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SaaS プロバイダーにとって重要な課題は、テナントを特定し適切なリソースにリクエストをルーティングするための、セキュアで拡張性の高いテナントルーティング機構を設計することです。 効果的なテナントルーティングにより、分離性、拡張性、そしてセキュリティが確保されます。 この記事では、AWS 上のマルチテナント SaaS 環境における HTTP リクエストのルーティング戦略について、考慮事項、ベストプラクティス、そして例を交えて説明します。 トランスポート層でのルーティング戦略については、 SaaS 向け A
G-gen の山崎です。 当記事では Google マネージド SSL/TLS 証明書、ロードバランサ、Compute Engine 上の Apache HTTP Server という構成のシステムを構築したので、その手順を解説します。 システム構成 前提知識 Web サーバの構築 VM インスタンスの作成 Apache のインストール index.html の更新 Web サーバ接続確認 インスタンスグループの構築 Google マネージド SSL/TLS 証明書の作成 DNS 認証を作成する CNAM
Azure では仮想ネットワーク (VNet) 内に配置されたリソースの名前解決を行う方法として、以下の 4 つの方法が用意されています。 Azure が提供する名前解決 プライベート DNS ゾーンによる名前解決 カスタム DNS サーバーによる名前解決 DNS Private Resolver による名前解決 本稿では、「 Azure が提供する名前解決 」の動作についてAzure 仮想マシン (VM) に注目して確認します。 同じ VNet に配置された VM を名前解決する 次の構成を用意して、同
クラスターから直接ロードバランサーをプロビジョニングすることは、サービスを公開するための Kubernetes ネイティブの方法でしたが、場合によってはアプリケーションのアーキテクチャと合わないプロビジョニングプロセスになることがあります。そのため、別のメカニズムが必要とされます。この投稿で説明するユースケースでは、新しいロードバランサーをプロビジョニングせず、既存の Application Load Balancer (ALB)/ Network Load Balancer (NLB) のトラフィックを
こんにちは!イーゴリです。 DNSの脆弱性 DNSの通信は非暗号である DNSSECが守ってくれる攻撃パターン (キャッシュポイズニング攻撃) DNSSECとは DNSSEC導入のメリット DNSSEC導入のデメリット Amazon Route 53でDNSSECの有効化 DNSSECの有効化前の状態の確認 DNSSECを有効にする KSKのキーの作成 DSレコードの作成 Route 53 レジストラ 別のドメインレジストラ ZSKとKSKの鍵の責任分担 DNSSECの有効化後の状態の確認 考慮事項 課金
本記事は 夏休みクラウド自由研究 8/17付の記事です 。 こんにちは、SCSKでAWSの内製化支援『 テクニカルエスコートサービス 』を担当している貝塚です。 昨日の寺内の記事 で、VPC環境に AWS CloudShell を作成し、ネットワークまわりのテストにも使用できそうだという話が出ていました。本記事では、ネットワークテストツールとしてCloudShellを利用できるのか、という観点でもう少し考察してみることにします。 VPC環境にCloudShellを作成する手順については、上記記事をご覧くだ
(前列)2023年度入社新人エンジニア (後列)2024年度新入社員 こんにちは。BIGLOBE Style編集部の吉田です。 BIGLOBEの開発部門(プロダクト技術本部)では、「新人エンジニア育成プログラム」を1年かけて実施しています。 今回の記事では、そのプログラムを終えた7名のエンジニア(2023年4月入社)による成果発表会の様子をレポート形式でお届けします。入社時からどのように成長したのか、どうぞご覧ください! ビッグローブ本社コミュニケーションスペース「Daichi」にて はじめに 新人育成プ
CatoクライアントにはOffice Modeという動作があり、このモードになるとクライアントの画面に「Office Network」と表示がでます。特に設定しなくても動作するため、「オフィスにいると、いつの間にかOffice Modeになっている」ということも多いのではないでしょうか。 Office Modeとはそもそも何なのか? どう役立つのか? またこの機能の応用的な使い方についてもご紹介します。 Office Modeとは? Office Modeとは、 Catoクライアントが動作している端末を、
本記事は 夏休みクラウド自由研究 8/12付の記事です 。 Catoクラウドの導入ご支援をさせていただく中で、DNSにおけるご質問を多くいただきます。 今回はDNSについて説明します。 CatoクラウドのDNSの仕組み CatoクラウドではDNSサービスを提供しています。 まずはCatoクラウドのDNSの仕組みについて説明していきます。 Catoクラウドの各PoPにはDNSサーバが存在しており、デフォルトでSocket配下の端末やモバイルユーザの端末はこのDNSを参照します。 CatoのDNSは「10.2
本記事は 夏休みクラウド自由研究 8/9付の記事です 。 はじめに Cato クラウドのネットワークに AWS や Azure などのパブリッククラウドを接続する場合、vSocket という仮想マシンイメージ形式で提供されるアプライアンスを利用するのが一般的ですが、IPsec やインターコネクト (AWS Direct Connect など) で接続することもできます。 vSocket は機能面や管理の手間という点で断然メリットが多いものの、アプライアンスの中身のソフトウェアがブラックボックスであるという
2024 年 4 月 11 日にデプロイ手順を更新しました。 この記事では、 Amazon Route 53 のレイテンシーに基づくルーティングと Amazon CloudFront を使用して、複数リージョンにまたがるアクティブ – アクティブなアプリケーション構成の AWS でのネットワーク層の設定方法について説明します。 これにより、ユーザに低レイテンシーで信頼性の高い環境を提供することができます。 AWS のネットワーキングサービスを使ってアクティブ – アクティブなアーキテクチャを構築することで
本記事は 2024年7月9日に公開された “ Introducing Valkey GLIDE, an open source client library for Valkey and Redis open source ” を翻訳したものです。 2024年7月9日、私たちは Valkey General Language Independent Driver for the Enterprise (GLIDE) を発表しました。これは、オープンソースでパーミッシブライセンス (Apache 2.0 ラ