1.はじめに 1.1本記事で得られること 本記事を読むことで、以下の点を把握できます。 ➀ 社内DNSを利用して複数のSnowflakeアカウントへAWS PrivateLink接続する際に発生しうるDNS名登録上の課題、その際の設計方法 ➁ Amazon Route 53を用いてAWS PrivateLink用DNS名を管理した構成において、VPC内のEC2サーバ(Red Hat Enterprise Linux 9(RHEL 9))からSnowSQLでSnowflakeに接続する際の注意点 1.2本記事を書こうと思った背景 SnowflakeをAmazon Web Ser
はじめに SAPは2025年、新しいデータ活用基盤として SAP Business Data Cloud(BDC) を発表しました。 これまでSAPデータ活用では、以下のようなアーキテクチャが一般的でした。 SAP BW/4HANAを中心としたDWH構成 外部データレイクやクラウドDWHとの個別連携 しかし、AI活用やリアルタイム分析が前提となる現在、データ統合からAI活用までを一貫して扱える基盤 が求められています。 BDCは、従来のような個別ツールの組み合わせではなく、 データ統合・分析・AI活用までを包括的に扱うプラットフォーム として設計されています。 本記事では、BDC
はじめに 従来のAzure Database for PostgreSQL Flexible Serverでは、いわゆるマスター・レプリカ構成が一般的でした。この構成では、インスタンスのスケールアップの他にリードレプリカを追加することで参照系クエリのスケールアウトが可能です。しかし、Amazon Web Services(AWS)のAuroraのReader Endpointのように単一のエンドポイントでリードレプリカへ自動的に負荷分散する仕組みは提供されておらず、アプリケーション側で接続先を切り替える、あるいはHAProxy等を利用して振り分けるなどの対応が必要になります。また、レ