TECH PLAY

NTTデータ

NTTデータ の技術ブログ

481

はじめに Snowflake Summit 2025、すごい盛り上がりですね! 私は日本から参加者のブログやオンライン配信を追いかけて、一人でワクワクしています。 数ある発表の中でも、Day2のKeynoteで紹介された「Snowflake Openflow」が特に印象的でした。 本記事では、そのOpenflowを実際に触ってみた様子をお届けします。 1. Snowflake Openflowとは Snowflake Openflowは、構造化テキスト、非構造化テキスト、画像、音声、動画、センサーデータなど、数百のプロセッサを搭載したあらゆるデータソースとあらゆる接続先を接続す
TDX Tokyo 2025について 2025年4月25日に Salesforceのテクノロジーイベントである TDX Tokyo 2025 (公式サイト) が開催されました。 TDX Tokyo 2025 は、Salesforceの最新技術やトレンドを学ぶことができる貴重な機会です。今回のイベントの目玉として、Agentforceの紹介がありました。 Agentforceとは、Salesforceが提供する自律型AIエージェント機能で、業務の自動化や効率化を支援します。このサービスは、チャットや業務プロセスの自動実行をAIが担当することで、従業員の作業負担を軽減します。また、Sal
Alteryx社主催のInspire2025に現地参加しましたので、イベントの内容についてご紹介します。 本記事では我々NTTデータがAlteryx製品を通じて支援させて頂いている東洋エンジニアリング様のセッション内容とGrand Prix & Closing Celebrationについてご紹介させて頂きます。 東洋エンジニアリング様のご講演概要 東洋エンジニアリング様がご講演されていたAlteryx Serverに関するベストプラクティスは具体的かつ実用的で、デモ動画を交えて非常に分かりやすくご説明されていました。 講演日:5月15日(木)13:30-14:10(米国
最近、普及が期待されているAIエージェント。これらが協調してタスクをこなすために欠かせないのが、「MCP(Model Context Protocol)」です。 米MicrosoftがWindowsへの実装を発表するなど、注目が集まるこの技術。 マックでMCPを動かしてみる——。そんなハッカソンが、会社近くのマクドナルドで開かれると聞き、超初心者として飛び込んできました。その時の体験を、備忘録も兼ねてレポートします。 MCPとは MCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントが「外部アプリケーション」と連携して作業するための、いわば共通言語。 例えば、メ
30年以上にわたり金融IT基盤に携わる中で得た経験と知識をもとに、「やらかしがちな」技術的課題について、IPA[1]の非機能要求グレード[2]に沿って解説します。 ※筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含めて解説します。 全体構成 「非機能要求グレードの歩き方」シリーズ全体の構成は、「非機能要求グレードの歩き方 Index」を参照ください。 本記事(vol.7)では、Vol.8と併せて「C.2 保守運用」に焦点を当てて解説します。 C.2 保守運用 中項目「C.2 保守運用」では、システムを維持するために必要な保守作業の要件を定義します。 📌現状の
はじめに Databricksビジネス推進室の井能です。現在サンフランシスコで現地参加しているDatabricksの年次カンファレンス『Data+AI Summit 2025』にて、フルマネージドのPostgresデータベースをホストする機能である『Lakebase』が発表されました。 https://www.databricks.com/product/lakebase https://www.databricks.com/blog/what-is-a-lakebase 2025年3月にはサーバレスPostgresを提供する『Neon』をDatabricksが買収したことでも話題
はじめに 本投稿で記載している内容は、以下2点になります。 Prisma Accessの概要 ネットワーク目線で見た特徴 なお、Prisma Access自体高頻度でアップデートが行われており、利用可能な機能や利用時における制限が変更になってる可能性があります。最新情報はパートナーやメーカーサイトから入手してください。 Prisma Accessとは? Prisma AccessはSASE(Secure Access Service Edge)ソリューションの一つで、パロアルトネットワークス社が提供するクラウド型の次世代FWです。 そして、このサービスを導入するユーザに対して
Alteryx社主催のInspire2025に現地参加しましたので、イベントの内容についてご紹介します。 本記事では5月14日(水)のメインセッションの中で発表された「Alteryx ONE」と「新機能」についてご紹介します。 Alteryx ONEの発表 Alteryx ONEはクラウド、デスクトップ、AI、自動化といったあらゆる機能を単一のプラットフォームに統合します。 Alteryx ONEで一元管理 ワークフロー、データ、接続、通知等の各アセットをAlteryx ONEで一元管理が可能となります。 統合ライセンス Designer Cloud、Designer、
はじめに こんにちは、布川です。 Alteryx社が主催しているInspire2025に現地参加してきました! そこで今回はユーザ向けのトレーニングセッションについてご紹介したいと思います。 ◆ Alteryx Inspireとは Alteryx InspireはAlteryx社が2011年から年に一度開催しているユーザ向けのカンファレンスイベントです。 Alteryx社の経営陣・開発陣をはじめデータアナリティクス分野の有識者が集まり、新機能の発表や技術セッション、トレーニング、Grand Prix(ワークフロー作成競技会)など、参加者を楽しませる多彩なイベントが開催されていま
はじめに NTTデータ セキュリティ&ネットワーク事業部 テクニカル・グレードの田中智志です。本BlogではAmazon Web Services(AWS)上にデプロイしたFortiGateVMを含む構成でADVPN2.0とSD-WANのトラフィックコントロールについて試した内容を紹介しています。 第一回は検証構成と使用するテクニック(BGP on Loopback、IKE extension:exchange-ip-addrv4、RR(Route Reflector)レスのダイナミックBGP)およびそのメリット、FortiGateVMのAWS上でのデプロイまで解説しました。第二回と
30年以上にわたり金融IT基盤に携わる中で得た経験と知識をもとに、「やらかしがちな」技術的課題について、IPA[1]の非機能要求グレード[2]に沿って解説します。 ※筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含めて解説します。 全体構成 「非機能要求グレードの歩き方」シリーズ全体の構成は、「非機能要求グレードの歩き方 Index」を参照ください。 本記事では、オンラインシステムにおける「C.1 通常運用」に焦点を当てて解説します。 C.1 通常運用 中項目「C.1 通常運用」では、監視やバックアップなど定常的に行う運用の要件を定義します。 下表は、大項目「C
はじめに Snowflake Summit 2025の2日目に開催された「Platform Keynote」の模様を、会場の熱気とともにレポートします! Platform Keynote では、Snowflake の共同創業者であり President of Product(製品担当社長)でもある Benoit Dageville(ベノア)、そして Executive Vice President of Product(製品担当副社長)である Christian Kleinerman(クリスチャン)をはじめとする幹部陣、そして Snowflake の製品を実際に開発しているマネージャ
はじめに いよいよ Snowflake Summit 25 が開幕となりました!今年のサミットのテーマは「BUILD THE FUTURE OF AI AND APPS」です。開催地は昨年同様、サンフランシスコ・モスコーンセンターですが、その規模は昨年を大きく上回るものとなっていました。 サミットホームページより(https://www.snowflake.com/en/summit/ ) 会場のメインエントランス LOBBY という、最も目につきやすい場所にもでかでかとそのテーマが掲げられています。 Snowflake Summit 2025 の幕開けとなる Opening K
ELT/ELT製品の変遷 我々のチームでは、長年、データの近くで仕事をしており、Apache NiFiを含めて、多くの製品を評価、導入してきました。もともと、ETL/ELTを実現する製品群は、アダプタの数や種類で、製品の差がある程度決まっていました。そのため、各社競い合って、サポートするアダプタを増やしていました。その後、データマネジメント全般に関する機能(MDM、HUB、Quality、Catalog)といった機能を提供する製品が生まれ、同時に今度はクラウドサービスへの対応や、iPaaSのようなサービス形態、従量課金など様々な製品の差も生まれました。それぞれの進化が、ユーザのニーズ
NTT DATAとMicrosoftの戦略的パートナーシップ NTT DATAは、Microsoftとの強力な戦略的協業の関係を築いています。このパートナーシップのもと、NTT DATAはGSI(グローバルシステムインテグレーター)パートナーとして認定され、さまざまな業界に向けて最先端の技術とソリューションを提供しています。また、社内における技術者のコミュニティ形成や様々なイベントの開催によって、その技術力をさらに強化しています。 Microsoft技術者が集まる社内コミュニティ 役割と機能 NTT DATAには、Microsoft技術者が集まる社内コミュニティがあります。こ
はじめに 本記事で扱う内容は、Android 15で追加された、プライベート スペースという機能に関連したものです。 プライベート スペースは、一つのアプリを同一端末に複数インストールする、いわゆるクローンアプリ機能としての面が注目されますが、端末上に隔離環境を作り、そこにプライベートなアプリをインストールできる、というのが目的になります。 本記事では、どのようにしてアプリとデータが安全に隔離されているか、調査した内容を説明します。 プライベート スペースとは 冒頭でも書いた通り、Android 15で導入された、新機能です。まだAndroid 15がインストールされた端末 or
はじめに 本記事で扱う内容は、2025年3月上旬に、Android 15に追加された、Linuxターミナルアプリに関連したものです。 今回は、その導入編となります。今後、端末内での仕組みを踏まえた解説などを予定しています。 Android15に追加されたLinuxターミナルアプリとは 3月上旬、Android 15にLinuxターミナルアプリが追加されました。(ただし、まだPixelのみでの利用です) 当初、Android16向けに搭載されると噂されていた本機能ですが、Pixelではそれに先んじてAndroid15からの搭載になりました。 これまでも、Android向けにLinu
はじめに Android 16は、予定通りであれば6月ということで例年よりも早い時期でのリリースが予定されています。 Android 16を搭載した端末も、例年より早くリリースされるのかなど、気になる点は多いです。 そんなAndroid 16で導入予定の新しい機能のうち、セキュリティは「Key sharing API」という一つの項目が公式サイトに掲載されています。 (プライバシーの項目としては他にありますし、動作変更についてセキュリティ機能が該当する内容は存在します。) このAPIは、Android Keystoreシステムで作られた鍵へのアクセスを他のアプリと共有するために導入さ
はじめに dbt Cloudのローコード開発機能「dbt Canvas」(旧名称「dbt Visual Editor」)がついに正式リリース(GA)されました。 dbt Canvasはコード管理の利点を保持しつつ、ローコードでの開発を可能にする機能です。 この機能により、従来はコードに詳しいユーザ向けだったdbtの「アナリティクスエンジニアリング」が、より多くのユーザに展開され、データ民主化が加速することが期待されます。 (dbtを活用した現代のデータ民主化実現に重要な取り組みはこちらで紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください) 本記事では、dbt Canvasを使ってモデ
はじめに RSA暗号は、巨大な整数の素因数分解の困難性を安全性の根拠とする公開鍵暗号方式です。特にRSA-2048は、2048ビット長の合成数(10進数で約600桁)を利用しており、現代のスーパーコンピューターをもってしても、既存の素因数分解アルゴリズムでは現実的な時間内での分解は困難です。しかし、もし非常に大規模な量子コンピューターが実現すれば、素因数分解は古典コンピューターと比較して飛躍的に高速化されると予想されています。 では、RSA-2048を解読するためには、どの程度の規模の量子コンピューターが必要になるのでしょうか? 2019年、GidneyとEkeråは、誤り率0.1%