :foo と :bar のキーが必須ですが、追加で他のキーがあって問題にしません :foo に対する値は 10 の整数である必要があります Ruby でパターンマッチングを可能にする gem の中には以下のがあります。 pattern-match Qo モナド Array に対して使える #map と #flat_map メソッドは人気でしょう。 ただし、 Array での使い方が言語を問わず一番普及しているとはいえ、 #map と #flat_map は配列限定のメソッドではありません。 #map はコレクションの各要素に対して任意な関数を適用して、その結果をもとの要素に置き換える処理を行います。 Array の場合、ここでいうコレクションは配列ですが、 #map を提供できるコレクションは他にもいろいろあります。 配列は 0 以上の要素を含むとして、 Maybe は 0 か一つの要素を含むコレクションです。 フューチャーでしたら、将来的に一つの要素を含むことになりますが、現在はまだないかもしれません。 全然違うものに見えるかもしれませんが、以上のものはすべて要素を含むコレクションとして一緒です。 そのコレクションでも #map は含まれてる要素に対して任意の関数を適用する処理を行うことになります。 #flat_map はコレクションの各要素に、その要素を引数にしながら、同じ種類のコレクションを返す関数を、適用する処理を行います。 関数から返された各コレクションを、コレクションの種類によって、連結したり、そのまま返したりします。 #flat_map と一緒に使われる時、最終的の結果を変更しない関数も使用可能な場合は(以下は #pure と呼ぶ)、 #map は #pure と #flat_map だけを使って実装可能です(配列の場合は pure = ->(x) { [x] } )。 #pure と #flat_map を提供するデータタイプ(コレクション)は モナド と呼ばれています。 #map と #flat_map のいいところの中には以下のがあります。 高階関数 なので、再利用性は高いですが、その中でも #map と #flat_map はかなり根本的な関数なので、それをベースに、何のコレクションにも対応する関数を、実装できます。 #map と #flat_map は通常の実装で全域 写像 (total function)なので、渡された関数も全域 写像 であれば、どんなコレクションに対して適用されても、エラーになりません( Maybe のコレクションで #map と #flat_map を使えば、 nil のチェックは完全に不要になります)。 モナド を本格的に使うには協力な型を提供する静的型付けな言語が大体必要になりますが( Haskell など)、簡単な ユースケース なら、 Ruby でも以下のライブラリーなどで モナド を使えます。 Kleisli dry-monads 言語とライブラリーによって #map と #flat_map は違う名前になったりします。他によく使われる名前としては fmap(map)と bind( flat _map)はあります。 終わりに プログラミング言語 の世界では、最近の一つの流れとして、今まで 関数型言語 にしかなかった機能が少しずつ他の言語でも採用されるようになってます。 Ruby ではかなり以前から 高階関数 を使えますが、もっと最近な例として Java 8 があります。新しい言語なら、Swift と Rust もあります。 当分はその流れはおそらく止まらないので、これからも 関数型プログラミング の機能がどんどん普及して、もしかすると Ruby の方にも新しい機能が現れるかもしれません。 そうなれば、今以上にも Ruby で 関数型プログラミング のいいところを活かせるのでしょう。
エニグモ データ活用推進室 @kmt47 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の6日目 です。 概要 redashがv4にバージョンしました。 redash v4の新機能を紹介します。 上手に新機能を使って、redash作成を効率化していきましょう! クエリ(レポート(表、グラフ)) 数値の表示形式(フォーマット)をredashで設定できるようになった(便利度:★★★★★(MAX)) これまでは、 SQL で行っていた(面倒な)表示形式の変換を、redashの設定で可能となりました。 これまでは、文字列変換(CONVERT)や、文字置換(REPLACE)を駆使して金額の12,000.00の「.00」の除去や、 YoYなどにパーセンテージ(%)の付加を行って表示形式を整形していましたが、v4ではredashの設定で可能です。 手順 ・「Table」画面の左下にある「Edit Visualization」をクリック   ※ 自分が編集できる(自分が作ったor編集権限のある)クエリの場合に「Edit Visualization」が表示されます。  ⇒ 「Visualization Editor」が表示されます ・表示形式を変更したい項目の「Number format」を変更(数値項目のデフォルト値は「0,0.00」) 「0.0」に変更することで、小数点以下が除去され「12,000」のように表示されます。 ※ 表示形式を変えると、右側の表示の形式も瞬時に変更されますので、確認ができます。 YoYのようなパーセントの項目の場合は、「0.0%」に変えることで、「123.4%」のように表示されます。 ※ パーセンテージの場合の元の値は、100を掛ける必要はない(100掛けちゃダメ) 表示形式は、以下のURLを参照してください。 http://numeraljs.com/ 項目を非表示にできるようになった(便利度:★★★★) v4以前は SQL から項目を削除する必要があったが、 SQL には残したまま、redash上で非表示にできるようなった。 表(Table)では表示させたくないが、グラフでは使いたい、といった場合も、クエリを分ける必要がなく、 1つのクエリで実現できるようになった。(開発生産性、運用保守性が格段にあがりますね!) 手順 ・「Table」画面の左下にある「Edit Visualization」をクリック ・非表示にしたい項目の項目名にある チェックボックス からチェックを外す 項目の表示順を変更できるようになった(便利度:★★) 項目の表示順を SQL の変更なしに、redashで変更できるようになりました。 手順 ・「Table」画面の左下にある「Edit Visualization」をクリック ・順番を変更したい項目をクリックして、移動したい場所に持っていきます。 項目の表示を右寄せ、中央寄せ(?)、右寄せの設定が可能になった(便利度:★★) v4以前は、数値でも、文字列でも、なんでも右寄せでしたが(なので特に数値は読みずらかった)、 項目ごとに変更できるようになりました。 手順 ・「Table」画面の左下にある「Edit Visualization」をクリック ・項目名の下にあるボタンで切り替える(説明が雑ですが、見れば分かると思います。) 表に表示する件数を変更できるようになった(便利度:★★★) これまでは15件(?)だった表示件数を変更できるようになりました。 手順 ・「Table」画面の左下にある「Edit Visualization」をクリック ・「Visuralization Name」の下の「Grid」をクリック ・「items per page」で表示したい件数を選択  ※ いまいま5, 10, 15, 20, 25から選択可能   (1か月の日数分表示するために50とか欲しいなぁ) ダッシュ ボード クエリの追加・削除・レイアウト変更の方法が変更 ダッシュ ボードにクエリ(表やグラフ)を追加・削除・レイアウト変更する方法が変更になりました。 手順 ・ ダッシュ ボードの右上の「・・・」をクリック ・「Edit」をクリック クエリの追加 ・画面右下の「Add Widget 」をクリック ・追加したクエリを選択  ※ v4以前で選択できた、表示サイズ(幅)は、ここでは選択できなくなりました。    追加した後にサイズを調整できるように変更となりました。 クエリの削除 ・削除したいクエリの右上の「×」をクリック クエリのレイアウト変更 ・移動したいクエリを選択して、マウスで移動したい場所まで移動 クエリのサイズのバリエーションが増えた(便利度:★★★) v4以前は、通常(画面の幅の半分)と2倍(画面の幅の全部)のみ選択できました。 v4になって、新たに画面の1/3のサイズにすることができるようになりました。 手順 ・ ダッシュ ボードの右上の「・・・」をクリック ・「Edit」をクリック ・サイズを変更したいクエリを選んで、クエリの枠にカーソルを置くと、カーソルが「⇔」に変わるので、クリックしてサイズを変更します。(説明が雑ですが、やれば分かります。) クエリの高さが変更できるようになった(便利度:★★★★) 上記と似てますが、幅だけではなく、v4から新たに高さを自由に変更することができるようになりました。 手順 ・ ダッシュ ボードの右上の「・・・」をクリック ・「Edit」をクリック ・高さを変更したいクエリを選んで、クエリの枠にカーソルを置くと、カーソルが「↕」に変わるので、クリックしてサイズを変更します。(説明が雑ですが、やれば分かります。)
エニグモ データ活用推進室 @kmt47 です。 この記事は Enigmo Advent Calendar 2018の5日目 です。 自己紹介 2018年4月に エニグモ に入社しました。 社会人経験、エンジニア経験は、かれこれ20年を超えました。 あえて分類するとデータベースエンジニアになるでしょうか。 SIer 時代は、ご多分に漏れず、PG, PL, PMなど経験しましたが… その頃は「DBといえば Oracle 」という時代でしたので、 Oracle は7から9iくらいまでかなりやりました。 そこからネット系の事業会社を転々と。 この記事の目的 タイトルに「はじめの一歩」とあるように、はじめて Google Spreadsheetで Google Apps Script(GAS)を利用する方向けの内容です。 どちらかというと非エンジニア向けの内容です。 新しいことを習得しようとしたときに、誰もが最初は初心者です。いろいろな壁にぶつかると思います。何時間も悩んだ挙句、気づいてみたらとても些細なことだった、なんてことも一度や二度ではないでしょう。 ただ、ある程度コツが掴めてくると、そこからは順調に事が進むようにもなりますよね。(エラーが出たときの対処の方法や、分からないことが出てきた時の調べ方のコツが身についてくるんだと思います。) ただ、コツを掴む前に挫折してしまう人もいるでしょう。 そもそも、最初の一歩すら踏み出せない方もいるでしょう。 本記事は、そんな一歩を踏み出すための「何となくできそうかも」を感じてもらうことを目的としています。なので、最小限の手順で、最小限のプログラムとし、難しい解説は省いています。 まずは「はじめの一歩」を踏み出していただければ幸いです。 GASとは? Google Apps Script(GAS)とは、 Google 社が提供する スクリプト言語 です。以上。 GASで出来ること GASでは、 Google スプレッドシート や Googleカレンダー など Google 社が提供するサービスに対して操作(処理)することができます。まぁ、いろいろできますが、それは追々分かっていけばよいと思います。 本題 目次 Google Spreadsheetを開く スクリプト エディタを開く GASを実行する スプレッドシート の値を取得する スプレッドシート に値を出力する Google Spreadsheetを開く Google ドライブから「新規」>「 Google スプレッドシート 」>「空の スプレッドシート 」を選択 空の スプレッドシート を開くことができました!!(GAS以前の話ですね) スクリプト エディタを開く 「ツール」>「 スクリプト エディタ」を選択 別のタブに スクリプト エディタが開きます。 プログラムを書くエディタらしき画面ができていましたね。(パチパチ) GASを実行する 2行目に以下を記載して、「▶」ボタンを選択 Logger.log( "Hello, World!" ); Logger.logは、引数の値をログに出力する関数です。 「表示」>「ログ」を選択、ログ画面が表示 おめでとうございます。あなたの作成したGASが見事に実行されました!(パチパチパチ) スプレッドシート の値を取得する A1のセルの値を読み込んで、ログに出力してみましょう。 ここから少しプログラミングっぽくなってきますよ。 function myFunction() { //アクティブのシートを取得 var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); //セルA1を変数rangeに取得する var range = sheet.getRange( 'A1' ); //rangeの値をログに出力する Logger.log(range.getValue()); } SpreadsheetApp.getActiveSheet()で対象のシートを変数(sheet)に格納します。 getActiveSheet()では、アクティブ(いま選択されている)シートが選択されます。 getSheetByName(シート名)では、シート名からシートを選択できます。 次に対象のセルを変数(range)に格納します。 sheet.getRange('A1')のように、セルのアドレスを指定する方法と、 sheet.getRange(1, 1)のように、セルの行番号と列番号を指定する方法があります。 sheet.getRange(行番号, 列番号)の順で指定します。 Logger.log(range.getValue())では、指定したセルの値をログに出力しています。 A1のセルの値がログに出力されました。 スプレッドシート に値を出力する 次は、 スプレッドシート に値を出力するプログラムです。 function myFunction() { //アクティブのシートを取得 var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); //セルA3を変数rangeに取得する var range = sheet.getRange( 'A3' ); //A3に"Hello, GAS!"を入力 range.setValue( "Hello, GAS!" ); } 「 スプレッドシート の値を取得する」と同様に SpreadsheetApp.getActiveSheet()でシートを変数(sheet)に格納し、 sheet.getRange('A3')で対象のセルを変数(range)に格納します。 そして、range.setValue("Hello, GAS!")で対象のセルに値を入力します。 A3のセルに値を出力することができました。 まとめ データを読み込んで、書き出すというプログラミングの基本を通して、GASによる Google スプレッドシート の操作について見てきました。 「何となくできそうかも」と感じていただけたでしょうか? 本格的にGASを利用するとなると、関数、変数、データ型、オブジェクト、メソッド、配列などなど、知っておく必要のあることは、いろいろあります。 ただ、いっぺんに全て理解する必要はありません。必要なことから少しずつ理解を進めていけば大丈夫です。 私はその過程で以下のサイトを大変参考にさせていただきました。 例題をもとに分かりやすく解説されていますので、是非参考にしていただければと思います。 「いつも隣にITのお仕事」 https://tonari-it.com/ 【保存版】初心者向け実務で使える Google Apps Script完全マニュアル https://tonari-it.com/google-apps-script-manual/ それでは、GASへの「はじめの一歩」を踏み出していただければ幸いです。