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組み込み」に関連する技術ブログ

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はじめに 前回の記事 ではGitLab Container Registryの基本的な設定と利用方法を解説しました。 今回は、GitLabに保存したイメージの公開範囲を制御したり、ガベージコレクションでストレージ利用を最適化するなど、運用で役立つ実践的な設定方法を紹介します。 可視性の設定 GitLabにおける「可視性(Visibility)」とは、プロジェクトや関連リソースに誰がアクセスできるかを制御する仕組みを指します。例えば、「公開」に設定すればGitLabのアカウントがないユーザーも含めて誰でも閲
背景と目的 商用サービス向けに VMwareを利用しているユーザーがKVMへの移行を検討する際、特にミッションクリティカルなシステムであればあるほど、「VMwareからKVMに移行する際のリスクは何か?」という点が大きな関心事となります。  VMwareはエンタープライズ向けに最適化されており、内部的に多数の性能・安定性向上の工夫が組み込まれています。こうした仕組みを把握せずに移行した場合、それがリスクとして顕在化することなく移行計画から漏れてしまい、運用開始後に致命的な性能劣化や障害を引き起こす可能性も
こんにちは。LINEヤフーでVision&Language基盤モデル及び、AIモデルAPIの開発を担当している向山です。先日2025年7月29日から8月1日まで京都にて国内最大級の画像分野の学会、第2...
はじめにこんにちは、LINEヤフーで音声AIの研究開発を担当している三宅純平と木下泰輝です。私たちの所属組織「Speech and Acoustic AI部」では、音声認識(ASR)や音声合成(TTS...
こんにちは、やまぐちです。 概要 やってみる 前提 アクセス制御せずにチャットで質問する ACL でアクセス制御を設定する S3 の設定 Amazon Q Business 側の設定 ACL を設定した状態で質問してみる まとめ 概要 今回は、Amazon Q Business で S3 をデータソースに設定して、ACL でアクセス制御してみます。 S3 バケットをデータソースとした場合に、特定のユーザには指定したプレフィックス内のデータを基に回答してほしくないといったユースケースが想定されます。 この場
はじめに 近年、セキュリティとユーザー体験を両立させる技術として、パスキー認証が急速に注目を集めています。パスワードという仕組みは長い歴史を持ち、多くのシステムで利用されてきましたが、同時に使い回しやフィッシング被害、複雑な管理といった課題を抱えてきました。こうした背景から、より安全で直感的なログイン手段が求められるようになり、その解決策の一つとして誕生したのがパスキー認証です。
ニフティ株式会社は、長年にわたりインターネットサービスプロバイダーとして安定したサービスを提供してきました。現在は総合的なデジタルサービス企業へと発展し、ポイントサービス事業も展開しています。同社の「ニフティポイントクラブ」は日常生活のあらゆる場面で利用できる便利なサービスとして多くのユーザーに親しまれており、顧客ロイヤリティの向上に大きく貢献しています。 このポイントサービスは、2025年4月にAurora PostgreSQLへの移行を完了しました。 本ブログでは、ニフティが提供するポイントサービスの
はじめに こんにちは。ニフティの山田です。 意外と知らない方が多そうだったので、今回はPATを使わないGitHubのアクセス方法について紹介します。 前提 GitHubではHTTP経由でのID/パスワード認証が廃止され、現在は許可されていません。 このため、 git clone などの際にID・パスワードを入力しても弾かれてしまいます。(ブラウザと同様です) なので、 HTTP Personal Access Token(PAT) OAuth認証 SSH の3通りの接続方法から選ぶことになります。 SSH
はじめに こんにちは。ニフティの山田です。 AWSのElastic Container Service(ECS)を使ってシステムを構築する際、機能追加や負荷の変動に応じてサービス構成を変更する必要が生じることがあります。特に多数のサブシステムからなるような構成では、フロントエンド寄りのサービスの要件によって通信先を変更することも少なくありません。 この記事ではこのような状況に柔軟に対応できる構成方法について考察します。 基本構成の課題 標準的なECSベースの構成は以下のようになるかと思います。 この構成で
【導入】プロローグ:同じイベント、違う景色 はじめまして! クラウドエースで Google Cloud と向き合う毎日を送っている新米エンジニアのかいとです! 今年の春、クラウドエースに新米エンジニアとして入社してからはや4ヶ月。特にこの2ヶ月は、Google Cloud の技術的な課題を抱えるお客様を直接サポートする業務を担当してきました。 この業務からお客様の「困った」に日々向き合う中で、技術を「どう使うか」という視点が、私の中で急速に育っていったのです。 そんな私が、学生時代にも参加したことのある「
こんにちは!ブログ編集チームの @_kimuson です。 我々はエス・エム・エス テックブログをはてなブログで運用しており、従来はGoogle Documentやesa *1 で下書きを書いて入稿をしていました。 今回、はてなさんが公開している Hatena-Blog-Workflows-Boilerplate を一部利用しつつ、我々のワークフローに合わせてカスタマイズすることでブログの入稿やブログの公開に伴う様々な作業を自動化することで記事管理がかなり楽になったので事例を紹介させていただきます! これ
こんにちは! Catoクラウド 技術担当の中川です。 この記事はCatoクラウドのPoCの進め方をご説明する記事になります。 SCSKはこれまで多くのお客様へPoCのご支援をさせていただきました。 この記事ではそれらの実績をもとに、PoC前に準備しておくべきことから、PoCのよくある検証項目、困ったときの対処方法までご紹介しています。 また検証項目のご説明は、TechHarmonyで私たちが作成してきたブログを引用しリンク集のような記載にしています。 気になる機能は随時各リンクへアクセスください。 Ste
はじめに 前回の記事ではLinuxサーバーにGitLabを構築する方法について解説しました。今回からは構築したGitLabの様々な機能について紹介していきます。今回はGitLabのコンテナレジストリを利用してコンテナイメージを格納したり、格納したイメージをpullして取得する方法を解説します。 前提条件 本記事で解説する環境は、Omnibusパッケージを用いてインストールしたLinux版GitLabを利用しています。 GitLabのエディションはCommunity Editionを利用しています。 また、
はじめに 2年目社員の藤岡、山本です。2025年8月のAI博覧会 Summer 2025に参加してきました。近年急速に進化する生成AIの最新動向や活用事例を学ぶ絶好の機会となりましたので、その内容と得られた知見をシェアしたいと思います。 AI博覧会とは AI博覧会 は、国内最大級の人工知能技術の展示会・カンファレンスです。企業や研究機関による最新AI技術の展示、実践的な活用事例の紹介、専門家によるセミナーなどが行われる総合イベントです。基本的に年に2回以上(春・夏など)開催され、今回は2025年夏の開催と
8月13日に紀尾井町オフィスにて、生成AI利活用事例に関するLT会「Hacking Fest 2025 Summer」を開催しました。当日はオフライン・オンライン合わせて多くの方にご参加いただき、20...