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開発プロセス」に関連する技術ブログ

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先日、株式会社ラクス主催の技術イベント「RAKUS AI Meetup」がオンラインで開催されました。本イベントは、ラクスの AI技術 への取り組みや活用事例を社外の方々にも広く知っていただくことを目的としており、当日は多くの方にご視聴いただきました!! 「楽楽精算」「メールディーラー」といった主力サービスへのAI機能組み込みの裏側から、開発本部全体でのAIツール活用による生産性向上まで、3つの具体的なセッションを通して、ラクスのAI開発のリアルが語られました。 本記事では、各セッションの模様をダイジェス
イネイブリングQAについての連載、今回は第2回となります。 <QA活動のスキル伝達「イネイブリングQA」 記事一覧> ※クリックで開きます 【第1回】イネイブリングQAとは何か?開発組織に品質文化を根付かせる第一歩 【第2回】「開発者の負担を軽くする」イネイブリングQAの考え方 第1回 では、イネイブリングQAということばの私なりの定義や、QA組織をイネイブリングチームの形に変えていく動きについてお話しました。 今回は、イネイブリングQAを目指すうえでの注意点について解説します。 イネイブリングQAの背景
こんにちは!タイミーでBackend Engineerをしている @akitoshiga です! 7月3日(木)、7月4日(金)に東京の丸の内で開催された「開発生産性Conference2025」に参加してきました!🙌 dev-productivity-con.findy-code.io 自身は7月3日(木)のDay1に現地参加したので、その時の様子を振り返ってみたいと思います! 当日の様子 関西在住の自分は「Kaigi Pass」という社内制度を利用して参加しました。 「Kaigi Pass」とは、世界
こんにちは。AndroidアプリエンジニアのMoriです。先日、私が執筆した『良いコードの道しるべ 変化に強いソフトウェアを作る原則と実践』の出版を記念して、俺達はなぜ良いコードを書くのか 〜『良いコ...
はじめに:1年後の私たち――進化の軌跡と、ささやかな告白 第1章:グローバル開発モデルの進化――オフショア開発とAIの幸福な出会い 1.1 旧来の認識 vs 現代の現実:オフショア開発の再定義 1.2 中核となるアナロジー:優れたオフショア開発プラクティスは、優れたAIプラクティスである 1.3 AIによる認知負荷の軽減とスキルの平準化:言葉の壁を越える力 1.4 代替不可能な「ヒューマン・イン・ザ・ループ」:AIの限界と人間の価値 第2章:絵に描いた餅で終わらせない――現場起点のAI活用、その道のり 2
はじめに こんにちはPSの佐々木です GitHub Copilot、ChatGPT、Claude等の生成AIツールは、現代のソフトウェア開発において不可欠な存在となっています。しかし、これらの生成AIが提案するコードには、意図せずライセンス違反を引き起こす可能性が潜んでいます。本記事では、生成AI開発におけるライセンス違反リスクと、SCANOSSを活用した効果的な対策について解説します。 生成AI開発におけるライセンス違反リスク 生成AIが学習するオープンソースコード 生成AIは膨大なオープンソースコード
開発組織の価値観は、社内にあるだけでは届きません。 定義や行動指針を掲げても、それだけで伝わるわけではない。 むしろ、「なぜ、行動したのか?」「どう意思決定しているのか?」という現場の声こそが、その組織の“らしさ”を表すものだと思います。 私たちラクスは、 創業以来大切にしてきた「顧客志向」の価値観 を、外部に伝える活動に本格的に取り組んでいます。 本記事では、ラクスの開発組織がどのように情報発信と向き合い、今のかたちにたどり着いたのか。その背景にある試行錯誤や、ブログ、イベント開催、カンファレンス登壇な
本記事は 2025 年 6 月 5 日に公開された “ Access Claude Sonnet 4 in Amazon Q Developer CLI ” を翻訳したものです。 Amazon Q Developer が CLI で Claude Sonnet 4 のサポートを開始し、追加コストなしで高度なコーディングと推論機能を開発プロセスに導入できるようになりました。この最新モデルは、SWE-bench でのエージェント型コーディングにおいて最先端の 72.7% のスコアを記録しており、コーディングに
「リリースしたばかりの製品でバグが見つかり、クレーム対応に追われている」 「テストが不十分で手戻りが頻繁に発生している」 もし、こうした状況に心当たりがあるなら、ソフトウェアの「品質」への意識を根本から見直す時かもしれません。 品質問題は、開発効率の低下、コストの増加、そして何よりも顧客からの信頼失墜に直結します。 しかし、安心してください。 ソフトウェア品質の核心を理解し、適切なアプローチを導入することで、バグの少ない安定した製品を生み出し、チームが自信を持って開発に集中できる環境を築くことが可能です。
はじめに こんにちは、 ZOZOMO店舗在庫取り置き サービスの開発を担当しているZOZOMO部OMOブロックの木目沢です。 現代のソフトウェア開発において、変化の激しい環境に柔軟に対応できるチーム作りは重要な課題です。特に複数のプロダクトを扱う開発チームでは、メンバー全員が自律的に動き、状況に応じて適切な判断ができる「自己組織化されたチーム」の実現が求められます。 ZOZOMO部OMOブロックでは、ZOZOMO店舗在庫取り置きを取り扱ってきましたが、現在は別のサービスの開発も行っています。そこで2つのプ
こんにちは。メルペイ Payment & Customer Platform Manager of Managers の @abcdefuji です。 この記事は、 Merpay & Mercoin Tech Openness Month 2025 の19日目の記事です。 要旨 2024年末から2025年6月の半年間で、メルカリではAIツールの導入において劇的な変化を遂げました。数十名から始まったパイロットプロジェクトが、わずか4ヶ月で1,100アカウントを超える全社規模の導入に成功しまし
はじめにこんにちは、iOSアプリエンジニアのKiichiです。こちらの記事で紹介されている通り、今年の3月に、LINEアプリ内ブラウザ上からYahoo!検索できる機能がリリースされました。本記事では、...
こんにちは!タイミーでバックエンドのテックリードをしている新谷( @euglena1215 )です。 最近、私たちのチームでは自律型 AI エージェント Devinの活用が広がっています。特に、GitHub Actionsのスケジュール実行や特定のイベントをトリガーに、定型的なタスクをDevinに任せるといった使い方を試しています。 しかし、Devinを使いこなそうとすると、多くの方がこんな課題に直面するのではないでしょうか。 「最初に作ったプロンプトでは、なかなか期待通りのアウトプットが出てこない…」
ソフトウェア開発の現場では、日々生み出されるコードの中に「バグ」が潜んでいないか、常に品質が問われます。 特に、プロジェクトが大規模になったり、機能が複雑になったりするにつれて、品質管理はより難易度の高い課題となります。 そこで役立つのが「バグ密度」という指標です。 バグ密度は、まるで健康診断の数値のように、ソフトウェアがどの程度健全であるかを示してくれます。 今回はそんなバグ密度の基本的な定義から、その正確な計算方法、そしてバグ密度を分析することで何がわかるのかを詳しく解説します! import hai
はじめに SREの大橋です。Assuredでは、開発プロセスの効率化を目的としてPull Requestごとに利用できるPreview環境を導入しました。そのインフラ選定にあたり、既に利用しているGKEを拡張する案と、サーバーレスのCloud Runを採用する案が挙がり、最終的にCloud Runを選択しました。 そもそもPreview環境とは? Preview環境とは、Pull Requestごとに動的に生成される独立したアプリケーションの実行環境で、コード変更を即座に確認できるため開発スピードの向上に