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NTTデータ の技術ブログ

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0. はじめに:なぜ「Skillsそのもの」を議論するのか 本記事では、Codex Skillsを勉強会で実際に使ってみた体験をもとに、 エンジニアと非エンジニアの間でどのような認識のズレが生まれたのかを整理しました。 あわせて、Skillsを「チームで仕事のやり方を共有する仕組み」として使うために、 どのような前提や設計が必要なのかを考察しています。 Skills は、AI エージェントに対して 「仕事のやり方」をまとめて教えるための仕組み です。 一方で、実際に勉強会などで触れてみると、 Prompt と何が違うのか分からない いつ Skills を作るべきか判断できない
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1. はじめに AWS DeepRacer は、AWS(Amazon Web Services)が提供する 1/18 スケールの自律走行レースカーと、強化学習モデルを作成・トレーニング・評価するための 3D シミュレーション環境を備えたサービスです。これにより、強化学習の理解と実践が簡単に行えます。 2024年の後半にAWS DeepRacerの終了が発表され、2025年12月15日にAWS DeepRacerがAWSマネージメントコンソールから利用することが出来なくなりました。その後1か月を経て、新たに「DeepRacer on AWS」が発表されました。 DeepRacer on
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はじめに クラウド環境の運用において、「いつ、誰が、どのリソースに対して、どのような操作を行ったのか」を追跡することは、障害調査やセキュリティ監査の観点から非常に重要です。 Azureにおいて、この「操作履歴の記録」を担う中心的な機能が Azure Activity Log(アクティビティログ) です。 システムに予期せぬ変更が加えられた際、原因を特定するための第一歩は、このActivity Logを確認することから始まります。 本記事では、Activity Logの基本的な仕組みから、Azure Portalでの効率的な確認方法、そして運用設計において見落としがちな「ログの保持期間
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はじめに 日々の業務でBox Driveを利用していると、ある日突然 「アップロードエラー」 という通知が表示されるようになることがあります。 図1: アップロードエラー 図2: エラーの詳細画面 「何かファイルを開きっぱなしにしていたかな?」と思い確認しても、該当するファイルを使用している様子はなく、そもそもPCの動作に異常も見当たらない。しかし、PCを起動するたびに、あるいはBox Driveが同期を試みるたびに、しつこくエラー通知が表示され続けます。 エラーの詳細を確認しようとしても情報が得られず、再起動しても直らない場合、Box Driveの内部に残った 「キャッシュ(一
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はじめに 毎日の業務でMicrosoft Teamsを利用されている方は多いかと思います。ある日突然、Windowsを起動するたびに「ffmpeg.dll が見つからない」というエラーが表示されるようになってしまったことはないでしょうか。 エラーメッセージが表示されても、OKボタンを押せば消えますし、Teams自体は問題なく起動してビデオ会議やチャットも通常通り使えてしまうことがあります。そのため、「実害がないから」とつい放置してしまいがちです。 しかし、PCを立ち上げるたびに毎回エラーポップアップが表示されるのは、精神衛生的によくありませんし、非常に煩わしいものです。 本記事では、
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はじめに アジャイル開発の代表的な手法である「スクラム」では、短いサイクル(スプリント)で価値の高いプロダクトを継続的に届けていきます。 スプリント期間中に取り組む作業は スプリントバックログ としてまとめて管理されます。 スプリントバックログは、チームがスプリント期間中に「何を達成し、どのように進めていくか」を明確にするための計画表です。ただの作業リストではなく、ユーザーへ届ける価値を実現するための計画 という重要な役割を持っています。 なかでも、スプリントバックログを構成する要素の一つである スプリントバックログアイテム(SBI) は、スプリント成功の鍵を握る重要な成果物です。
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はじめに:なぜランサムウェア対策としてリスク分析が必要なのか ランサムウェアは、技術的な巧妙さとともに事業への影響の大きさが問題となるサイバー脅威です。 EDRの導入、バックアップの取得、復旧訓練の実施といったランサムウェアへの対策は、多くの企業ですでに進められています。一方で、「どの情報資産がランサムウェアに感染すると事業に致命的な影響が出るのか」「どの侵入経路が実際に成立しやすいのか」「被害発生時に本当に復旧できるのか」といった問いに、体系的に説明できるケースは多くありません。そこで共通して見えてくる課題があります。それは、対策は講じているものの、どこを優先して守るべきかが整理さ
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はじめに エンジニアの方もエンジニアではない方も、こんにちは。これまでは金融業界で SRE としてGoogle CloudのプロジェクトにJoinしていましたが、最近プロジェクトが変わり、Amazon Web Services(AWS) に挑戦しています。 先日はGoogle Cloud Partner Top Engineer 2026 に選出していただきました! みなさんは、Google Workspace (以下GWS) を契約していますか?GWSを契約し、各種機能を利用するにあたり、独自ドメインを取得・登録する必要があります。独自ドメインを取得する方法はたくさんありますが、私
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はじめに スクラムフェス沖縄2025 に参加してきました。 本イベントは、NTTデータがゴールドスポンサーとして協賛しているイベントでもあり、 今回は社内メンバー6名で参加し、ワークショップや懇親会を通じて多くの参加者の方と交流することができ、とても充実した時間を過ごすことができました。 本記事では、私が参加したワークショップの内容と、イベント全体を通して感じたこと・学びについて簡単にまとめます。 スクラムフェス沖縄2025 とは スクラムフェス沖縄は、スクラムやアジャイルに関心のある人たちが集まり、参加者同士の対話や体験を重視するイベントです。 2025/12/12(金)〜1
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この記事の対象者 DataRobotで生成AIを活用したい方 Pythonなどの知識がなくともエージェントを組みたい方 はじめに 近年、生成AIの需要は急速に高まっており、業務効率化からプロダクト開発まで、AI活用はもはや当たり前になりつつあります。 中でも注目されているのが、複数のAIを連携させて自律的に動かす「AIエージェント」です。 DataRobotではAIエージェントを実装するための機能を提供しており、それだけではなくエンドユーザ向けのアプリ化をDataRobot環境内で構築でき、セキュアな環境でガバナンスも保つことができます。 一方で、DataRobotではAIエ
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2025/10/7~9 に、アメリカのシアトルで開催された Airflow Summit というイベントに参加・登壇してきました。この記事では印象に残ったセッションを中心に、イベントの模様を共有します。 Airflow Summit とは オープンソースのワークフロー管理ソフトウェアとしては、おそらく最大級の知名度と導入実績を持つであろう Apache Airflow に関する、コミュニティ主催の年次イベントです。 2020年から毎年開催されており、前回 (2024年) は3日間で参加者650名、登壇者142名、105セッションという規模で開催されました。 今回は2025/4に、20
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本記事の対象者 DataRobot上でデータ加工(結合、値置換、フィルタリング、列削除、特徴量生成など)がしたい方 Snowflake等の連携ではなく、ローカルのファイル(Excel/CSV)をアップロードして加工したい方 はじめに 本記事ではDataRobotというソリューションを使ってデータの加工を実施できる「ラングリング」機能を紹介します。 データ分析を進めるうえで、「分析可能なデータを用意する」ことに対して、手元でExcelやプログラム(Pythonなど)、加工に特化したソリューションを活用し成形/加工しているかと思います。 本記事では高度なデータ分析機能(予測AIや
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はじめに アジャイル開発は、変化の激しいビジネス環境において、スピーディかつ柔軟に価値を届けるための代表的な開発手法です。事前にすべてを決めきれない状況でも、実際のフィードバックをもとに軌道修正しながら価値を高めていくことを前提としています。その中でも最も広く採用されているのがスクラムです。 スクラムの最大の特徴は、短いサイクル(スプリント)を繰り返しながら、チーム全員で 計画・実行・検証・改善を行うことです。 このサイクルの中心にあるのが、5つの「スクラムイベント」です。 スクラムイベントとは スクラムイベントとは、スクラムチームが協働して開発を進めるための定期的なミーティン
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はじめに 最近 「バイブコーディング(Vibe Coding)」 という言葉をよく見かけませんか? AIのエディタにガッと指示して、ノリと勢い(Vibe)で爆速実装していくスタイル。見ているだけでワクワクしますよね。 ただ、ふと我に返るとこんな疑問も浮かびます。 「これ、書き捨てのコードならいいけど、チーム開発の規約とか守れるのかな…?」 そこで今回は、話題のAIエディタ Antigravity を使って、 「独自のコーディング規約を読み込ませたら、ちゃんとその通りに書いてくれるのか?」 をゆるく検証してみました。 もしこれで品質も担保できるなら、バイブコーディングは「速い」だけ
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はじめに アジャイル開発の代表的な手法である「スクラム」では、短いサイクルで価値の高いプロダクトを継続的に届けていきます。 そのためには、「どんな価値をユーザーに届けたいのか」を明確にし、それを実現するための作業を計画的に整理していくことが重要です。 スクラムでは、プロダクト全体として実現したい価値や改善点をプロダクトバックログとしてまとめて管理します。 そして、そのプロダクトバックログを構成する1つ1つの要素がプロダクトバックログアイテム(PBI)です。 PBIは、単なる作業リストではなく、ユーザーに届ける価値を具体的な形に落とし込むための出発点となる重要な成果物です。 本記事では
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1. はじめに Amazon Quick Suite は、Amazon Web Services(AWS)が提供するBI/分析基盤である Amazon QuickSightをベースに、生成AIを活用したリサーチ、ナレッジ管理、ワークフロー自動化を統合したプラットフォームです。 前2回ではAmazon Quick Suiteの概要とQuick Chat Agent、Quick Flows、Quick Spaces、Quick Researchについてユースケースを交えながら紹介させていただきました。第3回である今回は業務の実行・自動化を行うQuick Automateについてご紹介させ
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1. はじめに Amazon Quick Suite は、Amazon Web Services(AWS)が提供するBI/分析基盤である Amazon QuickSightをベースに、生成AIを活用したリサーチ、ナレッジ管理、ワークフロー自動化を統合したプラットフォームです。 第1回では、Quick Suiteの概要とQuick Chat Agent、Quick Flowsについてユースケースも交えながら実践例について説明しました。第2回である今回はQuick SpacesとQuick Researchをユースケースも交えながら掘り下げていきます。 https://zenn.dev/
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0. はじめに Snowflakeでは、SQLを中心としたデータ加工に加え、Pythonを用いた分析や検証処理をSnowflake上で完結させるための機能が拡充されており、その一つとして、Jupyter Notebookのような操作感でインタラクティブに処理を記述・実行できるNotebook機能が提供されています。 Notebookを利用することで、SQLやPythonを組み合わせた処理を段階的に実装し、その場で結果を確認しながら分析やデータ加工の試行錯誤を進めることができます。 こうした中で、Notebook上で作成した処理を日次や週次で定期的に実行したいと考える場面も出てくると思
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先日リリースされた Microsoft Agent Frameworkについて、弊社では早速これを用いた 2 件の PoC 案件を実施しました。この記事では、これらの案件で得た First Impression を共有いたします! Microsoft Agent Framework とは? Microsoft 社が提供する、.NET / Python で単体~マルチエージェントを構築できるフレームワークです。ワークフローの実装、素晴らしい開発者体験をもたらす Dev UI、MCP や A2A への対応、OpenTelemetry 準拠の可観測性を備えるなど、プロトタイプから運用設計ま
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1. はじめに Amazon Quick Suite は、Amazon Web Services(AWS)が提供するBI/分析基盤である Amazon QuickSightをベースに、生成AIを活用したリサーチ、ナレッジ管理、ワークフロー自動化を統合したプラットフォームです。 本記事では、全3回に渡ってQuick Suiteを構成する各機能(Quick Chat Agent、Quick Flows、Quick Spaces、Quick Research、Quick Automate)について、実際の操作やユースケースを交えながら解説します。 第1回ではQuick Chat Agent
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